Major Crimes ~重大犯罪課 第7話 見知らぬ父親 The Shame Game

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September 17, 2012
第7話 見知らぬ父親 The Shame Game

脚本/Leo Geter 監督/Leo Geter
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デレクはシャノンハウスという施設を設立し、被害に遭っている
売春婦たちを救う活動をしていた。10年前にあるパーティー
で14歳の少女が男性と出会い、レイプされ薬を与えられ、時間
制で体を売らされたこと。その二ヶ月後に少女は逃げようとし
たが絞め殺されたのだという。その少女の名前はシャノンで
有り自分の妹だという。人身売買は麻薬に次いで世界の巨大な
犯罪産業であるとVTRで解説していた。
ヘイズ中尉は、兵士が派兵先で女性を買った経験のあると、
国内に戻ってきてもその習慣を持ち込んでしまうものだとして
兵士たちに、デレクが作成したVTRを使って指導をしていた。

そんな中デレク・ハンセンが殺害される。
ハリウッド署から借りた被害者の映像だとし、現場の2階の窓
から少女が飛び降りて逃げるのを目撃されているという。
鍵がかかっていた為にバスルームの鍵を警察がこじ開けて
侵入して被害者を発見したとのこと。飛び降りた女性はERに
運ばれて来たという。女性の名前はリトル・エレナで売春婦
だという。ハリウッド署ではポン引きが客を殺したとして
捜査を打ち切ったという。しかしその後被害者が未成年の
人身売買に反対する活動をしている政治絡みの活動家である
ことが分かったとのこと。プロペンザは少女に近づき過ぎた
ことが問題だったのだろうという。

現場の報告書によると、被害者は椅子に座った状態で死亡して
いたという。顔を殴られ二カ所を刺されて、喉を切られている
という。血しぶきがデスクの上まで飛び散っていたことから、
ポン引きが金を荒らしたであろうこと。パソコンや携帯など
も盗まれている事を語る。
被害者は政治家と手を組む著名人で有り活動家であること。
デレクが少女と関係を持っていたのではなく、寧ろ救おうと
していた痕跡はないのかとシャロンは尋ねる。
被害者は何度も刺されていることから典型的なポン引きによる
犯行の手口だという。少女からポン引きの名前を聞き出せれば
一番良いのだが、売春婦とポン引きの間には、万が一の時の
事を考えて、ポン引きに繋がるものは全て処分する手はずになっ
ているのだという。

そんな中テイラーは、マック・オースティン上院議員と、彼の
首席補佐官であるジョン・ジェイコブ・フェルトンを連れて
やってくる。オースティン議員は警察機関や売春婦被害者に
対する資金追加の新法案を通そうと活動していたとし、デレク
本人からは警察が人身売買を把握する為には数百万ドルが
必要だと行っていたのだという。オースティンはシャノンハウス
を存続させたい事を告げ、警察組織の一部として上手く取り込み
たい事を語る。
デレクの最後の電話は私宛だったというオースティン。

そんな中サンチェスはエレナを取り調べ室に連れてきたこと
を述べる。証人がいることを犯人には知られたくないので
マスコミなど外部には漏らさないよう議員たちにも釘を刺す。
サンチェスによるとエレナはスペイン語しか話せないようだ
と告げ、バスルームにいたと言っているが犯人と被害者の
やりとりも理解していない可能性が高いと語る。
しかしエレナは3度FIに乗っている人物だという。FIとは
フィールドインタビューカードの略称で、パトロール警官が
不審者に職質を行ったことを書いたものだという。
三度共にポン引きと一緒だったことが書かれており、ポン引き
の名前はチャーリー・アルバレスという保護観察中の男性
である事を語る。議員はデレクが良からぬ理由で少女を家に
連れ込んでいたならば手をうたねばならないのだとして、
ジョンを捜査に同行させてくれと重犯課に要求する。
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売春婦を奴隷のように扱う巨大産業から守るべく救助・支援活動
しているシャノンハウスの主催者であるデレクが自宅で殺害
され発見される。事件当時現場の浴槽に隠れて二階の窓から
逃げたとする売春婦の女性エレナが救急搬送されており、
彼女から当時の現場の状況を聞こうとするが、彼女はスペイン語
しか話せないとして、現場に居ても英語での会話を聞き取れてい
ない可能性も有った。一番の容疑者はポン引きだとされるが、
デレク自身の素性についても調べていくことになる。

