[E] バーン・ノーティス 消されたスパイ Burn Notice シーズン6 第18話 逆転の時 Game Change

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第18話 逆転の時 Game Change

脚本/Matt Nix
監督/Matt Nix

【前回までのあらすじ】

カードが命じたことで弟を失ったマイケルはカードを撃ち殺す。
しかしその結果支援チームがビルを取り囲んでその中でもやり手
のCIA捜査官・ライリーがマイケルを追いかけることになる。
マイケルを助けたことでライリーは全員を刑務所にぶち込むとし
それが使命になったと宣言。ネイトの墓参りをする中、花が供えて
有り、カードには”話がしたい 友人より”と書かれていた。
実際に逢ってみると、CSS(中央保安部)のジェイソン・ブライから
の連絡だった。ライリーは自分の評判を傷つけられて君を逮捕する
為ならば誰がどうなろうとお構いなしだという。自分の元に出頭して
情報提供すべきことを語る。しかしディーンによってサムが撃たれる。
サムは薄れゆく意識の中でマイケルに対して必ず解決すると約束
して欲しいと告げる。

【ストーリー】

『一刻を争う状況ではスパイにとって最大の敵はパニックだ。』

マイケルも例外なくパニックでおかしくなりそうになるが、強い
意思を保つ訓練によって平常心を保つ。
フィーは知り合いの形成外科医のジェドに連絡して、診て欲しい
患者が居ることを告げると、パーティー中だという。しかし強引
に助けて欲しいとしてパーティー客を追い払うと銃を突きつけて
助けを求める。サムは死にそうじゃないかと告げ、まだ弾が体内に
入っているのかと問う。恐らく弾が脾臓に当たって血が出ている
が、ここには救急バックしかないとして手術は無理だという。
それでもやってもらうというマイケルに、出血が酷いのでまずは輸血
しないと助からないという。それならばオレの血を使ってくれ
というマイケル。

『緊急の輸血は簡単。患者とドナーの血管をチューブでつなぎ

ドニーが高い位置に立てば重力の作用で血が流れ込む。』
手術をして弾を抜き取るが、サムの脈がないという。ジェドが止血
している間に、フィーは人工呼吸をし、マイケルが心臓マッサージ
をする。なんとか息を吹き返すサム。

『戦いが終わった後はもっと辛い時間を過ごすことになる。』

サムが目覚めるとお前の声が聞こえて良かったと語るマイケル。
頭がボーッとしていて記憶が飛んでいるというサム。フィーに人工
呼吸をされたことだけなんとなく覚えているが、写真に撮ったか?
という。ここは何処なのかと問われ知り合いの医者の家だという。
ママとジェシーもこっちに来ているとのこと。サムはお前に4人は
先に逃げろとし、すぐに逃げないとダメだという。しかしマイケル
はサムを置いては行かないとすると頑固なヤツだと語るサム。

ジェシーとママがやってくる。車を調達するのに手間取ったという。
サムは弾を取り出して落ち着いていることを報告。
ジェドは人の家に荷物を置いたらダメだとして居候はゴメンだと語る。
フィーはけちくさいことを言わないでと告げると、私の敵になって
も良いのかという。ジェドはこの貸しは高いぞと語る。

『初めて泊まる場所で寝付けないのには訳がある。脳が慣れない
環境を警戒して危険はないかと敏感になるせいだ。』

マイケルはママの元にいく。気になってきた事を告げる。
どうすれば良いのか・・この状況では出て行けないというマイケルに
対して、まるで昔の私みたいだという。どうやって切り抜けたのかと
問うと離婚しない道を選んで我慢したのだという。マイケルは今は
選べないのだとすると、そういう所は父親に似たのだと言われる。
欲しいものが2つ有ったらどっちも欲しくて選べなかったこと。どんな
ことをしても2つとも手に入れたという。そのせいで散々迷惑をかけ
られたが、彼は器用な人だったという。その血を継いでいるのだから
マイケルもなんとかなるという。うるさい犬がようやく静かになった
ので眠れそうだというマデリンの言葉を聞いて、部屋の時計も消えて
いる事が分かる。電気を付けてみると付かなかった。電気のブレーカー
が落とされているとし、ママには机の裏に隠れていて欲しいと語る。

『最近の暗視スコープは真っ暗でもよく見える。しかし前にある
ものは見えても横から近づくものを見えづらい。』

フィーたちにも敵が来たことを語る。外にもいるみたいだが暗くて
確認出来ないというジェシー

撃ち合いになり2名のものを倒すと敵は撤退する。
死体は麻薬カルテルのタトゥーだとし、ジェシーが潜入して罠に
はめたあのカルテルだという。CIAの依頼だったとし、こいつらを
雇ったヤツがいるという。そいつが手引きして俺たちの命を狙わせた
こと。もしかするとライリーかも知れないとし、捜査に失敗したので
オレを恨んでいるカルテルを利用したのだろうという。CIA局員が
麻薬カルテルと組むなんて・・・捕まえる気ではなく消す気だという。
やり返すしかないというマイケル。

