マイ・ライフ ~私をステキに生きた方法~ Chasing Life 第8話 悔いなき旅立ち Death Becomes Her

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第8話 悔いなき旅立ち Death Becomes Her

脚本/Jeanne Leitenberg
監督/Steve Miner

【前回までのあらすじ】

ブレナに腹違いの姉妹のナタリーの事を知られるエイプリル。父は
浮気していたのか。将来子供が欲しくなった時の為に卵子の冷凍保存
をするというエイプリルは母の反対を押し切り私はもう大人だと語る。
匿名で冷凍保存の為に支払われる金(5000ドル)が既に払われていた
事を知る。君はボクに惚れるよと言ったレイはエイプリルにキス
するが、私には彼氏が居るのだとして断る。ドミニクに対して
少し距離を置こうと語る。あなたから離れて一人で頑張るべきかも
知れないという。

【ストーリー】

エイプリルはエマの仲間のガーティエとドッティとカードゲームをする。
パールが居ないと最高だというエマは股関節の再手術でもないかしら
と語る。エイプリルは誘ってもらったお陰でドミニクのことを忘れて
いられたことに感謝する。エマは娘の彼でバンドを追ってヨーロッパ
に行ったのだという。写真をみんなに見せてあげてと言われて
エイプリルは携帯の写真を見せる。私の夫に似ているとする中、
もう亡くなったという。年だから仕方がないというガーティエ。
先週寝ている間に亡くなっていたのだという。エマは発作でなくなる
よりはずっと良いとし、誰かと寝ていたなら最高だという。
そんな老人達の会話にエイプリルはみんな死について気軽に話せる
のねと語る。私たちの年になればそうなるのだという。別れを沢山
経験すると慣れっこになるという。私は信心深いので天国に行ける
というドッティ。あんたセルティックスの選手全員と寝ていたでしょ
というエマに対してFWの何人かだけだという。人生を楽しんで来て
良かったというドッティ。

エイプリルはがん患者たちが通うヨガに行くと、レオと遭う。
木曜日の夜はいつも予定が有ったとし彼とバーに行っていたのだと
いう。”えくぼ君”は去った訳かと。別れは辛いのは分かるとし、話な
らばいつでも聞くというレイ。ジャクソンはどうしたのかと問うと
彼がヨガを勧めてくれたのだという。また彼は入院したとし、化学療法
も利かず長くないという。みんながん患者であり誰かが欠けることも
あるのだという。死ぬ事も・・と。

ブレナは化粧洗面道具を揃えているのを見てエイプリルは旅行なのか
と問う。環境クラブの研修で明日からマイアミに行くのだという。
いつの間に入部していたのかと問うと愛する彼女が部員なのかと
問う。別に愛してないが確かに彼女は部員だという。マイアミなんて
豪勢だとすると私が高校の頃は地元だったという。
ブレナはナタリー・オルティスって無数にヒットする名前でしょと
問うと他に手がかりはあるのかと問う。住所がパパが執筆していた家
に近いとしフロリダの家だという。執筆以外に何をしていたのかと。
ブレナに荷造りはどうしたのかと母に言われ帰ってきたらやるという。
3時から病院でドナー検査よと語る、頬の内側をこするだけでしょと
ブレナ。

母はエイプリルに対して気分はどうかと尋ねると化学治療前にしては
良いとし、卵子凍結もしなきゃいけないという。誰かさんが支払って
くれたからとしてエイプリルは母が理解してくれたものとして歩み寄る
が、誰が払ったのかと言われ、エイプリルはてっきりママかと思ったと
語る。私は払う気はあるというが・・ママは反対だものねと納得して
出て行く。

エイプリルはジョージ叔父さんのオフィスに行くと、今後の君の主治医
はハンブルグ医師が行うと言われる。白血病の権威で安心して任せ
られるという。ハンブルグ医師は私はガンが憎いとし、その憎いガンを
滅ぼすのが私の仕事だという。ガンを倒すのに一番良い方法は
州面から向かってたたきのめすことだという。エイプリルはまずは
化学治療を一ヶ月入院してから骨髄移植をすることになるのでしょと
問うと、移植が必要かはともかくドナーの準備はしておくべきだという。
適合確率が最も高いのは兄弟姉妹だという。移植はリスクが高いのでし
ょと問うと、今案じることではないという。友人がもう長くないのだ
というと、そんな風にはなりたくないという。患者は死にたくないと
思っているとメモする中、あなたには何でも素直に話すという。
確かに移植には危険が伴うとし臓器のダメージ、感染症のリスクは
あるという。しかし何を選択してもリスクは伴うのだと語る。
最善を尽くして命を守る、私は諦めないのであなたも諦めないで欲しい
と。

ブレナとグリアはキスする中、グリアは早く荷作りをしてと語る。
姉が居ると分かってすぐにフロリダ行きになるなんて運命だという。
キーラーゴは宿泊地から一時間の場所。彼女に会わす為に神が私に
環境クラブに導いたみたいだというブレナ。あなたの入部は部長が
魅力的だったからよとし、私が彼女の存在を知った矢先だという。
私が骨髄移植の適合者になれなくても彼女はなれるかも知れないと
いう。姉妹は確率が高いと。探すならば私も付いていくというグリア。

■感想

今回は三者三様のエピソードとして描かれた。
エイプリルが「死について考える機会が与えられた」事がメインだけど、
エイプリルはがん患者の仲間達や老人たちと接していくウチにそんな
考えに行き着く流れがある。

レオは金持ち息子の典型的な嫌なヤツかと思ったけど、かつてレオ
が彼女に対して「オレのことが好きになる」としたことに対して、
その言葉の裏付けともなるべき事実が発覚していった。

