スーツ / SUITS シーズン2 第13話 ゼイン対ゼイン Zane vs. Zane

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第13話 ゼイン対ゼイン Zane vs. Zane

監督/Nicole Kassell 脚本/Rick Muirragui
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ブラットン事務所のアリソンは、ダニエルのごたごた騒ぎで
ピアソン・ハードマン事務所が崩れかけていることを知り、
攻勢をかけてくる。ハーヴィーはルイスに対して裏切りはしな
いと思っていたのに・・としてルイスを軽蔑する。しかし
それでも私の一存で君を追い出すことは出来ないとしてルイス
に苛立ちを見せるハーヴィー。ルイスはシニアパートナーとして
当然の権利だとしてアシスタントを雇おうとするが、ジェシカが
アシスタントを雇うなと指示。しかしハーヴィーがアシスタント
であるカトリーナ・ベネットを雇っていることを見て文句を
言う。ルイスは最早この事務所に居場所はないと知りジェシカ
に対して競業避止義務を免除して欲しいと直訴。マイクは
仕事でルイスが手伝ってくれたことをハーヴィーに告げると、
彼は事務所を裏切っていない事を告げる。それを受けてハーヴィー
はルイスの辞表を彼の前で破る。しかしアリソンは今回は
凌げたけど、あなたの事務所は狙われていることを告げる。
*****

ハーヴィーとマイクはオフィスで紙くずを使ってゴミ箱バスケ
をしていた。HORSと入れたのでEを1つ入れればオレの勝ちだと
いうハーヴィー。ついにハーヴィーは入れると勝負が決まったよう
に思われたが、ジェシカがその勝負を止める。
ハーヴィーと二人にして欲しいとしてマイクを退席させると、
デレク・ポーティスが亡くなった事を語る。ハーヴィーはあの年
まで生きれば十分でしょうというが、彼はまだ56歳だったのだと
語る。デレクは馬鹿野郎だったからとしてハーヴィーは死者に
対してまるで敬意を払うこともなかった。
フォルサム食品を説得し和解に応じてくれた人だとすると、
ハーヴィーは後任にやらせれば良いだけのことだという。もう
サインするだけでしょというが、ジェシカはそう簡単な話では
無くなったのだという。

レイチェルはこの日、レストランでローストチキンとフォアグラ
スペシャル2つを注文する。向かいの席にいたのはレイチェルの
父で大手弁護士事務所を経営しているロバート・ゼインだった。
今日はレイチェルの誕生日ということも有り、レイチェルは遠慮
なく高級料理を注文する。ロバートは実はピアソン・ハードマン
事務所と戦う事になったのだという。フォルサム食品の性差別
の訴訟でしょというレイチェルは私は担当ではないという。
父は娘に私の存在を同僚には隠しているのだろうと問うと母が
言ったのかと問う。隠しているのではなくただ言いふらしていない
だけだという。知られるとみんなの態度が変わるからだと。
パラリーガルなんて不肖の娘だと思われるのが嫌なのか?と
問うと、そう思っているのはパパだけだという。私はパラリーガル
で終わるつもりはないとすると、パパは弁護士になるのは無理
だと思っているのでしょという。父は娘に美人なんだから・・
と告げると、美人だけどバカだと言いたいのか?と問うレイチェル。
父は何でそう悪く取ろうとするのかと問うと、それならば
私のこと、弁護士としての素質があると思うのかと問う。
父はもう5年経つのにまだ弁護士になれていないことを語り、
他の道を考えた方が良いという。レイチェルは誕生日なのに
「夢を諦めろと言われた」として激怒すると席を立ってしまう。
パパも娘を貶した後では食事も美味しくないでしょというと、
ランチを辞めてしまう。