■今回のミッション、流れ

・サムが重傷。手術しなければならない為にフィーの知り合いの
無免許医師・ジェドの自宅を訪ねて治療してもらう。
・暫くサムの容体が安定するまでその家に留まろうとするが、
その晩に早速マイケルたちを襲うものたちが現れる。
・反撃して亡くなったものの正体を見る限り、麻薬カルテルだと判明。
・捜査の失敗に対してライリーは麻薬カルテルにマイケルたちを
殺される為に取引したのではないかという疑問が生じる。
・サムを囮にして、ライリーが麻薬カルテルに連絡を取るよう誘導し、
その証拠を使ってブライに彼女たちのしていることの不正を暴いて
もらおうとする。

■感想

いよいよシーズン6のファイナルエピソード。
Dlife版で見たかったのだけど、流石に時間が遅いのでそれを録画
しつつ、実際に見たのはFOX版で見た感想です。

流石のライリーも自分たちの力でマイケルの検挙は無理だと感じた
のか、麻薬カルテルに力を借りるという荒技・力業。
CIAの依頼でジェシーが潜入して罠にハメたカルテルというと、
カードに依頼されて解決したヤツだよなぁ(S6-2話より)
https://dramatimez.sakura.ne.jp/blog/?p=2929

この一件では正直マイケルの罪はどうやっても逃れることは出来ない
だろうことは明らかなので、どのようにその後の展開を好転させて
いくのか気になっていたけど、相手が自ら墓穴を掘ってくれたという
ことで、それを暴くことで一気に形勢を逆転させるというものだった。

サムがマイケルに何度も念を押して、事態の収拾に努めることを約束
したことも有るので、サムが亡くなるのではないかと思う所も有った
けど、手術と言っても凄い肩すかしの展開。マデリンの問題とサムの
怪我の問題は相当なハンデとして背負ってしまっているので、この辺
はさらっとシラっと治すことで、次の展開に繋げていきたいところ
だったのだろうけどね。

「こんな傷、モヒートを飲んでいれば治る」(dlife版/sam)
「さっき誰かがミント切れと言って居たぞ」(dlife版/Michael)

サムを笑わせることで腹を撃たれた彼は痛がっていたけど、その過程
でフィーの人工呼吸で唇を奪ったマイケルなりの仕返しだったりしてね。

そのサムは今の状況はクウェート時代を思い出すとしていたけれど、
この二人同じ軍人とは違うよね?お前を抱えて砂嵐を10km歩いたと
マイケルは語っていた。

サムが入院する中で、またしてもライリーの人権無視の拷問。
しかし逆にサムがライリーを脅す中で、マイケルが怒っていることを示す
説得力のある言葉がもう一歩踏み込んだものが欲しかった。言葉で
彼女自身を脅しても恐れるというのは説得力がなく、せめて彼女が
大事にしている物(例えばライリーの家族の存在)などを匂わせて脅し
ても良かったのだろう。

上手いこと証拠を掴んだハズの流れだったけど、ブライは手榴弾に
よって車の中で殺され、集めた証拠も失ってしまった。もっと色んな
方法で盗聴・録音していても良かったと思うし、マイケル自身が
録音機を持っていても良かったんだよな。

ラストでの駆け引きに於いても、マイケルの脅しが関係してくるけれど
仲間や大事なものを守る為に命を捨てても構わないというマイケルの
迫力はあるとは思うのだけど、脅されての告白・自白がどれだけ
効果的なのかだよね。

ジェドの家にいることが分かっていたのであれば、何故ライリーたち
は自ら踏み込んでこなかったのかも謎。
ジェドの関係で敵が踏み込んできたとは考えなかったのかな。
そもそもジェドはあの後何処に行ったのか(笑)

そんなジェド役のLochlyn Munro。
先日まで2週に渡って「キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き」
S3-16と17で犯人・ラドフォード役で見かけたばかりだった。

最後は何処かの厳重警備の場所で取り調べ。
3週間にわたっての調査だったけど、最後はマイケルがスーツ姿で
みんなのことを迎えていた。彼の功績が逆に認められたということ
なのか。

「君たちを自由にする為、全てを水に流して釈放という訳にはいかな
かった。だから取引をした。オレはするべきことをした。」(Michael)
「違う。あなたはしたいことをしたんだ」(Fy)

やはりスパイの世界は辞められないのか辞めさせてくれないのか・・

■使用された曲

■出演者

マイケル・ウェスティン (Jeffrey Donovan) スパイ
フィオナ・グレナン (Gabrielle Anwar) 元・彼女”フィー”、武器商人
サム・アックス (Bruce Campbell) 元相棒
マデリン・ウェスティン (Sharon Gless) マイケル母
ジェシー・ポーター (Coby Bell) 民間の警備員

オリヴィア・ライリー (Sonja Sohn) CIA捜査官
ジェイソン・ブレイ (Alex Carter) 中央保安部捜査官(CSS)

Dr.ジェド (Lochlyn Munro) 形成外科医、フィーの知人
アレハンドロ・ロペス (Rene Lavan) 麻薬カルテル
— (Jeremy Palko) Coast Guard Captain
— (Tony Abbate) CIA Officer
— (Jose Miguel Vasquez) Marina Security Guard
— (Devon Dassaw) Radio Operator
— (Matt Kelsey) 医者
— (Terry L. Reed) 医者
— (Angela Miller) Hospital Receptionist
— (Justin Sean Watson) Hospital Security Guard
— (Mario Nalini) Cartel Guard
— (Carlos Farach) Cartel Guard
— (Tracy Lee) Military Prison.Guard
— (Tom Stedham) CIA Agent

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