BONES 骨は語る シーズン10 第4話 ビデオゲームが招いた悲劇 The Geek in the Guck

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第4話 ビデオゲームが招いた悲劇 The Geek in the Guck

脚本/Gene Hong
監督/Milan Cheylov

【ストーリー】

ダレンとジミーは何とかネットを使って胸の画像を見たいと考えて
検索するが、胸で検索してもキモイ医療用しか出ないとし、ほどけた
ビキニで検索しようとするが、親が閲覧制限をしていて見られなかった。
ポルノが見えない家なんてお前の家くらいだぞというジミーに
対してダレンはリズたちが川の近くのセネカ公園に行くと言っていた
のでトップレスになるハズだという。衛星画像を使えとし、もしも
見られたらインスタグラムに乗せるという。しかし見えたのはおっぱい
よりも凄いものだとして人の遺体だった。

ブースとブレナンとクリスティンの朝食姿。
ブースは娘に大きくなりだければ朝食はきちんと食べないとダメだ
と語るが、クリスティンはママは体の大きさは遺伝的なもので決まる
と言ったという。ブレナンになんとかしてくれというブース。
ブレナンは中国語を集中的に教える幼稚園があるので見に行くと
いう。食事についてブレナンはビタミンDとCが入った食事を食べない
と喘息、貧血になったり体幹や四肢の運動失調を引き起こすと語る。
ブースはそんなことを言っても分からないだろうというが、娘は黙って
突然食べ始める。この地域には113の幼稚園があるというブレナン。
クリスティンの為に良い幼稚園を選びたいというが、ブースは最悪
公立があるだろうという。生徒と先生の割合が14対1だとして高すぎる
というブレナン。クリスティンには知的成長を促す教育を受けさせる
のだという。子供は勉強以外にも学ぶことがあるというが・・
ブレナンに電話が鳴りラボに遺体が運ばれて来たとの知らせだった。
ブースはクリスティン本人はどうしたいのかと問うと、「私、中国人に
なりたい」と語る。私が中国人になっても膝をすりむくことは出来る
の?とという。

ジェファソニアンのラボ。
インターンはジェシカ・ウォーレン。被害者は座骨切痕が狭く、恥骨
結合の下端が部分的に認められるというと、ブレナンは20代白人男性
ねと語る。ジェシカは報復目的の殺人だという。カムはその根拠は
何なのかと尋ねると私の直感だという。ブレナンはここはラボだとして
直感ではなく事実に基づいた結論を出してと語る。
ホッジンズはクロバエの幼虫から見て遺体は川岸に2日半有ったと
語る。カムは遺体を2日前に撮影された衛星写真と比較すると腹部の
死斑の状態から判断して死亡は約6日前だという。川の中に入って
いたのは3日半ってことですねというジェシカ。
そんなジェシカには頻繁に電話が鳴っていた。ブレナンは仕事中に
電話がなることに不快に感じていた。
目と鼻と唇と耳が切り取られているというカムに対して、ホッジンズ
は噛みつき亀のせいで殺人鬼によるものではないという。亀が食べた
のだという。
電話が再びジェシカに鳴ると、私の同居人全員がパニックに陥って
いると語る。同居人は19人だというと、ホッジンズは興味を示す。
そしてブレナンも・・。

ジェシカは靱帯の端が不揃いに裂かれているから引きちぎられたのだ
ろうという。ホッジンズはジェシカに君はコミューン育ちなのかと
問うと、違うとして教育コープだという。親も含めて37人が住んでいた
のだという。

ブレナンはブースに対してテレビ電話で事故で無かったことを報告。
療法の肩関節の靱帯の端が不揃いなことから腕が引きちぎられたこと
をさしているというと、ギャングによる仕業だろうという。奴らは
腕や脚に重石をつけて沈めるのだという。被害者は死亡前後に
殴打による骨折痕もあったというジェシカ。それを聞いたブースは
復讐殺人かも知れないなという。ジェシカは私の直感通りだと
するが、ブレナンはブースが現場に使用する直感とは訳が違うのだ
と語る。私のラボでは中身のない憶測は辞めてと語る。

