トランスポーター ザ・シリーズ Transporter:The Series 第7話(7) 冷たい手 Give the Guy a Hand

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第7話(7) 冷たい手 Give the Guy a Hand

脚本/Katie Ford
監督/George Mihalka

【ストーリー】

カナダ・トロントでは空前の建設ブームで深刻な住宅難。
ダウンタウンの地価高騰、建設ブームで経済瀬長。住宅難を
緩和など次々と新聞紙面を飾る。アダム・スミス社が市街地
を占有し、歴史的建造物の売却をライバルが拒否したという。
雇用者数が増加、75%がトロントに本社を置くタワークレーン
のもので、工事により渋滞も起きていた。
フランクはディーターに電話すると、フランクの車を整備して
いた。これって海藻なのか?と問うと、フランクが乗ると
へこみを作るしセメント責めにしエンジンに海藻だという。
フランクは悪いと思っているとし、あの時は海に落ちるしか
なかったのだという。湖には近づくなというディーター。車に
だって感情があるのだという。ディーターは整備しながら服を
汚してしまうが、フランクに対して修理は終わったがこれから
は他の客の仕事を取りたいと思うというディーター。
商売ではなく気持ちの問題だとして、車はオレに取っては子供
同然。破滅に向かって突っ込まない客のために仕事をしたいと
いう。フランクもその決断を尊重すると語る。

フランクは受け取り場所にいると、突然アドバイスを届けに
来たという男がいた。「誰かに良い一日と言われてもそうなる
とは限らない」という。一体何だったのか。フランクはカーラ
に電話すると荷が送れていることを語る。メッセージが来た
とし、運び屋は何処かと先方は言っているという。送った位置
情報が間違っていたのか。私たちはトロントでは素人で、カナダ
に来た目的は新しい市場の開拓だという。今回の依頼人は顔の
広い人で、フランクは厄介でタルコニも用心しろと言ってい
るという。彼とそんな話いつするのかというと、時々話をする
という。全てはフランクを守る為だというが、彼は自分のこと
は守れるという。これから何処へ行けば良いのかと問うと、
カーラは位置情報を送るという。

目的の場所に行く。
今度時間に遅れたら帰るというフランク。目の前にいた杖を突
いた親子を見て荷物を届けに来たのかと問うと、引き取りに来た
だけだという。男はフランクに荷物を入れるのを手伝って欲しい
と頼む。助けてくれたフランクに金を渡すがフランクは受け取れ
ないとしてそれを返す。
そんな中3回のヘッドライトを点滅する車の人物が現れたらそいつ
が連絡役だよとしそいつの後を付いていくよう告げるのは、先ほ
ど助けた足の悪い男だった。

カーラに電話すると、この依頼人とは一度にしようという。
何か変だとすると、まさかケイガン絡みじゃないだろうなと語る。
そんな中突然ハンドルに手を縛られた男が現れる。フランクは
彼を助けようとする。何台もの車が一斉に男の車を追いかける
為にフランクは彼を助けることになるが、フランクは突然
男達によって囲まれてしまう。捕まえられて車に乗せられる
フランクは行き先を教えてくれというが、フランクは彼の姿を
見て警察官だろうと語る。態度や服装からして明らかに警察だと。
フランクはどうして警察署に連れて行くのか・・何の容疑なのか
と問うと、殺人だという。
取調室にはライダー刑事とパートナーのスタンウィック刑事が
現れる。君はマーティン・フランシス(フランク)なのかと問うと
一体何が有ったのかと問う。二人の刑事はフランクはナイフを
持っていたし、フランクが乗っていた車のトランクから遺体が
発見されたのだとして写真を見せられ、そして紙幣にも指紋が
付着しているという。フランクはそれらの人物には全て見覚え
が有った。テニスボールを持っていた男、杖をついていた男、
そしてハンドルに手を縛られていた男。そのウチのボールを持っ
ていた男が殺害され、ハンドルに手を縛られていた男の車のト
ランクの中に遺体が入っていたのだった。色々と尋ねられレン
タカーから君の名前は無いと問われ、遺体の乗せた車と紙幣の
指紋からはフランクの指紋が見つかっているという。箱を運べ
と頼まれたが死体が入っていると知ったら手を貸さなかったと
いう。罪状認否は月曜日だと言われ、まるで警察とは話にもなら
ず横暴な態度で容疑者にさせられるのだった。電話をさせてくれ
として語る。フランクはカーラに電話すると、トロントで罪を
でっちあげられて拘留されたことを語る。誰かにハメられたの
だと。タルコニに電話するカーラはフランクの現状を語ると、
トロント警察に知り合いがいるので話してみるという。フランク
が捕まっているのはジェラード通りの拘置所だと。一刻も早く
出さないとまずいぞと。

拘置所に連れて行かれる中、フランクは所持品を預けられる。
封筒に入れられて署名を求められると、刑務官からは「良い一日
を」と言われる。そんな拘置所には、フランクが助けたハズの
男達が収監されていた。フランクは一体どういうことだとして
その男を問い詰める。