カトリーナ・ベネット、シニア・アソシエイトのオフィス。
ルイスが席に座っていた。ベネットがやってくるとオフィスを
間違えていないかと問う。何故か君の事をハーヴィーが雇ったの
だろうとし、君はまだ私に挨拶に来ていないとして、ルイスは
甘皮をハサミで切りながら会話する。新米アソシエイトの指導係
だというと、私には核爆弾のボタン管理並みに重要な責務だと
自負していることを語る。しかしベネットは実務経験は5年で
指導など不要だという。私のオフィスで爪を切らないで!!という
と、これは金メッキのデンマーク製の甘皮バサミで2000ドルも
するものだという。君の担当案件を見てみようとしてベネット
のパソコンを操作する。パスワードがかかっているというが、
パスは「検察官99」だろうとして簡単に解けたという。
プライバシーの侵害だとすると、担当はチャド・リッターの弁護
なのかという。こんな抗弁では話にならないというルイス。
戦略になっていないとして、私の指導が必要だという。子守なんて
要らないというが、ルイスは2つに一つを選べという。
指導を受けるか、尻尾を巻いて検事局に逃げ帰るかだ・・と。
「ピアソン・ハードマンにようこそ!」とルイスは皮肉る。

レイチェルはマイクの元にいく。
突然フォルサム食品のパラリーガルは誰かと問うとミッシーか?
と告げる。その件を私にやらせて欲しいと告げると、引き継いだ
代理人は私の父なんだという。父が黒人だと驚いたのか?と問うと
ロバート・ゼインの娘だということに驚いているのだとし、何で
黙って居たのかと問う。父に勝てるようにするというと組む気は
あるかと問う。僕と仕事をすることはよくないとは思わないのか
と問うと、良いとか言える立場なのか?とレイチェルはすごむ。
それを見て「パパさん大ピンチだね」と語る。

ハーヴィーとマイクの元にフォルサム食品・代理人のロバートが
やってくる。ハーヴィーは社交辞令でデレクは残念だと語る。
サインするだけなのでFAXだけで済んだのではと語ると、ロバート
はサインではなく交渉に来たのだという。和解していたのに
再交渉とは不誠実だと言うと、ロバートはデレクを騙したのだ
ろうという。1千万ドルはいくら何でも法外だとし200万ドルで
和解するという。ハーヴィーはそれならば200万ドルと私のマンシ
ョンも貸しますよとするが、冗談だという。ロバートはモーズリ
ーさんの証言録取をやらせてもらうという。もう一度やったハズ
だとするが、また彼女に逢ってジリジリと脅すつもりだろうと
いう。不誠実どころか卑劣だというハーヴィー。マイクは
ロバートが去る際に挨拶して握手する。

オフィスに戻るとハーヴィーはマイクにペコペコしやがって
いっそお父さんと呼んだらどうかという。感謝祭にでも呼ばれたい
のかと問うと、レイチェルをこの件の担当に変えただろうと
いうハーヴィー。うっかりベッドに入った序でに秘密を漏らしたり
していないだろうなというハーヴィーに、ソファーでやりますから
というマイク。

ベネットはドナの元にやってくる。
話がしたいというベネットに対して8日後に時間が少し空いてる
わという。クッキーを持って来たというベネット。そんなクッキー
に釣られると思うかと問うと、チョコチップ、セミスイート、バター
スコッチ入り、ピスタチオ入りだと語る。ナッツの王様ねというと
私の好みを誰に聞いてきたのかと問う。検事局のバーサから
聞いてきたというベネットはあなたは何処でも人気だと告げる。
1分だけ時間をあげるというドナ。するとベネットはルイスって
何者なのか?と問う。その話は一分では終わりそうにないわねと
いうと、彼にむかついたのかと問う。ハーヴィーのことを怒らせ
たくないとし、ルイスをどうすれば良いのかと問うと、彼とやり
合うならばとことんまでやりなさいとアドバイスする。
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ピアソン・ハードマン事務所での騒動を聞きつけ、アリソンらが
所属するブラットン事務所はピアソン・ハードマン事務所から
優秀なアソシエイトの引き抜きを行い、更にはクライアントの
奪取を行おうとするが、クライアントの引き抜きだけはなんとか
して阻止することに成功する。しかしアリソンからは今後ウチの
事務所以外からもこの手の攻撃があるとし、現在のピアソン・ハ
ードマン事務所が置かれている立場について忠告される。
そんな第二の攻勢が続き、今度は性差別訴訟で和解したハズの
フォルサム食品の代理人からは再度交渉することを提案される。
交渉テーブルについていた代理人のデレク・ホーティスが56歳の
若さで死去した為にそれを引き継いだロバート・ゼインが担当
するというのである。
一方ハーヴィーのシニア・アソシエイトとしてカトリーナ・ベネット
が事務所へとやってくる。ルイスはジェシカは自分にはアソシエイト
を雇うことは許さず、ハーヴィーにだけ許したことを受けて、
カトリーナに対して牽制を仕掛ける。

