メンタリスト The Mentalist 第9話 真っ赤な炎 Flame Red

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第9話 真っ赤な炎 Flame Red

脚本/Ashley Gable
監督/Charles Beeson
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パトリックは仕事前に仲間たちに色々とメンタリストとしての
腕を披露する。リズボン相手に2つの異なる図形を頭にイメージ
しそれをパトリックが当てるという単純なものだった。
リズボンはパトリックに一度はウソを付くがイメージしたのは
パトリックが言い当てた図形と同じなことで驚く。ヴァンペルト
は自分達も全員当てられてしまったと語る。
パトリックは「心に通じる鍵を開けただけで心が読める」と
語ると私が何を考えているか分かるのかと問う。
「パトリックはふざけているだけでホントは心なんて読めない
から安心だ」と思っているんだろうとすると、リズボンは当たり
だとするが、安心した理由はそんなんじゃないという。
どういうことなのかと問う中、リグズビーたちはリズボンが
赤面していると語る。
そんな中チョウは捜査依頼が来ているとし、マルケサの農場
で放火殺人が起きた様だと語る。

カリフォルニア州・マルケサ。
辺り一面コーン畑の土地。ピラー署長がCBIの面々を案内して
くれる。リズボンは何故まだ消防車が残っているのかと問うと
火を消すのに時間がかかるのだとし、現在干ばつのせいで
ホースの水圧が足りないのだという。被害者であるリッチ・ガ
ルシアが作ったトウモロコシは最高だったというピラー。
遺体は灰も同然で妻のスーザンと娘のマデリーン(マディ)が
気の毒だという。
パトリックは仲間を失うのは辛いでしょとピラーに語りかける。
何故分かったのかと問うと、容易なことでは泣きそうもない
貴方が泣いていたからだという。それに州兵のリングをハメて
いること。リッチとは同じ第192小隊として2回イラクに行った
という。放火の専門家なのかと問うと、パトリックはコンサルタ
ントで、放火の専門家はリグズビーだという。
リグズビーはサンディエゴ郡の放火調査班に2年赴任していたの
だという。
リグズビーはピラーに対して貴方の部下は現場を汚していないで
しょと問うと、ウチは僕とテリーだけしかいないという。
放火かどうかを調べるには火の通り道を調べて火元を特定しな
ければならないこと。また燃焼促進剤の有無を調べるのだという。
リグズビーは燃えかすを見てこれは放火殺人だと語る。
ヴァンペルトはその理由を尋ねると、ガレージのドアは外から
鍵をかけている後がある為誰かがリッチのことを閉じ込めて
火をつけたのだという。放火犯は現場を見たがるものではない
かとする中、パトリックの姿がなかった。
パトリックはトウモロコシ畑にいてカカシの裏から顔を出し、
ここから犯人は見ていたんだと語る。

更に詳しく調べると、タイマーで点火していること。
水銀スイッチと一緒に燃焼促進剤を使い発火させ、その促進剤
も特殊なものだという。ロケット燃料か何かで使用されるもの
だとすると、チョウはプロによる犯行か知識のある素人の
仕業かと語る。
リズボンはタイヤ痕を調べて事件の夜にガルシアと逢っていた
というミッチェル・リースと話をしてきて欲しいと語る。
ピラーによるとガソリンスタンドで働いている人物だという。
リズボンとパトリックは妻と話をするとのこと。

ピラーはパトリックとリズボンを妻の元へと連れて行くと、
近所の人たちはみんな食べ物を持ち寄り励ましに来てくれていた。
その中でもベン・マチャドは色々と親身になって手伝いをして
くれていた。ベンはみんなに頼られている不動産業者だという。
ベンは肥料と鶏を売り販売手数料を受け取っている仕事もして
いるとのこと。君も第192小隊なのかと問うと、パトリックは
軍人っぽい振る舞いをしているという。リッチとベンと他に
2、3人の仲間がいた事を語る。
ピラーはリズボンたちを妻のスーザンに引き合わせると自分も
もう仕事に戻るという。パトリックはスーザンとピラーの関係
に気が付いていた。

リズボンが妻と会話している間、パトリックは室内を調べる。
ブラウニーをポケットに入れて頬張る中、壁の写真を見ていた。
冷蔵庫が開く音が聞こえた為にそこにいくと、居たのはマデリーン
(マディ)だった。パトリックは娘のマディに話しかける。
パトリックはマディが父の死を悲しんでいる事を知り、耐えられる
事を告げる。暫くは無理でも何れキズは癒えるものだという。
自分は君の父を殺した一味をムショに入れるので、その為に君の
協力が必要だという。お父さん長い間州兵をしていたのに何故
仲間と撮った写真がないのか?。マディは昔は軍隊のお宝を
ケースに入れていたこと。そこに勲章とか写真が入って居たという。
壁に貼られていたものはハズしていたとのこと。戦争のことに
関しては話したがらないのだという。母親から話を聞いてみる
というと、パパは話すのを嫌がっていたのだという。母のこと
嫌いなのかと問うと、普通ならば傍に居て慰めているハズだと
いう。

一方スーザンは当時私はテレビを見ていてマディは部屋にいたという。
夫はミッチェルの家から戻ると電話が有り、彼の家でパレードの
準備をしていたとのこと。気づいたら外から変な音と共に炎が
見えたという。窓から覗くとガレージが燃えていたと。
閉じ込められたとして助けを求め叫んでいたという。

