LAW & ORDER : クリミナル・インテント 犯罪心理捜査班 シーズン7 第4話 美しい顔 Lonelyville

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第4話 美しい顔 Lonelyville

脚本/Warren Leight、Julie Martin、Jacquelyn Reingold
監督/Constantine Makris

【ストーリー】

2007年9月19日午後2時。
アニャは今夜9時に逢いたいとメールが来る中、内縁の夫である
ニコスが戻る。ジュニアに挨拶する中、夫のニコスはアニャに
対してオムツも変えずに一日中パソコンをしていたのかと。
帰ってきたばかりだというアニャに対して嘘をつくなとして
さっさと世話をしろと告げる。

今夜パーティーで使う映像だとして、ノアのことを撮影する娘。
この度野鳥の会が鷹を救った父の功績を・・と語る中、出版は
決まったかという。

アニャに対してベビーシッターのオルガは腕の傷はどうしたの
かと問うとニコスにやられたのかと問う。オルガに赤ちゃんを
預けると良い子にしていてと告げ、明日はパプカを作ると語る。

ノアはバーで女性を待っていたが、今夜はいけないというメール
が届く。一人で飲んでいると突然、旅行中だという二人の女性
ブロンド(アニャ)と茶髪(リアン)が声をかけてくる。ノアに
対してニューヨークのひとなのかと問うと一緒に飲まないかと
誘われる。リアンは夫には内緒だけど前から見知らぬ男と3Pが
夢だったという。ホテルの部屋に行くまでノアはアニャに対して
キス攻撃。それを盛り上げていたのは一緒に居たリアンだった。
エレベーターから下りてアニャはノアとベッドを共にする中、
目覚めると、アニャは激しく縛られて死んでいた。ノアは何が
起きているのか分からなかったが、ブロンド女性が隣で死に、
そしてそんな彼女と一緒に写る写真を目にすると急いで服を着て
出て行く。

EHホテルで遺体が発見される。
重要事件捜査班(MCS)のローガンとファラッチが現場で調べる。
相手は時間をかけて縛り上げているというローガン。これは
緊縛だとして、日本のSMプレイのことだというファラッチ。
麻縄が主流だとすると、ローガンはそっち系は任せるという。
アザがあるとし、新しい傷と古い傷だという。SMプレイが高じ
て絞殺してしまったものなのか。
ファラッチは”ダナ・クレイン”の本物のエメラルドのイヤリング
が被害者の女性がしているのを知ると、靴は安物を履いている
のにイヤリングだけ高価だという。
防犯カメラ映像が用意できたとしてルイーズ捜査官が呼びに来る。

ホテルでエレベーターから部屋に入るまでの映像が残されて
いた。エレベーターで男性と被害者がキスしながら乗り込み、
そしてもう一人の女性がいやがっているように思える映像が
写っていた。入室は午前1:25。気まずそうにしている女性は
同じ階では下りなかったので無関係に思われた。
この映像からだと男性を特定するのは難しそうだと語る。
しかし宿泊はカードで支払われているとし、ジェリー・ミッ
チェルだと語る。

ジェリーは土壌改良堆肥を作って売っていた。
ローガンたちは昨夜のことを尋ねると、いつものように一人で
いたことを語る。EHホテルでカードが使われているという
ファラッチに対してホテルなど行っていないという。カードを
確認すると盗まれていることに気がつく。最後にカードを使った
のはいつかと尋ねると覚えていないという。妻が出て行った
為に混乱しているのだという。昨日は家でオンラインゲームを
していたので記録を見てくれと語る。

ホテルのフロント係に話を聞くと確かにジェリーが来ていない
ことは確かだとロスに報告する。判断基準は体格か人種なのか
と問うと両方だという。ここは常連で皆モデル体型の気取った
欧州人が利用することが多いのだというファラッチ。
ジェリーを確認したところ、確かに”必殺ナンパ師”でゲームを
していたというローガン。
防犯映像はピンボケで男性は判断できないという。
被害者の女性の特定はどうかというロスに対して指紋や身体特徴
もデータベースからはヒットがないという。不思議なことと
いえば、服をバーゲン品だがイヤリングだけは1万ドルのブランド
品だという。何故犯人を盗まないのかというロス。

