[N] ゲーム・オブ・スローンズ 第一章 七王国戦記 Game of Thrones 第1話 冬来る Winter Is Coming

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第1話 冬来る Winter Is Coming

脚本/David Benioff、D.B. Weiss
監督/Tim Van Patten
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【イントロ】

300年前7つの国が統一され、一つの国となる。
七王国ウェスタロス・北方の地。
滅びたとされる種族ホワイトウォーカーから王国を守る為に氷
の壁がそびえ立つ。壁の南では大陸の覇権を巡りいくつもの
王国に於ける激しい戦いが有った。

・スターク家(灰色の大狼)・エダード・スターク
・キングズランディングを治めるロバート・パラシオン(牝鹿)
・サーセイラニスター家王妃(黄金の獅子)
・デナーリスター・ガリエン王女(三頸のドラゴン)

彼らが目指すのは最高権力の地位「鉄の王座」。

【ストーリー】

三人の男・ウィル、ウェイマー・ロイス、ガレッドは扉を開け
て外に出ると地下道を通り、北の壁を通り抜ける。
三人は森の中で凄い光景を見る。人々の死体が目の前に散乱し
ていたのである。しかも遺体は奇妙な格好で置かれていた。
あんな殺され方は見た事がない。壁に戻ろうというが、所詮は
野人の仕業で、ヤギの奪い後の後で殺し合いをしたんだという。
野人の追跡が今回の命だとして帰るべきことを訴えるが、ロイス
だけは一歩も引こうとせず、ウィルに対して南に逃げれば逃走者
として俺が殺してやると言われ、選択肢はなかった。
ウィルが遺体を見たという現場にいくがまるで遺体はなくなって
いた。しかし雪の下から贓物があるというガレッド。
ロイスが殺害され、ガレッドは首をはねられる。ウィルは”少女”
の幽霊を目にして逃走する。

ウィンターフェル城
スターク家が統治する城下で、矢の練習をするブラン。兄の
ロブとスノウは父・エダードと母・キャトリンが見ているのだ
として練習を続けさせる。
一方長女のサンサとアリアは刺繍をしていた。サンサだけが
そのステッチを褒められアリアとしては不満顔。
周りにいたものたちはブランの矢が的に当たらないことに笑う
と、スノウは優しく教える。しかしブランよりも先に的に当てる
のは、次女のアリアだった。ブランはメンツを潰されたことに
激怒としてアリアを追いかける。

そんな中、ロドリックがスターク領主夫妻の元を尋ねると、
ナイツウォッチ(冥夜の守人)の脱走者を捉えたという。
キャトリンは処罰しなければいけないものなのかとするが、
ネッドは制約を破ったのだとして処罰することを語る。ブラン
までつれて行くということを聞き、キャトリンはまだ10歳だと
するが、何時までも子供ではないと一蹴される。

衛兵たちによってウィルを捉えられてくると、彼はホワイトウォ
ーカーを見たんだと何度も語る。誓いを破ったことは分かって
いるが、みんなに知らせなければならないと思ったのだとして
ホワイトウォーカーを見た事を語る。謝罪する中、
ネッドは剣を取り出すと、「パラシオン家のロバート一世、
七王国の君主の名において、余はスターク家のエダード、
ウスンターフェル城主は汝を死刑にする」として語る。
スノウはブランに対して目を逸らすなと告げると、首を落とされ
る光景を目にする。辺りには重い空気が流れ落ちる。
ネッドはブランに対して、何故あのようにした理由は分かる
かと問うと、私が執行した理由を尋ねる。”古い伝統だから?”
というと、宣告者自ら剣を振わなければならないのだと語る。
ホワイトウォーカーのことを話していたことを指摘すると
ホワイトウォーカーは何千年も前に姿を消したのだと語る。
彼は嘘を付いたのかと問うと幻覚を見たのだろうと語る。

スターク家は来た道を戻っていく。
その途中で鹿の死体を目にする。ピューマの仕業なのか・・・
しかしこの森には居ないハズだという。近くを見て回ると、
そこには大狼(ダイアウルフ)の遺体が有った。太古の獣で壁の南
には居ないハズだという。5匹もいるけどな・・というと、子供
の狼が母親のところに寄り添っていた。その一匹をブランに手渡す。
母がいなければ生きられないので殺してしまおうというネッド。
ブランは止めるが王の命令だとして処分は免れないかと思われ
たが、スノウはここに五匹の子狼がいることを告げ、スターク
家にも子供は5人いること。大狼は我が家の紋章であり、運命
なのかもしれない事を語ると、ネッドはお前が自分で面倒を見る
のだという。義兄のスノウの分は?というが、俺はスターク家
の人間ではないと語る。しかしもう一匹、他の狼とは違う白い
狼の姿が有った。出来損ないの兄妹・・それはお前のものだ
としてミケンに意地悪を言われる。

