イーストエンドの魔女たち Witches of East End 第10話 扉の向こう Oh, What a World!

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October 6, 2013
第10話 扉の向こう Oh, What a World!

監督/John Scott 脚本/Maggie Friedman
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アスガードという魔界があることを知る。
マイクは父親の遺志を継いでアスガードについて調べる中、
第2の鍵が”乾きの潤い”であり、それがイングリッドのことを
指している事を告げ協力を求める。
ジョアンナはフレイヤに対して貴方に近づいている人物は、
“ペテン師か皇帝”、”運命の人か滅びの使い”であることを聞く。
キリアンは曲を弾いているとフレイアはその曲を聴いた事が
ある気がしていた。

キリアンは街から出ていこうと決めた日、結婚を前日に控えた
フレイヤの元を尋ねて、”出会う前から愛している”と語り、
兄貴(ダッシュ)との結婚は破滅である事を告げる。しかし
フレイヤはもう決めたことだと語る。そんな二人の会話を聞いて
いた父・ヴィクターは二人に声を掛ける。

ネコの姿をしたウェンディは地下墓地へと向かう。

イングリッドはマイクに対して、どうしたら私が鍵になるのか
と問うと、方法や理由は分からないと語る。しかし自分と共に
アスガードへの扉を開くことを告げると、貴方の力になどなり
たくないと拒否する。正しいかなんてどうでも良い事だとして
一蹴するイングリッドに対してマイクは自分のルーツや故郷の
ことを知りたくないのかとシツコク迫る。歴史を変えるのだと。

ウェンディは地下墓地から戻ると”死の枝”を駆除したところから
アルゲンテウムが漏れ出していることを語る。二つの世界の
間に誰かが亀裂を生じさせているのだというジョアンナ。
シフターが扉を開けようとしているのではないかとするが、
ジョアンナは、第一の目的はアルゲンテウムを手に入れる為
かもしれないことを語る。その物質はジョアンナを殺害すること
が出来る数少ない毒だという。

ヴィクターはジョアンナとウェンディに対して、フレイヤが
嫁ぐ家の地下に扉があることが変だとは思わないのかと問う。
するとペネロペとダッシュを調べて見たが人間だったのだと
いう。なんとか難局を切り抜ける為にみんなで知恵を出し合おう
というヴィクターにジョアンナは心強いとして安心した表情を
見せる。

ペネロペ(アシーナ)は自宅の前で呪文を使う。
すると呪文はカラスを生み出しこの世に放たれるのだった。

— 結婚式の朝 —
みんなそれぞれの朝を迎える。
ダッシュは結婚式の会場で婚約指輪に目を通していた。
キリアンはこれから出発するクルーザーで朝日を拝む。
フレイヤは式で着るベールを手にすると鏡の前でこの結婚が正しい
のかどうかを考えていた。ヴィクターとジョアンナは一緒のベッド
で目覚める。

ジョアンナはドレスに身を包むフレイヤに声を掛ける。
あまりの美しさに感動するジョアンナ。ハグする二人はベールが
破けるのを知って縁起が悪いとフレイヤは呟く。しかしジョア
ンナはそんな娘に対して、「人生は演技の善し悪しで決まらない
事を告げ、自分の力で何をするのかが大事なのだ」と語る。

外では突然雷雨が轟き始める。
ウェンディは不吉の前触れではないかという。更にカラスがドア
にぶつかり倒れる。不吉の前触れが3つも起きているのは偶然では
ないのではないかという。シフターが闇のエネルギーを送って
来ているとでも言うのかとジョアンナはウェンディを皮肉る。
式の中止は絶対にダメだというジョアンナは、フレイヤはこれまで
のどの人生でも早死にしており、結婚式や子供を持ったこと、
年老いた事さえないのだとし、今度こそ体験させるのだと語る。
「光を持って闇を制しよう」として、正反対の呪文で打ち消せば
良いとウェンディは語るが・・・

