キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き Castle シーズン4 第20話 ロンドン警視庁の男 The Limey

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第20話 ロンドン警視庁の男 The Limey

脚本/Elizabeth Beall
監督/Bill Roe

【ストーリー】

アレクサンドリアモーテル。
女性が床で倒れて死んでいる中、男は部屋中を探して周り、服の中に
何か隠しているものがないかを探す。掃除婦がやってくると、すれ違う
様にして男は出て行く。

ケイトはラニに対して何かが有って、何かが変わったという。
最近リックと私が変なのだという。ケイトに対して4年間ずっと変
だったでしょというと、今回は違うのだという。彼が変わったのだ
として余所余所しくなったとのこと。ラニは彼の気持ちも分かるとし
待ちくたびれたのではないかという。リックはあなたに夢中であり、
その気がない振りをしているけどあなたも夢中でしょという。
ケイトはそんなことはないと一度は否定するが、彼にもバレている
かと問う。昔のリックを覚えているでしょというと、常に女といた
こと。でも今は女の尻を追いかけてないとし、貴方を待っているから
だという。彼だって永遠には待てないとし、アナタが別に良いなら
別だというラニ。あなたとエスポジートみたいに上手く行かねば
どうするのかと問うと、前に進めるだけマシだとし、上手く行かない
と分かれば先に進めるという。因みにエスポジートとは身体の関係は
続けているとのこと。私は今の関係を壊したくないとすると、逆に
今のあなたたちは何が有るのかと問われる。友情だというケイトに
対して、、友情は私とあなたのような関係だとし、早く着陸しない
と相手も燃料切れすると語る。気持ちを伝えるべきだとし、あなたは
殺人課の刑事で怯まないのでしょと。思い立ったが吉日だと。

しかしリックは自分の愛車フェラーリに乗ってブロンド美女ジャシンダ
と現場にやってくる。ケイトはリックに対してあのブロンドは何かと
問うと、「マイアミ・バイス」のつまらないエピソードを見て居る気分
だと語る。週末ラスベガスまで行ってきたというと、ポーカーの景品
なのかと問う。帰りの飛行機で出会ったという。そんな相手にフェラーリ
を貸したのかと問われると、ファーストクラスの客室乗務員だから
信用出来るよと語る。リックに何が有ったのかと問うケイト。

アレクサンドリア・モーテル。
そんな中被害者はナオミ・アレン(25歳)。イグリス国籍でグリーンカード
を持っているというエスポジート。ライアンは総領事館に聞いている
所だという。住所はソーホー。チェックインは殺される2時間前に
していること。客室係が男が逃げるのを見て居て似顔絵を制作して
もらっているという。何かを探していたみたいだとすると、サイフ、
時計、現金の類は盗まれていないという。クビを絞められて殺されて
いること。かなり抵抗したようでパンチを食らっているという。
身なりの良い綺麗な女性だとし、何故いかがわしいモーテルにいた
のか。殺害現場から逃げた男との一夜の情事のもつれなのか。
ライアンは被害者のポケットに名刺が入っていると語る。
マンハッタンで働いていたこと。彼女はキットマン・グループで働いて
いた。

キットマン・グループはイギリスの本社に持つモデル事務所だった。
クライアによるとあの子はウチのトップモデルでニューヨークと
ロンドンを行き来していたこと。売れっ子になると年間の半分はニュ
ーヨークで過ごすという。
何故モーテルに居たか分からないかと問う。しかも普通のモーテルで
はなくラボホテル系の場所だという。彼に見覚えはないかとして似顔絵
を見せるが見た事はないという。しかし最近あの子は方針を変えた
ようで仕事に興味を失ったみたいだったという。普通のモデルの仕事
をせずに本業以外の仕事をしていたとのこと。パーティーに出席する
ような仕事であり、外国高官の誕生祝いなどのイベントに花を添える
為に呼ばれるものだという。小遣い目的とか金持ちとの男の出会いが
あるものだとすると、エスコート嬢なのかという。売れっ子がその手
の仕事をするのは珍しいとのこと。私たちは把握していない所で仕事
をしていたが、昨日彼女はツテがないかと聞かれたという。ミッドタウン
のアルバム発売記念のパーティーだったとのこと。
ケイトはリックに意見の同意を求めるが、リックは事件の事とは全く
別のことを語り出し息が合わなくなって来たなと語る。

