クリミナル・マインド FBI行動分析課 Criminal Minds シーズン6 第10話 シリアルキラーの娘 What Happens at Home…

リンク広告 テスト




第10話 シリアルキラーの娘 What Happens at Home…

脚本/Edward Allen Bernero
監督/Jan Eliasberg

【ストーリー】

モデルハウス見学歓迎。
ブロンドの女性・オーブリーは小説を書いていると突然何者か
によって首を絞められて殺害される。

BAUではホッチから事件の捜査協力が有った事を告げる。
場所はニューメキシコ州ゲートコミュニティで2月で3人が殺さ
れたという。マージョー・ウェストは深夜自宅で絞殺し、翌日
家族に発見されたという。ジル・ロングは自宅の選択室で絞殺
されて夫と子供は裏庭でキャンプをしていたとのこと。そして
夕べオーブリー・ジェイコブズが自宅の書斎で殺害されたとい
う。夫・ドリューと娘・ヘザーは寝ていたとのこと。
自宅に人が居るのに狙うというのはリスクの高い犯行だという
モーガン。ゲートコミュニティの警備体制はどうだったのかと
いうリード。防犯カメラで24時間監視されていて、昨夜以降
ゲートを出入りしたのは住民だけ。つまり犯人は内部のものだ
という。どの住民も収入や社会的地位は変わらないので、プロ
ファイルでしぼるのは難しいという。ホッチはそこで新しい
視点を取り入れると語る。ロッシが現在動いているという。

FBIの訓練所にいくと、アシュリー・シーヴァー捜査官が訓練
しているのを見て居た。ロッシはアシュリーに逢うと久しぶり
だという。現在ワシントン支局の受付にいると聞いた事を語る。
時間外に補習を受けていたと聞いて見に来たとすると、遅れた
分を取り戻そうとしていたという。ただ顔を見に来た訳では
なさそうだとすると、ロッシはあるものを見て欲しいという。
アカデミーの成績に関係しているのか、それとも私の過去に関係
しているのか。
アシュレーのことをホッチの元に連れて行くとここでも
彼女に対してホッチは久しぶりだと語る。ホッチはアシュレー
に捜査を手伝って欲しいと語る。その犯人は誰にも気づかれず
に隣人を殺していること。発生場所のコミュニティが特殊で
住民は似ていて通常のプロファイルでは条件を絞り込むのが
難しいのだという。もし犯人に子供がいたら?統計的には
いると思うとすると、子供の行動に何かが表れるという。
チームに加えるのではなく質問したいだけだとすると、気乗り
しないかと問う。手伝いたいが自分の目で見ないとコメント
のしようもないと言われ、ホッチはあくまで今回だけの参加で
単独行動は許さないと語る。
楽じゃないし辛い記憶がよみがえるかもしれないこと。父親が
25人も殺した記憶はよみがえるのではなくずっと消えないと
いう反論するアシュリー。

ガルシアはオークツリーヒルズの警備事務所には連絡済みだ
として警備体制に問題はないという。あとは男性住民の調査だ
とすると、ホッチはガルシアに州内で似た事件を調べてくれ
と語る。今アシュレーが来るとロッシはホッチにどう紹介する
かと相談する。隠しはしないが気持ちも配慮して、反応を見て
決めようという。シーヴァーと名乗っているのであれば
知られたくはないハズだという。俺たちも年取るはずだと自虐
する。

ロッシはBAUの面々にアシュレーを紹介する。
アカデミーにいるのを借りてきた事を告げ補習を受けていたと
いう。リードは僕も補習を受けたとすると、本で勉強する以外
のもの全部補習だったと語る。アシュレーにはコンサルタント
として同行してもらうという。彼女は面白い視点を持っている
のだという。
アシュレーはみんなの前でシーヴァーとは母の旧姓で本名は
ボーシャンプだという。父親はチャールズ・ボーシャンプだと
すると、リードはあの「レッドモンド・リッパー」事件の?
と尋ねる。ノースダコタで10年で25人を殺害し、ロッシがタイホ
しホッチも一緒だったという。住民の家族関係を観測してもらうと

し、我々には気がつかない何かに気づくかも知れないと語る。
シリアルキラーの娘・・確かに新しい視点だとするが、ホッチ
は気を取られているなと注意する。

ニューメキシコ州ラスクルーセス・オークスツリーヒルズ。
入り口には警備部長のブリンクリンがゲートを通過する人たち
のことをチェックしていた。担当刑事のルイスは現在モデル
ハウスにいるとのこと。
——————————————————–

