キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き Castle シーズン4 第21話 新たな相棒 Headhunters

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第21話 新たな相棒 Headhunters

脚本/Alexi Hawley
監督/John Terlesky

【ストーリー】

ホームレスは男が高架橋下で血を流しているのを見る。生存を確認し
つつ死んでいると分かると荷物を盗もうとしてバッグを開けると
中には人の生首が入っていた。

リックは人形(フィギュア)を使ってニッキー・ヒートと怪物の戦い
ごっこをしていた。マーサに何をしているのかと指摘されると、
小説のシーンのイメージをする為に行っているとし、「氷のヒート」
の執筆が全く進んでいないのだという。ケイトは裁判の準備中だと
いう。アレクシスの受験の結果が届き始めたことを告げ封筒をリック
に渡すと彼はデスクに閉まってしまう。なんで隠す必要があるのか
と問われ、アレクシスがスタンフォードに落ちた時、悪夢だっただろ
うとし、同じ思いをさせたくないという。結果はまとめてみせれば
その分ダメージも少ないという。マーサは馬鹿げているとし、余計
なストレスで爆発するという。アイツが爆発する姿は愉快だろうという
リック。小説には何か変わってて今までにないものが必要だという。
そんな中テレビニュースでは「切断された頭部発見」の報道が行われる。
そのニュースの中で捜査官のスローターにインタビューすると、
彼はインタビュワーを威嚇する。この男に逢ってみたいとリックは
感じる。

リックはケイトの元にやってくる。ケイトは久しぶりねと笑顔を
見せると、裁判の準備は順調だという。最近マトモな時間に帰れて
いるというケイト。そんな中リックは彼女にスローターって刑事を
知らないかと問う。彼の事を知りたくて来たのかと憤るケイト。
君が裁判で忙しいから・・そいつって何処に居るのかと問う。遺体
がある場所よというケイト。

モルグでスローターは検死官のローラから所見を聞く。
死因は胸を3発撃たれていること。数分で失血死だという。グリッチ
ならいずれこうなると分かっていたとし、ウェスティーズというギャ
ングでヘマばかりしていた男だという。弾は?サイズは32ってことか
としながらスローターはローラの胸を意識する。そんな中リックが
スローターの元にやってくると、生首の方を調べないのかと問う。
死んだのはかなり前で臭いで分かるという。ホルムアルデヒドと腐敗臭
がすると。髪の毛に土が付いているので埋葬されたのを掘り起こして
首を切ったのだろうという。墓地はとっくに捜査しているので口を
出すなというスローター。相談があるとしてリックは彼に事件捜査に
同行させて欲しいという。1日、2日で良いとするが、断られる。
ケジラミが移る方がマシだと。スローターはリックに良い上着を
着ているなというと、リックは喜んでその上着を提供する。しかし一人
が好きなんだとして何を言っても変わらないぞとして服だけ着ていって
しまう。リックは自分は市長の友達なんだぞというと、突然スローター
は戻ってくる。市長のダチはオレのダチだろうとして兄弟のように
扱ってくるスローター。

まずはグリッチの父・ブライアンの元にいくというスローター。
付いてくるならばルールを守れと語る。

1) 「凄ぇ」っていう言葉は使うな
2) 邪魔はするな

被害者が亡くなったのを告げるのは難しいだろうというが、スローター
はブライアンに逢うとあっさりあんたの息子が撃たれて安置所にいるぞ
と語る。アイツは死体の首を切ってること。バカなグリッチらしくない
と語るスローター。オレの息子は純朴だったとし時代が悪いだけだと
語る。スローターはリックに対してあのオヤジもギャングだと語る。
アイツなら自分で制裁を下すので尾行するという。犯人を殺す前に
止めないといけないという。
グリッチが首を盗んだ墓地が発見されたという知らせがスローターに
入る。現場からは4ブロックのところだった。リックは”オレのチーム”
が生首を調べさせるよと語る。最近死んだ3人についてエスポジート
に名前をメールす。エスポジートはリックに今ケイトは捜査をしていない
だろうとすると、現在ケイトではなくギャング対策課のスローター
の事件だという。オレは君の部下じゃないというエスポジート。
メンツを守りたいなら条件があるとしてバスケのチケットだという。
リックは了解する中、エスポジートはリックに対してスローターは評判の
悪い刑事で別名”ウィドウメーカー(The Widowmaker)”と呼ばれているこ
とを語る。その名の通り相棒が3人も立て続けに殉職している事を知る。

ブライアンを尾行する中、情報集めをしているのだろうとして待つしか
ないという。相棒が毎回使えないことを語る中、スローターは
リックに対してお前の相棒はいい女だなと。既にやったのかと言われる
と友達だという。友達は犬で十分だろと言われる中、ブライアンは
McCrawle’s Barに入る。リックに対して銃は有るかとするとオレは民間
人で持つ事は許可されていないという。

ルール3) オレと行動するなら銃を持て!