ライアンに彼女の部屋はどうだったかと尋ねる。
何者かによって荒らされていたとのこと。夜遅くにナオミの家を男が
出て行くのを目撃されているという。モーテルに目的のものがなく
彼女の家を探しに行ったのか。男はその後近くの店でカードで
シングルモルトのウィスキーを買っているとし、相手はコリン・ハント
という人物だという。そのカードを使って現在ソーホーのホテルでチェ
ックインされたとのこと。
リックとケイトがホテルへ行くと男は風呂上がりてタオル一枚で居た。
手を挙げるよう求める。すると彼は警部補のコリン・ハントだとし、
ロンドン警視庁(スコットランドヤード)の捜査官だという。
それでも手を挙げろと求めた為に、彼が身にまとっていたタオルが
滑り落ちる。思わずリックは手で目を覆い、ケイトもまた見ないように
目を覆うが・・・
どうしてナオミの殺害現場にいたのかと問うと、昨日の晩ワシントンに
居たらナオミから電話があり彼女はパニック状態で助けを求めてきた
という。彼女は妹みたいな存在で彼女の父・テレンスは僕の相棒だった
という。テレンスが死亡する前にナオミを守ると約束したのだという。
何故現場から逃げたのかと問うと逃げた訳ではないとし居る必要がな
かっただけだという。彼女は既に死んでおりやれることはなかったこと。
NYPDに連絡すれば何時間も拘束され無駄な時間を過ごすことになり
犯人に逃げられるという。モーテルが荒らされていたので犯人は何か
を探していたのだとし、だから家にも行くかと思って行ったらそこも
荒らされていたとのことだった。

■今回の事件の概要

・アレクサンドリアモーテル(ラブホテル)の一室で美人の女性が
死亡して発見される。現場から逃走する男性が目撃される。
・被害者はナオミ・アレン(25歳)、イギリス国籍の人気モデルで
グリーンカードも持ちソーホーに住んでいた。そのソーホーの家
も荒らされていてそこからも男が逃走する姿が目撃されていた。
・彼女が勤めていたモデル事務所”キットマングループ”を尋ねると
彼女はトップモデルだったが、最近彼女の様子がおかしかったのだ
とし、外国高官のパーティーに出席するような仕事ばかりしていた
という。
・更に足取りを調べると、彼女はミッドタウンのCDアルバム発売
の記念パーティーに出席する為に現場に行っていることが分かる。
・彼女の周りを探っていた男性はカード履歴からコリン・ハントだ
と分かるが彼はロンドン警視庁の警部補だという事が分かる。
・夕べ被害者のナオミから助けを求める電話を受けてニョーワーク
に来た事を告げ、誰に襲われたのかそれを調べていたとのことだ
った。ナオミの父親・テレンスとは相棒で、ナオミは妹のような存在
だったという。

■感想

冒頭のモーテルで亡くなっている女性の顔がケイトに見えた(笑)
ここで殺されたらその後のケイトの出演が無くなってしまうので
まぁ違うのは明らかだけど、死を偽装しているとか、死ぬ直前だった
ということを演出しているのかなとも考えるところが有ったな。