ノアは喫茶店で写真を見ながら封筒に金を入れていた。
女性のタミーがやってくると店を出る。新聞紙にくるんで置いた
金をサングラスをかけた女性が回収していく。

ロジャースは女性の遺体を検視する。
絞殺による窒息死で、酒は数杯、麻薬の跡は無し、口内には精液
のあとがあるという。アザは腕の方は死ぬ数時間前のもので他は
二週間以内のものだという。日常的虐待が今回行き過ぎたと
いうことなのか。ロジャースは18ヶ月以内に出産しているとして、
子守している人が捜索願を出しているのではないかという。

案の定シッターのオルガは捜索願を出していた。
アニャは見つかったのかと問うがローガンたちは直接の言及を
避ける。最後に逢ったのはいつかと問うと月曜日の夜に子守に
行った時だという。何処に行き、誰と会うか話していたかと
問うと、彼女は気分転換をしたいといっていたという。
夫のニコスとは結婚はしていないとし、ニコスの方が拒否して
いるのだという。彼はその夜何処に行ったのかと問うと、仕事
場のダイナーだという。帰宅は遅かったと。君にも暴行をして
いたのかと問うと、もっとぶたれるから黙って居ろとアニャ
からは言われていたという。彼は帰宅した際に妻が居ないこと
を知ると私に当たり散らして、パソコンを調べ始めたという。
私は子供を連れて避難したとのこと。彼は酷い男だという。
——————————————————–

■今回の事件

EHホテルのベッドの上で殺害されて発見された北欧系のブロン
ド女性。
相当時間をかけて縛られて殺されていたこと。
その縛り方を見て、ファラッチが日本のSMプレイの緊縛だと
していたけど、なんで日本というと引き合いに出されるのは
こうもアダルト関係ネタが多いのか。そんな緊縛プレイなんて
日本人でもあんまり出てこないワードをよく知っているね。
麻縄が使われているとしていたけど、本当にそんなものなのか?

■被害者アニャ

どの流れも人の弱みにつけ込んだ事件だった。
殺されてしまったアニャはとても美人なブロンド女性。
アニャの方としてはニコスという男性と一緒にいるけど、
ニコス側が結婚に応じないという。普通はこれだけ綺麗な女性
を見れば男性側が結婚したいと思うハズだけど、結婚しない
理由の中にはアニャがウクライナ出身の不法滞在者である事情
があるようだ。ニコスとして彼女に優位性を保てるのは、
彼本人がアメリカ国籍を持つ人物であるということ。そんな弱みに
つけ込んで男は暴力を振るうし、好き勝手しているところが
憎たらしい。しかし暴力が無かったとしても、アニャは永住権を
手にしたら、彼から離れて行ってしまうところだったのだろうか?

■容疑者を一人ずつ潰していく作業

捜査としては地味な流れで、手がかりを追って地味に脚を使って
の捜査が続いた。最初に疑いを持ったのは、アニャの夫のニコス。
そして次に疑いを持ったのは、ホテルの金をカードで支払った
ジェリー。そしてフロムソン学園のシャーマンは被害者のPCに
メールのやりとりをした形跡が有り、金持ちの私立学校の
会計士だったことで、高価なイヤリングと繋がるかと思われた。

■アニャとの出会い

一番の問題はアニャと何処で出会ったのかということ。
シャーマンは「孤独な既婚者.com」で知り合ったことを語るが、
そんな場所は悪い意図を持った人が現れれば、強請たかり
の温床になることは確かな場所だと思う。何よりも結婚している
ことが相手には分かっているのだから、浮気すれば確実に優位性
を保つことが出来るのだ。

■「孤独な既婚者.com」の割り出し

「孤独の既婚者なんで人口の半分がそうだ」というロスの台詞
は実感がこもっていたな。未だにロスの妻が出てこないのだ
けど、ユダヤ教徒だと考えると、離婚はしていないけど別居
しているのだろうか?

ホテルの地区から80km圏内でこのネット会員に登録している
人物を割り出し、そこからホテルの防犯カメラに写っている
人物像を絞っていくことになる。
最初はその条件で絞ると「426人」と出た。

身長はエレベーターの横線を基準にして172cm程度。
男性は嘘の申告をいるとして、サバ読みの定番は5cmだとして
いたけど、本当に5cmなのか。その条件で絞ると「95人」へ。

“白人”、”髪の生え際”で絞ると「6人」になり、メガネをかけて
いる人物は「2人」になり、四角のメガネをかけている人物と
いうことで1人に限定されていく。HNはロンリーマン。

