マスケティアーズ パリの四銃士 The Musketeers 第3話 気に食わない任務 Commodities

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第3話 気に食わない任務 Commodities

監督/Saul Metzstein 脚本/Susie Conklin

【ストーリー】

船がル・アーヴルの港に停泊すると男が降りてくる。男に対して
色んな人物が彼のことを尾行する。
男は酒場に入ると、突然酒場のみんなに今夜は自分が酒を奢るとして
大盤振る舞い。ダルタニアンを初めとして銃士隊の三人も監視して
いた。アトスは随分と目立ちたがり屋だとし、監視に気がついていない
のかという。男は酒場のウェイトレスに対して、これはアマゾンのコン
ゴウインコの尾羽だとし、ジャングル一美しい鳥だが、君の前じゃ
霞むとしてくどき出す。そんな中一人の女性が男に向かってナイフを
持って走ってくると、男が声を掛けたウェイトレスを刺し殺そうと
ばかりに襲いかかる。アラミスは成り行きを見守ろうとするが、港湾
労働者たちもなだれ込んできて男性に襲いかかりそうだった為に、
四銃士たちは陰で労働者たちを倒していく。この男を殺して良いのは
私だけだというマリア。ダルタニアンはマリアの事を捕まえるが
噛みつかれてしまう。
男はありがとう助かったとしてお礼を言う中、自分の名前はエミール・
ボネールだという。するとアトスはお前を逮捕するとし、パリで
陛下の裁きを受けろと告げる。エミールは大事な商談があるのだと
いうが・・エミールを襲ったのはマリア・ボネールでオレの妻だという。
ポルトスはエミールの体を調べて銃器を取り上げる。
レオンというスペイン人はエミールに対してこれが無いと困るのではない
かとして、筒を手渡す。
エミールは出発前に一つ頼みがあるとして少し妻と二人にさせて欲しい
という。逃げないと約束するならば・・というと、紳士の名誉にかけて
約束するという。

他の追っ手は居なくなったようだという。目的は何なのかというアトス
にポルトスは借金取りじゃないかという。
その頃エミールはマリアから奥の窓の下が戸口になっていてチボー
が待っているという。マリアは鍵を開けると彼を窓から外に逃がす。
エミールは落ちるようにして外に出て行くとチボーが用意した幌馬車
に乗り込む。チボーは馬を走らせるが、隣にはポルトスが座っていた。
そして他の銃士隊も既に予想済みとばかりにやってきて、十分に楽しん
だのかとして、このままパリに向かうと語る。

ミレディはスペインの死者がル・アーヴル入りしてエミールという探検家
を追っていることを枢機卿に語る。エミールはパリで拷問されてくる
という。アトスと仲間たちが陛下の命で護送するとのこと。
ミレディは暫く仕事が無いのであれば私用で少し暇をもらっても良い
かと枢機卿に頼む。私に拾われて配下となったお前は私的な人生を
失ったのだとするが、それでも暗殺者にも休息は必要だなというと、
許可する。私用はアトスと関係があるのかと問うと、彼は陛下の任務
についているので邪魔するマネはするなと語る。
「私が政治の場で学んだことは私的な感情は判断を致命的に鈍らせる」
ということだという。

幌馬車に乗っていくエミールと四銃士たち。
エミールは自分も兵士を目指していたことがあったという。今は世界
をまたにかけた冒険をしているとし、ゴレという小さな島を見つけた
時のことを語る。ダルタニアンはたんな荷車は置いていくべきではないか
とするが、エミールは舶来品で陛下のご機嫌を取りたいのだろうという。
エミールは隣で馬を操縦しているポルトスにヒョウタンを渡すと
それを飲ませる。それは西アフリカで沢山なっているものだとし、
ポルトスのルーツもそこにあるのではないかという。オレは5才の時
から一人でやってきたというと、パリの路上から王様のエリート部隊
になるとは凄いなと。あんたと違ってオレは兵士一筋だという。
そんな中、誰かに付けられているとして報告にやってくる。
黒服の二人組が1km半後ろに居るとし、酒場にいた男だというアラミス。

■感想

フランスとスペインの協定として存在していた当時の情勢下での
一つのエピソード。フランスの植民地の拡大を防ぎたいスペインと
無敵艦隊を誇るスペインとの海戦での衝突を避けたいフランスの
暗黙の了解を破ろうとする水面下でのやりとりを通して、つばぜり合い
が行われている感じのエピソード。

今回はミレディとアトスに関する過去を描いていた。
正直アトスって三銃士の中でもリーダーっぽい感じないし、地味で
目立たないのでこういうエピソードでもないとなかなか存在感を
発揮できないところが有るが、気がつくと彼はラ・フェール伯爵という
貴族出の人間。
そして今回裏の主役であったポルトスはアフリカからの移民(奴隷)と
してやってきた過去が有る為に、今回移送する事になるボネールが
奴隷商人として金儲けしているのを知って激高していた。

