リベンジ Revenge シーズン4 第11話 追悼 Epitaph

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第11話 追悼 Epitaph

脚本/Alex Taub 監督/Bobby Roth
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【前回までのあらすじ】
ケイトはヴィクトリアに対してこれは貴方が送った写真なのか
と問う。エミリーならばデビッドのどんな借金でも肩代わり
するハズだとして、あなたのボスならば喜びそうな情報でしょう
と語る。エミリーはジャックに対して父を監禁していたのは
マルコム・ブラックという男性でケイトはその手先だという。
マルゴーはダニエルの子を妊娠したことをヴィクトリアに
知られる。ダニエルは貴方を愛しているというがマルゴーは
私は彼を愛していないかもしれないことを口にする。しかし
ヴィクトリアはその涙は愛している証しだと語る。それを聞いた
マルゴーはダニエルに対して電話で戻って来て欲しい事を告げ、
あなたが必要だと語る。ケイトはエミリーの前でマルコムは
私の父だと語り、貴方の正体がばれている事を語る。ケイトは
エミリーを殺害しようとするがそれを知って止めに来たのは
意外にもダニエルだった。ケイトはエミリーに向けた銃弾をダニ
エルが盾になる。ジャックがかけよるとケイトに対して投降を
呼びかけるが発砲しそうになるとケイトを射殺する。

【ストーリー】
ヴィクトリアとデビッドはグレイソン邸で銃声が聞こえたとして
デビッドが先にやってくる。何が有ったのか。ヴィクトリアは
ダニエルが倒れて居るのを知り半狂乱になる。この子に一体
何をしたのかとしてエミリーに目を向けると、突然来たのだという。

アルバレス本部長はグレイソン邸から発砲があったということで
出勤するという。ベンはその知らせを聞いて自分もいくことを
語る。エミリーは友人なので放っては置けないという。

ヴィクトリアは救急車を呼んだのかと問うが呼んでいることを
告げる。相手はFBI捜査官ではないのかと問うとケイトはマルコム
の為に動いていたマルコムの娘だと語る。デビッドはエミリーの
正体はバレているのかと問うと彼女は何故か知って居たのだという。
盗まれた金を取り戻しに来たと言っていたとし、次はデビッド
を狙ったハズだというエミリー。ジャックはケイトの電話が
鳴っていることに気が付く。そこには「報告はどうしたのか?連絡
が無いのならばこっちから行く」と書かれていた。デビッドは
なんて事をしたのかとして嘆く。彼女を殺したせいで僕らは一人
残らず殺されるという。ジャックはオレがケイトを殺したという
がそれは関係が無いとし、マイケルはマルコムは容赦はない人物
だという。かつてヤツの甥が飲酒運転の車にはねられた際には
運転手は行方不明になり、妻子も両親もその兄弟も殺され山小屋
から発見された時には拷問を受けた痕があったのだという。娘
が死んだと知られたら皆殺しだという。ジャックはそれならば
知られないようにすれば良いと語る。

マルゴーの元に電話が鳴る。
ダニエルがディナーに来ることになっていたので彼からの電話か
と思ったが彼の死を知らせる電話だった。

早速警察はグレイソン邸にやってくる。
アダムス刑事はエミリーに対して簡単な事情聴取を行う。
エミリーはパーティーから帰って1時間した頃、ダニエルがドアを
激しく叩いて叫いていたこと。中に入れたらお前のせいだと
すごんできて襲って来たという。ジャックに来てもらったこと。

(当時:ジャックは警察は8分で来るので口裏合わせの証拠を作ろう
として色々と工作する)

ダニエルは植木鉢でガラス戸を割ったこと。私は2階に逃げた
がダニエルは追いかけて来てもみ合いになり、私は二階から
突き落とされたという。彼が下りてくるのが見えたとし、荷物を
整理しようとしていた時に屋根裏で見つけた銃で撃ったという。
しかしアダムスは先ほどは銃は地下室に有ると言っていなかった
かと問う。屋根裏に有ったものを地下室に運んだものだったと
して言い直すが、少し混乱している事を語る。

