ワンス・アポン・ア・タイム Once Upon A Time シーズン3 第20話 カンザス Kansas

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第20話 カンザス Kansas

監督/Gwyneth Horder-Payton 脚本/Kalinda Vazquez
Andrew Chambliss

【前回までのあらすじ】

どうやって止めれば良いのかと問うベルにルンペルは南の良い魔女
のグリンダが知っている事を告げる。ゼリーナはフックに対してその唇
がエマの唇に触れたら彼女の魔力は奪われることを語る。メアリー
はいよいよ産気づき生まれそうだと語る。

【ストーリー】

メアリーのことを急いで病院へと運ぶ。ホエール先生がすぐに対応して
くれるがまだ出産までには時間が有った。

その頃ゴールドは金の糸を紡いでいた。
ゼリーナがゴールドの元にやってくるとあなたは言っていたとし、
回すと心がキレイになると。心と言うよりも脳みそかとして、ゴール
ドに糸紡ぎを辞めさせると、それを魔法をかけて脳みそにする。
必要な材料は後一つだけだという。

— 昔 —
ルンペルがレジーナに火を付ける初歩的な魔法を教えていた。
そんな光景はゼリーナは城から見て居た。私ならば出来るのに何故
ルンペルは彼女を教えるのか。
そんな中ゼリーナの前に女性がやってくる。サルは警戒して騒ぎ出す。
女性は自らはグレンダだとし南の良い魔女だという。サルは私のこと
が嫌いなのだろうという。私はあなたとケンカしに来たのではなく
お礼に来たのだという。オズの魔法使いの正体を暴いて立ち向かった
こと。彼はペテン師で人をダマしていたとし、あなたには力がある
という。でもその力を愚かな目的の為にダメにしているという。運命
を変えたいのでしょというと、でも時間は戻らないという。私と
一緒に来ないかというと本当に求めているものを与えてあげるという。
遭わせたい人がいるとし、本物の姉妹が待っていると。

— 現在 —
ゼリーナはゴールドに魔法陣の制作作業をさせる。こんな事をしても
無駄だというゴールドに対してしくじると言うのかと問うと、運命は
変えられないというゴールド。それは違うとして私には出来るのだと
いう。過去を変えれば母は私を捨てずにレジーナは生まれもしないし
私は全てを手に入れるという。材料さえ揃えれば何でも出来るという
ゼリーナ。上手く行っても何の意味もない。過去を変えられても一つ
だけ変わらないものがある。それは君自身だというゴールド。運命から
は絶対に逃れられないと。

デビッドはメアリーに大丈夫だと語る。僕らの子供は絶対に奪わせない
と。しかしエマの時だってそう思ったというメアリー。今度は強い
味方が居るだろうと。エマとレジーナは病室の周りにバリアの魔法を
かける。エマの魔法が彼女よりも強ければ闇の魔法を操るモノは
ここには入れないというレジーナ。
フックがエマの元にやってくるがエマは追い返そうとする。
あなたはここに居ない方が良いとし、唇の呪いのことを黙って居た
と指摘。フックは仕方がなかったのだとしてあんたと家族が危なかった
のだという。オレはあんたらを守ろうとしたとし、ヘンリーを殺す
と脅されていたのだという。それでも話すべきだったというエマは
ヘンリーは私が守るしゼリーナは私が戦うと語る。
しかしデビッドはエマに対して一人でやることは無いという。
デビッドはメアリーについていてというと、助けが必要だろうという
デビッド。フックに頼もうという。僕らみんなの問題だとし、コイツ
だって何かの役には立つという。足手まといになるというが、少なく
とも盾になるというデビッド。オレは使い捨てかと。エマはヘンリー
に対して魔女を片付けてくるというと、彼は心配していないとし
悪者退治が仕事でしょと。レジーナはエマにヘンリーたちは私が守る
事を語る。

アーチーは待合室にいるヘンリーに声を掛ける。
本を読んでいるヘンリーに社会情勢に興味があるのかというアーチー。
ヘンリーは広告を見ていたとしアパートが無いかと思っていたという。
メアリーに赤ちゃんが生まれたら部屋が狭くなるし、ボクはレジーナ
の家に泊まれるがそうなるとエマは車で寝ないといけないという。
そんなヘンリーにアーチーは久しぶりに会えて嬉しいと語る。
ストーリーブルックに住む事にしたのかとすると、ヘンリーはここが
ボクの故郷だという。