イングリッドはマイクが滞在しているモーテルにいくと、呪文で
鍵を開けて中に入る。マイクの部屋にある数々の資料を彼女は
持ち去ろうとすると、マイクに見つかってしまう。一体何のマネ
かと近寄る彼に対して、扉を知ったのは俺のお陰だとして、
“借りがあるだろう”と語る。なんとしてでも君に扉を開かせると
いうマイクに貴方は正気ではないとして、父親も含めてその執念の
異常さを非難する。襲ってくる彼にイングリッドは呪文をかけて
足止めさせると地図などを盗んで逃走するのだった。
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いよいよフレイヤの結婚の日がやってくる。
結婚前夜にフレイヤの前に現れたキリアンは、彼女に対して
出会う前から愛していたことを語り、一緒に出て行こうと語る。
兄との結婚は破滅に導かれることを告げるが、自分の決めたこと
だとしてその誘いを断る。しかし結婚を前にして次々と不吉な
ことが起こり始めるのを目にしたウェンディは式を中止にした方
が良い事を語るが、ジョアンナはフレイヤがこれまで何度も
輪廻転生を繰り返す中で、一度も結婚をしていない事情を察して
なんとしてでも結婚させたいことを語る。

シーズン1の最終話という事で、色々とシーズン2に向けた流れ
を形成すると共に、これまで謎とされていたことの一端が明かされ
た。

そもそものドラマの始まりは、姉妹が魔法使いであることを
知らなかったことも有るし、伯母さんの存在、父親の存在など
色々と知らなかったところから始まっているので、随分とビーチャム
家の事情が明かされたことになる。

ドラマとしてのテーマは運命だったのかな。

結婚式の前にはみんなで縁起担ぎの儀式としてセージのたいまつを
使って、ベネディチトと唱えて火をつけている姿も有り、運命との
戦いを家族全員で戦っていく姿が有った。

冒頭からカラスがドアにぶつかるシーンはヒッチコックの映画
「鳥」のシーンを彷彿とさせるけど、何の為にカラスを放ったのか
はイマイチ不明。単にビーチャム家に不吉だと思わせる為に
放っただけなのか。

今回は結婚式ということも有ってみんなキレイな衣装を着ていたね。

フレイヤはウェディングドレス姿だったけど、彼女、胸が大きい分
ショルダーレスの服を着ると胸の谷間が凄いことになっている。
胸の血管まで見通せるところが地デジの解像度の恐ろしいところ(笑)
お色気ネタでは、冒頭から黒猫姿が有ったのでウェンディの裸シーン
が一度や二度有るだろうことは想像出来たけどね。
ジョアンナがペネロペによって縛られてしまうシーンに於いても
なんとなく艶めかしい姿が有った。
赤煉瓦の粉、サンザシとリコギリソウで円を使ってジョアンナの魔法
を封じており、死の枝を焼き切ったつもりだったけど、樹液のよう
にしてアルゲンテウムという液体がドロドロと流れ落ちていた。

イングリッドは結婚式で紫の大人しめの服、ジョアンナは真っ赤な
服、ウェンディは黒い服を着ていて、それぞれの性格を表している
感じがして彩り鮮やかだった。

身につけて居る装飾品に関しても、前回ウェンディが真っ赤な色の
宝飾品と変わってしまったのに対して、ペネロペは緑色、フレイヤ
はダッシュからもらった真っ青なペンダントを受け取っていた。

ドラマとしての興味は、

・前世に於いてビーチャム家のそれぞれの面々がどのような形で
生活していたのか。そしてアーチボールド家も然り。
・魔法の世界、アスガードとはどんな場所なのか
・扉を開けた際に、人間に及ぼす影響とは何か。
・シフターとは何者なのか。

