[F] パーソン・オブ・インタレスト 犯罪予知ユニット Person of Interest シーズン2 第22話 ゴッド・モード God Mode

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第22話 ゴッド・モード God Mode

脚本/Patrick Harbinson、Jonathan Nolan
監督/Richard J. Lewis
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「2010年・3191日目」。
図書館にやってきたフィンチは足を引きずり負傷していた。
カメラに向かって知っていたのか?と呟く。
「2013年」。
ウイルスが作動されるとマシンは再起動されていく。
“シャットダウン”、”システム復旧”、”管理者探索”。
ニューヨーク公立図書館の電話が鳴ると、現場に居たルート
とフィンチ、リースとサムはそれぞれの階にいて、リースと
ルートはマシンからの電話に出る。”聞こえてますか?”という
マシンの問いかけに答える。
リースはルートよりも長く電話ボックスにいて話を聞いていた。
その間にもグリアの部下たちがやってくると、その都度リース
とサムは射殺していく。
ルートは音声ガイダンスは簡潔にお願いとして、数字は苦手だ
とし、音の高低差で指示を出してくれという。右方向へは高く、
左方向へは低く・・と。

“脅威マッピング”と表示されると、出てきた相手を射殺。
すると”脅威007無効化”と表示される。マシンはリースにも
情報を送って来ていた。

アクセス権が持てるのは24時間限定だとしてルートはのんびり
しては居られないとして急いでマシンの在処を探そうとする。
ルートはどうしてリースが追いかけて来ているのか?と問う。
フィンチに尋ねたかと思い返事をするが、マシンに聞いたのだ
というルート。
電話の相手は誰なのか?というサムは魔法使いのお婆さんなのか
と問う。番号を知らせてくる組織で、君らはリサーチと呼び、
上の連中はノーザンライツと呼んでいたものだというリース。

「フィンチは存在しない・・・組織でも人間でもない装置だ」
というリースにサムは人工知能なのかと問う。
フィンチを追いかけていたが、追跡装置のついたメガネが壊さ
れて落ちていた。探されたくないみたいよというサム。
リースはマシンに向けてフィンチの場所を教えろと要求するが
反応が無かった。サムはリースのしていることが理解出来ず、
折角警察から連れ出したのに、病院に連れて行かねばならないの
かと告げる。リースはマシンに車くらい用意しろと要求する。

一方NYPDでは、カーターが内務調査部の尋問を受けていた。
カーターは容疑者が出てきて銃を向けたから撃ったとし、その
結果しなせたのだという。銃の行方は分からないとのこと。
20分後にまた尋問を再会するというIABの刑事達。

ルートの狙いはマシンだというリース。自由にしてやりたいと
言っていたこと。その為在処を探そうとしているのだろうと。
そんな中、リースの元にはマシンから番号が送られてくる。
“無用(NON-Relevant) 000-07-9185″と書かれていた。
フィンチの件と関係の無い番号を送るな!というが、”差し迫っ
た危険”という情報を送って来たので、仕方なくリースは
サムに話して寄り道をするという。人工知能は放っておくのか?
とすると、仕事は難しい方が燃えるだろうというリース。俺たち
は善人なので善人はどちらも助けるのだという。

“会話分析”、男は身代金を払わないので殺されそうになっていた。
リースとサムはシャッターの外から正確に中に居る犯人の男
たちを射殺して、人質になっている男を助ける。
警察もやってくる中、リースはマシンに新しい車と逃げ道を
用意する用要求するとガレージには黄色いスポーツカーが用意
されていた。サムが運転するという。

「2010年」。
ハーシュは中東系のアシフを尋問していた。横には通訳が居る
中で、どんなことを計画しようとしていたのか?と問う。
お前はテロを起こすつもりだったのだろうとし、その直前に
捕らわれたのだというハーシュ。質問に答えれば悪いようには
しないとし、”フェリー”について話せと語る。

「2013年」。
ハーシュは特別顧問を助けにやってくる。
特別顧問はハーシュたちに発信機がついているハズなのに何で
助けに手間取ったのかと問う。コントロールの指示でデシマの
件を優先していたのだという。元工作員(リース)の対応にも、
元秘書(ルート)の対応にも追われていたこと。特別顧問は
ノーザンライツが心配だとすると、この女がアクセス権を握った
という。特別顧問は緊急プランを発動だとし、これからは携帯
を使わずカメラは避けろと告げる。

“信号無し”、”管理者探索”。
ルートとフィンチはセントラルパークに来ていた。
ルートは道行く人たちの情報をマシンが全て知らせてくれると
して感動していた。どうして貴方が人を信じられなくなったのか
分かるという。私の目が開いたら、貴方の目が閉じたわねと
いうと、ハロルドのメガネを探すという。マシンの視力を尋ねる
と近くに居た人物が持っていることを示した為に、盗んで
フィンチに被せる。

