ARROW / アロー 第19話 使命と友情 Unfinished Business

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第19話 使命と友情 Unfinished Business

脚本/Bryan Q. Miller、Lindsey Allen 監督/Michael Offer
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【前回までのあらすじ】
誰からバーディゴを購入したのか?伯爵だとしてオリバーは
犯人を突き止めバーディゴの過剰摂取に病院送りにする。
ディグルに対してオリバーは弟を撃った犯人は弾丸にクラーレ
が塗られていた事を告げ、そういう手口を使うのはフロイド・
ロートン(DEADSHOT)だと語る。フェリシティはディグルが真剣
な顔をしていることを知り、ロートンがディグルの犬でも
蹴ったのかと問うが、彼の弟・アンドリューを殺したのだと語る。

【ストーリー】
クラブ”ヴァーダント”は盛り上がりを見せていたが、店で
踊る女性。ヴェロニカ・スパークスは店で注入したドラッグが
そのまま抜けず車道でも酔ったようにして踊り車にはねられて
死亡する。
トミーはオリバーに対してなんとか店も黒字化した事を告げる。
店に忘れていく物の中には女性用の下着も多く含まれていた。
そこにクエンティンがルーカスと共にやってくる。若い女性が
スターリングブリッジで車ではねられたというクエンティンは
何か思い当たらないかとして彼女の写真を見せる。今夜ここに
来ていたのだとしてヴァーダントに入ったであろうタグが腕
にして有った。それだけでなくなんと体内からバーティゴが
検出されたというのである。この店で薬絡みのトラブルは起きて
いないのかと問うとウチではドラッグは禁止しているという。
今後もちゃんと管理しろという。
トミーはオリバーに対して売人は雇わないように管理している
事を告げると、従業員の名簿を見せてフェリシティに調べて
もらおうと語る。トミーはオリバーに対して正義の味方が
伯爵を倒したのではなかったのかと問う。

クエンティンは伯爵が収容されている精神科病院にいく。
主治医のウェブは伯爵はバーティゴの過剰摂取で脳損傷を
受けて居る状態で正常ではない事を語る。
その頃オリバーは伯爵と先回りしてお前が販売した毒で女性が
死んだ事を告げ、バーティゴが出回っているが元締めは誰
なのかと問う。しかし伯爵はオリバーを見てお前のことを一瞬
でも忘れていない事を告げ、倒してやると暴れる。クエンティ
ンはそんな伯爵の姿をみると完全にイカレているなとして
取り調べもせずに出て行く。

— 島 —
シャドーとスレイドは互いに格闘技で戦い実践訓練をする。
父から格闘技を教わったという彼女。オリバーが弓を触れている
のを見てシャドーは弓の張力は150ペンド。下手に弾くと炭素
繊維が目に刺さるとして忠告する。まだ彼は弓を扱えるほど
強くはないというスレイド。それよりもフライヤーズを阻止する
作戦でも考えないかと問う。彼は戦えるのかというシャドーに
スレイドは教えはしたがイマイチだと語る。

— 現在 —
「パターソン上院議員、狙撃される」。
そんな新聞記事を目にするディグルに対して、アンディがやっ
てくると叔父さんに絵本を読んで欲しいと語る。カーリーは
叔父さんは疲れているのでまた今度だとして子供をベッドに
行かせるとディグルが何かで悩んでいる事を知り、話ならばいつ
でも聞くわと語る。しかしそんな中ディグルの携帯に電話が鳴り
オリバーから緊急要請だと語る。

クイーン産業へいく。
メールが来ていたのでやってきたというディグルは地図の謎が
解けたのかと問うが、今回は別の事だという。webの動画配信
ニュースを見るとスターリングシティでは再びバーティゴとの
戦いに突入したとして報道される。紫と緑のカプセルに入った
薬が出現している事を告げ、三ヶ月前に一度は市場から消えたが
ここ数日より依存聖が強い危険なバーティゴが出回っていると
語る。テアもバーティゴで死にかけたことも有り、伯爵に接触
したが彼は神経を病んでいて話を聞けなかったという。
フェリシティがやってくるとこれをみて欲しいという。
当局は数時間前に発生した精神障害を有する患者が脱走した
としスターリングカウンティ精神衛生研究所の閉鎖をしたと
いうものだった。警察は伯爵と接触しないよう呼びかけている
という。伯爵はいかれていなかったのだと語る。

