ホワイトカラー White Collar シーズン5 第6話 氷上のヒロイン Ice Breaker

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第6話 氷上のヒロイン Ice Breaker

脚本/Matt Whitney、Mark Lafferty 監督/Eric Stoltz

【前回までのあらすじ】

モスコーニ・コデックス。
ニールはヘイガンにこれは普通の書物ではないとして、ガーシ
ョン美術館に提示してある、モスコーニの13章を盗むよう脅迫
され、レベッカのカードを使って侵入してそれを盗むが、レベ
ッカは自分のカードを使われて盗まれたことで美術館を首にな
る。コデックスの隠された謎を解いて奴を出し抜くとしていた
ニールだが、レベッカを首にさせてしまったこと。悔しいのは
コデックスを研修したい夢が消えたことだというレベッカ。
CIAのシーゲルは胸部を撃たれて殺されていた。容疑者は全く
分かっていないというピーター。カウンセラーのサマーズ博士
を逮捕する過程で、ニールは彼女から”行いが良くなっても
悪い事がしたくなくなった訳じゃない”と言われ、ニールは
モジーに対して今の状況を変えたいことを語る。

【ストーリー】

ニールはイワンから偽造パスポートを購入する。
取引している最中にFBIのジョーンズがやってくると、二人の
事を捕まえる。ニールはイワンに対してハメたなとして激怒
するが、それはイワンを捕まえる為のおとり捜査だった。
ピーターはニールに対して何で指示したとおりに動かないのか
として、座って取引して捕まるだけだという。余計な質問を
したり、容疑者を調べろと言ったかと問う。FBIに囲まれている
状況で悪さなんて出来ないだろうというニールはパスポート
以外でも疑っているのかと問う。ピーターは先日の200万ドル
が行方不明だという。Dr.サマーズが更正したい犯罪者を悪に
導いていたことを告げ、本当の自分らしく生きろと言われた
のだろうとすると、ルーシーもチャーリーブラウンに同じアド
バイスをしていることを告げる。本当のお前とは一体何なのか
とニールに尋ねる。

ニールはパスポートを調べる。
ジョーンズはここ最近別の事件でも押収したパスポートを
大量に持って来ていた。ニールは精巧で特徴があるので同じ
人物のものだろうという。イワンから買ったものも同様の癖
があること。大がかりな偽造組織があるのだろうと。
ロシア人街で最近犯罪が増えているというジョーンズ。
イワンは毎回同じ所に車を止めて駐禁を取られていること。
交通カメラ映像からイワンの行動を調べる。すると消火栓の
前に止めていた。ピーターはドリス・デイ駐車だとし、
所謂ご都合主義だという。目の前は廃墟だとし、令状を取って
建物を調べようと語る。

モジーは暗号学の歴史を調べるがやはり暗号だらけだという。
モスコーニ・コデックスは、転置式とシーザー暗号があてはま
らないことは分かっているとし、数独とケンケンも違うという。
全てのパターンとシンボルを研究したが、そもそも基の言語も
分からないという。ベルリンの修道士が量子力学をかじっている
ので協力を求めるかというモジー。

ニールとピーターでイワンがよく足を運んでいたロシア人街
の廃墟ビルにいく。ピーターはあくまで立ち寄った振りを
するのだと告げる。廃墟には見えないというと、アイスリンク
になっていた。ピーターはリンクを見ると子供の頃を思い出す
という。女性がフィギュアスケートの練習をしていた。
女性はカーチャで奥からセルゲイという男がやって来てここは
個人の施設なので勝手に入るなと語る。
ニールは自らをスポーツエージェントのニール・ミカーリだと
名乗り、ピーターのことをピーター・ネバンスというフィギュア
の名コーチだと語る。そんなに有名なのに名前を知らない
というセルゲイに対して、ダラ・リピンスキーやミシェル・ク
ワンは知らないかと問うと、この人が居なければ彼女らも
無名だという。カーチャは試合に出る気は無いというセルゲイ。
スカウトしにきたが、今週中に20人のスケーターに逢うので
その気がないのであれば仕方がないという。君には才能がある
というニールは夢を諦めないでと語る。するとセルゲイはすぐ
には決められないがすぐに他のものとは契約しないで欲しいと
いう。ニールは名刺を差し出すと連絡を欲しいという。