カーターの元にターニーがやってくると大丈夫か?と問う。
オレの方からも報告したが銃が出ないという。組合に相談した
方が良いとすると、カーターは銃の行方ならば分かるという。
現場に知っている制服警官がいたこと。HRの件で調べを受けた
警察官だという。ファスコにアイツを調べてもらうというと、
突然ターニーは豹変する。お前にも分かるだろうとして、何でも
明らかにすれば良い訳じゃないのだという。カーターにはよく
してもらったが女をヤルのは趣味ではないとし、手を引かないの
であればヤルしかないと脅す。死んだ彼氏と同じようになるぞ
と語り、命拾いした相棒や息子も危険にさらされるという。
分かったら余計なことは言わず受け入れろという。カーターは
理解した風を装うとターニーの携帯にペアリングする。
ターニーはカーターの件は黙らせた事を告げると、これからイライ
アスの腹心を倒すという。本人も根回ししたこと。今夜移送される
ので本人も殺すと語る。

一度図書館に戻るリースとサム。
ベアはどうしたのか?というサムに、レオンに預けたというリース。
何故ここに来たのかと問うと、マシンはここに来れば答えがわかる
と言ったのだという。マシンの在処を尋ねたのだという。フィンチ
がウイルスを作ったならばそれなりの理由が有ったハズだという。
マシンはルートにもその在処を伝えていないというと、サムは今度
あの女と顔を合わせたら必ず撃つという。
そんな中リースの元に”ゴースト、アルファ、キロ”とメッセージを
送る。これはこの本を調べろというマシンからのメッセージだと
いう。該当する本は「機械の中の幽霊(Arthur Koestler著)」だっ
た。その本の中には写真が入って居た。ネイサンとフィンチが
写っていて、写真の裏には”始まりに”と書かれていた。
更に本棚の後ろに何か有るという。金庫だったが番号は何かと
尋ねるとマシンは02-24-05とメッセージを送ってくる。
中には写真が入って居て、それらは助けた人たち・助けようとした
が助けられなかった人たちだという。その中にはリースの恋人の
ジェシカの写真も含まれていた。サムは地図が入って居るという。
ネイサンの筆跡であり、マシンを引き渡した後の保管場所を
探していたのだろうという。ネバダのユッカマウンテン、
ワシントンのハンフォード、テクサスのコマンチェピーク、その
3カ所に絞っているという。共通点は何か。連邦政府が管理する
施設で核燃料が保管されているというサム。ルートに拷問を
受けた際に、ダニエル・アキノについて知りたがっていたとし、彼は
核施設の技術者だという。その男がマシンの保管施設に関わっている
のだろうというリース。アキノの事を引き入れた人物の名前も
知りたがっていたという。

ルートはそこでローレンス・シラードと逢う。
ようやくあんたと逢えたというルートは聞きたい事が有ると語る。
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ウイルスの侵入によりマシンは一度強制的にシャットダウンし
再起動することになる。フィンチはマシンのシステムの中に
管理者モード(ゴッドモード)を設置して有り、再起動後に最初に
電話に出たものに24時間の管理権を与えるというものを組み込ん
でいた。それを知ったルート、デシマ・テクノロジーズ、
そして政府関係者、リースなどは主導権を握ろうとして激しい
争いが発生する。電話に出たリースとルートは管理権を得て
24時間マシンとシンクロすることになる。ルートはマシンを自由に
するという名目の元、マシンの存在を探る為にフィンチと同行
して関係者に接触を図る。リースもまたフィンチの行方を捜す
ためにサムと共に行動してフィンチを助けようとするが、何故か
フィンチはリースの追跡を外そうとしているかのようだった。

どの流れも中途半端といえば中途半端。
いよいよカーターがHRに関連して、自分のことを陥れようとしている
ことを知り、警察官としてのモラルに反するような行動を取ってし
まったということで、フィンチサイド側のようなことをし
始めたのが印象的だった。マシンが再起動した際に「1日目」と
表示されるけど、カーターにとっても”新たな世界へようこそ”と
ばかりに彼女の中のカウンターは1日目を刻み始めたのかも知れない。
自分のことを殺そうとしたイライアスを助けることになるとは
何とも皮肉だけど、彼女の中の正義が何処に有るのか分からなく
なっている感じ。恋人は殺され、ターニーには裏切られ・・って
ことなので、刑事で居ることの意味を失っているのかな。こんな
大事な時にファスコが出てこないんだよね。しかしこれでカーター
にもファスコの苦労が分かったのかも知れない。