ポルトスは随分とその事実が分かるまでにボネールから夢の大陸、
未来有る事業について吹き込まれて、耳を傾けていた。

しかしこのポルトス、ルニエの待ち伏せでの戦いの際にアックス系の
武器で肩を切られていたみたいだけどどう見ても即死でしょう(笑)
当時の武器が如何に切れなくても背後から不意打ちの形で切られている
し、早くも一人が欠けるのかと思わせた。

■ミレディとアトス

この二人、昔は婚約していたみたいだ。
しかしミレディは元々犯罪者であり、アトスはそれを知った瞬間に
処刑をする立場の人間だ。ミレディは後にそうなることを見越して
いつまでもアトスには変わらないで居て欲しいとするネタふりをして
いたのだろうか。

時折訪れる回想シーン。
野原一面に咲いているわすれな草がミレディとアトスの当時の関係
の思い出の象徴として残り、今でもその時のことを忘れないとする
意思表示の忘れな草のロケットを見つけて殺すのを踏みとどまる姿
が有った。

元々アトスは自分の婚約者を処罰出来ず弟に頼んだことが悪かった
のか。トマスが死んだ理由はよく分からないけれど、ミレディに
誘惑されたレミという人物は、伯爵家の執事だったりするのかな。

ミレディは度々重要なところで出てくる。
初回でダルタニアンと絡むシーンが有ったけど、その際にクビの傷
を持って愛するものに傷つけられたことを語っていたよね。
首についたその傷が今回の絞殺刑の流れに繋がっているとは思わなか
ったけど、当時から犯罪を犯していたところを見るとろくな人物
じゃなさそうだ。

屋敷で唯一肖像画が破けていたのはミレディだった。
それにダルタニアンが見ればもう少しで気がついたところだったのにね。

レミはこの5年間この村で生きて居たのかな。
自分の罪があなたに見つかるのをタダ待っていたとし、死んだも同然
だったとしてしていた。

■ダルタニアンとコンスタンス

この二人の関係はどうなるんだろうか。
彼女の夫は商人だけど、ドレスの生地などを売っているのだろうか。

コンスタンスにはわざわざダルタニアンと寝たことを語っていく。

コンスタンス自身も留守の間にクロっぽい髪の毛の緑色の目をした
とびきりの美人が来たことを彼に告げる。

■その他

■公正に扱われる権利、正義と尊厳

権利を叫ぶ奴隷商人が言うと説得力がないと突っ込まれていた。

■ボネール夫妻

エミールとマリアは夫婦だった。マリアとミレディはキャラが
被りすぎ。

ボネール役のJames Callisは「ギャラクティカ」のバルター博士。
実に胡散臭い(笑)
しかし声がジャック・バウワーでした。

■全身黒い服の男

スペインから来たレオンたちの様だ。二人のウチ1人は撃ち殺してしま
ったけどね。
「我、体の蘇り 永久の命を信ず」
と言い残した。

■心を入れ替えないボネール

本当に都合の良い言葉を逃げかける人だったね。枢機卿としては、
ボネールの奴隷船商売は金になるということで、共同出資で会社を
立ち上げることにしたという。

「足を洗ったと言っただろう」
「状況が変わった。臨機応変に対応するのが世渡りのコツ」

■使用された曲

■出演者

アラミス (Santiago Cabrera) 銃士、剣の腕、色男
アトス (Tom Burke) 銃士、リーダー、剣の一番の使い手
ダルタニアン (Luke Pasqualino) 銃士を志す青年
ポルトス (Howard Charles) 銃士、パワー、情熱

トレヴィル (Hugo Speer) 銃士隊長
コンスタンス・ボナシュー (Tamla Kari) 下宿屋の女主人
ジャック・ミシェル・ボナシュー (Bohdan Poraj) コンスタンスの夫
ルイ13世 (Ryan Gage) フランス国王
アンヌ王妃 (Alexandra Dowling) フランス王妃
カーディナル・リシュリュー (Peter Capaldi) 枢機卿 “アルマン”
ミレディ・ド・ウィンター (Maimie McCoy) 謎の女

エミール・ボネール (James Callis) フランス人商人・奴隷の売買
マリア・ボネール (Anna Skellern) エミールの妻
— (Julian Bastida) スペイン人狙撃手
レオン (Andres Williams) スペインの監視
ポール・ムニエ (John Warnaby) エミールに出資者
レミ・ブラックスミス (Tomas Masopust) 執行人
— (Scott Williams) 司祭
トマス

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