ピーターに対してホッケーをしていたのだから潜入しようと
いう。コーチとして潜るのが一番だという。
プロフィール用の写真を撮ることになるピーター。

そんな中、ガーション美術館のレベッカがFBIにやってくる。
美術館に勤めたいが何処も雇ってくれないという。僕に
出来ることが有れば・・というが、レベッカはあなたに出来る
ことはないとしもう沢山だという。IDの件であなたに会うまで
は確かに持っていたとし、バーク捜査官に無実だと訴えて、
一筆書いてもらいに来たのだという。しかしニールはあの事件は
グルーツナーが担当だったとし、明日ならば会えると語る。
オレに任せてというと電話すると語って追い払うのだった。
——————————————————–

■今回のミッション

・FBIとしての仕事としては、パスポート偽造の販売網を壊滅
させる為に捜査することになる。
・ニールの個人的なエピでは、何とか嘘をついてガーション
美術館のレベッカを引き入れて「モスコーニコデックス」の
謎を解いていこうとする。

■冒頭ではニールが逮捕

ニールがFBIの監視から離れたがっていることは明らかで、
モジーに対して今の状況を変えたいことを言っていたことも
有るので、独自のルートでパスポートを入手して、失敗した
のかにも思えた。ただニールほどの人ならば自分で作った方が
精巧なのを作れるのか。それともモジーの方が上手いのか。
売人のイワンを逮捕。
他の犯罪の流れを通してロシア人街で偽物のパスポートが
流通していることを知り、イワンの足取りを追うことで偽造
の組織を特定していこうとする。

■演じる

今回は色んなところで人が別人を演じる流れが有ったね。

ニールはスポーツエージェント役、ピーターはフィギュアスケ
ートのコーチ役。
この二人でセルゲイ率いる偽造パスポート組織に潜入すること
になる。その為にセルゲイが愛しているカーチャのスケート
選手のコーチ役としてピーターを送り込むことになる。
ただその流れの途中でピーターの監視から離れる為にニールは
ディミトリーを雇って登場させる。ニールが彼の妹に手を出した
という設定だけど、ピーターならばすぐに嘘だと気づきそう。
君なら「屋根の上のバイオリン弾き」のオーディションに
絶対受かるよと声をかけていた。

ジューンはFBIの芸術班の受付役、モジーはFBI芸術捜査班の
グルーツナー捜査官役。この二人でレベッカを騙して、
コデックスの解読に協力させようとする。
グレイヴィッチ医者(カイロプラクター)のオフィスを勝手に
借りて、そこを簡易的なFBIのオフィスにしていたけど、
その辺はドラマ「レバレッジ 詐欺師たちの流儀」みたいだ。

■ピーターのコーチの設定は無理がありすぎる

ピーターはコーチに全く見えない(笑)
ただピーターは幼少期からアイスホッケーはやっていたみたい
なので、スケートは滑る事が出来るという設定はあるみたい。
一夜漬けでフィギュアのHow toを習おうとしていた。
普段フィギュアを見て居るエリザベスが専門用語を使って説明
するので詳しいかと思ったけど、実際にはただの知ったかぶり
だという。見るのはやるのでは大違いだとしていたけど、その際
過去ピーターとエリザベスがデートした際に彼女がアイスリンク
で「バンビみたいに氷の上にベタ~となった」としたことを
引き合いに出していた。

夜中までに(トーニャ・)ハーディングや(ナンシー・)ケリガン
まで行けると良いとしていたけど、この二人の私生活での
エピソードはホントに凄いよね(笑)
それだけアメリカでも過酷なフィギュア代表の争いがあるのだ
ろうけどね。

■エリザベスの本音

ピーターが今回ウォッカを飲んで顔を真っ赤にするシーンが
有ったけど、その流れで色々と要らないことを喋るというので
あれば分かるのだけど、今回は仕事に送り出すエリザベスが
ピーターに対して本音をぶちまけていた。

「管理職になると聴いてホッとした。休みも取れるし残業も減る。
でも今じゃまた夜は遅く、朝は早いし、ウォッカを飲んでいる。
そしてセクシーなフィギュアスケーターまで・・」と。
「現場に出ると夜、あなたが帰ってくるまで生きた心地がしな
い。」