短期的な興味としては、

・結婚式は本当に行われるのか。
・マイクはどんな人物なのか。
・フレイヤにとってダッシュとキリアンのどちらがペテン師と皇帝に
該当するのか。
・キリアンとフレイヤの間には前世での繋がりがあるのか。

色々と分からないことも多いのだけど、キリアンとダッシュが
ペネロペにとって本当の息子で有ることを考えると、二人は魔法使い
ということになり、この二人は魔法使いであることを自覚していなか
ったところを見ると、ビーチャム家と同様に母・ペネロペは現世に於い
ては魔法使いである事実を隠していたということなのだろうか。
ペネロペはフレイヤに対して魔法を吸い取ることが出来る能力が
有ったので息子二人の魔術に関しても吸い出してしまっていたのかも。

前世でのフレイヤとキリアンの関係が描かれていたけど、これを
見る限りでは、キリアンがアーチボールド家の血の流れを示すもの
はないような感じがするし、アーチボールドがカルト教団だった頃
はペネロペ(アシーナ)が幼かったことも有るので、ペネロペのその後
の生活が描かれていないことと、二人の子供を産むに至るまでの
こともまるで描かれていないのでイマイチダッシュとキリアンの関係
というのが分からないところも有るな。
二人が皇帝かペテン師なのかということに関しても、フレイヤが
結婚を辞めたということと、フレイヤがキリアンと前世で繋がり
が有ったということを除けば、二人がこのどちらに該当するのかと
いうことの証明にはなっていないしね。

マイクの気味の悪さがまた群を抜いていたけど、あっさりと扉の
光で無くなったな。この人がシフターで有り魔法の世界の人かと思って
いたのに。
「ふしぎの海のナディア」でガーゴイルが古代アトランティス人の
末裔だと信じて活動する中で、アトランティス人だと信じてブルーウォ
ーターの光に触れた際に、末裔でもなんでもなく、実は人間でしたって
パターンを思い出す(笑)

ペネロペの退治の仕方も、「ターミネーター」が高熱の中で朽ち果てて
いくかのようにして灼熱の中に突き飛ばされるところを見ると、
意外とあっさりしていたなという感じ。

気になるのは、

・アルゲンテウムを打たれたジョアンナは生きていられるのか。
・フレイヤは何の音沙汰もなくこのまま生きていられるのか。
・魔界・アスガードへの扉が繋がった訳だけど、そこから出てきた
人物は誰なのか。

前世でのキリアンとフレイヤのことにも言及された。
1906年に二人は一緒にサンフランシスコで生活していて幸せな時を
送っていたが、1906年に起きたサンフランシスコ地震によって
フレイヤは亡くなっているとのことだった。占いもしている人物が
地震を予知出来ず亡くなるというなんとも皮肉な感じがするけどね。
「サンサーラというサンスクリット語にある輪廻を意味するもの」
キリアンはフレイヤと捜す為にこの時代に生まれ変わったとのこと
で父親は自分の役割をその事実を伝える為だと感じて居たようだ。

■使用された曲

・You Are by Kathryn Ostenberg
・Ghost in the Machine by The Fire and the Sea
・Best Day of Your Life by Katie Herzig
・We Hit a Wall by Chelsea Wolfe

ジョアンナ・ビーチャム (Julia Ormond) 母
フレイヤ・ビーチャム (Jenna Dewan-Tatum) ジョアンナの娘・バーテンダー
ダッシュ・ガーディナー (Eric Winter) フレイヤの婚約者、医師
イングリッド・ビーチャム (Rachel Boston) ジョアンナの娘、司書、姉
キリアン・ガーディナー (Daniel DiTomasso) ダッシュの弟
ウェンディ・ビーチャム (Madchen Amick) ジョアンナの姉妹

マイク (Enver Gjokaj) 作家、父は考古学者
ヴィクター (Joel Gretsch) 大学・歴史の教授、ジョアンナの夫
ペネロペ・ガーディナー (Virginia Madsen) ダッシュの母

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