クリミナル・マインド FBI行動分析課 Criminal Minds シーズン6 第22話 光閉ざされて Out of the Light

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第22話 光閉ざされて Out of the Light

脚本/Roger Hedden
監督/Douglas Aarniokoski

【ストーリー】

モーガンは心肺蘇生をしながら呼びかける。息をしてくれ・・・
脈がない。

— 3日前 —
アンジェラは森の中を何者かに追いかけられ逃げていた。急いで
逃げるあまり崖に上り詰めると、下が公道になっているのが
分からず思わず勢い余って転落してしまう。

ホッチはジャックのサッカーを指導していた。

FBIの施設に出勤するホッチに対してロッシは週末はどうだった
かを尋ねる。ジャックのサッカーのコーチを頼まれたという。みんな
保護者たちは携帯に目を通す中で、自分だけが子供を真剣に応援
していたからだという。その集中力を買われたとのこと。

みんなが集まる中、ブリーフィングが始まる。
ガルシアはノースカロライナ州レイク・ワースで身元不明の若い女性
が道路沿いの断崖から転落。州都ローリーから300km以上の場所。
大抵ここに住むのは引退した人、観光産業に転職した人が多く、
ゆっくり過ごしたい人だという。彼女は生きて居るが何故呼ばれた
のかと。失踪届も出ていないという。
3年前に近くの森で上半身が見つかった身元不明の遺体と同じような
傷が今回の被害者から見られるのだという。シーバーは二人とも
色んなモノで体中が刺されていることを指摘。ロッシは指紋照合
でも何も出ていないとし、ホッチは治りかけた後もなくすぐに殺さ
れているという。モーガンは服と爪の裏に泥がついていること。
レイプと拷問を繰り返されているというホッチ。サディストは自分
の縄張りに被害者を拘束するのではないかというシーバーに対して、
ロッシはだから犯人はレイク・ワースにいることを語る。彼女は
隙見て逃げたのだろうというモーガン。

調子はどうか?とメールが届くと、超楽しいという返信を返す男。
男は土を掘り返すと頭蓋骨を持ち帰る。

飛行機。
危篤の被害者は10代後半女性。3年前の被害者も地元で失踪届が出て
いないという。別の場所で拉致されたのだろうと。2008年の遺体は
この森、今回の被害者は湖の南で街の近くだというリード。
その間に監禁場所が有るのだろうとロッシ。アザの色から見て8日以内
のもので、脱水症状もあるという。2008年目が一人目なのか・・性的
サディストの8割が10件以上の犯行に及んでいるという。普通に暮ら
しながら神コンプレックスを募らせているのか。何をエサに浚った
のかも問題だという。ロッシとリードとホッチは病院て被害者と
面会しようとし、シーバーとモーガンは現場を見てくれという。

ノースカロライナ州ワシントン郡立病院。
医師ボイドは転落時に第4頸椎を損傷して首から下が麻痺していると
いう。内出血が酷く血中に重金属濃度も高いという。

リードは被害者の体を見て回る。医師は彼は何をしているのかと問う
と、体をみるだけで被害者の人となりがある程度理解出来るものだ
と説明する。リードは被害者は薬物依存でも娼婦でもなく、歯列矯正
から中産階級の家庭、日焼けからして温暖な地方に暮らしているか
屋外スポーツに長時間行っているという。右のふくらはぎの骨膜炎から
もかなりの運動をしている形跡があるという。だから何kmでも逃げる
際に走れたのだろうという。切り傷がナイフではないのは確かだと
いう。

ナッシュ郡保安官のモンテルがシーバーとモーガンを現場に案内する。
前の事件では捜査は2週間で打ち切りになったという。

ノースカロライナ州レイク・ワース。
犯人はサディストと思ったかと問うとモンテルは勿論だという。早々と
迷宮入りしてしまったという。被害者は関係があると思って呼んだ
のだという。ここに引っ越して来て観光客相手に切符きりをしようと
思っていたというモンテル。この上には何平方kmもの森で警察犬は街の
方へ行き途中で途絶えて臭いは途絶えたようだという。捜査の目を
くらます為に細工しているんだというモーガン。

