[E] メンフィス・ビート ~南部警察 人情派~ Memphis Beat 第10話 過去からの解放 I Want to Be Free

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第10話 過去からの解放 I Want to Be Free

脚本/Liz W. Garcia
Joshua Harto
監督/John Fortenberry

【ストーリー】

ドワイトはいつものようにライブを行い楽屋に戻ると、そこに
Jerry Schillingの姿が有った。エルヴィスとオレはMemphis Mafia
と呼ばれていた事を告げ、エルヴィスも君の活躍を喜んでいると
いう。だから君にこれを受け取ってくれとして、TCB(仕事優先)と
書かれたペンダントを渡す。これはエルヴィスの座右の銘だと
すると、彼は仲間にそれを贈ったのだという。大事なモノだとして
君に持っていて欲しいという。このペンダントの意味することを
忘れるな・・と。ドワイトはまた突然ポーラの姿が現れ、こんな幸せ
なことはないという。更にトニーが現れると二人目の方が可愛い
というが本当のことだとして二人の間に赤ちゃんが生まれていた。
一体どういうことなのか。
そんなドワイトに対して少女・ベラは刑事さんのクツが泥だらけ
だとし、私の事件を早く解決してよと語る。ドワイトはベラの後を
追いかけて森の中を走っていく。すると目の前の公園に青いビニール
シートが被された場所が有った。ドワイトは恐る恐るシートを開ける
となんと自分が死んでいる姿が有った。
夢だと判明する。オフィスでいつの間にか寝てしまっていた。
そんな中突然今度はターニャが下着の見える姿で「流石だわ刑事さん」
として声を掛けてくる。
二度の夢は、ホワイトからの電話で目覚める。
ホワイトによるとマディソン通りのスーパーに来いという。
身元不明の男が襲われたが命に別状はなく記憶だけが失っていると
いうものだった。

スーパーに到着するドワイト。
サットンは発見したのはスーパーの店員だという。ホワイトは心臓の
上に一発撃たれているが命に別状はないという。しかし記憶が全て
飛んでいるとのこと。救急車で運ばれる前に男から話を聞くが名前
も覚えていなかった。しかし彼は指輪をしているので結婚はしている
みたいだという。
倒れた際にコンクリートで頭を打ったことが原因らしいこと。所持品の
中にサイフはなかったという。ポケットにもガムと糸くずだけ。衣服は
きちんと洗濯されているとしバスの券が入っているというサットン。
裕福そうな男がバスに乗ってなぜこんな郊外までやってくるのか。
あの新聞を持っていたとのこと。銃弾が突き抜けていた。中から
水晶が出てきた事が分かる。ドワイトは辺りを見渡すと「占いの館」
が見えることが分かり、占い師が怪しい事を語る。

占い師のアンジェリーナから話を聞く。
白人が撃たれたなんて知らないとし、私の興味は雑誌とお茶の時間
だという。無料進呈と書かれた場所に水晶が置かれていた。
男に目を閉じさせてサイフを奪ったのだろうと問う。男は店の水晶を
持っていたのだと語ると、ドワイトに対して「あんたは岐路に立って
いとし決断を迫られる」と語る。あんたは試練を迎えるのだとすると、
自分の将来を占えと語る。彼女は確かにここに来たかも知れないが
客の顔など覚えていないとするが、奥からサイフを持ってくる。
落ちていたので拾ったとし、報奨金をもらえるのだろうという。
サイフの持ち主は、ザカリー・ドレイク。モンゴメリー在住。
いつここに来たのかと問うと一時間半前だという。何を聞かれたのか
と問うと「私は地獄行きか」と言われたとのこと。

ドワイトはディディが働くファストフード店に行く。
彼は新しいテープだとしてドワイトに渡す。プレイヤーが古いから
音質は悪いとすると寧ろそれが懐かしさを感じて良いという。君の
妹の夢をまた見たんだというと店を出て行く。ドワイトの車のサン
シェードの中にベラの写真を入れていた。

ターニャはみんなの前で今日も安全第一だと語る。
ドワイトはそんなターニャにザカリーの報告をする。現在妻子と
暮らしていること。小学5年生の教師で占い目当てでオレンジマウント
へ行っていたこと。凶器は32口径。ピンクのシャツを着ていれば目を
付けられても仕方がないのではないかという。ターニャは奥さんから
話を聞いてきてという。ドワイトはターニャが履歴書を隠すのを
目にして尋ねる。警備会社に就職を考えていたターニャ・
ロドニーが卒業間近だが選択肢は二つ。卒業を延期して父親が奪った
資金を稼ぐか、私が儲かる仕事を見つけるかだという。金はまだ戻って
いないのかというドワイト。ターニャは話は内密にしてくれと語る。

JCは「市警の男たち」というカレンダーを制作する予定だとして応募
者の中から写真映えのする12人を選ぶという。表紙を飾る人物も必要
だとするとホワイトは俺に任せろと告げ、サットンもまたオーディション
なんてエキストラの募集で受けて以来だという。ボクで良ければ大歓迎
だよというサットン。しかしJCはドワイトに頼むと語る。

ドワイトとホワイトはザカリーの妻・ノリーンの元にいく。
病院から戻ってきたばかりの彼女から話を聞いていくことになる。

■感想

いよいよシーズン1の最終話。

気になるのは父親の不正金の件に数話前に提示されて以降一切
触れられなかったこと。

そして今回は3年前に発生した少女の死を巡り、真っ先に現場に駆けつ
けたドワイトが遺族に解決することを約束していた事もあり、
その流れと上手く結びつけていく流れだった。

■夢は何かを暗示している

マディソン通りのスーパーで発砲事件。
幸い死亡しなかったものの、撃たれて倒れた際に頭を撃って記憶を
失う被害者。持っていたものや近くに落ちていたものから被害に
遭う直前に占い師の元に行ったであろうことを掴む。

その占い師もまたドワイトがこれからすべき選択肢に於ける決断の
事を口にしていた。

ターニャのあのはだけた服の乱れ様は何だった?