デビッドの元にアルバレスがやってくるとヴィクトリアに逢いたい
という。いつまでも待たせてもらうという彼はダニエルの死で
聞きたい事があるのだという。息子さんとは今夜マンハッタンで
逢っているようだとすると、ダニエルが別れた妻を襲った理由でも
聞くのかとし、息子を亡くして傷ついた母親にそんな理由で今
すぐに聞く必要が有るのかと問う。アルバレスは今日は一旦
帰るがまた話を聞きに来るという。外に駐まっているバンはあなた
のものなのかと問うとドアにキーがささったままだという。
中にはケイトの遺体が入って居た。治安が良いのでつけっぱなし
にしていたというと、もう治安も良くないようだとアルバレスは
嫌みを語る。

ヴィクトリアはデビッドに対して嘘が上手いのねとして二階から
下りて来る。君のために追い払ったのだとすると、余計な
お世話だというヴィクトリア。子を失う悲しさをあなたら分かる
ハズはないという。ダニエルは何も悪くないのに命を奪われたのに
それなのにあの子の名誉を汚すような嘘を付けというのかと問う。
ダニエルは命がけであなたの娘を守ろうとして死んでしまった
のだとすると、あの子を貶める嘘を付くならば死んだ方がマシ
だという。マルコム・ブラックが本当のことを知れば大切な人
全てを失うのだという。私は大切な人を失ったとし、デビッドに
対して「地獄に墜ちろ、私の息子がそこで待っている」と語る。
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ケイトはヴィクトリアからエミリーならばデビッドが奪った金
を支払うハズだと言う事を受けて、接触を図る。エミリーは
ケイトがマルコム・ブラックの使いだと知るが、実際には娘だ
という事が判明する。二人はもつれ合う中、ケイトはエミリーを
射殺しようとして銃を向けると、それを見たダニエルがエミリー
を助ける為に身を犠牲にして銃弾を浴びる。ジャックもまたやっ
てくるとケイトがダニエルを撃ち殺したことを知り、ケイトを
射殺する。隣の邸宅で銃声を聞いたデビッドとヴィクトリアは
すぐに駆けつけると、ダニエルが死んだことでヴィクトリアは
エミリーを恨む。しかしデビッドはケイトがマルコムの娘だと
知ったことで、それが本人に伝われば我々全員は容赦なく
殺害されるということを語る。ジャックはケイトが死んだという
こと自体を隠せば良いとして、遺体を運び出して、ダニエルが
単純にエミリーを襲いかかった為に正当防衛で殺害したことを
装っていくが、エミリーを助けた息子を悪者にしようとしている
その計画にはなかなか理解出来るものではなかった。
警察がやってきてエミリーから事情を聞くが、それを見守る
ベンやジャックは彼女が混乱していることから矛盾した発言を
していることに心配する。

因果応報感がハンパないですね。
ヴィクトリアがエミリーのことをケイトに告発したが故に、息子
のダニエルを失ってしまう流れが有り、自らの安易に取った行動が
自分に跳ね返ってくる辺りが何とも言えない感じ。

ただエミリーもまたデビッドから責められていたけど、彼女が
マルコムの件に関わったがあまりに今回の事件を引き起こして
しまった一面がないこともない。まぁ取りあえずマルコムという
悪人が一番悪いってことだけどね。

自分が生きる為に息子の名誉を汚さねばならない現実。
これまでデビッドの名誉をハメてまで生きて来たヴィクトリアに
とってはまた違った意味で他人を踏み台にして生きていく訳だけど、
ヴィクトリアが行動を起こす度に自爆してしまっている感じがして
見ている方としては少々可愛そうな感じもしつつも、これまでの
ことを考えれば「ざまぁ」って感じにも思える。