シャロンが重犯課に名実共に染まって来たという流れが見られる
と共に、現在の立場に困惑していたプロペンザがシャロンに対して
協力する流れが有り、ラスティを巡る問題に対して、シャロンと
相談したりアドバイスするシーンが多く描かれた。
プロペンザとしては珍しく、予めホッブス検事を現場に呼んで
予防策とも言える政治家に対処する流れを用意したという点では
これまでの彼の役割り以上の活躍を持たせている感じがする。
それも肝心の上司シャロンが”クソッタレがっ!”と語ったように、
ラスティの件での問題も抱えていることも有り、感情的に使えない
状況に陥ることも念頭に入れた流れが有ったのだろう。

今回の事件は未成年の少女が人身売買の被害を受けているという
ことだったので、同じく未成年であるラスティの親子関係の流れを
融合しようとする流れが有ったのだろうか。

マリソルによるとこのような少女は対応を誤ると死んでしまう
ようなことを言っていたけど、ラスティへの対応も彼の繊細な
心を見るといつでも壊れてしまいそうな危うい状況であるのは
確かな様だ。

法律を遵守してきたシャロンが、ラスティに本当の父親だと分か
った時点で逢わせない訳にはいかないわけで、それを無理に
拒もうとすると逆に不自然に思えてしまう。シャロンがそんな
事情に振り回されつつも、普段は見せない感情的な表情をみせる
ことでラスティへの気持ちというのも十分に伝わってくるところ
が有った。最もそういうことに無縁そうなプロペンザが上手く
橋渡ししたというところがとてもよく描かれていた。

見た限りラスティの父・ダニエルは誠実そのもののように思う。
オレンジ郡で不動産業をしていて、ラスティの妻・シャロンとは
彼女の父親が引っ越しする高校時代の冬までの半年間付き合った
と語っており、妊娠したことも知らなかったことを語る。
そしてこれから再婚することが決定していて、相手の女性には
2人の娘がいるとのことだった。
ラスティがシャロンと一緒にいる理由としては、殺人事件に於ける
証言の為の証人保護という名目は有るけれど、それが唯一の
ものとなってしまうね。

さて事件で最も貢献したのはモラレス検視官なのかも。
この人が死んだ時の状況を克明に語ることで、正面からの攻撃を
避けて至近距離から首を折ってから攻撃したことを告げ、軍人
であることを語っていた。プロペンザが実験台にされてしまう
というところも滑稽だった。

少女とポン引きの関係を知らせる為にわざと取り調べ室でニアミス
を起こさせ、互いの反応(少女は英語を話せる、ポン引きは短気で
ドアをけり飛ばす)を示したりするところは上手かったと思うけど、
その後ジョン中尉に嫌疑がかかった際には、売春婦にウソの供述
をさせて自白を引き出すという辺りは、シャロンらしからぬ事の
様にも思える。中尉の精神状況が危うかったので、また誰かが
襲われるのではないかという不安感も有った。

■公選弁護人のウィリス

ポン引きのアルバレスを弁護していたウィリス弁護士。
演じていたJon Wellnerは、「CSI:科学捜査班」でヘンリー・
アンドリュース役としてレギュラー出演中。

シャロン・レイダー (Mary McDonnell) FIDから重犯課へ
ルイス・プロペンザ (G.W. Bailey) ベテラン
アンディ・フリン (Tony Denison) プロペンザの相棒
マイク・タオ (Michael Paul Chan) 分析力
フリオ・サンチェス (Raymond Cruz) ギャング捜査に強い
バズ・ワトソン (Phillip P. Keene) カメラ
エイミー・サイクス (Kearran Giovanni) 特捜班から異動
ラスティ・ベック (Graham Patrick Martin) 母親が失踪中
フリッツ・ホワード (Jon Tenney) FBI捜査官
モラレス (Jonathan Del Arco) 鑑識
テイラー (Robert Gossett) 新本部長
ケンダル (Ransford Doherty) 検死官

アンドレア・ホッブス (Kathe Mazur) 地方検事補
ダニエル・ダン (Ian Bohen) ラスティの父
マック・オースティン (David Naughton) 州上院議員
チャールズ・アルバレス (Ray Santiago) ポン引き
ジョン・ジェイコブ・フェルトン (Colby French) 首席補佐官
マリソル・ペーニャ (Rose Portillo) デレクの同僚
エレナ (Marielle Young) 売春婦
ウィリス (Jon Wellner) Attorney
エンジェル・ヘイズ (Cherise Boothe) 中尉
デレク・ハンセン (John Pollono) シャノンハウス経営
シンシア (Sonya Leslie) 児童保護局
— (James Francis) Cadet

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