コリン・ハント演じるBrett Tucker

今回ケイトとコンビを組むことになるのはロンドン警視庁の刑事
コリン・ハント。演じているBrett Tuckerは、アメリカリメイク版
「溺れる女たち ~ミストレス~」で、主人公のAlyssa Milano演じる
サヴィのダンナ役・ハリーを演じていた人。因みにイギリス人では
なくオーストラリア人。

https://dramatimez.sakura.ne.jp/blog/?cat=66

コリンと初対面の際に、彼がタオル一枚。
手を挙げろ!と言うとタオルがはだけて思わずケイトとリックの前に
「ザ・コリン!」がお披露目になり、リックがケイトに目を塞ぐ所
が笑える。こんなシーンを見るとまだまだ二人のコンビは健在じゃな
いかって感じだったけどね。

■リックの変化、ケイトは心配する

ケイトが返事が出来ないで居る中で、またしてもリックが
別の女性と一緒に過ごしていて、ケイトがコリンに誘われてすれ違い
になるって展開は、完全にシーズン3のデジャヴのような感じで
正直「またこの展開?」っていうワンパターンな感じにも思える。

シーズン3ではリックが元妻とヨリを戻してしまい、その光景を見た後
でケイトは医者の彼との関係を進めてしまうという状況だったけど、
今回も同様の角度でケイトはリックがジャシンダと居るのを目撃して
それを見た後にコリンに電話している。

ただケイトとしては何故リックが変わってしまったのか分からず。
リックもケイトが自分に気が有るということが分からず。
完全にすれ違いの状況だけど、ケイトとしては母親の事件を解決する
までは・・って拘りでもあるのか。
リックにしてもケイトの母親の死を調べるとしてホワイトボードを
用意していたけど、一向に捜査している様子もないよね。

まぁこういう展開はシーズンの最後に持ってくるのかも知れないけど。

驚くべきはラニに相談したケイト。エスポジートとは身体の関係が
続いているというのだから驚き(笑)

ジャシンダと一緒にいるリックの姿(フェラーリに乗って登場する姿)
を見て「マイアミ・バイス」のつまらないエピみたいだと語るシーン
は確かにそう見えるところが有ったかも(笑)リックって若い頃の
Donnie Johnsonっぽいところが有るからなぁ。
でも「マイアミ・バイス」よりもこのドラマはどう見ても
「刑事ナッシュ・ブリッジス」だけどね。

■事件の捜査

コリンがまだ格好良いな。
捜査の手際の良いところはロンドン警視庁の捜査官としてかなり
人物像なり海外の捜査機関を立てたところも有ったのかも知れない
けど、服の裏地に鍵が見つかったとした際に、リフキン社製・1130R。
これは駅とかジムのロッカーで使われるものだと語っていた。

ドラマとしてはナオミの当日の足取りを追っていくことになる。
そして最近の不自然な行動との因果関係を調べていく訳だけど、
果たして彼女に起きた事とは一体何なのか。

・ミッドタウンのアルバム発売パーティー

ナオミのキズは前歴のあるラッパーのニッキー・ジェイに殴られた
ことで付いた傷だった。ニッキーなんて名前の人が出ると、
ケイトの小説での役柄名なのでちょっとドキっとする。
ニッキーは、私の彼・ビギースリムに色目を使ったからだとしていた
けど、果たして何の関係が有るのか。

■捜査のポイント

・被害者の絞められた首には指紋が付着している。

彼女がボディローションを付けていたので残っていたらしい。
喉頭が潰れていたとしていたけど、力があり手が大きい男だとしていた。

・22歳の時にナオミは婚約者を亡くす

昨年アフリカで国境なき医師団として死亡したらしい。

・ジムのロッカーのメッセージと写真

数字の書かれたメモが残されていた。
「W4-1949-898」
そしてミッドタウンで取られたらしい写真が一枚入っていた。
コリンは写真を見ると紋章でありこれはイギリス領事館前で取られた
もので、職員の一人・ナイジェル・ウィンダム副総領事のもの
だった。彼は財務や流通の業務を取り仕切っている。