そう言われると銃を手渡される。オレが持って居ちゃマズイだろうと
いうがまるで聞き入れてもらえず。お前は正面から入り10秒待ってから
「ニューヨーク市警だ」と大声で叫べと語る。
オレは裏口から入るというスローター。不安な状況の中、仕方なく
命令通りに動く。そんな中店内で犯人が逃げリックに向かった為に、
スローターは”止めろ、シャーロック”と語るとリックはらしくない
格闘をして彼を倒して捕まえる。

ライアンはケイトに対してリックが別の刑事に同行しているのかと
問うと彼女はどうせすぐに戻ると語る。私の邪魔をしないかぎり別に
何に食いついても良いと語る。ブライアンはシェイに対して余計なこ
とはいうなよと語る。

■今回の事件の概要

・リックはケイトが胸を撃たれた後のことを覚えてあり、リックが
愛の告白をしたにも関わらず無視していたことに憤りを感じていた。
・「氷のヒート」の執筆もあまり進まない中で、ニュースでは
切断された頭部の遺体を発見との報道が有り、そこに写っていた
スローター刑事の豪快さを見て彼に同行取材したいと考える。
・ケイトは裁判での準備が有る中、リックが久しぶりに逢いに来た事
に喜ぶが、スローター刑事目的で来た事に失望する。
・被害者はウェスティーズというギャングのグリッチという男で
いずれこんなると思っていたというスローター。ギャング対策課の
刑事故に荒さと強引さが有る中、グリッチの死を父親のブライアン
に話して、彼自身に復讐させる為に犯人捜しをさせようと踊らせる
ことになる。

■感想

最初スローター刑事を見た時髪型からAdam Baldwinに見えなかった。

冒頭からリチャードの上着を奪っていたけど、体格からしてスローター
の方が胸板が厚そうなので着られるものなのかなと。

リチャードとしてはケイトとの距離を取りつつ捜査を行い、やはり
頼りになるのは仲間であるケイトたちであるということを実感する
流れに繋がったのではないかな。

スローターとはwin-winの関係で行こうとして、リックはスローター
が一匹狼だとした際に「オレは市長の友達」だとして、権力には
決して揺るがなさそうなスローターを引き寄せたけど、彼が懸念して
いるのは、捜査に於ける過剰暴行の問題があるようで、それで市長に
取り合ってもらいたかったようだ。

エスポジートもライアンもリックに頼み事をされるときには色々と
条件を出していた。

■事件に関わる三つの勢力

この界隈では麻薬の売買などにウェスティーズ、トレイチタウンという
二つの勢力が争っている訳だけど、その中にメキシコ系のギャング
が入り込もうとしていた様子。そこで後発のメキシコ系ギャングが
両者をケンカさせているウチにシマを奪おうとしていた。

ケイトはリックの安否を心配して、スローターと組むことに反対して
いたけど、リックはニューヨークの町を放浪しながら蔓延る悪に鉄拳を
下すという彼のキャラクターは今後の「ニッキー・ヒート」に使えると
思い最高だと語っていた。
「それまであなたが生きて居たらね」と。

■忠誠心と根性を試される

リックは銃をもってとあるバーに入っていった。スローターが正面か
ら入るのではなくリックに銃を持たせて中に入る。暫くしたら
刑事を名乗って投降させろと。

また今度はスローターが一人でバーに入っていった際には謎の銃声が
聞こえる。誰か殺害したのではないかと考えたが「全部忘れろ」と
言われる。

ただスローターが逢っていたのはマーク・ギブソンという囮捜査官。
信頼出来るか試したと言われ笑われていた。
その笑いがまたケイトたちのチームに逆にリックに対する裏切り感
を誘発してしまうところがなんとも言えないね。