■被害者はザカリー・ドレイク

占い師がサイフをちょろまかしていた様だ。
ザカリーがベラを殺したことを示唆して金を奪い取ったのか。
それとも目の前の男性の素性を知るために、サイフを抜き取り名前
や住所を知る為にサイフを抜き取ったのだろうか。

結果として見ると、占い師からベラの祖母、そして兄のディディに
伝わり、それが復讐の手助けをすることになった。
警察が何もしてくれないからだとの事だけど、話してくれれば何か
出来たと思うのにね。

■ドレイクの妻・ノリーン

海外ドラマを見て居る人ならばよく目にしている人かも。
ノリーン演じているのはTamlyn Tomita。
キャリアの最初は「ベストキッド2」なのね。
妻は3年前の春から夫は別人のようになってしまったという。
まるで幽霊のようで、金にも困って日本車(日産)を売ったとしていた
けれど、金の流れを見ると、同級生だったマーティン・マシューズに
車を売り、そして金を振り込んでいることが分かる。

それにしてもあの名前を思い出す際の長々しいやりとりは一体何だ
ったのか?ドレイクは1985年の卒業生、ドワイトは1987年の卒業だと
いうことで地元の生徒はみんな知っているみたいな感じだったね。

■マーティン

マルガリータを昼間から飲んで常に酔っている男。
運送業をしているとしていたり、障害者手当をもらっているとしていた
けど一体何なのか。
車を売ったのは良いけど、トランクの血痕は始末することなく売った
為にマーティンはドレイクのしたことを察して金を脅し取っていた
みたい。妻のノリーンとか娘のことも考えろ。
マーティンは「マルガリータヴィル号」「細い口そげ会社(ペンシルシ
ンマスタッシュ)」という会社に振り込んでいることから、ジミー・
バフェットの曲だとし、ボートの名前と一致するマーティンが事件の
鍵を握っていると踏んでいた。

■連携の悪さ

当時の検視を担当したバーク博士は照合を怠っていたことが判明。
血液が見つかった跡に改めて照合しようとするが既にこの三年で
何度も検査をしていたので使い果たしたという。DNAプロファイルは
分析してあるハズだとするが、博士のラボではそんな芸当は無理
だと一蹴する。
そのせいでよりドラマが面倒なことになった。

■ドレイクの記憶を思い出させる

ドレイクを撃ったのはディディで間違いない。
占い師が相談を受けてベラを殺したのが目の前の男だと知った為に
それが巡り巡って伝わったのだ。
ディディのこと、そして彼の祖母のルビーのことをドワイトは
世話してきただけに、犯罪を防ぐことなく、自分たちに復讐をさせ
てしまったところは不覚に感じたところだろう。

ドレイクを事件現場に連れて行くと、何とか思い出したようだ。
ちょっと強引な流れだったけどね。

■捜査官の私生活

・市警の男たちカレンダー

表紙になる人物をJCはドワイトに頼んでいたが、彼は興味を示さず、
ホワイトとかサットンが目を光らせてその座を狙っていた。
結果的にサットンが表紙になり、ホワイトはヌードで寝そべる姿(笑)

・カールとターニャ

全快のエピソードの中で共同口座の中からターニャは夫に息子の
ロドニーの大学資金を奪われてしまった。その為にターニャは
民間警備に転職を考えていたが、ドワイトがカールの家に乗り込んで
取り返したみたいだ。しかしカールの家は結構デカかった感じがする。

■使用された曲

■出演者

ドワイト・ヘンドリックス (Jason Lee) メンフィス市警
チャーリー・ホワイト (Sam Hennings) “ホワイトヘッド”、ドワイト相棒
ディヴェイ・サットン (DJ Qualls) メンフィス市警・制服警官
ポーラ・アン・ヘンドリックス (Celia Weston) ドワイトの母
Sgt.JC ライトフット (Abraham Benrubi) メンフィス市警 (ジョディ)
レジナルド・グリーンバック (Leonard Earl Howze) メンフィス市警
Lt.ターニャ・ライス (Alfre Woodard) メンフィス市警・警部補

マーティン・マシューズ (Pruitt Taylor Vince) ザカリーから強請り
トニー・ベリュー (Daniel Hugh Kelly) ポーラの夫
ザカリー・ドレイク (Brett Rickaby) 小学5年生教師、被害者
ノリーン・ドレイク (Tamlyn Tomita) ザカリーの妻、娘
Dr.トーマス・バーク (Jerry Leggio) 鑑識
— (D’Arcy Allen) 捜査官
クルーズ (Alexander Eldimiati) 捜査官
Mr.エイプリル (Beau Brasseaux)
— (Lary Love Dolley) Bar Patron
— (Mark A. Brooks) Bass – Dwight Hendricks Band
— (Aaron Saxton) Police Officer
S.ギルバート (James Lesley Taylor) 捜査官
ベラ・クーパー () 2007年交通事故死
ルビー・クーパー () ベラの祖母
ディーディー・クーパー () ベラの兄
本人出演 (Jerry Schilling) “Memphis Mafia”
アンジェリーナ () 占い師

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