キングズランディング七王国の王都。
鐘の音が鳴らされる。この王国を率いていたジョン・アリンが
亡くなったのである。その光景を目にしていたロバート・バラシ
オン王の王妃・サーセイに対して双子の弟・ジェイミーが忠告
に来る。事を案じすぎだということ。サーセイはジョン・アリン
が誰かに密告していたらどうするのかと問うと、一体誰に言える
というのかという。夫のロバートだとすると、王が知れば
今頃即刻処刑されているという。アリンは既にそこで死んで
いるのであれ、ロバートは次の「王の手」を選ぶハズで、
自分は隠居して女を狩るのだろうと。サーセイは弟こそ「王の手」
になるべきだと語る。しかしその名誉は俺には必要ないとし、
責任は重く人生は短いのだと語る。

カラスが城に飛んでくる。
キャトリンは夫が湖の畔にいるのを知りそこにいく。
この森では私は何年もいるが今でもよそ者の偽分だという。
しかしネッドは北部の子を5人も生めば立派なここの人だと語る。
キャトリンは夫に悲しい知らせが有るのだとすると、お前の甥と
妹に何か有ったのか?と問うが、二人は無事だという。ジョン・ア
リンが亡くなったのだとし熱病だという。あなたには父親同然
の人だろうとし、これから王がウィンターフェルにやってくる
ことを語る。彼がこんな北方まで来る理由は一つだろうとすると、
カャトリンは断ることも出来るのだという。

ウィンターフェル城では王とその家族・家臣の為に色々と歓迎
の用意をする。ティリオン公の部屋には大量のロウソクが必要
だとし、一晩中に本を読んでいると聞いているという。
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最近早くもシーズン5の放送が行われているので、思いっきり
寝かして有ったシーズン1のDVDを見てみました。
歴史ファンタジーものがブームだとしても、一体何がそこまで
世界中で受け入れられているのか興味が有りますしね。
小説の方もまだ読んでいないし何よりも情報化のご時世でも
予備知識殆どゼロの状態からの視聴です。

一番気になったのは、兄妹が多いので初回は誰が誰だか区別が
付かなかったことかな。兄妹なのか何なのか人物相関図が
まるで分からない。ストーリー書いているものとしては、登場人物
が名前を言ってくれないと、なかなか識別するのが難しく
て、テレビでドラマを見ながらPCでストーリー書いている身としては
ヒゲとかハゲとかヒゲ2とかヒゲ3とかそんな代名詞を使ってしまう
ものが有るし、やっぱヒゲが多いので誰が誰だか途中で分から
なくなる(笑)
初回から全てのストーリーを理解しようとするとなかなか消化し切れ
ない部分が有ると思うので、真剣に見ていたけれど、どれだけ
自分の中の頭に入ってきて残っているのか。

とにかく元々は7つの国から出来ていたというし、何とか併合した
り、隣国との関係を保っているのだろうけど、その血筋とか対立の
関係、覇権争いなんてなかなか収まるものではないのだろうし、
隣国同士の力関係のバランスに於いて王族が体たらくな穀潰しのよ
うな人物ならば、幸せそうに見える世界に於いても再びバランスが
乱れて、戦乱の世界への陥ってしまうのだろう。

冒頭でネッドが息子にたたき込んだのは、規律を守らなければ
国は滅びるということを教えるものだと思うし、世の厳しさなんか
を教えようとはしているのだろうけど、やはり5人も兄妹がいる
と性格の違いから、自分の望むこととは別のことを押しつけられて
いるかのようにして、その運命からは逃れられないのだろう。
スターク家の中でもアリアとブランは同じような年齢の兄妹
だけど、男の子のブランよりもアリアの方が弓矢に長けている所
が有り、女性は縫製を押しつけられている感じだけど、寧ろ
窮屈そうだ。

また家族の中でもはみ出し者の存在が有る。
正当の血筋があるかどうか。そして障害とか見た目なんかの
問題で、一件同じ立場にいても、結局の所大事なところでは
部外者のような扱いをされるものたちが存在している。
この辺は北の流儀に慣れていないネッドの元に嫁いできた妻
からして、なかなか血筋に入り込むことの難しさを感じるところ
が有るし、難しいところだね。

