BONES 骨は語る シーズン9 第22話 付け爪の謎 The Nail in the Coffin

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第22話 付け爪の謎 The Nail in the Coffin

脚本/Dean Lopata
監督/Ian Toynton

【前回までのあらすじ】

連続殺人犯が居ると思っているというブース。ペラントが居ると言って
いたからなのかというスイーツ。ボクのみに何か有れば彼女は野放し
になるとし、誰なのか永遠の謎になるとペラントはブレナンは語る。
最初の被害者はラナ・ブルースターだとされる。ホッジンズはトレント
は最低野郎だったと語る。あれは姉のステファニーだという。
父のジャイルズが検視官を買収してラナ殺しを隠蔽した出たという
スイーツ。ドナはここの方たちは十分に苦しんだと語る。
“ゴーストキラー”の被害者と同じ傷が有ったとするブレナンだが、
カムは手を貸したいが連続殺人犯の証拠が無いという。問題の6つの
事件の資料だとするが、カムはクラークに精査してくれという。
ブレナンはどうしてクラークに捜査担当に移行したのかと問う。
カムはコメカミに一発撃ち込まれているとしこれは罪の告白と取れる
というカム。あなたが書いたトレントの検視報告書を読んだという
ブレナンは指の爪も抜かれていたとしラナも同じ怪我を負っていたと
主張。彼女”は捕まるというブースは犯人は女なのだろうとブレナンに
語るとあなたはゴーストキラーが居る事を信じてくれるのかと語る。

【ストーリー】

マイクは妻と娘のアリソン、息子の4人でキャンプにいく。
マイクは調子に乗ってみんなに怖い話をするとアリソンは辞めてくれ
という。妻もやり過ぎだというが息子が喜ぶためにマイクも調子に
乗って会話していく。すると何か物音が聞こえると語るが、父親は
ウサギかシマリスだろうという。しかし突然腐敗した遺体が落下して
来ると共にマイクの手にはすっぽり収まるように頭蓋骨が落ちてくる。
悲鳴と共に妻や娘に頭蓋骨を回す中、息子に渡ると最高の演出だと語る。

ブースはブレナンが朝から評価シートを書いている事を知る。
相棒として私も記入しろと言われているとし、ブースは見てはいけない
ものだという。これはあくまで機密だと。昇進には君にも影響がある
ことだと言うと、客観的に書いているとし私情抜きで評価すると
いう。あなたの勤務態度は”ほぼ”問題なしだという。

そんな中ブースの元にカムから電話が鳴る。
ブースはその電話内容から、彼女にマズイのではないかというが・・
ブースはブレナンに森で遺体が出たので行ってくるとし、カムはオレだけ
で来いと言っていること。現場にはいつも一緒に行っているでしょとし
相棒だとすると、クラークが来るから良いみたいだと語る。法人類学の
トップは私だとすると、”ゴーストキラー”絡みかも知れないのだと
いう。クラークが担当しているのだろうとすると、私が客観的になれない
というのかと問う。そうは思わないが、厳密に言えば選ぶ権利はカム
にあるのだというブース。ゴーストキラーの調査は私が始めたものだ
という。前回カムと揉めただろうとすると、あなたは私が一番適任だと
思うかと問われブースは思うけど、決めるのはオレではないとし、
この際カムに協調性がある所を見せてやれと語る。

ブースは現場に行くと、ブレナンがカンカンだぞと語る。
調査を混乱させたくないだけだとし、彼女は何でもゴーストキラーに
結びつけてしまうからだという。関連があると思うから外したこと
を語る。被害者は刺されていること。殺害後に木の上に吊されたのだ
とし、腐敗が進んで頭がもげたのだという。キャンプしてた家族の上に
落ちたと。殺して吊したということは隠す気はないのか・・と。
クラークは眉間が突出していないので被害者は女性だという。死亡時期
はどうか虫男(ホッジンズ)というブースに対して、捕食にクロバエ、
ハネカクシが居るので8日から10日だという。キャロリン検事も
やってくると連続殺人犯なのかとし、確定しないと私も動けないことを
語る。ブレナンはここに必要だというブース。