■まえがき

今回のDlifeでの放送が特別編成による時間変則だった為に、
毎週録画しているこのドラマをウチのAQUOSレコーダーは、
その時間通りに放送を録画してしまった為に、仕方なく
見逃し動画配信放送で見ました。その関係で多少固有名詞とか
間違っているところがあるかも知れません。予めご了承ください。

■今回の事件

今回はニューメキシコ州ゲートコミュニティで発生した殺人
事件の犯人を追うというもの。このコミュニティは住民以外
のものが街・コミュニティに入ることを細かくチェックして
住民が安全に暮らせるようなシステムを作っている。
しかしそんな中でも2ヶ月で3人の被害者、マージョリー・ウェ
スト、ジル・ロング、オーブリー・ジェイコブズが出てしまっ
たことで捜査協力がBAUに届いたもの。
冒頭でサソリが暗闇の塀をよじ登ってこの街を見下ろすシーン
から始まる訳だけど、今後の展開を示唆するようで象徴的な
ものが有る。

今回の一件では被害者だけでなくこのコミュニティ自体
が収入とか社会的地位に関しては、ほぼ同一で変わらない
ことも有る為に、プロファイル捜査で容疑者像をしぼることが
難しいとされた。ホッチによると新たな視点を入れるとのこと
だが・・

■アシュレー・シーヴァー / ボーシャンプ

今回ホッチとロッシが秘密兵器のようにして投入したのは彼女・
アシュレイ。話を聞くと、過去10年で25人を殺害した父・
チャールズの娘だという。チャールズの事件は「レッドモンド・
リッパー」と呼ばれ、FBI捜査官たちもアシュレイに対する扱い
に関しては、相当気むずかしい状況に置かれているようだった。

ただ彼女はブロンドでとても美人さんだ。
ガルシアがリードと電話で会話する中で、(シリアルキラーの娘の)
アシュレイの様子はどうかと尋ねた際に、リードの反応
からガルシアは

「何、今の声?カワイイと思っているんだ」
と思わず突っ込まれてしまうという。

アシュレイ役にはRachel Nicholsが演じているけど、見る角度に
よっては、「CSI:科学捜査班」でのブロディ捜査官役の
Elisabeth Harnoisに見える。多分並べると似てないのだろうけ
ど(笑)

日本の警察ではよく耳には聞くけど、犯罪者を家族に持つ人は
警察官にはなれないという嘘か本当かの情報があるので、多分
こういう人物ってなかなか居ないような気がする。

■加害者と被害者、そして加害者家族の立場

日本のドラマの中でも名作の一つ「それでも、生きていく」
という作品がある。若い男女が出会うけれど、一方は
加害者の家族で一方は被害者の家族だというもので、辛い
境遇の中でも生きていく物語だった。

周りで見守っている家族としては、何処かで身内の犯罪に対して
止められたのではないかという思いは有るのだろうし、被害者
家族と接して気持ちを伝えたい思いもあるのだろう。

先日フランスでテロが発生したけれど、その際、テロリストの
息子に対してその父親はインタビューの中で「襲撃することを
知っていたら息子を殺していた」としていたけれど、なかなか
身近にいる分、気づくのは難しいし、止めるのも難しいところ
があるんだろうね。

アシュレイは今回加害者家族の立場として、加害者に対して
接する姿が有ることで興味深い描写となった。

■最近はプロファイルをある程度熟知する人が出る

このコミュニティを守るルイス保安官だったか、アルバカーキー
でFBIのセミナーに出たことがあるとして、自分なりのプロフ
ァイルを語っていた。

「犯人は秩序的、道具は持参し持ち帰っている。配偶者、長年
のパートナーと暮らし、技術職、見た目は怖くないが、権力や
支配力に飢えている。」

結果的に見るともうこの段階でプロファイルが完成している
くらい該当する人物だったね。

唯一権力とか支配力に飢えているとしたのは、ブリンクマン
とかルイス刑事に嫌疑を向ける為に付けられた感じもするのだ
けど、リード先生が「サイコパスは権威有る仕事を選ぶ」と
していたことでより視線は警備の二人に向けられていく感じ。

どうみてもあのもみあげは怪しいし(笑)