そして妹のブレナのフロリダでの義姉との面会の流れ。
そしてジョージとサラの介護者たちの集いに於ける和解に向けた
流れなどどれも興味深いものとして描かれている。

■エイプリルの流れ

主治医は白血病の権威ハンブルグ医師となった。
手術をしようが化学治療をしようがどうやってもリスクがあることは
否定出来ない事実として存在している事。

前回から急速に仲を深めた感じのジャクソンとメグの願いをレオが
かなえるというものだった。

メグはストリップダンサーとしての夢。
メグとしてみれば化学治療で髪の毛を失って以降はどうしても男性から
は女性として見られなくなったことの反動みたいなところがあるのかな。
ストリップとして舞台に立った時には、男性達の視線にメグは勇気を
もらっていた。奇抜なアイデアだけど、こういうところを上手く作るのが
アメリカらしい・
ベスは「ショーガール」を見てノエルに憧れたとし、ベスは私は
クリスタル派である事を語っていた。

ジャクソンは自分の葬式は自分のパーティーでもあるのに、自分が
参加出来ないということで、レオは葬式を行うことになる。
ダニエル・パウターのバッドディの曲を流してくれとしていた
時には、まだこの計画が遂行されることは知らなかったんだけどね。
この辺は日本のドラマ「風のガーデン」でも中井貴一さん演じる
父親が、末期癌で余命幾ばくもない状況の中で生前葬というものを
行いみんなで楽しむ姿が有った。

ジャクソンの葬式での言葉はどのセリフも心に響いた。
ジャクソンは「最後にまたいつか何処かできっと会えると信じている」
という言葉が泣ける。「この世でみんなに過ごせたことが良かった。
君たちはボクに喜びと生き甲斐をくれた」と。

■グレアとブレナはナタリーと面会

ナタリーは正妻の子ではないことで相当苦労した様だ。
冒頭ではブレナに対してほぼ門前払い状態。あんたら家族と何て関わり
たくないとしていたこと。隠し子の気持ちを考えてみたか?と。
悪意があって来たわけではない事を告げ、現在家族が大変な時である
ことを語る。ナタリーは正妻の家庭が何不自由なく過ごしている様に
見えてしゃくに障っているようだ。
姉がガンでそれでもう一人の姉にあいに来たという。
完全にこの再会の仕方では、「骨髄移植をしてくれ」と言わんばかり
のものがあるよな。
ナタリーがビッチな女性だったけど、父親のせいでこんな歪な状態
であることなのに何故ブレナたちを責めるのかってかんじ。
グレアの具合が悪かったけど、正直なところ彼女はクスリを入れたの
だろうか?

最後に爆弾発言で、サラは私たちの存在を知っていることを口にして
いたね。

■ジョージとサラ

ジョージはキャリーという終身在職が決定した大学教授・天体物理学
の人と結婚しようとしていたが、自分が運転している車で兄・トーマス
を死なせてしまったこともあり結婚を諦めていた様子。
ジョージとサラはトーマスがサラと出会う前からの友達なのに・・
として今の歯がゆい関係に言及。ジョージもずっと責められてきた
ことを語ると、サラからはトーマスの死に関する怒りよりも、ナタリー
という隠し子と愛人がいたことを隠していたことに怒っている感じ
だった。

■エイプリルが望むモノ

エイプリルは死について考えたことをサラに話す。もし明日死ぬと
したら何を後悔すると思うか。私とママのギクシャクした関係だ
として、和解することを提案していく。それには互いの意思を尊重
していけるのかということだけど、難しそうだよね。

■使用された曲

・Middle of the Night by Bogus Toms
・More Of You (Heartbeat) by This, the Silent War
・Before I Go by Jules Larson
・Come Inside by Lipshock
・Rollercoaster by Amanda Mason
・Move by William Fuller
・Never Let It Go by Repartee
・Save Me by Jeremy Silver

■出演者

エイプリル・カーヴァー (Italia Ricci) ボストンポスト誌、長女24歳
サラ・カーヴァー (Mary Page Keller) 母親、心理療法士
ドミニク (Richard Brancatisano) ボストンポスト誌
ブレナ・カーヴァー (Haley Ramm) 次女
ベス (Aisha Dee) 喫茶店勤務、エイプリルの親友
ローレンス (Vondie Curtis-Hall) ボストンポスト誌・上司
エマ・カーヴァー (Rebecca Schull) 祖母

Dr.ジョージ・カーヴァー (Steven Weber) エイプリルの叔父
グリア・ダンヴィル (Gracie Dzienny) ブレナの同級生

レオ・ヘンドリー (Scott Michael Foster) ガン患者、政治家の息子
ジャクソン (Andy Mientus) がん患者、余命幾ばくもない
ラケル (Shi Ne Nielson) エイプリルの先輩
ダニー・グプタ (Abhi Sinha) ボストンポスト誌・エイプリルの同僚
Dr.スーザン・ハンバーグ (Merrin Dungey) 白血病の権威
ナタリー・オーティス (Jessica Meraz) カーヴァー家の腹違いの子
メグ (Alycia Grant) がん患者、ストリッパーの夢
Mr.オストロウスキー (Doug Simpson) 教師
キャリー・ローゼン (Bridgett Newton) ジョージの元彼女、天体物理学教授
リズ (Hillary Olinger) 介護人の会
アダム (Nathan Mohebbi) ジャクソンの友達
ガーティエ (Bryna Weiss) “ボニー”、エマの友人、夫を亡くした
ドッティ (Reatha Grey) エマの友人
— (Alex Ball) Patron
ミンディ

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