■リックの仮説

グリッチは失敗を補うために相手の遺体を敵のベッドに入れようとして
いたのではないかと疑う。
「ゴッドファーザー」の馬の首のシーンみたいに・・と。

■ケイトは精神科医・バークに不満を爆発させる

彼との距離が縮まったと思ったのに向こうが突然離れたこと。
彼は腹が立つことばかりする。チャライ女を連れて来たり、今度は別の
刑事にくっついていること。どうして彼がこんな事をするのか。
「私が何をしたのか?」
「君が何もしなかったのが問題かも」
「撃たれた時に愛していると言われてから7ヶ月が経過していること」

「彼も傷つきたくなくて自分を守っているのかも」
「どうすればいい?」
「どうしたい?」

先日のラニとの会話と同じだな。結局ケイトがどうしたいのかで
この関係は進むよね。

■アレクシスの合格通知

リックは娘が傷つくのを恐れて、全ての通知を一度に見せる為に
机の中にため込んでいたようだ。
しかし結果として見ると全て合格していた。
ただスタンフォードに合格したが、前に受けた時には落とされたので
拒絶されて裏切られた気持ちだと語る。

この辺の流れはまさにケイトとリックの関係に通じている。

■スローターの別称はウィドウメーカー

メキシコ系ギャングの時に乗り込むスローターを見て、同僚が死んだ
というのも頷けるな。彼は弱点を探ろうとしていたと言っているけど、
どうみてもあのままだと危ない状況だった。ライアンとかケイトが助けに
入ったから良かったけどね。

ただそれ以上の介入は無理で助けたくても他の刑事の捜査に規則で介入
できないことを語っていた。

■メールするね

今度審査会に出るというスローターは過剰暴行で来週の火曜日に
審査会があるという。市長の友達のお前が証言すれば上手く修まる
ということで、よろしくねと語るスローターの姿。

■犯人は父親

スローターは仲間をメキシコ系ギャングを逮捕したい様子。
彼は刑事も殺しているのに証拠不十分でこれまで逮捕出来ずにいた。
その刑事ってスローターの仲間だったりするのかな。
これまで何人も殺されたって言っていたよね。
ただ無理矢理犯人に仕立てようとしていた為に真犯人を見つけるべき
ことを訴えていく。

■最後はケイト

メキシコ系のギャングに対してニューヨークは私の待ちであなたの敵
だと語り、3万人の刑事で生き地獄にする事を語る。

スローターはケイトに対してオレは暴力とセックスには自信がある
としていつでも呼んでくれと語る。

リックは助けてもらったケイトに感謝するが「相棒として突然だ」と
いうことで、仲直りする格好だった。

■使用された曲

・Castle Theme
Written by Robert Duncan
・The Devil’s Got My Soul by The Crossroads Band

■出演者

リチャード・キャッスル (Nathan Fillion) 作家
ケイト・ベケット (Stana Katic) NY市警12分署殺人課
マーサ・ロジャーズ (Susan Sullivan) キャッスルの母親。女優
アレクシス・キャッスル (Molly C. Quinn) キャッスルの一人娘
ハヴィエル・エスポジート (Jon Huertas) ベケットのチーム、元特殊部隊
ケヴィン・ライアン (Seamus Dever) ベケットのチーム
ラニ・パリッシュ (Tamala Jones) 検視官
ヴィクトリア・ゲイツ (Penny Johnson Jerald) 主任・警部

イーサン・スローター (Adam Baldwin) ギャング対策課、”ウィドウメーカー”
Dr.カーター・バーク (Michael Dorn) 精神科医、ケイトを診る
ブライアン・ライリー (Michael McGrady) ウェスティーズ
セサール・ヴァレス (Reynaldo Gallegos) メキシコ系ギャング
M.E.ローラ・ウィルソン (Anna Zielinski) スローターが検死結果を聞く
マーク・ギブソン (Christopher Rivera) 潜入捜査官
マキシ (Clifford McGhee) トレンチタウン
ギルバベト・メンドーザ (Mario Ardila Jr.) メキシコ系ギャング、拉致
シェイ (Stefan Niemczyk) ウェスティーズ
— (Ramona DuBarry) リポーター
ジェンキンス (Jan M. Janssen) 捜査官
— (Carter Mitchell) ホームレス
ウェスティ (Jeremy Timmins)
グリッチ (Miles Tagtmeyer) ウェスティーズ。ブライアンの息子
フィン

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