HELIX ‐黒い遺伝子‐シーズン2 第5話 地下牢 Oubliette

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第5話 地下牢 Oubliette

脚本/Leigh Dana Jackson
監督/Grant Harvey
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【前回までのあらすじ】
サラは病気の正体は何かと問うとカイルはマイコトキシンかも
知れないことを語る食べ物から取り込んだ可能性が高いと。
敵は急激に進行しているとして北の塀にデカイ巣が有ったので
そこからマスコトキシンが出ているのだろうという。蜂が媒介
しているというのか?と。ジュリアとハタケは30年後の世界で戦う
中、ハタケはジュリアと傷つけ合い、そして最後はジュリアに
日本刀を渡す。
ランドリーとエイミーはそれそれ自分達の手で何とかしなければ
ならないと語る。アグネスはこのままだと私たちの努力が水の
泡になるとしてシスターに語る。マイケルは信者に対して感情に
流されるなと説き、疑いや恐怖は俗世に置いて来ただろうという。
ピーターは屋上でイラリア社のバリエセロスに連絡を入れる。アラ
ンに勘づかれたこと。イラリアを疑っているという。
オリビアはサラがソーレンをさらったのだとしてサラのことをナイフ
で突き刺す。

【ストーリー】
ワシントンD.C (3ヶ月前)。
副長官は容疑者のアランはCDCの特殊病原体部門と早期対応チーム
の元リーダーだとし、調査の為にチームで北極に入り、破壊的
病原体・ナルヴィクの対処に当たったという。アランは北極での行動
の直後から行方不明になり最後に目撃されたのはイラリア社が爆破さ
れた直前にビルから出た写真で死者は12名でたという。フランス当局
とユーロポールとFBIが彼の消息を追っていること。逮捕に協力して
欲しいという。カイルは毒物学と疫学専門なのでチームに潜入に
適任だという。逮捕に必要な情報を集めて欲しいとのことだった。

— 5日目 —
カイルはサラが向上で倒れて居たのを発見してタイケを認める。
外科医が必要だとするとアグネスは肺が潰れて膵臓が傷ついていると
いう。私は50年間縫合をしてきたので私が手当てする事を告げ、
助けると約束するので外に出ていてくれという。

カイルはピーターに対して早くこの島から出ようと語る。
しかしピーターは迎えが来るのは一週間後だという。衛星電話
で呼びだせば良いとするが、サラの容体から動かすことも出来な
いし、そして今撤退すれば感染が広がるのだという。ハチミツの
ことを話すべきだと語ると、パニックになるというピーター。
しかし既に俺は子供達に襲われてサラは刺されているのだとし、
今更パニックなんてならないという。ピーターはマイケルには俺
から話すので果樹園の封鎖をしてくれという。食い止められる
のは我々だけだろうと。

10955日目(30年後)。
ジュリアは目覚めるとケイレブが助けに来る。

マイケルにハチミツが感染している事を告げると、数匹の蜂から
引き起こされているということなのかという。数匹だけではない
とし、大本が蜂なのかどうかも決まっていないという。我々は
ハチミツは食べないとすると採取して食べさせている信者がいる
のかも知れないという。ある男が信者の振りをして教団に潜入して
いるとし、ジェロームだと話してしまう。指名手配のテロリスト
でも良いのかと問うが、マイケルは門は開かれているのだという。
ジェロームが来てからではなく君たちが来てから症状が始まったの
だという。君はその情報を何処で掴んだのかと問われ、ピーター
はジェロームは私の兄だと語る。彼を何処かに隔離した方が良い
と告げるとみんなが危険だと語る。

アランが寝ているとアランの部屋のドアが開く。
すぐに気が付いて警戒心を持つがランドリーたちがアランに
フクロを被せて拉致する。そして地下牢(フランス語でラブリエット)
に入れられてしまう。マイケルは「忘れる」という意味もあるとし
君は過去と向き合う時が来たのではないかという。過去はここでは
問わないのではないかと問うと、それは彼に言えという。アランの
目の前にはフクロを被せられたピーターの姿が有った。ピーターが
君のことをキケン視していて隔離した方が良いと言ったのだという。
彼がそのように言う理由は分からないが何か問題が有るのだろう
という。

この島を感染から守ろうとした。だから俺が密告したのだという
ピーター。調査するには彼の協力がいるのだとし、ここの人は
チームに不信感を持っているという。問題が起こるとき必ずお前
が関わっているというアラン。発起区でもパリでもここでも・・
兄貴はビルを破壊しただろうとするとそれはジュリアを助ける為
だという。俺は彼女を忘れようとして北極に行ったのだという
ピーター。その結果ナルヴィクに感染して命を失いかけたこと。俺は
ジュリアも失ったのだというと、人生を棒に振ったのはテロリスト
になったからだという。お前は出来損ないだとすると、俺の人生を
マネするだけの能なしだというアランは二人は大喧嘩をする。
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セントジャーマイン島にやってきて5日目が経過しようとしていた。
状況から見て病原菌はマイコトキシンの可能性に言及し、食べ物
から取り込んだのではないかとされる。北の塀には大きな蜂の巣が
有ったということでそこから蜂に媒介して人に感染しているのでは
ないかという疑いが出てくる。その事実をマイケルに話すべきだと
してカイルはピーターに提言する。

