Major Crimes ~重大犯罪課 シーズン2 第14話 大金の行方 All In

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第14話 大金の行方 All In

脚本/James Duff、Mike Berchem 監督/Anthony Hemingway

【ストーリー】

ゴルフのカントリークラブ。夜にマイクとスティーブは二人で
池に落ちたロストボールを拾いにやってくる。球をすくい取り
それを打って稼ぐ少年達。マイクはスティーブに池に入って
取ってくるよう告げる。するとスティーブは池に入るがすぐに
叫びを上げて出てくる。池の中に人が沈んでいたというので
ある。マイクはそんなハズはないとして、もう二度とスティーブ
を誘わないとして一人でボールをすくおうとするが、網には
なんと遺体が引き揚がる。

重犯課・潜水士・検視局が現場で遺体を引き上げる。
ケンダルは皮膚の状態から48時間以上水中に入っていたという。
体にロープが繋がれていて、ロープはほどけていたというケン
ダル。フリンはガスが発生したんじゃないかという。
サンチェスは少年たちは週に2回ボールを拾いに来て一個1ドル
で売っていたという。木曜日の夜に死体は無かったと言ってい
るとのこと。タオは免許証があるとして、被害者はデニス・デ
ィーツで、自宅はコースの反対側にあるとのこと。ゴルフカート
の跡が岸まで続いているので、恐らく遺体は当初シートにくる
まれていてシートは流されたのだという。被害者が最後にコース
を回った日を調べようという。

そんな中プロペンザはフリンの様子が気になりどうしたのかと
問う。フリンはあのバレエを知っているかとし、「くるみ割り
人形」だという。Xmasに金平糖の精なんかが出てくるヤツだ
と。
しかしそんな会話をしている中でも次々と事件の調査報告が
プロペンザの元に入ってくる。サイクスは被害者には前歴は無く
ディーツは二週間前に妻と三人の友人の5人で200万ドルの詐欺
に有ったとして告訴しているという。サンチェスは後頭部を
ゴルフクラブで殴られていると語る。ケンダルもまた致命傷
だろうとして、脳の損傷部と傷が一致しているという。バズは
現場にクラブが有った事を語る。

モラレスによると殴られたのは4カ所。頭蓋骨の線で一致して
いるとシャロンに報告する。死亡は何時なのかと問うと3日前
だろうという。タオは奥さんが金曜日に捜索願を出していて
夕食に戻らなかったのだという。大人の失踪人は認定される
まで72時間経たないと認定されないのだという。ディーツは
妻・オーブリーと友人と共同で200万ドルの投資信託を保有
していたこと。ディーツが管理していたが全額失ったという。
資産運用とベンチャー投資の件を話そうとするタオに対して
プロペンザは金融セミナーは良いので分かれやすく簡潔に
話してくれという。ディーツが全株式と債券を売り所有権の
半分を買った新作アプリが蓋をあけたらベイパーウェアだった
という。新しいプログラムの開発が発表されたものの結局
発売されず投資した資金は全てベイパー(蒸発)したのだという。
ディーツはババを引かされたというシャロン。
ディーツは損失を取り戻そうとしていること。父親の残した
信託財産から50万ドルを下ろしてブラックジャックしにベガス
に行ったのだという。しかしホテルにチェックインした形跡
はなく、不審に思った妻がベガス市警にも捜索を依頼している
とのこと。しかし捜索は3日後からだと言われ、妻は自ら
ベガスを探しているという。ディーツはどう200万ドルを集めた
のか?というシャロン。ディーツの共同出資者は、

妻・オーブリー
妻の弟のチャールズ・メイソン(皮膚科医)。自宅はゴルフの数
ブロック先にあるという。
大学時代の友人のリック・マーロウは近隣に住んでいて同じ
カントリークラブの会員とのこと。
建築業者のバリー・ローレンスは彼らの家をリフォームしている
が彼は2週間前に足を骨折していること。ゴルフ場の池に近づくの
は困難なハズだという。
またジェフ・クラインが詐欺師のアプリ開発者とのこと。
ディーツはジェフに200万ドルの全てを彼に渡していること。
ディーツの息子のジェイソンの学費も同時に蒸発してしまった
という。
——————————————————–

