私はラブ・リーガル Drop Dead Diva シーズン4 第11話 狙われたフィアンセ Family Matters

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第11話 狙われたフィアンセ Family Matters

脚本/Amy Engelberg、Wendy Engelberg、William N. Fordes
監督/Augie Hess
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ジェーンはマスコミの前で今回の裁判の件を世間に訴える。
15歳のジェニー・エヴァンスが出かけたが、現在病院で生命維持
装置に繋がられていることを語る。聖キャサリン病院だという。
レイブを主催したデニス・フルマン氏に過失の損害賠償を
要求するという。会場で未成年者への役売買が行われることを
フルマンは予測出来たハズだと。ジェーンのことを支援する
フィリップス議員は市議会もこういう悲劇が二度と繰り返され
ることのない様尽力を尽くすという。ジェニーの母・ベスは
世間の母は娘を食い物にしていると取り、どうせ金目当てだと
思われているとしてジェーンに悩みを吐露するが、何もしないと
ジェニーと同じような子が出てしまうのだという。オーウェン
もまたジェーンのことを信用してとしてベスに告げる。

一方ダンはキムとグレイソンの元に会いに来る。
息子のチャーリーが生まれて3年間、週1回逢っているとし、
今更逢うななんて酷いとして訴える。僕の提供した精子で生まれた
子だとすると、グレイソンは法律では受精方法によってドナーの
権利が変わるのだという。するとダンは詳細にカップに射精して
スポイトで入れたとする説明をする。キムは嫌そうな顔をしながら
も受精に医者や精子バンクが絡んでいないことは良かったとし
法的にはあなたが父親だと語る。問題はキャリーの婚約者のリック
で弁護士でくせ者だという。チャーリーのことを養子にしたがって
いるのだとし、だから真剣を放棄させたがっているのだという。
キムは父親だという理由は変わらないとして安心するよう告げる。

オーウェンとジェーンは病院へとやってくる。
オーウェンはベスと友人で以前来たのはジェニーが生まれた時だと
いう。ジェニーはベスが自分のことは二の次にして育てて来た
子で、レイブで薬を過剰摂取するような子ではないんだという。
しかしジェーンはオーウェンに対して若い子は無謀なものなのよ
として自分達の若い頃を思い出してと語る。
テリーにイベントの記録を入手してもらったらある夜には他にも
23人が病院に運ばれているという。幾らレイブでも多いとのこと。
過失の補強に使えそうだというオーウェン。
そんな中カーラというジェニーの友人がジェーンたちの前にやって
くる。テレビに出ていた弁護士でしょとして私はジェニーの親友
だという。倒れた夜に一緒にいたという。ジェーンはカーラから
話を聞きたいことを告げると、カーラはちょっとジェニーに逢っ
てから話をするので良いかと問う。

そんなジェーンの元にステイシーから電話が鳴る。
結婚式の招待状の封筒を舐めていたというステイシー。
ジェーンがテレビに出ているのを見たけど髪型が決まっていたと
いうステイシー。それよりもステイシーはオーウェンの父親の住所
を聞きたいのだという。ジェーンは聞いたら教えると告げると、
電話を切った後にジェーンはオーウェンに対して、父親の件を
尋ねる。オーウェンはこんな会話は3度目だねというと、今は訴訟
に集中しようとして話を誤魔化す。

グレイソンとキムは依頼人のダンと、相手方のキャリーとリック
と和解の為話合う。キャリーはダンの精子提供を受けて子供を
授かり、今後も今まで同様に週に一度子供と逢うことに同意して
いるが、リックは養子にするに辺り子供に混乱させたくないと
して親権の放棄を求めているものだった。私たちは結婚するという
キャリー。チャーリーの為にも父親の存在は一人で良いというリック。
しかしグレイソンは、こちらも子供への明確な面接権の保障が
欲しいことを訴え、親権は放棄しない事を語る。リックは親には
金銭的責任の義務があるとして、君はこれまでに一セントも
出していないという。それならばこちらは養育権を請求するとし、
もしもウチに近づいたら警察を呼ぶという。リックは法廷で逢おう
として出て行ってしまう。