色んな思惑が動いていそうな感じがしてよく内容を把握出来ていない
ので、何が何だかよく分からないところだらけなんだけど、
基本的にマイケルも何百年も生きているという銀狼なのかな。

カルト教団の教祖というのは大抵一夫多妻を貫く傾向が高いの
だけど、ここではマイケルはアグネスと恋人関係であり、そして
アンがその次を継ぐものであり、そしてエイミーへと続いている
のだろうか。額縁に飾られているものたちは歴代のマイケルの妻
ということか?
アグネスは自ら年を取ったことを嘆いていたし、アンに対して
「強くて聡明、冷静で独創のリーダー」だとしていたけど、「歳月
には勝てない、自然の摂理だ。いつかきっと衰えを食い止められる
時が来る」としていることから、如何にもアンに対して年を取った
ので役目は終わったみたいな言いぐさにも聞こえてくるけど、
この島では年を取らないような研究を続けているというもので、
結果的に銀狼はここから生まれているものなのか。
島という閉鎖的な場所なので代々この島に滞在していると、基本的
に近親交配が進んでしまい結果的にはあんまり良い結果は生まない
ような気がするんだけどね。それだからこそ外からの人間も時々
受け入れていたりするのだろうか?

サラが銀狼だと知り驚くアグネスの姿が有った。
怪しい花粉を使っていたのでサラを殺してしまうのかとさえ思った
けど、単なる鎮静剤みたいなものだったのかな。

エイミーとランドリーの怪しげな関係も有るけど、彼女はこの島を
出たがっていたようにも思えるので、なんとかして外に出る為の
行動を密かに起こしているというものなのか。
ただ蜂蜜の流れに関してはエイミーも把握していなかったような
感じなので、病原体の花粉を開発しているのは別人ということになる
のかな。

30年後のジュリアはケイレブとの会話の中で、不老不死でも
死ぬ事もあるとしていたし、TXM7のことを再び口にしていた。年は
取らないし治るのは早いけど、ウルヴァリンのような指の再生は
しないとして、語る姿が合った。ケイレブの父親が分からないところ
を見ると、実はケイレブはサラの子だったりするのかな。
ハタケが残した「遺産」とは一体何を意味しているのか。

しかし30年前の世界ではナルヴィクが流行してほぼ壊滅しているような
ことを口にしていた感じ。元々ナルヴィクを開発して世界を変えよう
としていたのはイラリア社なので、この辺の流れはピーターなのか
バリエセロスなのかそれとも久しぶりに名前が出てきたサイスが行った
ことなのかは分からないけど、プエルトリコで流行したナルヴィク
の件ってシーズン1では描かれたことだったけか?

ピーターがアランを邪魔に思ってマイケルに告げ口をした。
二人共地下牢に閉じ込められてガチでケンカした後、仲直りする
ところは兄弟らしいところだったけど、いざ先に助けるか助けない
かに置いて二人の間ではまだまだ信頼に足るものがないとして互い
を牽制し、意外にも裏切ったのはアランの方だった。まぁこれまで
の行動を見ればピーターを信用出来ない人物と認識するのは
当然かも。

「遺産」と言えばサラとアグネスの間でも会話が行われた。
後世に残せるのは子供しかいないこと。アグネスは沢山の命を
救ってきたが私が死んだら残るのは写真だけで、子供が居れば
永遠の命をもたらすことを語っている。人生には永遠よりも
大切なものがあるというサラのセリフだけど、この辺の二人の会話
は互いの求めるものの違いが出ていて面白いところだったのかも。

しかしこのドラマの病原体は未だに特定出来ていないし、あの蜂が
刺したことで病気に発病しているとしたならば、今後共にみんなが
発症する可能性があるということではないのかな。

蜂の巣を退治しただけで安心しているけれど、それだけではなんとも
いえない。
マイケルたちも把握し切れていないようで、憤怒する姿が有った。
ただ過去に猛毒だとされていたオオミフクラギというマダガスカル産
の別名自殺の木とされる樹液に含まれる有毒なアルカロイドが
カルシウムチャネルを遮断するものも、マイケルの接ぎ木によって
無効化している事実がある。そんなことを繰り返しているウチに、
実際には無効化出来ていない毒性のある花粉が生まれてしまったと
いうところなのかな。
「自然は説きに抜け道を見出す」
「島では自然が私に従う。君らも同じだ」
というマイケルの言葉は不気味に映るね。

・It’s a Sunshine Day by The Brady Bunch

Dr.アラン・ファラガット (Billy Campbell) “ジェローム”
Dr.サラ・ジョーダン (Jordan Hayes) CDC研究員
Dr.カイル・ソマー (Matt Long) CDC
Dr.ジュリア・ウォーカー (Kyra Zagorsky) イラリア社
Dr.ピーター・ファラガット (Neil Napier) CDC研究主幹、イラリア社
セルジオ・バリエセロス (Mark Ghanime) イラリア社

ブラザー・マイケル (Steven Weber)
シスター・アン (Severn Thompson) セントジャーマイン島
シスター・エイミー (Alison Louder) 3人の一人
シスター・グレース (Erica Anderson) 3人の一人
シスター・オリビア (Sarah Booth) ソーレンの母
シスター・アグネス (Clare Coulter) 3人の一人

ケイレブ (Jim Thorburn) 30年後の世界
ランドリー (Sean Tucker) エイミーの使いッパ
— (Lynne Adams) Deputy Director
— (Sabrina Campilii) Female Follower Mycotic

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