■今回の事件

カントリークラブの池の中から男性・デニス・ディーツの遺体
が発見される。遺体はゴルフクラブで頭部を殴られた形跡が
有り、皮膚の状態から48時間以上水中に入っていたものだと
される。現場近くにカートで運ばれた後が有り、シートとロープ
で遺体は包まれていたのではないかとされるが、それが外れて
今回少年達によって発見される。
デニスは資産家で、2週間前に5人で200万ドルの投資を行って
いて、詐欺に遭って告訴している事が分かる。

次第に殺されたのは金曜日の夜ということが判明していく。

■事件の関係者

被害者デニス・ディーツの関係者は、

・妻のオーブリー・ディーツ
・息子で大学生のジェイソン・ディーツ
・妻の弟のチャールズ・メイソン (皮膚科医)
・大学時代からのデニスの親友リック・マーロウ
・建築家でカントリークラブ仲間のバリー・ローレンス
・投資相手・アプリ開発者で今回告訴しているジェフ・クライン

■金の流れ、携帯電話の流れ、車の流れ

デニスは投資に於いて仲間に資産運用を任されていた為に、
ベンチャー投資として200万ドルの投資信託を保有していたが、
アプリ開発のジェフは予定したアプリを未だに発売しておらず、
詐欺かと思われた。

デニスは責任を感じて、なんと損失の穴埋めをしようとして
父親が残した信託財産を50万ドル下ろして、ブラックジャック
をしに向かったという。
その50万ドルはラスベガスで使ったかと思われたが、彼が
行った形跡はなく、その金は何処にあるのか。

ディーツはベンツに乗っているし、携帯電話が発見されていない。
携帯は電源が入っておらず流石のタオも追跡不可能。

■エマが激怒

検事補のエマは、ラスティに精神鑑定を受けさせたことに激怒
していた。精神鑑定を受けたとなれば裁判では弁護側にその件を
突かれるからだというもの。

誰でも精神鑑定は受けているものだとして、フリンは現在カウン
セリングの真っ最中であることを語っていた。

ただ精神鑑定を受けたのは、ラスティがおとり捜査と称して
ストロー事件ではなく、彼に送られてきている脅迫状の件を
なんとかする為に町中に立たせようとする前に起こしたこと
なので、エマがそのことに関して怒るのはまるで分からない
事でもなかったな。精神鑑定を受けさせるかどうかは、母親で
あるシャロンによる裁量でもあるし、ラスティが望めば当然
受けるべきだし、それを無視したエマの発言はちょっと無神経
だったのかも知れないね。

しかしその精神鑑定の結果がシャロンたちにも読まれて裁判
でも使われると知り、ラスティが相当焦っている姿が有る。
やはり彼はゲイなのだろうか。

■フリンも私生活の問題を抱える

ここ数話ずっとフリンは娘の結婚式の件で妻と式の出費を巡って
争う様子が描かれた。
今回はカウンセリングまで受けていることを口にしていた。
娘の結婚式で色々といざこざがあったフリンだけど、フリンに
は娘のニコルがいて、彼女が結婚したのだと思うけど、娘の
義理の息子が明日「くるみ割り人形」の舞台に出るということ
で、娘は結婚式に同席したシャロンと会うことに楽しみにして
いるという。式では思わず恋人として出席してもらった格好だが
そのことを未だに訂正できずにいる。
フリンもシャロンのことに好意を寄せているのだろうか。

プロペンザは「警部をシャロンと呼ぶな!」「のぼせ上がって
いる」と語っていたけど、意外とそういうところきっちりして
いるのね。
プロペンザによるとシャロンの娘はアメリカン・バレー・シア
ターのダンサーだという。