そんな中”だから来たわよ”というブレナン。被害者は右手中指を剥離骨折
していること。末節骨側面にも確認出来るという。爪も剥がされていて
他のゴーストキラーと同じだという。指からすぐにゴーストキラーを
想定しないとダメだという。全部の指を剥離骨折していること。
クラークは爪も全てはがされているという。全部なのは始めてだという
カム。骨折は昔のもので骨修復の痕が有るというクラーク。しかし接着剤
みたいのが付いているという。彼女は元々爪が無くつけ爪ではないか
というカムに対して人工ではなく本物だという。

アンジェラはこれでハッキリしたとしてゴーストキラーは居ること。
「被害者はどの人も必ず中指の爪を引きはがしている」というブレナン
の説は正しかった。クラークはX線には複数の鋭的外傷があるというと
カムは鈍的外傷もかなりあるという。軟部組織は殆どないという。
他のケースよりも暴力的だった。骨を洗浄しないと死亡時の傷を見極め
られないというブレナン。アンジェラはカムとブレナン、二人は仲直り
したのかというが、ブレナンはカムが外したことを謝ればすぐに許す
という。カムはもう謝ったわよと語ると、ブレナンは謝ったウチには
入らないと語る。

カムは膀胱は無傷みたいだとし毒物検査に回せるという。ホッジンズ
はまだ現場なのかというと、爪とか被害者の身元に繋がる証拠を探して
いるという。クラークは頭蓋骨は無傷である事を語るとアンジェラは
すぐに複顔するというが、ブレナンはその必要はないという。
トレント・マクナマラの頭蓋骨のX線を出してというと、彼は自殺でしょ
というカム。結論を見直したくなるとしてこれを見てというブレナン。
下顎骨の下部が前に出てること。下顎前突症という珍しい遺伝的特徴が
あり今回の被害者も同様の特徴が有るという。

■今回の事件と流れ

・森でキャンプ中の家族が木に吊された遺体を発見。
吊されていたが腐食して遺体が落ちてきた格好だった。

・カムは数々の鋭器・鈍器の傷跡と中指の爪が剥がされた遺体から
見てブレナンが取り憑かれたように語っていた「ゴースト・キラー」
による犯行の可能性を模索するが、この件ではブレナンを外して
クラークに一任していることも有った。

・遺体のX線画像から見て、下顎前突症という珍しい遺伝的特徴が
有り、これはトレントにも見られた所見だと判明。被害者は
トレントの姉のステファニーだとし、後にDNAで確定させる。

S9-4

第4話 悪魔のパズル The Sense in the Sacrifice 脚本/Jonathan Collier 監督/Kate ...
S9-12
https://dramatimez.sakura.ne.jp/blog/?p=3578

■感想

毎回冒頭に出てくる人は確実に遺体を発見する役割を果たすので
陽気にホラー話で子供たちを驚かせるオヤジがその被害者だなと
思ってニヤニヤして見て居たのだけど、まさか今回の一件が
ペラントが最後に残していった課題のような「ゴースト・キラー」
事件について言及・解決していくものとは思わなかった。
まぁシーズン9も残り僅かなのでここらで引き締めを測ったのかも
知れないけどね。

それと同時にブースの昇進話はまだ確定していなかったけれど、
本当に昇進の話が議論されていたんだなってことで、今回は最後に
ほぼ確定されたことを告げられていた。

ここの所、ドラマとしての遊び心が足りないところが有って物足りない
気がする。今回は前々からの事件として浮かび上がってきていた
「ゴースト・キラー」事件の流れだったのである程度モチベーション
を保てたけど、終盤なので遊び心を入れるのも難しいのかな。

ブレナンとカムがもう少し対峙しても良かったのだろうけど、やっぱり
今回は一丸となって事件解決の為に動くということで、それぞれが
それぞれの仕事を担当した感じだね。