写真に写るポーズを見て、作家はいつもこのポーズで二重あご
を隠すとしていたけど、ちょっとみんな読み方が鋭すぎるし
ピンポイント過ぎる。

■一緒に居たのはノア・ブレズナー

短編の小説を一冊書いただけの人物だった。
それでも豪華な家に住んでいるということでどういう事情なの
かって感じだけど、妻が資産家だったのかな。
冒頭でノアにカメラを写していたのが娘なのか妻なのかよく
分からなかった。

ノアに取調室で話を聞く中で、ノアは事件を否定する中、
ファラッチがさりげなくコーヒーカップを鉛筆を使ってたぐり
寄せる姿が笑えた。

初めてそこでバーで飲んでいたら二人の女性に誘われたとして
いたけど、ノアって何処まで脳天気なのか分からないけど、
自分はそんなにモテるとでも思ったのか。

よく分からないのが、起きたら殺されていたということを話
ていたのに脅されていたということをこの時点で刑事たちに
話をしなかったこと。今更隠すことではないようなことを何で
隠しているのか謎。ルドロウ通りの店のバーテンに聞いて
見れば証明出来るとしていたけど、バーテンのパトリックは
ノアが居たことを認めつつもブロンド女性のことしか話さなか
った。

■タミー・ミルズ

この人の存在がまたくせ者だった。
タミーとリアン・ベイカーの関係って何なのだろうか。
一番最初の被害者はこの人だったのかな。
タミーはノアとは不倫関係に有るが、ここでもタミーはリアン
と組んで接近させていたというところなのだろうか?
どの時点でタミーとノアが出会っていたのか分からないのだ
けど、タミーがレズなのか、バイなのかよく分からない。
弁護士としてやってきたリアンが何か耳打ちした際に、態度
を急変させたけど、この時点で刑事が気がついても良かった
のだろうけどね。

■食事ネタ

意外とローガンサイドでは食事ネタが多い。
冒頭でも被害者女性の検視室でローガンが食事をしていると
いうとんでもないシーンが有り、ロジャースが取り上げている
シーンが有った。
ローガンがファラッチに薄めのコーヒーを持って行くシーンが
あり、砂糖一つを持って行くとクリームは?と指摘される。
ローガンはそんな彼女に「ミルクだ、耐え忍べ」と語っている
姿が有った。

■如何に男が女性の誘惑に弱いか

今回の男性たちは誰もが女性によって弱みを握られて嘘を
つくことを強制させられていた。

最後に反撃とばかりにロスは検事局の承諾を経て、バーテンダー
のパトリックにノアと一緒にいた女性に関して面通しをさせる。
タミーがそれに該当するとして発言。
「バーテンは嘘つかない」というローガンの台詞は、冒頭から
ロスがやたらと人種という言葉を強調していたことから
「インディアン嘘つかない」という言葉を皮肉って使った
言葉のようにも思える。

■使用された曲

■出演者

ロバート・ゴーレン (Vincent D’Onofrio) 天才刑事、”ボビー”
アレクサンドラ・エイムズ (Kathryn Erbe) ゴーレンの右腕
ダニー・ロス (Eric Bogosian) 警部
マイク・ローガン (Chris Noth) 捜査官
ノーラ・ファラッチ (Alicia Witt) 捜査官
エリザベス・ロジャース (Leslie Hendrix) 検視
— (Steven Zirnkilton) Opening Announcer (voice)

リアン・ベイカー (Lola Glaudini) タミーの弁護士 “リー”
タミー・ミルズ (Amanda Detmer) ノアの恋人、元夫はメキシコ石油掘削
ノア・ブレズナー (Josh Pais) 短編小説家
パトリック・カーデル (Thomas Sadoski) バーテンダー
アニャ・プガッチ (Jennifer Missoni) ウクライナ人、不法移民
ニコス・バカリス (John Viscardi) アニャの彼、レストラン、DV
ジェリー・ミッチェル (Jacob Ming-Trent) 土壌改良
オルガ (Zuzanna Szadkowski) ベビーシッター
ルイーズ・キャムベシ (Caris Vujcec) 捜査官
バネッサ・アルバート (Meghan Andrews) ノアの妻
クリス・シャーマン (Alex Moggridge) フロムソン学園の会計
ベッキー (Pepper Binkley)
イワン (Alexander Emmert)
— (Gina Hernandez) 捜査官
— (Dani Marco) Actress
— (Isaiah Varisano) Boxer

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