ホワイトカラー White Collar シーズン5 第12話 マネーゲーム Taking Stock

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第12話 マネーゲーム Taking Stock

脚本/Alexandra McNally、Mark Lafferty 監督/ Tim DeKay

【前回までのあらすじ】

バーク夫妻はワシントンにいくとしてピーターはエリザベスに
決心したことを語る。モジーはダイアナの出産を立ち会っていた。
ニールはモスコーニコデックスに関して、レベッカと協力して
謎解きをしようとする。富の女神シータの目には貴重なダイヤ
・ホープダイヤの片割れがしてあるハズでその隠し場所を示した
ものだろうという。しかし証拠からレベッカのアパートが怪しい
事が分かり監視カメラを付ける。レベッカとは一体誰なのか。
調べると本名はレイチェル・ターナー、MI5の元エージェントだ
という。ヘイガンとシーゲルを殺した第一容疑者だという。
ジョーンズはアパートを監視する中、彼女が犯人だと確定する
もレベッカはニールを愛していると行動で分かる。しかしニール
は上手いことレベッカを殺人罪で逮捕する。拘置所に入れられる
レベッカからはコレクトコールで連絡がある。

【ストーリー】

ワシントンは沼だって知っているだろうというニールに対して
ピーターは沼ではなく湿地帯だという。蚊が多いので蚊帳が必要
だろうと語る。ピーターはオレの故郷の蚊はハゲタカみたいに
どう猛だったという。そんな彼にニールはワシントン行きにな
ればハゲタカ政治家と互角に渡り合っていくのだろうねと語る。
オレのポストは政治とは関係ないというが・・ピーターはニール
にレイチェルに騙されたが大丈夫かと問うと今は自分の将来を
考えるべきだという。次の監督官を見つけないといけないという
ピーターに栄転が決まった最大の理由はあんたの捜査実績だろう
と問うと俺たちの成績だとし、監督官とも足枷とも縁を切りたい
という。刑期を終わらせたいこと。弁護士と話したらあんたの
推薦が不可欠だと言われたという。お前は服役中であり部門長
だからといって便宜は図れないとするが、ニールは役職は関係
ないという。ボスとして推薦をして欲しいとして真っ当な頼み
だという。お前と居ると何が真っ当なのか分からなくなるとし、
善悪の境界線が曖昧になってくるのだという。

そんな中ジョーンズは検事局から電話で銃弾に有ったレベッカの指紋
で起訴理由になるが、明朝決まるとのことだった。証拠品を箱詰め
して送って欲しいそうだとすると、ピーターは最初の事件でヒューズ
から証拠は全て自分で分類するよう言われたこと。最後も自分で
やりたいとしてピーターとニールで仕分けをする。全部で35箱の
証拠品をダンボール箱に詰め終わると、ピーターはニールにビールを
渡す。FBIには規則が多いが、破って良いときがあるとすればそれは
今だと語る。
そんな中携帯が鳴る音がする。ニールでもピーターでもなく
レベッカの証拠品の中の携帯だった。使い捨て携帯でパスワード
は既に技術班が解除しているという。そんな携帯を見るとメール
でレベッカ宛に「至急頼みたい仕事が有る。電話をくれ」とのことだ
った。ヘイガンみたいなヤツならばヤバイ仕事かも知れないこと。
男はレベッカと名刺機はなさそうだとし潜入させようという。
しかし女性捜査官で適任者が居るのかとすると、勇敢で頭が良くて
タフな人物・・高いビルもひとっ飛びしそうな人か?というニール。
二人はダイアナの家に行く。

ダイアナに説明する。
クライアントが判明したら私はレベッカに成りすまして接触する
こと。三時間毎に母乳をポンプでしぼっている女だと気づかれない
ようにするのかと。クライアントから仕事の内容を聞き出し実行した
かのように見せかけるのだとし、殺人の依頼もありえるものだと
いう。潜入が出来るかも分からないこと。不確定要素が多くて
危険だというピーターだが、ダイアナは悪いヤツが悪い女を犯罪
に使おうとしているなら止められるのは私だという。着替えるので
テディ(セオ)をお願いしますとしてピーターに赤ちゃんを預ける。

ニールはアパートに戻るとモジーはコデックスにはウンザリしている
事を語る。ややこしい物を記憶すると取り憑かれるのだという。
寝ていてもシリアルを食べていてもコデックスのことが頭から離れない
とし、オレを笑っているようだという。レベッカは捕まったのだから
焦らずゆっくり謎解きをしていくだけだとすると焦ることはない
とし、ダイヤを追うのは自分たちだけだという。ダイヤが手に入れば
俺たちの夢が叶うとしてダイヤを売った金で小さな会社でも開こう
という。詐欺師仲間のネットワークを作り犯罪資金を提供するのだと
いう。その為に無人機2、3基購入しようと語る。
そんな中ニールの携帯にはピーターから電話が鳴る。今レベッカに仕事の
依頼をしてきたヤツを追っている事を語る。
——————————————————–

■今回のミッションと流れ

・ピーターが異動前の最後の仕事
・レベッカの証拠品の中の携帯電話から新たな事件の臭い
・ダイアナが仕事復帰
・株価操作で証券取引委員会から限りなくクロ判定を受けていた
コンラッド・ワースとイアン・ダイベックの調査
・ニールの釈放の可能性、ピーターとの信頼関係
・レベッカの脱獄

