バーン・ノーティス 消されたスパイ Burn Notice シーズン5 第7話 完全包囲 / 包囲攻撃 Besieged

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第7話 完全包囲 / 包囲攻撃 Besieged

脚本/Craig S. O’Neill
監督/Stephen Surjik
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『監視中はターゲットを捉えて尋問したい衝動に駆られても
じっと我慢しなきゃいけない。』
フィーとサムは、マイケルとそっくりなジェイコブのことを
監視していた。例の携帯電話を購入した人物はジェイコブだっ
たのである。車の中でジェイコブのことを監視していた二人
だが、7月なのにクリスマスのライトを出しっぱなしでロクな
男じゃないというフィー。ちょっとマイケルに似ているが、
マックスを殺して罪を犯すなど出来そうに無いタイプだという。
なんと言っても頭が悪そうだと。サムも同感でゴミを漁ったら
「アルパカ育てて大儲け」っていうパンフレットが入って居た
という。フィーはボコって吐かせようと告げ、ジミーチュウの
ハイヒールでドアを蹴破ってやるというが、サムは手順通り
にいくのだとして、誰が彼を雇ったのかを突き止めるまでは
見張るしかないのだと語る。
しかし不運にもジェイコブの元に柄の悪い3人の男が近づいてく
るのを目にしたフィーとサムは、相手はハンマーにサブマシンガン
を持っていることを考えれば放っていたらやられるという。
フィーは後ろに回って車を駐めるので、サムは自分が囮になる
間にジェイコブを逃がすよう告げる。決して撃つなよと念を押す
サム。サムはジェイコブの部屋に潜入すると、現在君の元に三人の
ギャングが来ていると説明し、裏口から逃げる様語る。犬の
ピックルズも連れて行けと。

『スパイの任務も人知れず撃たれることが多い。』
サムがジェイコブに成り代わって車で逃走。ただしプロらしく
見えないように車を走らせ逃走を図る。その間にフィーの車に
ジェイコブを乗せると逃走する。

フィーはマイケルが戻ってくると、声を掛ける。
マイケルはピアースと二時間のミーティングをしていたことを
告げマックス殺しの手がかりがエジプトにあるとして向かったと
いう。マイケルはフィーの留守電を聞いたが、犯人に結びつく唯一
の手がかりを拉致したらマズイだろうという。しかしギャングに
殺されるよりはマシでしょという。ジェイコブの話では、ネットで
知り合った男からおかしな仕事を引き受けたのだという。つい最近
怪しげな荷物を届けたこと。恐らくソレは麻薬で、シマを荒らされた
と知ったギャングがジェイコブの元に来たのだろうと。フィーは
雇い主がジェイコブを消す為に仕組んだことかも知れないと語る。

フィーとマイケルはジェイコブの元にいくと、あんたのボスを
見つけたら互いに得なので協力し合おうと語る。助けるので
知っている情報を全て話すのだと語る。
ジェイコブはボスが誰かは知らないこと。仕事の連絡は常に
ボスに渡されたメールで送られてくること。バイト感覚で引き受け
てしまい失業中だったので続けていたこと。普段は現金が届いたら
次の仕事がくることになっていて、良い稼ぎだったが、いつの間にか
殺人事件に関わりヤクの運び屋にされていたのだという。マイケル
たちはボスを呼びだすのを手伝えというが、ボスから渡された
携帯を自宅に置いてきてしまったのだと語る。
携帯はフィーとジェシーで取りに行く事になり、マイケルはサム
から人助けを頼まれているのでいくという。

マイケルはサムが待っている喫茶店に行く。
酒飲みがアイスティーなんて飲んで居るのかと問うと、頭が冴えて
いないことにはマズイのだという。エルサに頼まれた案件で
無事に解決したら何でもおねだりできるのだという。エルサは
女性向けの法律相談を支援しているが、そこでデニス・オリアー
という女性と知り合ったという。彼女の夫・ジュンとは別居中で、
どちらが息子を引き取るかで揉めていること。現在夫の元に
子供のトミーがいるが、そこで元レンジャーのマイケルの出番だ
という。ジョンの兄も元レンジャーでアフガンで戦死したのだと
いう。会話していると依頼人のデニースがやってくる。
デニースはジョンは兄さんが戦死してから精神的におかしくなって
しまったのだという。元々はマジメで良い人なのに、兄を亡くして
から、仕事を辞めて私とトミーを守る為に田舎へ引っ越すと言って
いるのだという。
マイケルとサムは俺たちに任せてくれと告げると、デニースは
彼も傷ついている人なので手荒なまねはしないで欲しいと頼む。