またエミリーにしてもダニエル憎しだけど、流石にマルゴーとの
間で妊娠している事実を聞かされ幸せそうにしていたことを聞かさ
れたことで、彼女に取っても後味の悪さを残すことになってしまった。

今まで何度も殺人が起きている状況の中、何一つ解決していない
ハンプトン署のことを考えれば、今回の急場凌ぎの殺害現場の
偽造も欺せそうな気がしないでもないのだけど、ケイトはあの場
で撃ち殺されている訳だし、彼女の血痕とか指紋や靴痕などを
隠せるとは到底思えないところが有るな。

ヴィクトリアが一人でデビッドに拘っていたのに、ここに来て
ようやくデビッドから離れてくれるのかなと思っていたら、
説得されてまだ残るのだろうか。

マルゴーはダニエルとの関係を修復させた途端に殺されたことで
怒りを覚えて居た。怒らせたままの方が良かったね。

偽装工作の中で、ケイトのことをマイアミに滞在しているように
偽装する流れが有るけれど、ケイトはヴィクトリアから聞いた事実
(エミリーがデビッドの娘)などを話している可能性は否定出来ない
し、それなりにヴィクトリアが告白してから時間が経っているので
父親にも話しているであろうことは伺えるものが有るかな。

エミリーの供述の矛盾も最初はマズイかと思ったけど、少しずつ
すりあわせていった感じ。マルゴー自身も弁護士から正当防衛
でエミリーは起訴されないみたいなことを言っていたので、この
件では大丈夫なのかもしれないけど、マルコムが来たことで
どうなってしまうのかだね。

またデビッドがヴィクトリアのことを殺そうとしていた事実を
エミリーは知る事になり、現在のそれぞれの心理的状況は気になる
ものが有る。

ダニエルの葬式には、エミリーの出席は許されなかった。
愛人・・・日陰のような存在で遠くから葬儀を見守る他無かった
エミリーの中には良い時の思い出も有るとばかりにフラッシュ
バックした映像の中に出会いのシーンとかプロポーズされた時の
映像が映し出された。

それにしてもまさかアルバレス署長まで殺されてしまうとは思わな
かった。政府ナンバーの車両ではないとよく気が付いたな。
アルバレスはデビッドの車を追ってきた時にもテールランプが
割られているとして指摘していたけど、意外とその辺は細かく観察
しているところが有るのね。
結局ケイトは何処に処分したのか気になる。
ケイトと一緒に組んでいたのはジャックだということで、次に
接近してくるのはジャックの元なのか。

■検索用キーワード

・テッド・パウエル = マルコム・ブラック FBI NY支局長

■使用された曲

・End Credits Theme
Written by Fil Eisler
・Farewell Fauxmanda by iZer

ヴィクトリア・グレイソン (Madeleine Stowe) 母親・女王
エミリー・ソーン (Emily VanCamp) アマンダ・クラーク、娘
ノーラン・ロス (Gabriel Mann) IT長者、エミリーの父に恩
ジャック・ポーター (Nick Wechsler) 酒場の息子、”アマンダ”を思う
ダニエル・グレイソン (Joshua Bowman) 長男
デビッド・クラーク (James Tupper) エミリーとシャーロットの父
マルゴー・ルマルシャル (Karine Vanasse) ダニエルの幼なじみ・フランス人
シャーロット・グレイソン (Christa B. Allen) 娘

ベン・ハンター (Brian Hallisay) サフォーク郡警察警察官
ルイーズ・エリス (Elena Satine) 金持ち?ヴィクトリアと精神病院
エドワード・アルヴァレス (Nestor Serrano) 警察署長

マルコム・ブラック (Tommy Flanagan) ケイトの父、悪い奴
ケイト・タイラー (Courtney Ford) FBI捜査官
アダムス (Iris Bahr) 捜査官
— (David Moses) 司祭

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