■残り二話

シーズン5もいよいよ残り2話。
このドラマで一番気になっているのはニールが釈放されるのか
ということと、ニールは釈放されたとしても改心しているのかという
こと。そしてピーターとニールの関係は新たな方向性を持って
別々の道を歩んでいくのかということ。
正直レベッカがどうとかはあくまで一エピソードに過ぎないと思う
ので寧ろ上述したところが気になる。

そして残り2話という段階でダイアナが戻って来たこと。
彼女はピーターの命令は無視して、勝手にコンラッド・ワースが求めて
いるダイベックの持つ株価暴落のプログラムの入手をニールと二人
で行う。ニールに関わったことで影響を及ぼしてしまったのか。
それとも現場判断でダイアナは正しいことをしたと感じているのか。
復帰初日にして早くもピーターとの関係はやや気になるやりとりと
なってしまったが、ダイアナの問題の一つは子育てと同時にFBI捜査官
が勤まるのかということではないのか。今回も重要な時に電話で
呼び出されていたしね。

■レベッカとニールの駆け引き

ダイアナをレベッカに仕立ててレベッカの依頼人と明日の正午、
クローフォード広場で逢うことになる。
その際にはレベッカが普段クライアントと逢う時の目印が必要だと
いうことと、またレベッカがレベッカであることの証明として
彼女の過去の武勇伝「カラカスでの2009年5月の出来事」を話す事
を要求された。

ピーターはニールとレベッカを逢わせる気は無かったものの、
必要に迫られて逢わせることになる。

二人はかけ引きの中で、それを明らかにさせる。
「目印」は時計の文字盤を手首の内側にすること。10時20分に時計を
合わせることだった。
「武勇伝」は2009年5月21日カラカスで有ったオペラ・テレサカレーニョ
劇場でレベッカは侵入しピアノのワイヤーを一本抜いて主役の首を
第1幕の終わりに巻き付けて切り取っていること。それを借金のある
市長に対して送りつけたということで、「ゴッドファーザー」の馬の
首みたいなことを行っていたみたいだ。

■人は変わるのか

ドラマとしては終始このテーマが掲げられている感じで、ニールに
してもピーターにしてもモジーにしても関わっていくウチに変わって
いるのかどうかが精査の的になっている。

レベッカというサイコパスの女性の中にも変わる部分も有るし変わら
ない部分も有ることが提示されたけれど、
ニールとの駆け引きでは一歩先を進んでいるかのようだった。

●「初めて逢ったときオレが見たのはケイトの純粋さとサラの知性と
アレックスの色気だった。君は僕に近づくために自分を作り上げた。
本当の君は人殺しだ。」(ニール)

●「あなたは私の持つ色んな面をひっくるめて好きなんったハズ。
本性になった本当の私を見たのよ。今も私に未練が有るのでは?」
(レベッカ)

●「あなたの本心は分かっている。そうやって虚勢を張るのは不安を抱え
ているからだ。ニール、あなたのことは全部お見通しよ」(レベッカ)

逆に自分に未練を持っているニールということを思い込みたい心理
も働いていそうだけど、彼女は一度は好感をもったニールにストーキ
ングしていきそう。

■別の生活

ニールがフラッシュメモリを奪いに行く際に間男役としてごまかす
当たり、彼ならばジゴロとしての道もあるなという気がする。
モジーは赤ちゃんの世話を通して今回はコデックスの謎を解くヒント
を得る役割だったけど、赤ちゃんのいる生活というのもある意味では
想像している部分も有るのではないか。

そんな二人はダイヤを手にしたらそれを売って会社を興そうとして
いるみたいだけど、本当にそんなことをするのかな。

ピーターとエリザベスは、初めてここに来た時のことを二人で語り
新しい生活のことについて言及していた。
寂しさ半分、期待半分。なかなか難しいところだ。

■メトロポリタン拘置所

まだ起訴されていないからなのか。FBI捜査官を殺害しているし、
他にも数々の殺しをしてきているので、もっと最重要警備施設
に収監しても良いハズなんだろうけどね。

脱獄と共にFBIのホワイトカラー部門のみんなに電話が鳴るという
のも変な話。これはレベッカからのメッセージってことなのか。

モジーもコデックスの謎が解けたという重要なことを留守電
なんかに吹き込むだろうかという気がするけど、レベッカが居なく
なったことで気がゆるんでいたのかな。

■ピーターはニールを信用出来るのか

ある一定下の元でならばニールは信用出来るのだろうけど、崖っぷち
に立たされた際の二人の価値観はまるで違うという感じがするね。
それでもピーターがずっとニールの傍に付いている訳にはいかない
ので離れる他ないのだろうけど・・

最近エリザベスがニールやモジーとの絡みがないのでちょっと寂しい。
サッチモも出てこないけど亡くなったのか!?

■使用された曲

■出演者

ニール・キャフリー (Matt Bomer) 天才詐欺師
ピーター・バーク (Tim DeKay) FBI知能犯専門チームの捜査官
モジー (Willie Garson) ニールの友人、犯罪者社会との深いコネ
ダイアナ・バリガン (Marsha Thomason) FBIピーターの部下
エリザベス・バーク (Tiffani Thiessen) ピーターの妻
クリントン・ジョーンズ (Sharif Atkins) FBI ホワイト・カラー・ユニット

レベッカ・ロウ (Bridget Regan) 元ガーション美術館員 レイチェル・ターナー

コンラッド・ワース (Steven Pasquale) 投機ファンド
イアン・ダイベック (Richard Shoberg) 投機ファンド
アイリス・ダイベック (Catherine Chadwick) イアンの妻
カレン (Mandy Gonzalez) セオのベビーシッター
ジェヌヴィエーヴ (Madison Riley) イアンの娼婦

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