しかしいざ指定された住所に行くとジョンは過剰に自宅を鉄網
で囲い守られていた。腹割って話合えば上手く行くというサム。
上手く行かないときに備えて車に追跡装置をつけておくとのこと。

『スパイはいつも「外国の情報期間」「悪徳企業」「犯罪組織」
に立ち向かう。それより手を妬くのが家族のトラブルだ』

マイケルはドアを叩いてジョンと話したい事を告げる。デニース
に頼まれてトミーの様子を見に来ただけだという。腹を割って
話したいとし、警察や弁護士を呼んで騒ぎたくはないだろうと
告げる。その間にサムは車に追跡装置をつけて、物置を調べに
いくのだった。
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マイケルたちはマックス殺しの際に、近くでプリペイド携帯を
使っていた情報を掴み、それを購入した人物を防犯カメラを
通して調べていくと、マイケルとそっくりの人物が防犯カメラ
に写っており、その人物のことを調べていくとジェイコブという
男性だと分かる。彼のボスが誰なのかを監視して接触するのを
見張る中で、マイケルはサムに頼まれ、デニースから別れた夫
から息子のトミーを連れ戻して欲しいと頼まれる。
サムは簡単な仕事だとするが、意外と困難なものだと分かる。

CIAの仕事をしながら私情で人助けをするという流れが有るので
毎回のようにどのようにして仕事の両立をこなしていくのか
気になるものがあるし、ピアースに隠れて仕事をしなければ
ならないという縛りが有って、意外と面倒なのだけど、今回は
ピアースがまるで勘違いの場所を探りにいったので、ある意味で
は一本化されて見やすいものが有った。

勿論マックス殺しの犯人・マイケルに冤罪を擦り付けた人物を特定
していかねばならないけれど、その該当者のジェイコブは
何の考えもしていないで犯罪に荷担していたというということで
やや肩透かしにも思える。この人物を見ると、マイケルの弟・ネイト
を思い出すよ。

今回のエピソードは家庭の事情に触れるということで、マイケル
らが関与する程でもないかなと思っていたし、変な民兵組織が
いるということで、完全に警察任せの案件だろうと思わせるものが
有る。
こういう人物って資金源をどうしているのだろうね。

上述したように家庭の事情に触れるエピソード。
兄を戦争で失い夫のジョンが精神的におかしくなってしまったと
いうことで、過度の防御意識を持つ夫から息子を取り戻すという
流れが有る。結果としてシングルマザーの形で育てていかねば
ならないとした際に、ジェシーもシングルマザーの元で育った
というし、マデリンはそんな夫から子供たちを守れなかったとする
罪悪感を持っていたけど、マイケルは母親の愛情があれば
良い子に育つとして救いの言葉を投げかけた。

フィーが相当今回のエピソードにはフラストレーションを感じて居た
様だ。
銃撃戦になりそうだとした際のフィーの嬉しそうな顔。
ギャングが4人いるというジェイコブの家から携帯電話を取りに
行く際には、ジェシーが採りに行くとした際には、「女性には無理
だと言いたいのか」として激怒する姿が有ったけど、”援護する人
の必要性”ということを説いて、車に留まらせる流れを作った。
この”援護する人の必要性”ということを通して、今回はジョンの
中にあるかすかな希望を見出した感じにも思える。子供の為に
最後は自分が犠牲になってでも守ろうとする姿。

トロイの木馬作戦を使ってなんとか施設(キャンプ)内に侵入しよう
とするも、携帯電話が傍受・暗号解除化されていて、作戦は失敗。
それを利用して、空き家を使ったプランBによるトロイの木馬作戦
を作って行く流れは面白かったと思うけど、ドラマ全体を見ると
やや食傷感はあるな。ただ寧ろ巨大な組織に立ち向かう姿よりも
こういう人助けの流れだけを見せた方がドラマとしては面白い
気はするんだけどね。

・Home Visit Joseph Trapanese

マイケル・ウェスティン (Jeffrey Donovan) スパイ
フィオナ・グレナン (Gabrielle Anwar) 元・彼女”フィー”、武器商人
サム・アックス (Bruce Campbell) 元相棒
マデリン・ウェスティン (Sharon Gless) マイケル母
ジェシー・ポーター (Coby Bell) 民間の警備員

ジョン・オリアー (Jay R. Ferguson) デニースの夫、精神的被害妄想
デニース・オリアー (Michele Nordin) 元妻、離婚調停中
ジェイコブ・スターキー (Charlie Weber) マイケルのそっくり
ザカリア (W. Earl Brown) ENIC(ええとこ無しのイカれた過激派)
トミー・オリアー (Thor Wahlestedt) 息子
— (Luis Fernandez) Banger
— (Doxamillion) Banger

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