クエンティンは改めて伯爵が逃走した時のことを医師のウェブか
ら尋ねる。薬を飲ませ新井クト意味不明なことしか言わない
彼が突然冷静になったのだという。10回以上面談していたのに
見抜けなかったとのこと。クエンティンは今度こそ刑務所に叩き
込んでやるという。監視カメラはないのかと問うが、予算削減で
付いていないとのこと。死んだヴェロニカ・スパークスの通話
記録を調べた結果最後のメールはトミーに発信されているとの
ことだった。トミーは麻薬不法所持で過去に二度逮捕されている
というルーカス。しかしクエンティンは5年も前の事だという。
トミーを疑えばローレルに口を利いてもらえなくなるとして
クエンティンはウンザリする。ルーカスはヴァーダントの口座
を開示したら事業経費から1万ドルが使途不明金だと語る。

ディグルは変装してバーディゴを購入する。
実はフェリシティのアイデアで札束の中には追跡装置が仕込まれて
いた。金は何れ回収されて伯爵の元に行き着くハズだというものだった。
フェリシティは一度大学でマリファナ入りのブラウニーを食べた
ことが有ったがよくなかったとし、ナッツアレルギーだと語る。
そんな中DEADSHOTに対する情報を尋ねるディグル。フェリシティは
フロイトのことを色んな機関のデータベースで調べた結果、アルベ
ルト・ガルシアという男性と何度も電話していることが分かる。
恐らく仕事を派遣している人物ではないかというものだった。
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再びスターリングシティの町ではバーティゴが出回る。
クラブ”ヴァーダント”で遊んでいた女性・ヴェロニカがラリっ
たまま道に飛び出して、亡くなったことでその事実が明らかに
なると同時に、ヴェロニカの足取りを追っていたクエンティン
たちは、夕べはトミーとオリバーの店”ヴァーダント”にいたこと
や、通話履歴にトミーに連絡した跡があること。”ヴァーダント”
の会計に使途不明金1万ドルがあることからトミーは疑われていく。

バーティゴを製造していた伯爵はかつてオリバーによって殺されず
に精神病院送りにされた(s1-12)のだけど、現実には病気を装っていて
今では回復しているのではないかとする疑惑が出てくる。

ごく普通の刑事ドラマのようにして、バーティゴ内の成分分析
から安定剤であるクロロプロマジンが混入していたことを見つけ出し
精神安定剤を手に入れるには彼が入院している精神科病院で
入手しているのではないかと疑う。

作戦には二人で一つが原則なのに、今回は肝心のディグルがデッド
ショットの件で情報を掴んだことで、オリバーの件は後回し。
それぞれのエゴが入り交じって、正義の味方達の間でも何だか
足並みが乱れている状況だけど、最終的にはディグルの助けも有り
精神病院で捕まったオリバーも助かる流れが有った。
しかし捕まったことよりもオリバーの正体を見られたことの方が
問題なんじゃないのかと思っていたので、下手にこの医者が
口外しなくて良かったなと思う。

ドラマとしてのテーマは「人は変わるのか」ということ。
人が人を好きになることには時差があるように、人が人を信頼する
ことにも時差というものはあるような気がする。オリバーが抱えて
いる闇のことを考えれば、みんなもう少し寛容になっても良いの
ではないかと思う所も有るし、正体がばれて知られた以上は、
全てのことを話して欲しいとする気持ちも有るのだろう。

またトミーとの件では、過去に互いのことを知っているだけに、
ドラッグの件ではオリバーもトミーのことに全幅の信頼を寄せる
ことは出来なかった。
クエンティンがまたトミーのことを疑うことに難色を示す理由と
して娘のローレルに口を利いてもらえなくなるということが
有ってちょっぴり笑えるところだったけど、それでもプロとして
トミーのことを疑っていった。

過去に起こしたことは何時までも追いかけてくるもので、それが
普通のことのようにも思うけど、それを乗り越えられるのが
親友とか友情、愛情などの関係なんだろうけどね。

トミーがマルコムの味方になるのであれば、遠慮なく倒すことが
出来そうだ。どうも最近トミーとの関係は上手く行っていないし、
オリバーとローレルの関係のことを考えれば、正直邪魔な存在では
有る。今後トミーはマルコムから色々と真実を聞かされて悪い
ことに手を貸していくのかどうか。しかしトミーはマルコムのこと
を助けたのがオリバーであることも知っている事実が有るその辺の
問題でどうなるのかだね。