ヘンリーをこっちに連れて来るれてくるんじゃなかったというエマ。
両親があんたを必要としていたんだというフック。あの魔女を
溶かしたらまた向こうに戻りたいという。ニューヨークの暮らしは
本物ではないたせろうとすると、本物だというエマ。本当の暮らし
はここにあるんだというフックだが、この街は危険すぎるというエマ。
ヘンリーは何て言っているのかと問うとあの子は子供だから私が
一番良い選択をしなければいけないのだという。それは子供にとって
なのか、それとも自分にとってなのかというフック。ここでもあなたは
ヘンリーを守っているとし、街を出たいのは危険だからじゃないという。
ここでの未来が見えるからだろうとし、幸せな・・と。あなたとか?
というエマ。
そんな中ゼリーナとゴールドがやってくる。
可愛いカップルねというと、今は私に集中すべきじゃないのかという
ゼリーナ。魔力がないと勝ち目はないというゼリーナ。今度魔力を
奪うときは私がキスしそうなヤツを選ぶんだねというエマに、セリーナ
はあんたに選ばせるという。魔力を持ったまま一人寂しく生きるか、
あなたをただの女にする男の命を救うか・・・ゴールドはフックを
水の中に入れて溺れさせる。助ける事は出来ないというゼリーナ。

■今回のシナリオの構成

・現代の世界ではいよいよメアリーの出産に伴いゼリーナが行動を
開始。
・ゼリーナを阻止するためにエマは彼女と対峙しようとするが、
フックが水の中で溺れさせられてマウスtoマウスが必要となる。
・時間旅行実現の為にゼリーナは残りのアイテムである、メアリーの
息子を奪いに来る。
・過去の世界ではゼリーナはレジーナのことを嫉妬しながら監視
していた。
・オズの魔法使いを倒したという事を聞いた南の魔女グリンダは
ゼリーナこそ純真さを持つ魔女として、姉妹がいるオズの中心地
で北の魔女と東の魔女と対面させる。
・仲間入りしたことでゼリーナの心も満ちあふれて嫉妬心を表す
ミドリ色の肌も一度は綺麗に戻る。特別なペンダントを渡される。
・しかし竜巻によってやってきたドロシーによってその立場を奪われ
再びゼリーナの嫉妬心は蘇る。

■感想

これまでオズの魔法使いのドロシー役のような立場を演じてきた
ゼリーナが本当のドロシーが登場したことで軌道修正して、一度は
よくなりかけていた彼女の状況は、一気に立場が悪くなり、彼女が
捻くれるような状況が生まれてしまった。一度は信用したものに
裏切られたような格好になると、より憎さ100倍だったりするんだよね。

このエピソード、なんとなく「信用」をテーマにしたルンペルと
ベルの闇の王の剣を巡る流れなんかにも似ているところが有る。
過去のゼリーナの流れはルンペルと連動していて、詐欺師としての
性格を面白く浮かび上がらせ、一筋縄ではいかないところが
描かれた。ゼリーナがオズの魔法使い役を演じてダマしていたこと。
ルンペルもまた上述したように闇の王の剣をベルに渡さずに
自らが所持していた。

■魔女は何をしたいのか

それにしても南の魔女って何処か”いい魔女”なんだかよく分からない
のだけど、この4人を集めて結局何をしたかったのだろうか?
西の魔女は「記録の本」の管理人らしく、その本の通りの人生を
進めていかねばならない役割を持っているのか。

現在の世界に於けるゼリーナが集めるアイテム
(金の脳みそ(知恵)、剣(勇気)、心臓(愛)、赤ん坊(純真))と、

過去の世界に於ける魔女たちの特別な力
(北(知恵)、東(勇気)、南(愛)、西(純真))

を平行して描いた格好だったけど、ゼリーナは過去に戻りたかったよう
で目的は明確だったが、過去の世界の東西南北の魔女たちは集まって
力を強めることで結局何をしたかったのかよく分からない。

前回グリンダが語っていたように、ペンダントの力を与えたが為に
より強い魔法を得てしまった様だけど、「命そのもので、このペンダ
ントがその力を活かし、守り、育む」
としていた。
白色だったペンダントはゼリーナの肌の色と共にミドリ色に変化して
いった。

残念ながら南の魔女には人を見る目は無かった・・・といいたい
所だけど、そもそもグリンダはこの事実を知っていたハズなのだ。

「別世界からやってきた魔法使いがその運命を全うし、オズ始まって
以来の最も邪悪な存在から席を奪う」。

完全にドロシーの当て馬のようにされたゼリーナだけど、そんな流れ
を知りつつもグリンダは彼女に魔力を高めるペンダントを与えてしま
ったのか。

■その他

ドロシーの登場

いよいよドロシーが登場したけれど、おとぎ話の主人公とは思えない
程ショボイ(笑)。最弱ロビン・フッドよりも更に陰の薄いキャラクター
だった。グリンダはそんな彼女に、

「すさまじい竜巻で生き残れる人は少ない。特別な人ね。」

もうなんでも特別な人にしたがる人だ(笑)

記録の本 = おとぎ話の本?

