キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き Castle シーズン4 第4話 悪夢の再会 Kick the Ballistics

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第4話 悪夢の再会 Kick the Ballistics

脚本/Moira Kirland
監督/Rob Bowman

【前回までのあらすじ】

モンゴメリーは4年間で6人が犠牲になったとし、我々がコイツを止めら
れなかったからだという。犯人はゲイツ、通称3XK。ゲイツは出所する
時に荷物をこのジェリー・タイソンに残したそうだという。ジェリーに
対してゲイツの情報が必要だとして、保護することを条件に情報を
引き出そうとする。ライアンは安全上の理由から外出したらダメだと
いうが、キムを殺したのはあなたなのねと問うとゲイツはオレが全員
殺したという。キャッスルは本当の3XKはコイツだと語る。逃げ切れる
ハズはないとし名前も顔もばれているんだとすると、場所を変えてやり
変えてやり始めれば良いという。ここまで近づいて置いてオレも止めら
れないのは死ぬほど悔しいだろうと語る。

【ストーリー】

リックは現場でケイトの為にスキムラテのグランデ無糖バニラシロップ
入りを持って行く。ケイトが腹部を押さえた為にまだ痛むのかと問うと、
手術の痕が弾に引きつるという。撃たれた時のことはまだ思い出せない
のかというリック。
そんな中セメント工場へ行くとセメントの中に遺体が埋められていた。
セメントは取り除かないと全ては分からないというラニだが、彼女が
射殺され弾は2発、9mm弾だということは分かっていた。これは殺し屋
による仕業だというライアンは後頭部を撃ち、彼女が倒れたところに
トドメの一発を撃っているという。土に埋める為にセメントの中に入れた
のだという。マフィアだろうと言うと、コンクリートみたいに固い仮説
だろうというリック。財布が有り、そこにはピアース大学の学生証、
ジェーン・ハーツフェルドのものだと分かる。大学生が何故マフィアの
標的になったのか。エスポジートは母親が署に来るとし、ジェーンは
一人っ子だったという。ルームメイトと住んでいたが、彼女は実家に
帰っていて明日には戻るという。
ライアンは何で事件になったのかと問うと、エスポジートは家庭教師の
バイトに頑張っていた子のようだという。事件の日も家庭教師の仕事
が有ったとのこと。しかし朝になって全部キャンセルしていたという。
先生としての評価はマジメな人で、キャンセルされた理由は
「大事な用が入った」と一言言われただけだという。

ラニは死亡時刻は夕べの22時から24時、アザは昨日出来たものだという。
犯人に捕まれて車に乗せられたのか。彼女のシャツからコカインが
付いていたが、薬物検査ではシロ。ドラッグも酒もしていないという。
殺害現場に行くまでに犯人のドラッグがついたのではないかと。
死ぬのが分かっていたみたいだとし、これを手に握っていたという。
十字架のネックレス/ロザリオが握られていた。しかし時間を与えるなんて
殺し屋っぽくない犯行だとし、これは顔見知りによる犯行ではないかと。

母のアニカから話を聞く。
昨日の夜に電話がないのでおかしいと思ったという。昨日のレッスンを
キャンセルした理由は知らないかと問い、娘さんの服にコカインが
付いていた事を語り、体内からは検出していないことを語る。
そういう仲間がいたという可能性について尋ねると、5ヶ月前まで悪い
男と付き合っていたという。私の目を見て離さずに娘の体にアザを
作ったことも有るという。フィンバー・ジョセフ・マックイーン(通称
フィン)という人物。コカイン所持で2年服役、それ以外にも不法侵入、
暴行行為をしているが銃は使っていないという。ケイトは犯行が
エスカレートしたのだろうという。フィンは西98丁目645番地の建設現場
で働いているという。

フィンから話を聞く。
最後に遭ったのはいつか尋ねると、何週間も前だと語る。4月に別れて
も遭っていたという。友達だからだとし、金を貸していたので返しても
らった事もあると。そんな中ケイトに電話が鳴る。銃弾の分析が終わり
ジェーンを撃ったのはなんとグロッグ17・・ライアンが前に使っていた
銃だということが分かる。

■今回の事件の概要

・大学生のジェーンが建築用のセメントの中から発見される。
手にはロザリオ。銃弾を二発撃たれていたが、その銃は先日3XKこと
ジェリー・タイソンにライアンが奪われた銃だと分かる。
責任を感じるライアンは捜査に私情を持ち込み感情的になる。

■感想

S3-6に登場した3XKことジェリーの陰を再びちらつかせた事件。

第6話 3XK 3XK 脚本/David Amann 監督/Bill Roe 【ストーリー】 ブロンド女性のことを見ている男...
ただ本人による犯行ではなく、策士である彼は、自分が奪った銃を
何者かに渡してそれが使用されたというもの。

珍しくリックがジョークを言うシーンが少ないエピソードだった。
それもやはり3XKが絡んだ事件だったからだろうか。

冒頭で「犯行はマフィアだろうコンクリートみたいに固い推理か」
と言った際にちょっぴり笑いを堪えていたものも居たりして、
「メンタリスト」でジェーンが相手を小馬鹿にした時のリズボンの
リアクションみたい。

しかし今回のドラマでよく分からないのは、ジェーンという出来た女性
がフィンなどという犯罪者と付き合っていたことだよな。
悪い人との出会いによってホント人生が狂わされてしまった女性の物語
って感じで切ない。