初回ということで覇権争いに於いて不穏な動きが色んなところ
で発生しているところが全てかな。
双子としてロバートの王妃になっているサーセイとジェイミーの
動きが気になるものとして存在しているし、何処か遠い王国の
ボントスの狭い海(ナローシー)の向こう側に存在している
アンダル人でターガリエン家のヴィセーリス三世なんかが、
ドスラク人の男と同盟関係を結んで王国の覇権争いへの復帰を
企んでいる姿が有る。
政略結婚が当たり前の世の中なんだろうけど、兄が妹のことを
差し出すようにして、原住民っぽいドロゴに妹を差し出すところ
は可愛そうな感じだったね。

最近のHBOのドラマらしく、”おっぱい”が鉄板的演出と化して
いて、覇権争いの犠牲になっているデナーリスの可愛さも有って
とても可愛そうだったし、過去ターガリエン家がどれ程の勢力が
有ったのかは分からないけど、なんだか王・ヴィセーリスを見ると
一国を率いる王としての資質があるようにも見えないし、報われない
ところで動いていきそうだな。

そしてなんと言っても大狼が牝鹿の角によって殺害されているシーン
を見ると王家の紋章にもなっているパラシオンとスターク家が
殺し合っているようなことも示唆されているし、何よりも
王の手は興味がないとしていたにも関わらず、不倫している姿
(というか近親相姦!?)が有ったり、ブランを城の上から突き落とし
たりと非情な姿が有った。

そしてなんと言ってもホワイトウォーカーなるものは一体何なのか。
単純に人の欲望の象徴的産物で、この世には存在しているようで
存在していないものなのだろうか?

■使用された曲
・Main Title
Written and Performed by Ramin Djawadi

■検索用キーワード

エダード・スターク (Sean Bean) “ネッド”、北部の領主
キャトリン・スターク (Michelle Fairley) ネッドの妻
サンサ・スターク (Sophie Turner) 長女
アリア・スターク (Maisie Williams) 次女
ロブ・スターク (Richard Madden) 長男
ブランドン”ブラン”・スターク (Isaac Hempstead Wright) 次男
リコン・スターク (Dermot Keaney) 三男
ジョン・スノウ (Kit Harington) 落とし子
ベンジャミン・スターク (Joseph Mawle) 叔父
シオン・グレイジョイ (Alfie Allen) グレイジョイ家から人質
ジョリー・カッセル (Jamie Sives)
ロドリック・カッセル (Ron Donachie) スターク家の武術師範

ロバート・バラシオン (Mark Addy) エダードの友、王様
ジョフリー・バラシオン (Jack Gleeson) 息子
トメン・バラシオン (Callum Wharry) 次男
ミアセラ・バラシオン (Aimee Richardson) 長女、美女
ジョン・アリン (John Standing) エダードとロバートの里親、亡くなる

ジェイミー・ラニスター (Nikolaj Coster-Waldau) 双子の弟
サーセイ・ラニスター (Lena Headey) ロバートの王妃、ジェイミーと双子
ティリオン・ラニスター (Peter Dinklage) 小人、”インプ”
サンダー・クレゲイン (Rory McCann) “ハウンド”、ラニスター家の家臣

デナーリス・ターガリエン (Emilia Clarke) 長女
ヴィセーリス・ターガリエン (Harry Lloyd) 長男
ジョラー・モーモント (Iain Glen) ウェスタロスからやって来た騎士
カール・ドロゴ (Jason Momoa) ドスラク人の族長、デナーリスと結婚
マエスター・ルーウィン (Donald Sumpter) ヴィーセリスの仕える
イリリオ・モパティス (Roger Allam) デナーリスの庇護者

クォト (Dar Salim)
ロス (Esme Bianco)
セプタ・モーダーン (Susan Brown)
ウィル (Bronson Webb) ホワイトウォーカーを見た一人・打ち首
ウェイマー・ロイス (Rob Ostlere) ホワイトウォーカーを見た一人
ガレッド (Dermot Keaney) ホワイトウォーカーを見た一人・首
ホーダー (Kristian Nairn) スターク家の仕える馬丁

— (Rania Zouari) Pentoshi Servant
— (Ian Whyte) White Walker
— (Spencer Wilding) White Walker
— (Claire Wright) Wildling Girl
— (Owen Dickey) Winterfell Beekeeper
トミー (Tommy Dunne) 床屋、髪の毛を整える
ミケン (Boyd Rankin)
— (Robert Yates) King’s Guard

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