オーブリーとブース。
遺体付近にギャングは居るかと問うと24km離れた下流にいるという。
身元はまだ分からないのかとして、遺体の損傷から特定は難しい
だろうという。しかしブースはスクインツたちを見くびるなとして指
2本とビンのフタだけで事件を解決出来る奴らだという。僕は頭の
良い方だがそこまでじゃないというオーブリー。
ホッジンズは被害者が着ていた服は安物ジーンズにTシャツだという。
そんな中ブースはオーブリーに君の幼稚園の時はどんな子だったのか
と尋ねる。そこまで遡らないと僕のことを信用出来ないのかという
オーブリー。ブースはそれを否定するとクリスティンの為に幼稚園
選びの話をしているんだと語ると、彼はケンカしているのかという
オーブリー。教育論はセックスや金と同じくらいケンカの種になる
という。話し合いだけだとし、最近は誰もが教育に熱くなりすぎだと
いう。人は興味さえ持てば上手くやれるというオーブリー。

ジェシカは右側頭骨鱗部に認められる射出口の長さは8.5cmだという。
第3と4腰椎に骨折ねというブレナン。
アンジェラは目と鼻と唇と耳がないので身元が見つけるのは難しそう
だという。
ホッジンズはジェシカに19人が住んでいるのかと問うとサムは
ジュリアードに行ったので18人だという。教育コープってこの付近
ではスタンフォード大教授のバレット・マクラフリンだけでは
ないのかというブレナン。あなたくらい学業優秀な人が彼の実験に
関わっているなんて・・というと、私はコープの中では一番出来が
悪いという。それを聞いたブレナンは驚きの表情を見せる。

■今回の事件と流れ

・ポトマック川の流域で少年達がネットの衛星画像から発見した
遺体。すぐに20代白人男性の遺体であることが分かるが、噛みつき亀
によって遺体は損傷していた。
・インターンは頭脳明晰なジェシカだが、直感を信じるきらいが有り
ブレナンはラボでの調査はあくまで事実を元にした結論を出すよう
求める。
・ジェシカが頻繁に連絡を取っているので尋ねると、彼女は教育コープ
とスタンフォード大教授のバレット・マクラフリンで提唱する集団生活
をしていることが分かる。ブレナンは教授の考えは奇抜過ぎると
考えていたが、ジェシカはコミューン(コープ)の中では成績が低く、
参加している家族は、ピュリツァ賞受賞者やローズ奨学生が2人も
いることを告げ、教育論としては興味深い事を知る。
・遺体の傷跡から殺されたことが判明する。複顔すると被害者は
ヘイズ・ロバートソンだと判明。ホッジンズは彼は大金持ちのテレビ
デザイナーだと語る。

■感想

「BONES」はネタ的にオタク文化とかサブカルチャーを取り上げること
が多いけれど、今回はゲームネタ。

新しい価値観と古い価値観で揺れる話でしたね。

その価値観を比較する象徴的な流れは2つ有った。
まずはラボで行うアナログ的解剖行動によって分析していく流れ。
骨折の跡とか胃の内容物、質量分析計で調べていく流れとは対照的
に、被害者はGPSを備えていて、何でも自分の動きをデジタル化して
クラウドコンピューターにその動きを記録していたこと。

またホッジンズの実験もまたアナログとデジタルを比較するものとして
描かれている。
遺体がどの程度の高さから落下して遺体に傷が付いたのかを調べる
為に実験することになるけど、アンジェラはアンジェラトロンを
使えば簡単に分かるとしていた。しかし「男にはオモチャが必要だ」と
いうホッジンズの切なる思いが有ってアンジェラやカムまでも
巻き込んでいく。ラボの他のスタッフもホッジンズの実験を楽しみ
にしている人も居るんだろうけど、みんな集まって見て居たりする
んだよなぁ(笑)正直実験はショボかったけどね。

今の世の中何でもコンピュータだしインターネット時代。
ゲームだってモーションピクチャーを使って人間のリアルな行動を
トレース・再現している。
そして人とのコミュニケーションはネットを使ったものだし、
電話一本でテイクアウトの中華は運ばれてくるし、殺されたヘイズの
親友は3ヶ月で外出したのは2回だけだという男性だ。

ただデジタルの良いところも悪いところも痕跡が残るということが
示されたことかな。

人を操ることで自分の中の支配力を満たしていた男性が被害者だ
った。操ることの出来ない相手とは度々衝突するしかない。

■クリスティンの教育

いよいよクリスティンも幼稚園に通うときが来たようだ。
その幼稚園選びだけど、ブースとブレナンの間で揺れることになる。

ブレナンは最高の教育を受けさせたいと思っている様で、ブースは
どちらかというと公立でも良いので近くで遊び場のあるところが
良いと考えている様だ。

ブースにしてもブレナンにしても幼少期はろくな人生を送らずに
ここまで来ているハズで、それでも立派になれるのだから、スタート
地点はあんまり関係無いように思えるけどね。