■事件に関して

結論から言うと「ゴースト・キラー」はステファニーだった。
マクナマラ家では幼少期から虐待が行われていた様で、ステファニーが
モンスターと化してしまった要因が虐待に有ったということが分かる
もの。
馬小屋の用具室に閉じ込められていた痕が有り、そこから彼女が引っ
掻いたであろう形跡やら爪が剥がれた跡が見つかり、
そして彼女には爪が生えなくなっていたことから、被害者の爪を
剥いでいたことが分かる。彼女の遺体が見つかった爪は、連続殺人鬼
が持つ傾向の一つ・戦利品を意味するようにして、被害者たちの
爪を付けたもの。そう考えるとあまりに不気味すぎて怖いところが
有るな。

しかしペラントは自分が不本意にもクロエ・キャンベル殺しを疑われた
ことも有り、それを否定する上でこの事件について調べていたのかも
知れないけど、よく一連の流れを掴んでいたな。
同じ精神を病んでいるものとして殺人鬼のことを理解していたのか。

■スターク副長官の圧力

マクナマラ家の人々はドナを除いて全て居なくなってしまったと
思うのだけど、誰から捜査の圧力がかかって居たんですかね。
少なくともマクナマラを古くから知るものにとっては、彼が極悪人
で娘が犯した罪を隠していたことや自分の罪をなきものにすべくして
買収して隠していたことは知っているので、捜査して欲しくないところ
が有るのではないのかな。

当時の検視官(ドリンジャーだと12話で言っていた)
や判事(現在は下院議員となっているパルター)に取っては不都合な
ものが有るし、FBI捜査官の中にも誰か精通していたものがいること
に言及していたので、暴かれることは都合の良いものではなさそう。

■被害者のステファニー・マクナマラ

遺体を調べると血液検査

アルカロイドのシチシン(別名ソホリン)を検出。
マメ科植物(エンドウやインゲン)から採れるもので、ジメチルスルホ
キシドと混ぜれば麻酔薬にもなり、しかもそれが手作りだという
ことで、生物・科学に詳しいものの犯行だということになる。

マクナマラ家の馬小屋

ステファニーを最後に目撃することになったのは朝10時に乗馬に出た
こと。その馬小屋には血が乾燥してかなり酸化の進む昔付いたひっかき
傷が見つかる。また爪の欠片が発見される。床に引きずった跡がある
ことからここで拉致されたことは明らかとなった。

マクナマラ家の資産状況

証券取引委員会で探りに行ったのはブースとキャロリン。
資産を調べていたのに何故200万ドル検視官に払ったことを見逃したのか
としてケントに詰め寄るが彼女はマドフ事件では650億ドルを超える金が
消えたので端金で気がつかなかったと語る。
過去18年の財務資料の開示を求めた際に、キャロリン検事が居たので
スムーズに済んだ。

しかしアンジェラは財務資料はハードディスク3つ分だ15万ページも
あるとしていたけれど、所詮財務資料なんてどんなに多くてもフラッ
シュメモリーに入りと思う気がする。

遺体の傷口

リンに硝酸塩、除虫菊、フルメトラリン、有機塩素化合物が出たという。
殺虫剤でしょというアンジェラ。みんな成分分析しただけで完成された
ものを見つけるのが凄い。菜園で使っているとのこと。

フルメトリンと殺虫剤は刺し傷の内部から検出。凶器に付いていたもの
だということ。

ドナ

S9-12の時にもドナが出ていたのだけど、この人は怪しいと思った。
彼女を見たブレナンが顔を横にしてと言った際に、嫌だとして断られ
自分から見るシーンが有った。彼女の顎に触れると、遺伝的特徴が
似ているとして、マクナマラの血が流れているだろう事を告げる。
母親がマクナマラ家に住んでいたことも有るので、非嫡出子で異母姉妹
であることが判明。
後に話を聞くとステファニーが虐待されていたのは知っていた模様。
ドナはよくステファニーに殺されなかったな。

■「ゴースト・キラー」の被害者・関係者

クロエ・キャンベル、ラナ・ブルースター、カーラ・ホプキンス
ティモシー・モンロー、マイケル・ウィンザー、ヘザー・メンデス
アレックス・ウェバー、トレント・マクナマラ、マヤ・ジンコ

