February 8, 2012
第21話 ドリーマー Dune and Gloom
脚本／Tom Mularz
監督／Jeffrey G. Hunt
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モハーベ砂漠でオフロードレース・デザートブラスト200の
実況中継が行われる。
しかしそんな中一台のレースカーが炎上し、ドライバーが焼死
する。
この件を見た関係者たちはただのクラッシュ事故ではないのか
とするが、それにしてはまるでトワイライトゾーンだと語る。
バルタン刑事はラッセルやニックをレースディレクターのボー・
マーティンに引き合わせる。車が炎上しているのをジミー・
デルトンが発見したのだという。しかし何処に事件性が有るのか
とするが、スタート時にはドライバー以外にナビゲーターが
乗っていたハズが居ないのだという。時速130kmの状況での失踪
(疾走)事件なのかと言われると、ニックはまるで早すぎる死だ
ろうと皮肉る。
デビッドはニックに妻からはミニバンに乗れと言われていると
告白。妻は安全の格付けが拘りのようだと語る。ニックは俺の
GT500の乗せてもらうまではデビッドの子もミニバンでもクール
な父親だと見られるハズだと語る。
サラはモーガンらに対して現在エントリーリストを持って来ても
らって居る事を語る。モーガンは単にナビゲーターはケンカして
下りただけではないかとし、デートでもケンカすれば下りて
しまうことがあるでしょと告げ、帰って銃愛映画を見るもの
だと語る。そんな中ドライバーと同じタイプのヘルメットが
落ちている事を知る。
車を分析すると着地に失敗し、燃料タンクにダメージが渡り引火
したのではないかと告げる。車体の破片が現場に落ちていて、
その上にはタイヤ痕が付着していた。通報せずに車で走り去った
レース関係者がいるようだという。まるでデスレースねとモーガン。
燃料タンクにサスペンションのロッドが刺さっている為、これで
爆発したのだろうと語る。
リストを持ってくると、車が炎上したチーム名はア・ファラオズ・
モータリスツ(A Pharaoh’s Motorists)と書かれていた。
チーム構成員はティム、ポール、ダグで何れもホワイトという
名前から三兄弟なのかと呟く。リーダーはダグとなっていること
を告げ、チームのトレーラーが所定の場所に駐まっているハズ
だというが、既に引き上げていた。
まるで蜃気楼のように消えてしまったチーム・・。
バルタンから三名の名を聞いてライセンス番号を検索したが、
何れもニセモノで偽名だったという。しかし遺体を調べると、
燃えた体にロゴが反転して付着している事が分かる。まるで
プリントされたかのようだった。
そんな中、キャシー・ヴェックがレースディレクターのボーの
元にやってくる。ボーによると彼女はヴィック石油のCEOで
レースの常連であり最大のスポンサーだという。75kmのコース
マーカーで事故が起きた事を語るが、キャシーは自分の後方で
起きた事故のことなど知らないと語り今すぐにレースの再開を
求める。
アルは遺体を調べる。
頭蓋骨底部骨折が死因だという。アーンハートも同様な死に方
をしているとサラに語る。しかしアルによると遺体はここで
死ななくてもいずれ亡くなる運命だったことを語ると、ウルバッハ
ビーテ病(Urbach-Wiethe)の症状が見られるという。珍しい
病気でありロウのような物質が体中に蓄積するものだという。
扁桃体が壊れてると人は恐怖を感じなくなるとし、皮肉にもレーサー
にとっては都合の良いものだという。
フィンは電話しているのをモーガンが耳にする。
“あなたの家で一晩中眠らせないわよ”と。モーガンはフィンに
対してもしかして相手はモレノ刑事なのかと問うと、その通り
だと認める。モーガンには相手は居ないのかと問うと、グレッグ
とかニックとかホッジス親子とか・・と語る。
そんな中、被害者である”レーサーX”の体をスキャンすると、
軍隊を表すシャツを着ていたことが分かる。
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オフロードレース中に車が炎上する。
単なる事故かと思われたが、炎上・破壊の仕方が異常であること
や助手席にいるハズのナビゲーターが居なくなっていることを
受けて、殺人事件としての捜査を開始する。
そもそも炎上した車に搭乗していたドライバーが誰なのか調べるが
偽名を使っており、微細証拠から退役軍人のジャックだと判明する。
彼の携帯の留守電を聞くと、「やり遂げるのは無理だ、やめた方が
良い、レースカーに乗るな」と言われていることから事情を調べて
いく。
オフロードの車の燃料からニトログリセリンが発見される。