このドラマ、ドナさんが出てくるところばかりが興味の的なので
必然的にドナ、ハーヴィー、ルイス、レイチェル辺りの絡みの
流れが一番楽しい。

テーマとしては見やすいものがあり、どのエピソードの流れも
共通していた。

1つは性差別問題。
今回は事務所内の抗争(ルイスvsカトリーナ)にしても、ハーヴィー
が担当するクライアントにしても、ジェシカとロバートの関係に
しても、やはり力で牛耳ろうとしている男性陣が女性に対して不当な
扱いをしている・・・またはそんな視線で眺めているであろうことが
伺えて、社会に於ける支配構造や男性の女性蔑視に対することに
対して異議を唱えているものがあること。
そしてそれは逆に杞憂なものとして存在している部分があるという
過剰な自意識感も同時に存在していること。

2つ目はそれぞれに持つ自意識過剰さや相手に対して過度に感情移入
をするあまりに目の前の敵が誰なのか分からず、本来自分が何を
すべきことなのかということを見失う流れがあること。

それぞれが行っている行動の意図の中には、他人の気持ちを踏み
にじる為に有るのではなく、本当に依頼人の為を思って行動している
ものなのかを問いかけるものが有り、父親にしても娘に対して、
その能力や適性に関して、正当な視線を送っているかどうかの綱引きが
行われていた。レイチェルの親子関係は実にそれを象徴するもの
として描かれているので分かりやすいのだけど、これらはルイス
のベネットとの対決の構図の中にも現れているし、上手いこと
共通した流れを通して、主張すべきものとして存在していた。

ルイスとハーヴィーが暫くは信頼回復に努めるのは難しいだろうし
顔を合わせること自体厳しいだろうなとは思っていたけど、
ベネットを使って代理戦争のような形で戦わせるというのも
面白い流れだったし、ルイスにとっては表現が悪いけど、良い感じ
の遊び相手が出来てしまった気がする(笑)
ベネットのソツの無さなんかも冒頭に見るドナの心を鷲掴みにする
辺りの行動に見え隠れしているし、金融だけでなく新人教育を得意
としているルイスにしてみれば、ベネットに対する牽制の仕方にも
手慣れた感じで、互いにイニシアチブを取る為に行動を取る。
笑えるのは、ベネットはハーヴィーのアシスタントという名目がある
ので、ベネットがルイスに対して意地悪した後には、「誰かに報告
するのか?」としてルイスがハーヴィーに対してちょっぴり罪悪感を
抱いていることを逆手に取っての発言をする辺りにこ皮肉らしさを
覚えるところが有る。

ただルイスとして見れば新しく来たものとして敬意を払って欲しい
ものが有るのだろうし、ここのところルイスが事務所内で孤立
している状況を考えれば、この人物もまた自分のことを無視して
ハーヴィーらの仲間が増えることに懸念を示したのかも知れない。

人脈なんかも面白く利用されていたね。
ロバートが有利な展開に持っていったのはゴルフ仲間の判事・ベン
ジャミンがいたこと。
ルイスはマッキンタイア判事のことをよく知っているし、ベネット
は検事局のコネを使ってバーサからドナのことを聞き出したり、
裁判所に於いて入り口のセキュリティの場で、エディという警備員
を抱き込んで展開を有利に運んでいた。

ルイスとベネットの流れは

1) ルイスがベネットの件で主任代理人として関わらせようとする
中で水曜日に審問があることを口にするが実際には火曜日で有った
こと。書類にはそのように書いてあるとして、罰金2000ドルを払わす。
2) 審問の際に、ルイスはベネットの持つ資料をすげ替えていた為に
提出すべき証拠ファイルがふざけた内容のものになっていたこと。
3) 裁判所内に入る際に、ルイスのポケットの中に甘皮用のハサミを
仕込み、それを凶器として警備員に逮捕させること。

オマケ) 二人の間では手打ちにした格好だけど、ルイスのオフィス
には捕まった際に撮影された警察署での写真が壁一面に貼られて
いた。身長が169cmだった(笑)でもアメリカってフィートとインチ製
なので69と書かれていても実際には違うのか。69インチだとすると
メートル法では175.26cmということになる。