ステイシーはジェーンが昼間に帰宅したことを驚く。
会見の為にルプタンを履いていったら脚が痛いので履き替えに来た
という。ステイシーは招待状の最後の一通はトーマス・フレンチ
だけである事を告げ、未だに住所が分かっていないことに関して
どうするかと尋ねる。今オーウェンは父親のことを話したくない
様だとすると、何を隠したのかと頭を抱えるジェーン。
ステイシーはもしかしたらトーマスはロシアのスパイとかマフィア
とか証人保護を受けて女装しているのではないかという。
そうなら映画化しても面白そうだというステイシー。
隠し事なんて問題だとすると、ジェーンはテリーに住所を調べて
もらって私が逢いに行って仲裁する事を語る。しかしそうなると
オーウェンが怒るのではないかとし、ステイシーはまずは私が
オーウェンから聞き出すという。私は人の本音を聞き出すのが
上手いのよというと、コツは相手の抱えている問題を自分の問題
のように話す事だという。
そんな中ジェーンの家にドアのベルが鳴る。
しかしドアを開けても誰もいず、有ったのは封筒だった。
ステイシーは結婚のプレゼント第一号ではないかとして、
ブルーミングデールズのギフト券かとしてワクワクするが中身を
開けると、「訴訟を取り下げないと死ぬぞ」としてオーウェンに
銃の標準が向けられている写真だった。これは脅迫状だと。

法廷。
キャリーとダンが出会ったのはドッグランでのことで、互いに
打ち解け合い、出会って10年後に精子提供を頼まれたのだという。
排卵しているという電話をもらい彼女の家に行って・・・と
説明していると、突然法廷にはFDA取締局(食品医薬品局取締官)
がやってくる。ドナルドソン判事は何事なのかと不快感を示すが、
ダン・エイブラハムを逮捕するという。容疑はヒト組織の売買で
有り、十数人に精子提供をしているという。5人の子の父とのこと。
精子提供しただけでそのヒトを逮捕することは出来ないと反論
するが、判事は書類を精査し、連邦政府の逮捕状ならば私には
何も出来ないと語る。グレイソンはリックに対して違法ではない
だろうとするが、FDAは違法な精子バンクを運営しているという
タレコミが有ったようだという。キムは前科をつけて親失格に
しようという魂胆だろうとして卑怯だと語る。
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ジェーンはオーウェンの友人・ベス・エヴァンスの代理人を
することになる。ベスの娘で15歳のジェニーはスタジアムを
貸し切って行われた大規模な音楽祭に対して、その場でドラッグ
を飲んで倒れた挙げ句、避難経路が確保されていなかった為に
救命士の到着が遅れたことが問題だったとして主催者のフルマン
を訴える。その訴えにフィリップス議員や市議会も悲劇だと
捉えて後援していた。一方グレイソンとキムは精子提供したダン
からの依頼で、出産した親友のキャリーがリックという弁護士
と結婚するに辺り、ダンの子供への面会の権利を剥奪するという
ことから和解を探り話合うが不調に終わってしまう。法廷に
持ち込まれることになるが・・・

分けて書いた方が感想としては書きやすいかな。

■■
ジェニーの弁護の流れでは、若者のドラッグの使用問題と、
避難経路の確保の問題が原因でその過失を訴えるものだった。
ジェニーがエクスタシーを服用したのは現地調達かと思われたが、
実際には親友のカーラが売人から未然に手に入れて、レイブの
会場に行く前に服用していたということで、それが主催者の過失
に問えるのかということ。
相手の弁護士・カミングスの戦略によって、カーラもまた共同被告
として友人に起きた事の責任があるとする、言わば人質戦略を
取られた。訴えを続ければジェニーの親友を裁くことになるという
こと。

正直23人倒れたと言っていたので、その時点で熱中症だろうなと
思って見ていたのだけど、案の上その辺のすりあわせで、カーラ
に責任がないとされるものが有った。そして水が法外な値段で
売られていたことや現地スタジアムの水が止められていたという
状況を知り、水の販売を行っているクリアカームウォーター社を
調べると、冒頭で後援してくれていたフィリップス議員がオーナー
を勤める会社だと判明。政治活動費に多額の金がかかるのは分かる
けど、裏でこんな阿漕な仕事をして儲けているという辺りがまた
政治家の汚さを表すものが有ったね。

■■
グレイソンとキムが担当した精子提供の件。
またこの件は一癖も二癖も有る案件でしたね。
なんとかしてダンの親権を放棄させる為に、キャリーの夫で弁護士
をしているリックはあの手この手を使ってくる。

1) 養育費を払っていないので親ではない
2) FDA取締局によると精子提供はヒト組織の売買
(前科をつけて親失格の烙印を押そうとする)
3) ゲイなのに精子提供をした
(ゲイの精子提供禁止は2005年からだという)

正直微妙に感じるのは精子提供の問題。
弁護士ドラマでは時々取り上げられるけれど、ダンは複数人に
精子を提供していること。一応色々と書面で取り決めみたいなこと
をしているようで本人も線引きをしていたみたいだけど、あんまり
無節操に精子提供しているとなると、色々と問題が出てくるんじゃない
かという気がしてくる。