リードは被害者の女性に話しかける。
誰にやられたのか。すると女性は「アブナイ、アイツはまだマシ」だ
と語ったかと思うと頭蓋内出血で心室細動になり死亡してしまう。

ホッチはモーガンたちに「あいつはまだマシ」だと被害者が話して
いたことを報告する。洗脳なのか・・

シーバーはこの臭いは何かというと、アンモニアだなというモーガン。
追跡をかわすための細工だろうと。そんな彼は何かを掘った穴を
見つける。

エリザベス・スマートやジェイミー・デュガードが誘拐から長きに
わたり監禁されたのは犯人が妄想を実現するためだというロッシ。
ホッチに見せたいものが有るとしてモーガンから電話が鳴る。

ノースカロライナ州ナッシュ郡保安官事務所。
アンモニアの臭いをたどってここに来たという。3体の遺体と空の
穴も一つ見つかって居るという。一番古いのは10年前だという。
そうしている間にもまた一体見つかったと連絡がある。ガルシアに
10年の失踪を洗わせようというホッチ。
ガルシアは南北カロライナで10年間に失踪した少女は8人だと語る。
病院の被害者はブロンドだったこと。ブロンドは8人の被害者中3人
だという。最近の失踪届けに該当無しだという。

そんな中ガルシアはローリー警察から電話が有り、シュリンヴポート
警察が今日発見した放置自動車の持ち主はソースカロライナの
オーウェンズ夫妻のものだったという。この夫妻の娘がノースカロライナ
カレッジの学生で春休みに親の車を借りて親友とタンパに出かけて
消息を絶っているという。アンジェラ・プロクターとマーシー・オー
ウェンズ、共に19歳。マーシーはブロンドでアンジェラは黒髪だという。
病院の少女がまだマシだと言っていたことからマーシーが捕まって
いるのだろうと語る。

■今回の事件

・ノースカロライナ州レイクワークで身元不明の女性が断崖から
転落して発見。かろうじて息はしていたが、彼女に付着していた
傷跡から、3年前(2008年)に発生した被害者の傷と類似していること
からナッシュ郡保安官事務所からFBI・BAUへの捜査依頼が届く。

■感想

脚本自体はイマイチ。
というのも誘拐事件が重複して発生しているのであれば
誘拐事件としてはそれ程難しくないもので、失踪者がこれ程居るのに、
何故ガルシア様が速攻で共通点を見つけられなかったのだろうかと
思うと違和感が出てくる。またBAUに頼らずとも失踪者が出た時点で
隣県などと協力して捜査するなどの管轄同士の連携が上手く
行き届いていれば、BAUを呼ぶ必要はなさそうなんだけどね。データ
ベースですぐに類似する失踪者が出てくると思うんだけど、その辺
はのんびりとした土地柄なのか。(性犯罪者も教師として採用して
いたしね。)

■BAUの見落とし

証拠を隠す為に二人の男が協力し合っている構図が有り、一人は
囮役としての姿が有り、もう一人はアンモニア臭を振りまいたり、
教師のマーカス・タルボットという男性宅に証拠を置いて捜査を
攪乱しようとしていたけれど、タルボットは今回のブレマーという人物
の異常性を何時・何処で見抜いて、協力の関係になったのかについて
の言及は無かった。
というのもBAUの見落としで、二人が関与しているという繋がりを
見つけられなかったからだった。

最後になって現像した写真が誘拐された女性だったので、これが
そもそもブレマーという人物に異常なところがあるとタルボットが
知ったきっかけなのかな。

フィルムカメラの場合、日本に限りって見れば現像写真は現像
するメーカーや取扱店を通すことになるので、違法な写真は現像
の段階で流通出来ないことになっている。モザイク無しの写真などは
個人レベルでも現像してもらえないという事情があるのだけど、
現像も個人レベルで行っていたとしたならば話は違ってくる。

タルボットという人物は元々覗きで逮捕歴があり、実際に少女を誘拐
する実行犯というよりも写真を撮るというところにカタルシスを
感じるところなのか。

一方の実行犯のブレマーの異常性は妻の連れ子を虐待していた所から
始まり、その後妻が退院した後に娘と逃げたけれど何度逃げても
捕まっていたとしていた。

■犯人へ決定打

検視報告で被害者の傷口からガラスの破片が出て血中からは重金属の
鉛が検出された。
その流れからステンドグラス職人に目が向けられて、別荘にも存在して
いたウィンドチャイムが有ったことを思い出す。
ロッジの自虐ネタが有り二番目の妻によると半田づけをする時に鉛を
吸い込むことがあるという。