ロバートとハーヴィーの流れは

証言録取でハーヴィーのクライアントのモーズリーのキャリア・能力
が如何に自己査定の元で評価しているかということをロバートが
問いかけ、ヘッドハンティングからの伝聞で聞いたことを通して、
どこからも引き抜きがないとか、色々と面接を受けても結局今以上
のキャリアで引き受ける会社がないことをモールズリーに
引き込んで和解に持ち込もうとしていた。証言録取にレイチェルを
同伴させて、ロバートのしようとしていることが如何に女性に対して
エゲツないのかを見せようとする流れが有る。しかしロバートの
発言はレイチェルにとっては自らに唱えているものではないかとして
不信感に感じて居る。
「ヘッドハンターが証言している。あなたを欲しがる人がいない。
実力が無い負け犬だ。自分が選んだこの業界で出世出来ないのを、
自らの能力不足だとせず他人のせいにしている。」
「他の分野にチャレンジする勇気さえない」

レイチェルが悩んでいる事情とリンクして、父親から責められている
気分になっているレイチェルだけど、確かに父親からは転職の
勧めを受けて居たことも有るので、弁護士としての資質がないと
思われたのかも知れないけど、現在のレイチェルはLSATで172点を
取ったこと。それを素直に言えないところがレイチェルには自ら
自信がないことを示している感じ。
ただLSATで177点を取った父のジョークを言われると感じて言えなか
ったことを語り、レイチェルとしてはこれまでの成長の過程で、
周りから受けた声が自然と自分自身の能力を否定するような声に
聞こえてしまったところも有るんだろうね。
父は能力、母は美人。その中で生まれたレイチェルはどちらの
能力を引き継いだようにも見えるけど、父親が卒業式に発した言葉
「2番手」が深く心に刻まれているのだろうし、「もう昔の可愛い娘
じゃない」と父親に発する中、父親のオフィスに飾られている写真
がまさに幼少期の頃の写真というのが、その後の二人の関係を物語って
いるようでちょっぴり切ないね。今回の件で二人は歩み寄れたのかな。

それにしてもジェシカの主張も身勝手だったな。
ただ最後に事務所を合併するくらいならば潰す覚悟で反撃しよう
としたことは良かった。この裁判の件はどう見てもピアソン・ハー
ドマン事務所に超有利だと思うんだけど、今後裁判を引き継ぐ
ダニエルとの対決ではまたしても激しい攻防になるのかな。

■その他

映画ネタが多いこのドラマ。
弁護士の割に意外と幼稚な映画を知っていたり、また如何にも
帝王学を学ぶためにそれらしいドラマを見ていたりするところが
笑える。

ルイスは今回の流れを通してバットマンネタを貫いていた。
「あの女がゾットの前にひれふすまでは辞めない。」
「故郷の星で不当な扱いを受けた将軍だ」。

ハーヴィーとジェシカは「アンタッチャブル」ネタで会話していた。
「こっちを一人病院送りにしたら、そっちを一人殺すと言ってやった?」
「捕まえよアイルランドのブタめ」「笑わせるなこの薄汚い
イタリア野郎」。

隣の隣は「マグノリアの花たち」のオフィスだというハーヴィー
に対して、ロバートは「フォーエンーフレンズ」が良いと語っていた。

■使用された曲

・Greenback Boogie by Ima Robot
・End Credits Theme by Christopher Tyng
・Intro by The XX
・Money Maker by The Black Keys
・Can’t Play Dead by The Heavy

■検索用キーワード

マイク・ロス (Patrick J. Adams) 記憶力が天才的
ハーヴィー・スペクター (Gabriel Macht) 弁護士、シニアパートナー
ジェシカ・ピアソン (Gina Torres) 弁護士事務所”ピアソンハードマン”経営
ルイス・リット (Rick Hoffman) 弁護士、ハーヴィーのライバル
レイチェル・ゼイン (Meghan Markle) パラリーガル
ドナ・ポールセン (Sarah Rafferty) 弁護士

カトリーナ・ベネット (Amanda Schull) 検事局から転職シニアパートナー
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ロバート・ゼイン (Wendell Pierce) レイチェルの父
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