ゲイだから精子提供が禁止だというのは知らなかった。
「過去5年の間に同性と性交渉を持った男は精子ドナーにはなれない」
とのこと。
精子の健全性に政府が関心を持つのは当然だとドラマの中でも
語っていたけど、HIVの陰性、潜伏の可能性が出てくるので公式な
機関でないところからの提供に危険性があるということも全く理解
出来なくもない。ただアフリカならば鎌状赤血球症にかかりやすく、
ユダヤ系はテイサックス病にかかり安いというのに、そういうところ
では規制もかかっていないことからも特定のものを攻撃していること
は明らかだった。
アメリカの場合、人種とかルーツには意外と敏感なところが有り
特に医療では遺伝子の問題からそういうところに固執するという
ことは聞いた事が有るけど、アメリカ人ってもう自分のルーツを
探るのが難しい程に、色んな国の血が混ざっている感じがするん
だよね。

それを覆す為に、同様のことをしているウェブサイトがまるで検挙
されていない事実を引き合いに出して、公訴権の濫用を訴えたり、
どのようにして子供を産んだのかという性交渉の過程を語らせる
という中で法廷でそれを証言させようとするキムの凄さがあった。

キム本人は「法廷を凍り付かせることをしましたが・・」みたいに
話していたけど、問題の素因はどれも生殖への許し難い介入だ
とされる中、キムは1965年グリズウォルド裁判で最高裁は女性が
どのように子供を作るかに州が介入するのを禁じる判決を下して
いることを出して見事勝利を勝ち取った。

「私が政府に寝室を覗きたいなんて言われたら、ディナーを奢れ
と言ってやる」というキム。今回は見事なクローズでした。
このドラマでは何気に常連になっているサギノー検事補は、毎回
最後はパーカーの事務所が勝つので結果的に滅多打ちにされる。
なんか毎回負け試合なんだろうと分かっているのでかわいそうに
なってくる(笑)

■■
それにしてもそんな凛としたキムに対してパーカーは、ニュース
キャスターみたいだな。俺的にはメガネをすればセクシーだとして
いてキムもそのノリに乗っかっていたけど、この二人どうなるの
かな。

二人がジェーンとオーウェンに成り代わって有名ケータリング
サービスの試食に行ったテリーとルークのネタは空振り。

ステイシーがオーウェンを説得にいくが、逆に「フィールド・
オブ・ドリームス」の話を聞かされて説き伏せられてしまった。
弁護士・判事相手には流石にやりとりでは勝てなそう。
でも結婚式の招待状とかって、付き添い人がやるものなんですね。
ステイシーはペーキーの店に行かなくても良いんでしょうか。
今回のステイシーは、クリスマスみたいな衣装を着ていたのが
凄かったです。デビーは24歳らしいですけど、ジェーンって
年齢は何歳なんでしたっけ?

■使用された曲

■検索用キーワード

ジェーン・ビンガム (Brooke Elliott) 外見は冴えない、やり手弁護士
テリー・リー (Margaret Cho) ジェーンのアシスタント、友達
グレイソン・ケント (Jackson Hurst) デビーの元婚約者
キム・カズウェル (Kate Levering) ジェーンの同僚・ライバル
ステイシー・バレット (April Bowlby) 一流モデルを目指すルームメイト
ジェイ・パーカー (Josh Stamberg) 法律事務所代表
デビー・ドブキンズ (Brooke D’Orsay) 一流モデルを夢見るブロンド美人

オーウェン・フレンチ (Lex Medlin) 新人判事
ルーク・ダニエルズ (Carter MacIntyre) フレッドの後任の守護天使

ダン・エイブラハム (Tyler Jacob Moore) ゲイ、キャリーの友人
カーラ・ミドレン (Danielle Campbell) ジェニーの友人、15歳
ベス・エヴァンス (Susan May Pratt) ジェニーの母
リック・ケラー (Kenneth Mitchell) キャリーと婚約、弁護士
ロバート・バーデム (Ron Ben Israel) ケータリング会社
ジョー・カミングス (Kenny Alfonso) フルマンの弁護士
ジョン・マイケルズ (Raheem Babalola) 捜査官
マーク・フィリップス (Jon Briddell) Councilman
ポール・サギノウ (Marcus Lyle Brown) 地方検事補
アメリア・サンダース (Sharon Garrison) 判事
シートン (Robert Larriviere) コミュッショナー
ドナルドソン (Margo Moorer) 判事
グロリア (Leander Suleiman) クリアカームウォーター社受付
キャリー・レナー (Darby Lynn Totten) リックと婚約
ハロルド・シートン (Kendal Tuttle) FDA長官
デニス・フルマン (Justin Welborn) レイブの主催者
ウォレン・リビー (Gregory Alan Williams) 判事
ブラウン (Kenneth Bowen) 捜査官
— (Andrew R. Kaplan) Court Observer
— (Kacie Jo Marta Nickles) Family in Hospital

サンディ・マーシャル
リディア・カーター
ミリアム・スタイン
シャーロット・フィリップス

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