マヤ・ジンコ・・・1994年15歳にて
ラナ・ブルースター・・・1995年18歳にて
ヘザー・メンデス・・・2004年11月カリフォルニアにて。
ティモシー・モンロー・・・2012年5月テキサスにて。

後の二人は「ゴースト・キラー」への復讐。
ステファニー・マクナマラ、スティーブン・パルター

■20年前の事件

爪が一つだけ誰の遺体か判明していなかった。
マヤ・ジンコという当時15歳の女性だったことが判明。

元々ステファニーのことをホッジンズは知っていたけど、マヤも
同郷であることを知り、ステファニーの同級生だったのがマヤだ
という。当時逮捕されたのは生物の教師だったこと。

検視報告書を見ていたけど、マヤの件を調べたモニタには第一級殺人
とレイプ容疑と書かれていたよな。これで彼女の件はステファニー
だけが関係しているのではないなと思った。でも正式な検視報告書には
そういうのは一切無かったみたいだ。

ラナ事件と同じ検死官が診断していた。

ケスラーの集めた資料を見てスイーツは、心的外傷後憤慨障害と
気分変調症だとしていたけど、色んな似たような名前が有るね。

凶器の特定

折角のアンジェラトロンならぬコンピュータを使って傷口を色々と
調べていた。
ホッジンズが調べていた微細証拠は石綿で、タバコやメトキシクロール
が付着。
そこから割り出したのはタバコ用のカマとの事だけど、そんなもの
がよく見つけられたな。

■ブース&ブレナン

相変わらずブレナンはマジメなので報告書などには力説して生真面目
に何でも書いてしまうところがあるようだ。

ブースの問題解決力に関して、

「優秀だが直感に頼りすぎる点は疑問」

そして補足として研究結果を引用し

「直感というのは高度に発達した観察力の結果。故に彼の能力は
直感と言うよりも観察力が有る」
と語る。

ブースは嬉しかったのか「君は凄い」と語った際にブレナンから

「具体的に何が凄いの?知識なのか?」

と尋ねられて、

「君の支え」

だと語る。

■その他

・クレッシェンドの男

クラークが徐々に重要なことを話すために自らそう名付けた。
音楽の強弱記号でだんだん強くという意味。

・ミズーリ産のビール、アレクサンダー・フェイマス

今回ミズーリまで捜査に行ったんだっけ?
ブレナンとブースで一緒にビールを飲んでいた。

■使用された曲

・Call Off The Hunt by Lowpines

■出演者

テンペランス・ブレナン (Emily Deschanel) “ボーンズ”、法人類学者
シーリー・ブース (David Boreanaz) FBI捜査官
アンジェラ・モンテネグロ (Michaela Conlin) 骨格から似顔絵
ジャック・ホッジンズ (T.J. Thyne) 知識が豊富、実家が金持ち
カミール・サローヤン (Tamara Taylor) スミソニアン責任者、”カム”
ランス・スイーツ (John Francis Daley) FBIの心理学博士

キャロリン・ジュリアン (Patricia Belcher) 検事補
Dr.クラーク・エディソン (Eugene Byrd) 法人類学者・考古学

ヴィクター・スターク (Sterling Macer Jr.) FBI捜査官副長官
ドナ・ヘースティングス (Eileen Grubba) マクナマラ家の庭師
Dr.ハーマン・ケスラー (Jeff Hayenga) 学校の教師、20年前にえん罪
ハリエット・ケント (Christine Dunford) SEC(証券取引委員会)
— (Courtney Gains)
マイク (Jeffrey Nicholas Brown) パパ
— (Cathleen Kaelyn) ママ
— (Noah Lomax) 息子
— (Izabela Vidovic) 娘
— (TJ Myers) Hot Woman Power Couple
— (Andra Petru) Hot Woman Power Couple
スティブン・パルター (Tim Gilbert) 下院議員、被害者
— (Jonathan Grey) Cemetery Official
— (Maria Jordan) FBI捜査官
ジャイルズ・マクナマラ (Ian Ray) 富豪、犯人
— (Jason Yorker) Lab Guard

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