■ライアン&エスポジート

ライアンの結婚式が近づくみたいな感じの流れも有ったので、ここで
捜査上、何ら心の傷を抱えてしまうと、そういう流れも潰れそうで
怖かった。シーズン始まってからエスポジートと始めて仲違いして
いたところも有ったけど、今回は二人の絆みたいなものを感じた。

エスポジートによると、ライアンってヤツは軍隊時代にイラクから
戻った後にオレはずっと車の音を聞くだけでビビッていた時も遭った
がライアンは立ち向かうヤツだった事を語る。

ゲイツに反論したライアンは休暇を取らされてしまい、それでも捜査
を辞めるハズはない彼のサポートに回る。

リックはこの一年間ジェリーと遭わないかビクビクしていたところも
有ったことをマーサの前で語っていたね。

「いつもはケイトの相棒になりきっているが、今日みたいな日は偽物
だと気づかされる。」

本当の刑事ではないので仕方がないということだけど、事件に関わって
いる以上一番リックが狙われやすいんだよな。

■アレクシスは課外活動

次回のスタンフォード大の受験のために点数稼ぎのために生徒会に
入ったみたい。前回あれほど落ち込んでいたので心配したけど、
取りあえず平常心に戻って良かった。

今回はあんまりリックと顔を合わせるシーンが無かったけど、
アレクシスは友人のチェルシーに生徒会の連絡係主任を譲ってもらった
が実はみんなのクレームを聞くだけの役でハメられたことを聞く。
ハメにれたということで、リックはあることに気がついていく。

■被害者は家庭教師

家庭教師していた相手はなんとチャーニーズマフィア、
「ハイ・イ・トン」というチャイナタウンのレストランを拠点にした
リー一家。
レストランてにはリー一家勢揃いで、ベン、フィリップ、デビッド、
スティーブンが居たけど、わざわざ自己紹介してくれるところが
優しい(笑)

ボス役のFrancois Chauは、きな臭い役が多いね。

ジンハイ・リ・チャン = フィリップ
リンマイ・チャン = ベン。

ジェリーが銃を渡すとすれば復讐の為であり、服役していた当時に
接触していたであろう人物を捜したリックは、それがフィリップで
あること、改名していることを突き止める。フィリップはジェリー
と服役中刑務所でケンカして顎の骨を折っていたみたい。

■おとり捜査

家族を裏切らせるというのは辛いこと。
フィリップからの証言を得るためにベンは兄に反抗心を表して
喋らせようとした。しかしフィリップはベンに銃口を向けて録音
しているであろうことを見抜く。
銃口を向けたことでケイトたちは現場に踏み込むが、ベンは逆に
銃を奪い取ってフィリップに銃口を向けた為に、捜査官がベンを
撃ち殺したかに思われたけど、実際には証人保護プログラムの
為にベンを逃がす為の偽装だった。

偽装の偽装だったけど、この死は正直演技だなと思った。

■おとり捜査2

ライアンはベンをおとり捜査に使ってしまったことで、麻薬課の
捜査官のセス・カーバーが、ジェーンに対して潜入させていたこと
と同様なのではないかとして疑問符を投げかける。
しかしバックアップしていたし、ベンのことを一人にはなかったこと
を取り上げ、カーバーとは違うことを語る。

カーバー役のRoss McCallさん、「ホワイト・カラー」のマシュー・
ケラー役のインパクトが有るので、この人が犯人だろうなと思って
見て居たけど、間接的にはこの人が死を呼び起こしてしまったところ
があるよね。麻薬を仕込んで置くなんて捜査官とはいえホント悪い奴だ。

■使用された曲

・Castle Theme
Written by Robert Duncan

■出演者

リチャード(リック)・キャッスル (Nathan Fillion) 作家
ケイト・ベケット (Stana Katic) NY市警12分署殺人課の刑事
マーサ・ロジャーズ (Susan Sullivan) キャッスルの母親。女優
アレクシス・キャッスル (Molly C. Quinn) キャッスルの一人娘
ハヴィエル・エスポジート (Jon Huertas) ベケットのチーム
ケヴィン・ライアン (Seamus Dever) ベケットのチーム
ラニ・パリッシュ (Tamala Jones) 検視官
ヴィクトリア・ゲイツ (Penny Johnson Jerald) 主任・警部

セス・カーバー (Ross McCall) 麻薬課の捜査官
ベン・リー (Tim Jo) 次男、ジェーンから家庭教師を受けていた
フィン・マックイーン (Billy Lush) ジェーンの元彼、前科者
クリフォード・リー (Francois Chau) アジアンマフィアのドン
フィリップ・リー (Lanny Joon) 長男
アリソン (Mercedes Colon) フィリップの弁護士
シャーロット・ローゼンバーグ (Nadine Crocker) ジェーンのルームメイト
アニカ・ハーズフェルド (Stephanie Nash) ジェーンの母
ジェーン・ハーズフェルド (Jessie Graff) 被害者、ピアース大学生
— (Joe Martin Thomas) Lee Bodyguard
— (Sam Ayers) “サミーズ”のバーテンダー
マイク・ドルーエン (Michael Yavnielli) 連邦保安官
スティーブン・リー (Allan Wong) リー一家
— (Steven Whitmore) Cement Worker

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