そんな中トミーがコーンチップを持って来たとしてスーザンの元に
やってくる。トミーは雑務をしているとし、自立した立派な人だ
という。そんな母のセリフを聞いてマディが怒る。トミーは誰が
見てもトロイんだとし、どうして本当の事を言わないのかと。
ウソを付いてばかりだと怒鳴る。スーザンはマディは思春期で
困っているというが、パトリックはマディは怒っているのだとし、
あなたの愛人が父さんを殺したと思っているからだという。
愛人とはピラーのことだという。変な言いがかりは止してという
スーザン。しかしパトリックは彼とは会話する際に一度も目を
合わせず、手を握ることを拒んでいたこと。自分を恥ながらも
相手への恋しさを感じている証拠だという。
そんな態度に対する可能性は二つある事を告げる。

1) ピラーと共に夫を殺して後悔している。
2) ピラーが自分で一緒になる為に殺したのではないと恐れて
いること。

リズボンは何れ分かることなので正直に話して欲しいと告げると、
浮気していることを認め、主人は戦争から戻って私を拒み続けたの
だという。別人になっていたこと。しかしピラーは夫を殺すよう
な人ではないと語る。
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カリフォルニア州のマルケサの農場で農場主のリッチ・ガルシア
が焼死体として発見される。ガレージが火事になり亡くなった
格好だったが、それが単なる火事なのかそれとも放火なのかの
要請がある。サンディエゴ郡で放火調査班として活動していた
リグズビーはこれは明らかな放火でありそして殺人事件である
事を告げる。使われている燃焼促進剤は特殊なもので容易に手に
入らないものだという。一体誰が殺害したのか。この界隈では
干ばつで水不足が有って消防車がなかなか機能出来ない状況が
有る。そんな中、パトリックは被害者の関係者たちの関係について
言動を見て推察していく。

身内同士の恋愛ネタが密かに盛り上がりを見せ始めた感じのエピ
ソード。
なんといってもリズボンがパトリックとのやりとりで赤面して
いたとか、ヤケドしたリグズビーはケガをして鎮痛剤を飲む中、
包帯の手当をしているヴァンペルトに思わず好きだとしていたけど
告白した後に彼女を悩ませ、自分は寝てしまうという始末。
告白したことも覚えて居るかどうか怪しい訳だけど、リグズビー
って自白剤とか使わなくてもあっさり色々と秘密をバラして
しまいそうで、諜報員向けの人ではないね(笑)
ヴァンペルトって今更ながらグレースって名前だったのが驚く。
確かにグレースって上品で良い名前の響きがあるなぁ。
まぁグレース・ケリーの印象が強いのかも知れないが。
パトリックが心理を読むのが得意ならばリズボンの気持ちなんかも
分かっているハズで、そういうところでどう気持ちを上げ下げ
していくのか気になるね。

今更ながらリグズビーが元消防調査班で放火の専門家だったという
設定は驚いた。
しかもリグズビーは火災が起きている現場の中に飛び込んで、
ピラーを助けにいく姿が有る。
今回のリグズビーはもの凄く格好良かったし、その流れでヴァンペ
ルトに告白すれば、成就しそうな雰囲気も有ったけど、彼女に
取ってみると、現在は仕事が優先なので困っている姿が有った。

先日のエピソード同様に人の手に触れるという行為の中に、
他人との関係性を見出す流れが有った。また室内を見ると、現状が
分かるとばかりにパトリックが仲間達との近況を掴んで行く流れ
は面白く出来ている。
仲間だなんだといっているけど、結局金のことになると、みんな
固執するものが有って、なんだか嫌な感じが有ったな。
南部の土地での事件だったことも有り、みんなが料理を持ち合い
寄り添って死者を悼む姿が有ったりして、良い風習じゃないかと
思う所も有ったんだけどね。

パトリックは相変わらず勝手にフラフラと自分の好き勝手に
行動を起こすところも笑える。リズボンがパトリックの姿を
探すというシーンが毎回あるけど、大抵子供みたいな行動を
起こして微笑みながら出てくるパトリックの姿が有る。

今回のエピソードを見ると、死んだ人が復讐の為に生き返ってきた
みたいな流れが有ったのでドラマ版の「13日の金曜日」の中での
収穫祭とかハロウィーンエピソードでの復讐のエピソードとか、
「スーパーナチュナル」当たりで出てきそうなエピソードのワン
シーンって感じだったな。

途中でパトリックが殺されたデーヴに成り代わって脅す流れが
有るのだろうなと思っていたけど、トミーが復讐しているとは
思わなかった。

しかし「復讐」に関して、パトリックはトミーやリズボンと
意見を交わす姿が有るけど、リズボンに対しては君は警察なので
法律を遵守するが「僕は法律よりも正義が大事だ」とする主張が
有ったかと思えば、「復讐は果たす価値が有る」という彼に
「復讐は麻薬と同じでバカとおかしなヤツがすること」だという
パトリックのセリフには矛盾したものが有り、どちらが本当の
パトリックの気持ちなのだろうか。

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パトリック・ジェーン (Simon Baker) 犯罪コンサルタント、CBI
テレサ・リズボン (Robin Tunney) CBIの捜査チーム・上級捜査官
キンブル・チョウ (Tim Kang) CBI捜査官・元軍人
ウェイン・リグズビー (Owain Yeoman) 放火事件のエキスパート
グレース・ヴァンペルト (Amanda Righetti) CBIの新人捜査官

ミッチェル・リース (Joel Bissonnette) ガソリンスタンドで働く
トミー・オールズ (Fred Koehler) “トーマス”、
マディ・ガルシア (Marcella Lentz-Pope) 娘
トレイ・ピラー (Chris William Martin) 警察署長
ベン・マチャド (Danny Nucci) 不動産業者
スーザン・ガルシア (Cheryl White) 妻
リッチ・ガルシア
デーヴ・マーティン

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