更にナイジェルを調べると数々の投資の失敗。
シンシアと結婚して彼女の実家の後ろ盾で文化省を経て今の地位に
いるという。

先週日本料理店に言っていると言っていたね。

・パーク・アベニュー高級マンション潜入作戦

リックは指紋がナイジェルではないかということで、侵入しようと試み
る。警備が厳しいので相当難しそう。
ライアンはフラワーショップ店員、エスポジートはホームレス役
とした際に、エスポジートは「肌の色で決めただろう」と怒っていた
けど、フラワーショップの店員役が良いかと問われ否定した。

イギリス領事館のパーティーに潜入

ケイトが黒いドレスを着て、コリンと共に潜入。
ケイトのドレス姿がまたキレイだったけど、なんだかショルダーレス
のドレスって見て居て怖い。これって脱げないの?
上から見るとなんだか見えそうとか(笑)

なんとか彼が飲んでいるグラスを奪おうとするがこういう時に限って
コリンが使えず。
でもケイトが名刺入れを盗んで指紋を照合することになる。
しかし結果として指紋は不一致。

ナオミの残した数字の謎

リックが”たまたま”客室乗務員と付き合っていたことも有ってその数字
の意味が判明。外交郵袋に付けられる番号だという。ロイヤルイース
タン空港の番号、そしてサイズが判明。
外交特権・外交郵袋を使って何かを運んでいた事が判明。
運んでいる先はウガンダ。荷物を調べると何と武器/スティンガーミサ
イルだった。
ナオミの恋人がウガンダにいた時に乗ったヘリがゲリラによって
ミサイルで打ち落とされていた。

■面白いセリフ

・ゲイツとはどんな人物なのか

一撃で鹿の骨を折る熊のような人だとリックはコリンに説明していた。

・人には裏の顔がある?

「親しい人間ほどホントの姿は分からない」

今回はリックがケイトに対して色んなシーンでこのような言葉を
述べて含み有ることを指摘していたね。

このセリフはナオミには別の顔が有るのかも知れないことをコリンに
説明した時の例えだったけどね。

・彼女でマイルが貯まると?

リックがジャシンダとランチデートばかりしていたのでケイトが
嫉妬して出た言葉。

3日で4回も逢うの!?

「あなたのタイプに見えない。」(ケイト)
「楽しいし複雑じゃない。」(リック)

■使用された曲

・Castle Theme
Written by Robert Duncan

■出演者

リチャード・キャッスル (Nathan Fillion) 作家
ケイト・ベケット (Stana Katic) NY市警12分署殺人課
マーサ・ロジャーズ (Susan Sullivan) キャッスルの母親。女優
アレクシス・キャッスル (Molly C. Quinn) キャッスルの一人娘
ハヴィエル・エスポジート (Jon Huertas) ベケットのチーム
ケヴィン・ライアン (Seamus Dever) ベケットのチーム
ラニ・パリッシュ (Tamala Jones) 検視官
ヴィクトリア・ゲイツ (Penny Johnson Jerald) 主任・警部

コリン・ハント (Brett Tucker) ロンドン市警(スコットランドヤード)・警部補
ナイジェル・ウィンダム (Charles Shaughnessy) イギリス領事館・副領事
ビギー・スリム (Omar J. Dorsey) 音楽プロデューサー(ダリウス・ヤング)
クライア・パンチャード (Danielle Bisutti) キットマン・グループ上司
ニッキー・ジェイ (Chrystee Pharris) ナオミを殴った女
ブライソン (Matthew Brenher) 大使館の警備
— (Keith Chandler) Tech
モーガン (Joe Coots) JFK航空の荷物係
— (Tiffany Jeneen) モーテルのメイド
ジャシンダ (Vanessa Vander Pluym) 客室乗務員
— (Amir Wilker) Chased Waiter
パウロ・マクジ () ウガンダ反乱軍のリーダー
ドリュー・ハリス () ビギーの従兄弟。軍人
エイデン・ミラー () ナオミの恋人

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