またディグルの流れからライラという女性との繋がりが出てきた。
彼女は元軍人なのだろうか?君の組織に任せるのが一番だとしていた
けど、何の組織なのか。でもこの人のクレジットを下手にIMDbなん
かで目にしてしまうとその後どうなるのかの一端が分かるような
感じなんだよね。シーズン3でどうなっているのかだね。
それと共に気になるのがカーリーが今回のエピソードをもって
それ以降登場が無い(笑)

そして島でのエピソードでは、シャドーのお陰で色々と
ヤオ・フェイのことが語られた。
フライヤーズがヤオに固執しているのは何故なのか。
父は人民解放軍の将軍だったこと。フライヤーズの計画は知らない
が、父を利用するつもりで身代わりにして父に責めを負わせて
自分達は逃げようとしていること。フライヤーズはヤオのことを
人殺しだとしていたがそれを否定し、大量虐殺をしたのは中国軍
であり、責めを負う物として父を選んだのだという。
終身刑で島流しにしたが、シャドーが何年もかけて父親のことを
探していた際に接触してきた男によって強引に連れてこられたこと
を知る。父が酷いことをされて人格が変わっているのではないかと
して心配していたけど、オリバーは自分のことを助けてくれたこと
を理由にして、彼は変わっていないことを説明していた。

ようやく島でのオリバーの弓使いの修行も始まったけど、
ちょっと遅すぎはしないか。
水面を叩く練習をさせていたけど、それで本当に力が付くのかな。
映画「少林寺」で火鉢の中に指を突っ込んで修行するシーンが
有ったけど、取りあえず繰り返しの鍛錬が必要な修行なので
早い段階から修行シーンは見せて置いた方が良いと思う。

しかしヤク中の男が水族館で銃で暴れ出したので、もしかして
水槽を壊すのか!?とか思ったけど、流石にそこまで金はかけられな
かったらしい。

そういえばクエンティンの相棒のルーカス刑事、久しぶりに見た気が
する。

■使用された曲

・Arrow End Theme
Composed by Blake Neely
・Blow The Roof by Flux Pavilion
・The Wake Up by Little Children
・Union by Deptford Goth
・Nothing Can Change This Love by Lisa Creahan
・Drive by Ghost in the Machine

■検索用キーワード

オリバー・クイーン (Stephen Amell) スターリング・シティの億万長者
ダイナ”ローレル”・ランス (Katie Cassidy) 正義感溢れる弁護士
トミー・マーリン (Colin Donnell) オリバーの親友にして、悪友
ジョン・ディグル (David Ramsey) オリバーのボディガード。元軍人
テア・クイーン (Willa Holland) オリバーの妹”スピーディ”
モイラ・クイーン (Susanna Thompson) オリバーとテアの母親
クエンティン・ランス (Paul Blackthorne) スターリング・シティ警察の刑事
ウォルター・スティール (Colin Salmon) クイーン産業のCEO

ヤオ・フェイ (Byron Mann) 島の男、中国人、囚人??
エドワード・フライヤーズ (Sebastian Dunn) 島の男、拷問男
フェリシティ・スモーク (Emily Bett Rickards) クイーン産業・IT
マルコム・マーリン (John Barrowman) モイラに接触??、トミーの父
スレイド・ウィルソン (Manu Bennett) 島の男オーストラリア諜報員ASIS
シャドー (Celina Jade) ヤオの娘

ルーカス・ヒルトン (Roger R. Cross) 捜査官
ライラ・マイケルズ (Audrey Marie Anderson) 軍人、ディグルの知人
Dr.ウェブ (Darren Dolynski) 精神科病院
カーリー・ディグル (Christie Laing) ディグルの恋人
スリム (Nelson Leis) 麻薬でラリって水族館で・・・
— (Seth Gabel) The Count / 伯爵
— (Justin Doran) Lieutenant
ヴェロニカ・スパークス (Cassandra Ebner) バーディゴで死亡
アンディ Jr. (Julius Fair) カーリーの娘
— (Steven Jeays) Dance Partner
— (Mi-Jung Lee) Field Reporter
— (Kevin O’Grady) Security Guard
— (Michael Roselli) Orderly
— (Christian Sloan) Dealer
マディ (Robyn Westcott) 水族館の客、スリムが怪しいと・・
— (Flux Pavilion) DJ
— (Michael Rowe) Deadshot
— (Andres Markwart) Warehouse Worker

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