ニトロと言えば、一滴垂らせば爆発を起こすというイメージが
強いほど揮発性が高く、揺れにも弱いのでオフロードカーレース
で使用出来るハズもないと思うけど、それを実際使って爆発して
しまったようだけど、どうやって彼らはターゲットを殺そうと
していたのか気になる。
そもそも主導者の男は運転せず、ただ3人の男たちを利用していた
ということで憤り感も強いけど、犯人の怒りを誘発したアメリカ企業
の福利厚生の非情さってハンパないところがあるな。
グレッグとモーガンで二人で起爆装置を探す中、グレッグがモーガン
を誘う姿が有った。そんな彼が彼女に対してもしかしてホッジス親子
と予定があるのかと茶化すところも有って、モーガンを巡る男性陣
の動きが俄に興味深い。
そんなモーガンがホッジスの元にいくと、彼の体臭に対して嫌悪感
を示す。イタリアかぶれ化したホッジスが香水のローサミステリオー
サをふりかけていたようで強烈な臭いだとされていた。
ヘンリーが留守電を解析する中で背後から聞こえる台詞を通して
フィンが、映画「アスロック・ザ・コンカラー」だとし、
「ロード・オブ・ザ・リング」を40回見るほどファンタジー映画
オタクであることを語っていた。
妄想性人格障害だということを発見したのはラッセルだった。
クライブは取り調べ室に於いてカメラやラッセルのメガネを
気にしていたこと。テロリストであれば、過激・怒り、そして何も
恐れることはないとして思考が違うことを告げていた。
チームを構成していた三人には施設繋がりが有り、チーム名も
三銃士のアトス、ポルトス、アラミをもじったものであることが
判明する。真実・真心・友情を唱える三人の人物。犯人はそんな
三人のことを「よきサマリア人」だとしていたけど、犯人はそんな
彼らを利用した罪は大きいよなぁ。
心の病を背負っている人物として、ラッセルとサラは過去に於いて
身内にそういう人物がいたことを告げる。特にサラに至っては
過去シーズン4で、母親が父親からの虐待で精神的に病んでしまい
射殺したことで里子として育ったことを語っていた。
そういえばグレッグは犯罪捜査学の検定試験を受けようとしていること。
エクリーは脅迫メールを受けて居る石油会社の女性の状況を見て
私の3人目の妻の怨み節を思い出す事を吉にしていた。
・The WhoのWho Are You
D.B.ラッセル (Ted Danson) CSI主任・S12より、”ディーベンコーン”
ジュリー・フィンレイ (Elisabeth Shue) CSI・S12 #14より “フィン”、”ジュールス”
ニック・ストークス (George Eads) CSI ・ S12・昆虫学
サラ・サイドル (Jorja Fox) s10で復帰
グレッグ・サンダース (Eric Szmanda) CSI研究員
アル・ロビンス (Robert David Hall) CSI検死官
デビッド・ホッジス (Wallace Langham) CSI
デビッド・フィリップス (David Berman) CSI (眼鏡の方) 検死
モーガン・ブロディ (Elisabeth Harnois) L.A市警、SID、エクリー 娘
ジム・ブラス (Paul Guilfoyle) 刑事、警部
コンラッド・エクリー (Marc Vann) CSI上司
ミッチェル (Larry Mitchell) 刑事
ヘンリー・アンドリュース (Jon Wellner) DNA
マンディ・ウェブスター (Sheeri Rappaport) 指紋
シオマラ・ガルシア (Monique Gabriela Curnen) 銃器ラボ
サム・ベガ (Geoffrey Rivas) 捜査官
バルタン (Alex Carter) 捜査官
アンディ・エイカーズ (Larry Sullivan) 捜査官
アーチー・ジョンソン (Archie Kao) CSI
Ms.キャシー・ヴィック (Paula Marshall) ヴェック石油CEO
アート・ウェバー (H. Richard Greene) トラックが故障したと・・
クライブ・モリス (Dustin Seavey) 妄想性人格障害
ボー・マーティン (William Francis McGuire) レースディレクター
Dr.エイミー・ベックマン (Zabryna Guevara)
— (Michael Stoyanov) Radio Broadcaster
ジャック・ブレスリン (Ryan Ahern) 25歳、帰還兵、ドライバー
ジミー・デルトン (Jon Collin Barclay) ドライバー、発見者
ライル・プラット (Daryl Crittenden)
— (Kevin Deon) Racer
— (Brad Hamerly) Mental Patient