■地味に存在感のサンチェス

サンチェスのエマへの愛は終わっているのかと思ったけど、
取りあえずは仲直りしている姿は有ったよね。そして今回
リックという関係者が署に来た際に、リックはエマのお尻に
目を向けていた。さりげなくブラインドを作るサンチェスが
何とも言えなかったけど、エマさんは今回結構胸の開いた
服を着ていたので、結構エロかった(笑)

■バリーの容疑

バリーの家にデニスのベンツが置いて有った為に、殺したのは
バリーかと思い家宅捜査をする。車の運転席には血がべったり
ついていて携帯も有った。令状が出ていなかったけど大丈夫
だったのか。しかもベッドの下に隠れていた彼が突然権利を
言う前に、そしてバズのカメラが届く前に「全部認める」と
語ったことで、みんな慌てる様子が面白かった。

バリーの弁護士としてマデリン・モーガンが就くことになる。
モーガンを演じたRebecca Wisockyは「Devious Maids」で
街の女帝的役割を果たしているエヴリン・パウエル役の女優さん。

バリーが告白したのは、デニス殺害ではなく、失踪している
プログラム開発で詐欺罪に問われているジェフへの暴行のこと
だった。

■ジェフのアプリ「フレンドファンダー」

タオが最初彼のことは「開発者ではなく詐欺師」と語っていた
けど、次の時には「詐欺師ではなく開発者」と語る姿が有った。

彼の開発したアプリはモルガンスタンレーに2千万ドルで売れた
もので、ウォールストリート最大の投資アプリとして活躍出来る
ものだという。

そんなジェフは投資に関して、ギャンブルと同じようなものだ
として力説する中で、チップ云々の言葉を語ったことで、視聴者
も捜査官たちも50万ドルの行方がピンと来たハズ。

問題は犯人は単独なのかそれとも共犯しているのかということ。
結局妻一人の犯行で、50万ドルは高額チップとして換金されて
いた。しかしこういうチップって外部に持ち出せるものなんで
すかね。

■フリンが父親について熱く語る

最後に逮捕した際に、被害者の息子・ジェイソンや妻に対して
フリンが熱く語っていた。この辺はフリン自身の私生活のこと
も含めてはき出したい思いが有ったのだろうね。

「お前の父は必死で家族のため、家族を守る為に、周りから
どんなにバカにされようと意地でも失敗を挽回しようとして
いた。そんな父を持ったお前は生まれながらに恵まれている」と。

■使用された曲

■出演者

シャロン・レイダー (Mary McDonnell) FIDから重犯課へ
ルイス・プロペンザ (G.W. Bailey) ベテラン
アンディ・フリン (Tony Denison) プロペンザの相棒
マイク・タオ (Michael Paul Chan) 分析力
フリオ・サンチェス (Raymond Cruz) ギャング捜査に強い
バズ・ワトソン (Phillip P. Keene) カメラ
エイミー・サイクス (Kearran Giovanni) 特捜班から異動
ラスティ・ベック (Graham Patrick Martin) 母親が失踪中
モラレス (Jonathan Del Arco) 鑑識
ラッセル・テイラー (Robert Gossett) 新本部長

エマ・リオス (Nadine Velazquez) 地方検事補
ケンダル (Ransford Doherty) 鑑識

Dr.チャールズ・メイソン (Christopher Cousins) 皮膚科医
オーブリー・ディーツ (Jessica Lundy) デニスの妻
ジェイソン・ディーツ (Gavin Stenhouse) デニスの息子、大学生
ジェフ・クレイン (Amir Talai) アプリ開発
バリー・ローレンス (Kevin Shinick) 建築業者
リック・マーロウ (Joe Flanigan) デニスの大学時代の友人
マデリン・モーガン (Rebecca Wisocky) バリーの弁護士
スティーブ (David Mazouz) 少年
マイク (Will Shadley) 少年

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