■コミュニティの善し悪し

なんかアメリカのこういうコミュニティって怪しさばかりが
抽出されるな。意外と権力者によって掌握されていて、街の
人たちがみんな事件について知っているのではないか、ある程度
犯人像を特定しているのではないかという感じがする。ギャング
の法則同様、密告者は排除されるので言えないとかそういう事情
が有ったりするのかと。

また韓国のように高層ビルの羅列のような集合住宅地ではなく
一戸建ての住宅街だったけど、規格が同じものを使っている為
にガレージのリモコンの種類は5種類しかないとのこと。

最近はトヨタやVWなど自動車業界に見るコスト削減故の部品点数
の少なさと共通性をもって制作する為にリコールした際の
台数が一気に100万台とかなることがあるけど、個性を殺すような
コミュニティの光景にはちょっとアメリカらしくないな。

■集会を開く

集会に集まった人たちのボディランゲージを知りたいとしていた
ホッチ。犯人特有の仕草があるとしていた。

どんな仕草なのかと思っていたら、そこは加害者家族の娘・
アシュレイが自分のことを引き合いに出しては、父親が行って
いたことを想像する。

ただ寧ろこの集会に集まったかどうかの方が問題だったのでは
ないかという気がしないでもない。

アシュレイが言うには犯人ならば身内に過剰な優しい姿を見せ
るとし、父親は自分のようなコワイ人物から守ろうとして行動して
いる姿が有ること。そして何よりも何度も買い与えてもらう
けど犬などを飼わず、拾ってきた犬を殺してしまうところがある
など一番わかりやすい殺人鬼の兆候なんだろうけど・・

■アシュレイは一番最初に気がついたのだろうか?

被害者の奥さんのパソコンを返しに行くという名目だったけど、
アシュレイは一番最初に犯人の自宅を訪ねていた。

犯人の男も自分が犯人だと見つけられたと感じてアシュレイを
殺そうとする意図が有ったのかどうか。

頼みの綱は娘の存在だったな。
ヘザーが居なければ犯人はあっさりとアシュレイを殺していた
かも知れない。

■ホッチのお叱り

「単独行動は避けろと言っただろう」
「君はみんなを危険にさらした。チームは仲間のことを考えて
動かないといけない。それを忘れるな」と。

■アシュレイの複雑な心境

あれだけ酷いことをした父親のことを憎めないとしていた。
それに対して「何者で有っても父は父。君が責任を感じること
はないが、それでも父である事実は変わらない」と言われていた。

ロッシは
「これは勝ち負けではない。ただ生きるんだ。それさえやれば
大丈夫だと、オレは思う」と語る。

■使用された曲

・Far from Home by Five Finger Death Punch

■出演者

デビッド・ロッシ (Joe Mantegna) BAU創設に携わったベテラン
アーロン・ホッチナー (Thomas Gibson) リーダー
デレク・モーガン (Shemar Moore) 爆弾処理が得意
スペンサー・リード (Matthew Gray Gubler) ドクター
ペネロープ・ガルシア (Kirsten Vangsness) 解析
エミリー・プレンティス (Paget Brewster) FBI歴10年

ボブ・ペイジ (John Thoms)
アシュリー・シーヴァー (Rachel Nichols) FBIアカデミー
ドリュー・ジェイコブズ (Kenneth Mitchell) 夫
ヘザー・ジェイコブズ (Madison Leisle) 娘
オーブリー・ジェイコブズ (Milby Barron) 妻、小説、3人目被害
フェリックス・ルイス (Alex Fernandez) 捜査官
ハーベイ・ブリンクマン (Scott Subiono) 警備部長
フランク・モリス (Dan Warner) 近所を見守る住民
ウィリアム・ヘラー (Christopher Kriesa) FBIアカデミー、ロッシと
— (Larry Herron) FBI Instructor
マイク・ワトソン (Gordon Carmadelle) 教会に来ていた親子?
— (Eben Ham) 制服警官
モーリーン・ワトソン (Henree Alyse) 教会に来ていた親子?
若い頃のアシュリー (Bryn Allen)
チャールズ・ボーチャンプ (Eric Gable) アシュリーの父。
マージョリー・ウェスト (Nicole Abramson) 自宅で殺害
ジル・ロング () 自宅の選択室で絞殺

スポンサーリンク
レンタグル大336

シェアする

フォローする

スポンサーリンク
レンタグル大336