そう語る背景にはやはりFBI捜査官シーゲルの死も影響している
のだろう。ニールの管理役だったシーゲルだけど、本来はピー
ターが居たポジションだからね。

■ピーターとニールのピンチ

ピーターがセルゲイと会話に花を咲かせている中でニールが
オフィスに侵入して偽造パスポの証拠を掴んでいた。その際に
ニコライによって見られてしまう。なんとか電話を借りると
いう名目でごまかしていたけど、あのオフィスには銃はあるし、
偽造パスポの証拠だらけなので、見られて何も言わないという
のもちょっと不自然だったな。

ピーターの方は相当なピンチがあった。

・ピーターは冒頭ではプロフィールを検索したけど出てこない
とされて焦るところが有った。この辺はちょっと段取りが
悪くないか?
・セルゲイから「カーチャはサルコウが上手く出来ない」と
されたときには知識を試された格好だったけどなんとか一夜漬け
で学んだ答えで対応した。
・またニールが二階に居る状況の中、セルゲイたちが二階に
行かないように挑発する。「レークプラシッドオリンピック
(1980年)での屈辱を味わいたくないんだろう」と。
このネタは流石に知らないけど、ロシアがアイスホッケーが
強いかどうか良く知らないんだよな。最近アジアリーグで
日本のアイスホッケーチームは、韓国、中国だけでなくロシア
のアイスホッケーのチームと戦っているところがあるよね。

■一網打尽にする作戦

ロシアから偽造パスポートを使って次々に犯罪者をアメリカに
入国させている現状があることを聞き、偽造されたら二度と
捕まらないということで、一網打尽にする作戦に出る。
ただ犯罪者が身内ならばいいけど、結婚式に集まるものかな。
「TATIANA」という如何にもな名前のレストランで婚約パーティ
ーを開いた。ピーターの妻はインフルエンザで欠席だと語る。
前回のエピソードを引きずっているのか(笑)

■カワイイレベッカ

FBIに協力することになった際にレベッカはニールに話すべき
事があるとして逮捕された過去があることを語る。
19歳の時にモロッコのマラケッシュにいた際に、メナラ庭園
に行ったらタイル・サーディアン・パビリオンが天井から
落ちてきてそれがポケットに入ってしまったという。それで
一晩拘留されたという。
そんな事実を聞かされて、ニールは元囚人と仕事をしたことが
あるとし、君のような筋金入りの犯罪者と仕事をすると語る
ことで笑いを誘っていた。

■ピーターとエリザベス

アイスリンクで最後を迎えるシーンって結婚ドラマではある
よな。韓国ドラマでもそんな感動するシーンが有ったけど、
BONES辺りでも無かったけか。最後にスケートリンクでピーター
は彼女に奥さんサービスしていた。

■その他

・コデックスには13章はない。
モスコーニは迷信を信じたので彼の作品にはどれも13の章はない。
・カーチャはインスブルックというウィンタースポーツの聖地へ。
・”人生は奉仕の場”、トルストイの「戦争と平和」
・シャシリフ

■使用された曲

■出演者

ニール・キャフリー (Matt Bomer) 天才詐欺師
ピーター・バーク (Tim DeKay) FBI知能犯専門チームの捜査官
モジー (Willie Garson) ニールの友人、犯罪者社会との深いコネ
ダイアナ・バリガン (Marsha Thomason) FBIピーターの部下
エリザベス・バーク (Tiffani Thiessen) ピーターの妻
クリントン・ジョーンズ (Sharif Atkins) FBI ホワイト・カラー・ユニット

レベッカ (Bridget Regan) 元ガーション美術館員
カーチャ (Annet Mahendru) ロシア人、セルゲイの婚約者
セルゲイ・ツルゲーネフ (Mike Dopud) 犯罪者
ジューン (Diahann Carroll) 大家、ニールの仕事を手伝う
イワン (Gregory Korostishevsky) 偽造パスポート販売
ニコライ (Roman Roytberg) セルゲイの従兄弟
ディミトリ (Gabriel Furman) 役者
— (Darlene Violette) Receptionist
ナターシャ (Jessie Coleman)
— (Jimmy King) Russian Mob

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