■感想

前回のエピソードよりも寧ろコッチのエピソードの方が先
だろうって感じ。景気の良いカナダでの仕事の開拓。フランス
では変な女刑事が彷徨き回っている状態なので、彼女の手の
届かないところで仕事をするっていうのも悪くない。

ただまるで知らない土地でフランス語など当然通じない中で
も大丈夫なのかって感じ。Chris Vance自体はイギリス
出身の俳優さんということも有り、英語はお手モノなんでしょ
うけど、舞台の中心はフランスなので主人公はフランス語だよ
なぁ。まぁ国際的な運び屋となれば色んな言語は話せるのだろう
けど・・。

次々と不可解な事象に巻き込まれていくウチに、ついには刑務所
に入れられる。本日出会った男たちは全員が脅迫されている
人物で、フランクを刑務所に導くために使わされた人物。

全く知らない土地でいきなり外国人を刑務所内にぶち込むなんて
こと自体があり得ないし、もの凄く怖いことだと思うけど、
そんなことはモノともしない。後々分かるけれど刑務所内から
遺体の手首を運び出す為に仕組まれたことで、それを仕組んで
依頼・要請したのは、当然アダム・スミス社側の人物であり、
シルバーと蛇革着た細身のブロンド女性に届けよと示唆される。
ライダー刑事は買収されていた感じなので、周りくどいことを
せずにこの人が手を持ち出してきて、素直にフランクに渡せ
ば良いのにね。

このドラマ、誰が依頼人なのか、何処に届ければ良いのかが
まるで分からない。ヤバイものを運ぶので、事前にそういう
情報が伝わってこないというのも分からないでもない。それが
誰で何を運んでいるのかということを想像するのも楽しさの一つ
なんだろうけど意外と敵味方が分からずに面倒くさいところも
有る。もっとも敵でも味方でも関係なくぶっつぶすという
フランクの姿を見たければ、爽快感このうえないけれど。
カーラは何処から仕事を受け入れているのか分からないけど、
そういうこと分かって引き受けているのかな。

相変わらずフランクはルールを破って中身を見てしまった。
届けた先ではオフェリアの部下のものたちによって襲われた。
スポーツジムで体を鍛えている人物たちだったけど、あのバー
ベルで襲いかかった人物を逆に倒すシーンとか、「少林寺木人拳」
の如く、左右から動いてくるサンドバックを避けながら
戦うシーンなど何気に凄い。

荷物を届けた時点でミッションコンプレートだと思うけど、
その後のアフターサービスはイギリス紳士らしいところなのか。

「今度トロントに来たら会いに来るよ。」

フランクは運び屋ではなくボディガードをした方が良いと
思う(笑)

またしてもオッパイ犠牲者がなかった。
ドラマが進展する毎に露出度が下がるというのはありがちな
んだけど。
ただカーラが下着を身につけているにもかかわらず服の上から
乳首が見えそうだったのは相当エロイ(笑)乳首が見えたら下着
の意味があるのかって感じだけど、近年何処かの世界では一過性
のブームだったニップレスを付けて乳首を服の上から逆に強調
させるということを実践しているのか。
Andrea Osvartさん可愛らしい方なので別のドラマでも見てみたい
ところだけど、ハンガリー人の俳優さんなので滅多に見ることは
無いんだろうな。その辺は残念だ。

■使用された曲

・Working Man
Arrangements by Jamie Forsyth

フランク・マーティン (Chris Vance) 運び人
カーラ・ヴァレリ (Andrea Osvart) フランクに指示する
タルコニ (Francois Berleand) 警部、フランクの仲良し
ジュリエット・デュボス (Delphine Channac) フランクを追う女
ディーター・ハウスマン (Charly Hubner) 車のメカニック

オフェリア (Sarah Allen) 建設業者社長、ヘビ柄
— (Pedro Miguel Arce) Tow Truck Driver
スタンウィック (Ted Atherton) トロント警察
— (Paul De La Rosa) Clerk
— (John Detoro) Guard One
— (Ryan Fisher) Guard Two
ライダー (William deVry) トロント警察
— (Christopher Dyson) Jailbird One
— (Scott Edwards) Jailbird
— (Jordan Hayes) Stranded Motorist
— (Alex House) The Joker
— (Kurt Kelly) Signature Voice
クライド (Jonathan Keltz) 金持ち
ジェニー (Elyse Mason) 受付嬢、爪に電話番号
— (Katia Peel) ストーンの子供
— (T.J. Riley) Casper
チャンドラー (Paul James Saunders) オフェリアの父
アダム・スミス (Donald Tripe) 土地開発業者
プラヴダ (Apollonia Vanova) フィットネスクラブで襲ってくる
ストーン (Eric Woolfe) 荷物を運ぶのを手伝う。杖を突く

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