ストーリーブックのメアリーの元に届いているあの本って西の魔女が
持っていた「記録の本」なのだろうか。

でもこの本はオズの世界の過去・現在・未来が書かれている本なのかな。

ついに交わされたキス

もの凄い不本意な形だけど、フックが溺れるように仕組んで嫌でも
エマにフックとキスさせるような状況を作ったという意味では
上手い作戦だった。しかし元々フックの唇に対して、ゼリーナは
唇に魔法をかけたということを言う必要も無かったのではないかと。

嫉妬心

ニューヨークに戻りたい理由をフックに問われる中、この街が危険
過ぎるということが直接的な理由なのかどうかが議題に挙げられた。
エマは
「あの子は子供なので私が一番良い選択をしなければならない」
としていたが、エマにとっては、メアリーとデビッドが自分ではなく
新たに息子を産んで生活を始めることにゼリーナよろしくとばかり
の嫉妬心を抱いているところがあるのではないか。

純真になる為にはどうしたら良いのか。
ゼリーナとグリンダの間でそんな会話が成されていたけれど、
グリンダは

「大切な存在だと自分を信じて、そうすれば純真になれる。過去を
手放せば良いのだ」
と。

使えないキャラたち

相変わらず魔法使いの前になすすべなしの構図。
手を振りかざすだけでロビン・フッドもレジーナさえも吹き飛ばされて
いた。何が何でも守るとしていたデビッドも弱かったしね。

時計台が・・・

一応針は無かったみたいだけど、塔自体は直っていたね。
不動産情報誌を見る少年ヘンリーの姿。
もうここに住む気満々なのか。

「ボクの故郷だ」

それぞれのヒーロー

「ゴールドが言っていた。強い光の魔法を持つモノにしか勝てない。」
「ゼリーナに負けたのはママが闇の魔法を使ったからだ。」
「昔々ママは悪役だった。でも変わった。今はヒーローだ。悪いものを
倒すのはヒーローの仕事。ママならば出来る。自分を信じて・・」

最終的にはレジーナが美味しいところを持って行った形だけど、
それぞれに待つ人の元に無事に戻った人が、その人にとってのヒーロー
って感じだったね。

ゼリーナは砂となる

ゼリーナが水をかけられただけで溶けるというのが怖い。
元々は砂の城のような存在だったのがゼリーナなのか。
そのゼリーナが持っていたペンダントを霊廟に入れたら突然
呪いのような煙が発生していた。

そしてゴールドはベルに復讐はしないと誓ったものの、残念ながら
その約束よりもゴールドは息子のニールと交わした契約の方を
優先してナイフで刺し殺していた。砂になったゼリーナ。
完全犯罪だな。

■出演者

メアリー・マーガレット・ブランチャード (Ginnifer Goodwin) 白雪姫
エマ・スワン (Jennifer Morrison) ヘンリー母、メアリーの娘
レジーナ・ミルズ (Lana Parrilla) 悪い女王、コーラの娘
デビッド・ノーラン (Josh Dallas) チャーミング王子、メアリーの彼
ヘンリー・ミルズ (Jared Gilmore) エマの息子。レジーナの養子
Mr.ゴールド (Robert Carlyle) ルンペルシュティルツキン、質屋
キリアン・ジョーンズ (Colin O’Donoghue) フック船長

ベル・フレンチ (Emilie de Ravin) レイシー
ニール・キャシディ (Michael Raymond-James) ベルファイア
ゼリーナ (Rebecca Mader) オズの世界の悪い魔女、レジーナの義姉

Dr.ホエール (David Anders) 医者
リロイ (Lee Arenberg) グランピー・ドワーフ
— (Christopher Gorham) オズの魔法使い
— (Sean Maguire) ロビン・フット
— (Raphael Sbarge) アーチー・ホッパー
グレンダ (Sunny Mabrey) 南の良い魔女・愛
— (Matreya Scarrwener) ドロシー・ケイル
リトル・ジョン (Jason Burkart) フックの部下
— (Karen Holness) 北の魔女・知恵
トム・クラーク (Gabe Khouth) ドワーフ
— (Sharon Taylor) 東の魔女・勇気

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