ただインターンのジェシカが沢山のコミュニティの中で育った
ことで優秀な人材として育っている事実は見逃せないようで、
自分から仕事以外のことはラボでは控えるように語っていたのに、
コミューンのことを繰り返し尋ねていた。
そしてコミューンだと言えば確実に「教育コープです」と返信が
戻ってくる。

クリスティン本人は「中国人になりたい」と答えていた。
そしてブレナンがまた難しいことを語る中、何処までそんな言葉
を理解しているのか謎だ。

■マイケルの教育

マイケルもクリスティンと同じ年なんだっけか?
二人は金の問題もあるのだろうけど公立に行かせることを考えていた。
ジャックは幼少期はスーツにネクタイ姿で通っていた。
逆にアンジェラは父親と共に巡業の旅をしていたので、ジェシカの
ようなコミューンと変わらないのではないかとされていた。

ブースとブレナンが引っ越しに関しては回数を競い合っていた。
ブースは学校を5回転校していること。ブレナンは大学までに12回も
転校していると語る。それでも立派な人間に育った訳だけど、親心
としては、子供に親の味わった苦労を味わわせたくないのは一緒のようだ。

■事件はあんまり面白くなかった

冒頭の少年たちが「胸」とか「ほどけたビキニ」でネット検索する
っていうのが笑える(笑)
そこで衛星写真から遺体を見つけるとか凄いよな。
グーグルのマップで見つけたのかな。

モーションキャプチャーで殺された時の自分の動きまで録画されて
いるというのがなんとも不気味だったけど、殺された際の動きから
相手を測定して犯人の大きさを割り出すというのが凄いね。
身長173cm、体重54kg。右利きだが左から弧を描いてスイングしたとき
の方が力が強いと見破る。大きさからして女性だとしていたけど、
流石アメリカだな。日本ならこの時点ではまだ男性か女性か分からな
かったのではないか。

しかしそもそも遺体を遺棄したという時に、それなりに体格の良い人
みたいなセリフを語っていなかったか?

アンを取調室に呼んでカーディガンを脱いでとブレナンが語る際に
なんかちょっとドキっとするものが有った。体の線を見ただけで
高校時代に腱が断裂とか、半月板も損傷しているとかよく分かるね。

■スイーツの代替

オーブリーはスイーツに負けず劣らずオタク気質を持つ。
彼とは違ってオーブリーはゲーム世代の人なのかな。

またスイーツがかつてデイジーと別れた後暫くブースとブレナンの
家に居候したのと同様に、今回はジェシカがアンジェラとホッジンズ
の家に居候することになりそうだ。

前回アンジェラが男性インターンに色目を向けていたけど、
ホッジンズはジェシカを好奇の目で見て居る感じがするし、浮気は
ないと思うけど、私生活が描かれることがあるのかな。

・ジェシカ役のLaura Spencerは、S9-23に続いて二度目の登場。

第23話 井戸の中のコーチ The Drama in the Queen 脚本/Megan I. McNamara 監督/Jeann...

■使用された曲

・Rebirth by Vancouver Sleep Clinic

■出演者

テンペランス・ブレナン (Emily Deschanel) “ボーンズ”、法人類学者
シーリー・ブース (David Boreanaz) FBI捜査官
アンジェラ・モンテネグロ (Michaela Conlin) 骨格から似顔絵
ジャック・ホッジンズ (T.J. Thyne) 知識が豊富、実家が金持ち
カミール・サローヤン (Tamara Taylor) スミソニアン責任者、”カム”

ジェームズ・オーブリー (John Boyd) FBI捜査官
クリスティン・ブース (Sunnie Pelant)
マイケル・スタッカート・ビンセント・ホッジンズ (Liam James Ramos)

ジェシカ・ウォーレン (Laura Spencer) インターン
ノア・ガマーソール (Erik Stocklin) ヘイズの友人
アン・シャンバーグ (Alexandra Metz) イマージョン・ゲームプログラマー
トラビス・リート (Chad Michael Collins) モーションキャプチャー
クロエ・ブランチャード / アリス・ケリー (Denyse Tontz) ネットの相手
ダレン (Trevor Gore) 少年
ジミー (Kaden Hetherington) 少年
ジェン・パーク (Mandy McMillian) イマージョン・ゲーム CFO
ヘイズ・ロバートソン

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