Major Crimes ~重大犯罪課 シーズン2 第18話 差出人 Return to Sender

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第18話 差出人 Return to Sender

脚本/Michael Alaimo
監督/Rick Wallace

【前回までのあらすじ】

フリッツはストロー事件に関する脅迫状は何通届いたのかと
問うと全部で27通。5通はシャロン宛で残りはラスティ宛てだ
という。プロペンザはラスティに対して選択肢は3つあると
いう。テイラーは2つだろうとするが、ラスティは第三の選択
をするという。3つ目とは髪を書いたヤツのタイホだというも
の。警察の捜査にはラスティの年齢では加わることは出来ない
とシャロンは語る。しかしプロペンザはシャロンに一生
ラスティを閉じ込めておくなんて出来ないという。サイクスは
試験に合格しないと潜入はさせないことをラスティに告げる。
特殊班のクーパー警部補が指揮を執ることになるという。
ラスティには公園が唯一の安全地帯だと語る。

【ストーリー】

814番地に住むウェイドの元にタトゥーをしたヘスースという
男性がやってきてデン号があるという。これを見てくれとして
紙袋を渡すと、それを確認したウェイドは室内に入れる。
これで2000ドルだろうとすると、まずは千ドルを払うという
ウェイド。残りは伝言の後だというとソファーに座っていてくれ
という。1000ドルを差し出すと金を確認してくれと告げ、
数え終わったらビニールに戻して欲しいという。ストローから
のデン号は?脅迫状は効かなかったという。一時間以内にその
少年か女を排除する方法を考えろと。2人には厳重な警備が
ついているのだという。このデン号の受領確認を知らせる場所
は何処なのか・・返事は何処へするのかと問うと、エデンデール
公園の川で噴水の傍だという。するとストローは直接あんたに
伝言を託したのかと問うとヘスースは一度も会っていないという。
僕はヤツと逢ったばかりにこんな事をしているのだとして、
ヘスースのことをナイフで刺し殺すのだった。

2014年1月6日。
遺体が発見されたとして重大犯罪課が捜査に出る。
35歳ボイルハイツ在住のヘスース・シャベルだった。フリンは
ギャング絡みで殺されたのではないかという。サンチェスは
クビにERG(イーストリバーギャング)のタトゥーがあると語る。
しかし何で市営公園の川に投げ捨てたのか。
ケンダルは死亡時刻は不明で水に入っていたこととソファーカ
バーによってくるまれていたからだという。しかし腐敗はない
ので昨日の夜辺り殺されたのだろうと。サイクスは閉園は夜
10時だという。刺し傷は3カ所で胸に2カ所、クビに一カ所だった。

シートの両端にロープで結んでいるという。足跡は一人分だ
というサンチェス。指紋から被害者はヘスース・シャベス、2日前
にLA郡の刑務所を出所しているとのこと。麻薬で一ヶ月服役
していたとし、過去にも複数の逮捕歴があるという。殺人未遂、
暴行、銃の所持。そして強盗では9年服役しているというタオ。
ヘスースは神の子という意味じゃないのかというプロペンザ。
遺体がくるまれていたのはソファーカバーのようだというバズ。

モラレスはギャングは普通ナイフを嫌うとして相手に近づか
ないで殺せないからだという。傷の角度から見て被害者は座っ
た状態で後ろから刺されているという。刃渡り18cm、両刃で
片方はギザギザとのこと。この手の遺体を見るのは初めてでは
ないというモラレスは昨年2013年6月に同じサイズのナイフで
刺されてビニールのカバーでくるまれて発見された遺体が
有ったという。
調べると2013年6月13日にキース・メイプルトンが殺害されて
いた。強盗でLA郡の刑務所に5ヶ月服役した2日後にザ・バレー
のテニスコートで刺殺隊で発見され遺体はソファーカバーで
くるまれていたことが分かる。キースはギャングではないとし
逮捕歴も無かった。共通する刑務所仲間もいないという。
そんな中タオは3人目も居る事を告げる。FBIのデータベースで
検索したところ、ラッセル・ジャクソンが2013年8月12日に
遺体として発見されていた。車泥棒でLA郡の刑務所に入り、
出所2日後にベンチュラ郡で遺体が発見されていた。3人共に
LA郡の刑務所だとするとシャロンは偶然ではないと語る。

テイラーはシャロンに報告だとしてクーパーからの連絡で
公園に来る人の身元を全て調べているが今のところ前歴者は
いたいという。シャロンは映像だけでなく音声もここで聞ける
ようにして欲しいと頼むのだった。バズは監視カメラで公園
の映像を見ていたが、ラスティは45戦中42勝だと語る。

そんな中ラスティの元の帽子を被った男(ウェイド)がやって
くる。自らをビルだと名乗る彼は、ラッセルに対してチェス
対戦をしながら音楽をかけてもいいかと尋ねる。
音楽を流すとラジオの周波故に監視モニターで盗聴していた
クーパーたちは二人の会話がよく聞こえなくなってしまう。
——————————————————–

■今回の事件

エデンデール公園の噴水近くの川でナイフで刺されてビニール
袋のようなものにくるまれた遺体が発見される。
ナイフの形状や殺害方法、ソファーカバーによってくるめられ
ている犯行手口から過去に類似する事件を調べていくと、2件目
3件目の事件が起きている事が分かる。いずれもLA郡の刑務所
から出所して2日後に殺されている。