今回の過去の映像は前回と関連して2010年の映像だった。

2010年の映像も2種類有り、マシンを手にした政府サイドを中心と
した流れと、マシンを開発したフィンチとネイサンに焦点が当たる。

フィンチが何故足を怪我したのかということが今回のエピソード
の中で描かれていたし、それと同時に初めてネイサンが亡くなった
時のことも描かれた。
何よりもフィンチがリースの恋人の危険(無用)というものをその
名の通り無視した結果、亡くしていたこともまた分かるものだった。

フィンチとしてはマシンが間違った人物に渡ったということを
どこから認識し始めたのか分からない。
ネイサンから政府の関係者によって、マシン開発に携わった人たち
が次々と事故と称して殺されている事実を聞かされたけど、この
時点では自分たちの関与することではないと感じて居た様子。
ネイサンが公表するとしたことで、マシンは政府にとっては脅威の
対象となってしまい、それがハーシュやその上層部の人間に伝わって
しまったのか。
本来の脅威だったハズの一度捕まえたテロリストに本来の
仕事をさせる為に、フェリーで爆発させる為に逃がすというハーシュ
の行動が何ともえげつない。一度ハーシュを殺す機会は有ったので
このときリースたちも殺して置けば良かったのに・・。

フィンチとしては幸いネイサンの影に隠れて、目立たぬ存在だった
からこそ生きてこられた感じがするし、そのことも有ってこれまで
彼はずっと身を隠していたというところなのか。

ネイサンはフィンチよりもプログラミングの腕は劣るかも知れないが、
会社の顔ともなっている利点を活かそうとしていた。
そんなことをすれば益々標的になるということが分かっていること
も有って、フィンチは辞める様説得するが、それも叶わなかった。
目の前で大切な人を失うことへの辛さ。そして自分と関わることに
よって命の危険にさらすであろうことを知り、グレイスとの別れ
を決めた様だ。この日のフェリーで起きたこというのは、色んな
意味で重要な意味が隠されていたのね。

ルートとリースは二人共管理権を得ていた様子。
ルートにとってはその一日は夢心地のようで、麻薬を投与したかの
ような快楽を得ていたのか。しかしその分だけマシンが居なくなって
いた時の喪失感たるやもの凄いものが有ったようだ。
リースとサムは共に無用だとされるものも無視せず、まるで”ハンデ”
を与えるかのようにして、マシン追跡に対して遠回りするような
流れも有ったけど、これまで謎のコートの男の姿はなく、もう
色んな意味で暴走しまくっていたね。冒頭で図書館にやってくるもの
たちを無機質に一人一人殺していくところが凄いけど、結局
テクノロジーズはどうなってしまったのだろうか(笑)

フィンチがラップトップを売った理由もなんとなくわかったような
感じがするけど、回収しようとしていたリースたちが殺されかけた
のは、マシンについて足を踏み入れようとしていたからなのか。
マシンはマシンとしてもうフィンチでは制御出来ないところに有るの
だろうか。

サムは今度ルートを見たら足を撃たずに・・って語っていたのに
殺すこともなく、肩口を撃っただけ。
ルートがフィンチを追い回していた時のスキルを考えるともっと
凄いヤツのような感じもしたけど、今回はイマイチ凄さを感じな
かったな。

ジョン・リース(Jim Caviezel) 元兵士、恋人ジェシカを失う
ハロルド・フィンチ(Michael Emerson) 犯罪防止システム開発者
ジョス・カーター(Taraji P. Henson)刑事
ライオネル・ファスコ(Kevin Chapman) 腐れ刑事、情報屋

犬 (Graubaer’s Boker) Bear the Dog
ルート (Amy Acker) “グローブス”
ネイサン・イングラム (Brett Cullen) フィンチのビジネス・パートナー
— (Jay O. Sanders) Special Counsel / 特別顧問
レイモンド・ターニー (Al Sapienza) 捜査官、HR
サム・ショウ (Sarah Shahi) 暗殺者
カール・イライアス (Enrico Colantoni) マフィア

グレイス・ヘンドリックス (Carrie Preston) フィンチの元恋人
ハーシュ (Boris McGiver) 政府側のクリーナー
ピーター・ヨゴロフ (Morgan Spector) マフィア
ローレンス・シラード (Peter Friedman) ノーザンライツ計画を知る
カーソン (Jordan Lage)
— (Wesley Broulik) Caretaker
— (Tom Galantich) Businessman
— (Brad Heberlee) Engineer
アシーフ (Abraham Makany) ハーシュに尋問、自爆テロ
— (Hadi Tabbal) Translator
— (Susan Cella) Lady Driver
— (Richard Gallagher) Jilted Man
— (Carmen Ruby Floyd) Nurse
— (Nick Mills) Uni
— (Julie Gudz) Injured Victim
— (Rosemary Howard) Stroller Mom
— (Ali Merhi) Medevac Crew

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