ブレマーという人物が工芸展でもステンドグラスなどを展示販売
していたことがあるようで、現在ローズカフェのオーナーをしている。
店名にローズという名前を付けていることからも義娘に対する固執した
思いは強そうで、結局犯人は妄想の中でローズと似た人物を誘拐しては
擬似的な夫婦を演じていたのか。

■言葉のイントネーション

アンジェラが亡くなる前に“He has M・・ Mercy”と呟いた。
日本語では「アブナイ、アイツはまだマシ」と訳されていた。

リード先生が”誰にやられたのか?”と質問した後の言葉だったので、
別の意味に捉えられてしまったけれど、親友のマーシーのことを
話したかった様で、本来ならば「アイツはまだマーシーを拉致して
いる」ことを話したかったのだろう。
Marcy OwensのMarcyとMercyを引っかけての事のようだが、マシという
日本語の響きがまた絶妙に意味をはき違えないような流れになって
いるところが凄い。

■捜査に要した時間は3日?

モーガンが冒頭で人工呼吸しているような光景が有り、誰かを助け
ようとしている姿が有った。一瞬プレンティスの件でのことが
トラウマと現れたのかと思ったけど・・。

ラストシーンでは正直ちょっと雑だった。
モーガンは逃げる車を追いかけた挙げ句落下した車から少女だけを
助けようとしたのだ。一緒に地獄に引きづり込もうとしたブレマー
の手を解くが如く助けたけれど、その功績の裏にはホッチが水中で
銃弾を発したところも見逃せない。

ただよく考えると位置関係からすればまず間に合わないし、そもそも
モーガンは相当な距離を走って車を追いかけ、間髪入れずに湖の中
に飛び込んでいる。相当息切れしているハズで、湖の中に入っても
対して潜水できるとも思えない(笑)

■ロッシ&ホッチ

最近この二人で大人の会話をするシーンが多いけど、今回は子供(ジャ
ック)をネタにして会話していた。ホッチがジャックのサッカーの
コーチを任されたということで、イタリア系のロッシが手をさしのべた
格好だった。
前回のエピでモーガンは、「俺たちはホッチに話を聞いてもらえるけど
ホッチは誰に話を聞いてもらえるのか」というような、BAUの難儀な
一面を見せられただけに、こういう二人でいるシーン・私生活シーン
はほのぼのとさせる。

■使用された曲

・Gimme Some Lovin’ by The Spencer Davis Group
・The Big Bang by Rock Mafia

■出演者

デビッド・ロッシ (Joe Mantegna) BAU創設に携わったベテラン
アーロン・ホッチナー (Thomas Gibson) リーダー
デレク・モーガン (Shemar Moore) 爆弾処理が得意
スペンサー・リード (Matthew Gray Gubler) ドクター
ペネロープ・ガルシア (Kirsten Vangsness) 解析

アシュリー・シーバー (Rachel Nichols) BAUの新人
ジャック・ホッチナー (Cade Owens) アーロンの息子

モンテル (John Kapelos) ノースカロライナ州ナッシュ郡保安官
ロバート・ブレマー (Jeffrey Meek) 妻の連れ子を虐待
マーカス・タルボット (Time Winters) 美術教師
ドン・オーウェンズ (Lennie Loftin) マーシーの父
リンダ・オーウェンズ (Caitlin Dulany) マーシーの母
マーシー・オーウェンズ (Cody Weiant) アンジェラの友達、19歳
クレア・プロクター (Melissa Bickerton) アンジェラの母
アンジェラ・プロクター (Mani Yarosh) 拉致され逃走するが・・
ブルース・プロクター (Robert Craighead) アンジェラの父
Dr.ボイド (Michael Anthony Rawlins) アンジェラの医者
— (Jennifer Weston) 看護師
ヘンリー (Andre Hotchko) 検問所
— (Brian Durkin) 警察官
— (Angie Kibiloski) ウェイトレス
ローズ (Mandy Kowalski)
— (Marlan Clarke) 校長

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