分かっているだけで、

・ヘスース・シャベス
2014年1月6日死亡、麻薬で逮捕。エデンデール公園の噴水近くの川

・キース・メイプルトン
2013年6月13日死亡、強盗で逮捕。ザ・バレーのテニスコートで発見

・ラッセル・ジャクソン
2013年8月22日死亡、車泥棒、ベンチュラ郡で発見。

・グレゴリー・グーン
飲酒で逮捕歴。アルトバー勤務、人里離れた渓谷の奥深くで遺体
として発見。フットヒル署から通報

■ラスティのおとり捜査継続

前回失格の烙印が押されたのでもう別の方法論で捜査するのかと
思ったけど、結局ラスティを使っておびき出す流れが有るのね。

ビリー・ウェイドという人物が犯人の様で、ヘスースの内縁の妻
モニカによると「伝言を届ける」としていたとし、「伝言が本物
である証拠としてリングノート(コマンダー)と鉛筆(レッドウィ
ング)を持って行く」として買いに行ったことを語る。

その鉛筆とノートはまさに脅迫状を送ってきたものと同じという
ことで一気に捜査は進展・急展開に・・

■嘘くさいプロファイル

FBIの行動科学科がプロファイルを発表していた。
「白人男性・30代前半、未成熟だが計画性は有る。秩序だった
行動を好み、非常に知能が高い。用意周到、集中力に富み、
過激で強迫観念が強い。目的意識にかられて行動し、狙った獲物
は決して逃さない。」

これまで送られてきた文章から分析したんでしょうか。
なんか今まで殆どこの人物に関与していなかったFBIが突然
一瞬でプロファイルで導いた感じがしてなんだかやや都合が
良い感じに受ける。

■犯人はゲイ?

ゲイバーでギムレット・オン・ザ・ロックを注文する男。
バーテンダーとの関係も有るみたいで、レイモンド・チャンド
ラー原作の小説「長いお別れ」の中でも、このカクテル
を通したやりとりが行われている。ゲイの男はこれを飲みに来る
度に殺人を犯していたのかも知れない。

■被害者の共通点を探る作業は楽しいね

ドラマではラスティが狙われている事も有って全体的には
緊迫感溢れているところがあるけれど、刑事ドラマの楽しさ
の一つは連続殺人犯を見つける過程の中に被害者に共通した
モノの中から人物を特定していく流れがある。
何故4人の人物は殺されたのか。ストローとの関係は有るのか。

色々と想像させることがあり、
ウェイドはかなり知能犯だと言うことは分かるのだけど、
何故そんな彼がストローによって脅迫されているような行動
を見せているのか。
執筆者特定プログラムを使って「冠詞のthe」や「前置詞のofやto」
に書き手の特徴が現れるとしていたけれど、その結果96%の
確率で一致した。

■緊迫感溢れるラストの10分

「クローザー」の時にも銃撃戦が行われたシーンに於いて
サンチェスが撃たれたシーンとか相当緊迫感に溢れていたけど、
今回も犯人が狙うであろう場所がある程度視聴者的には想定
出来るところもあって、エレベーターに乗る瞬間、地下駐車場
を歩くとき、マンションのロビーを歩く時などは常に緊迫感が
有った。

シャロンと犯人がドア越しに打ち合う姿も凄かったし、
その直前にラスティがかろうじて犯人のナイフから紙一重で
逃れるシーンなど驚かせるところも有った。

■証人保護プログラムの発令か

作戦の変更だとしてテイラーとシャロンが決断する中で、
やっぱり荷物をまとめてシャロンたちの連絡の付かないところに
置かれるのかと思われたけど、実際には裁判の日までプロペンザ
の家に置かれるという。正直サンチェスの家に置いた方が良い
のではないかという気がする。プロペンザだと機動力に問題
があるし、先日のエピソードでも老眼で最後の最後まで射撃訓練
に於ける合格点が採れなかったことが有ったんだよね。

裁判が始まって来週になったということなので、シーズン2最終話
で一応ストロー編は解決したりするのかな。

■使用された曲

■出演者

シャロン・レイダー (Mary McDonnell) FIDから重犯課へ
ルイス・プロペンザ (G.W. Bailey) ベテラン
アンディ・フリン (Tony Denison) プロペンザの相棒
マイク・タオ (Michael Paul Chan) 分析力
フリオ・サンチェス (Raymond Cruz) ギャング捜査に強い
バズ・ワトソン (Phillip P. Keene) カメラ
エイミー・サイクス (Kearran Giovanni) 特捜班から異動
ラスティ・ベック (Graham Patrick Martin) 母親が失踪中
モラレス (Jonathan Del Arco) 鑑識
ラッセル・テイラー (Robert Gossett) 新本部長

エマ・リオス (Nadine Velazquez) 地方検事補
ケンダル (Ransford Doherty) 鑑識
フリッツ・ハワード (Jon Tenney) FBI捜査官

Lt.チャック・クーパー (Malcolm-Jamal Warner) 特捜班
ビリー・ウェイド (Augustus Prew) 殺し屋
モニカ・ガルシア (Teresa Ruiz) ヘスースの内縁の妻
フロレンティーノ・レイエス (Carlos Moreno Jr.) 39歳、模範囚
ヘスース・チャベス (Chris Trouble Delfosse) ウェイドに刺される
グレゴリー・グーン (Christian Gehring) 27歳、バーテンダー
— (Arianna Ortiz) SIS Officer
キース・メイプルトン (Christian Di Salvo) 昨年の6月に殺される
ラッセル・ジャクソン
ジーナ
デニス

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