エージェント・オブ・シールド Agents of S.H.I.E.L.D. シーズン2 第17話 メリンダ Melinda

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第17話 メリンダ Melinda

脚本/Daniel J. Doyle
監督/Garry A. Brown

【前回までのあらすじ】

ゴードンは私たちのような者が集まる場所に行き自分の力について
学ぶことが出来るとスカイに語る。スカイの前に渡しはジャーイン、
あなたのガイドだと語る。ウォードはメイに対して騎兵隊だったよね
と語ると、その呼び方は辞めてと語る。バーレーンのことを聞いて
いると。コールソンはその任務でメイが中に入って敵を一掃したが
手段は不明だという。

【ストーリー】

— 7年前 —
メイはシャワーを浴びていると夫のアンドリュー・ガーナーが浴槽
に入ってくる。今朝は早いのねというメイに家族を作ることに決めた
だろうと。戻ったら旅行でもしようというガーナーは南の島で
家族計画だという。やんちゃな子だろうなと語ると渡しはちゃんと育
てるというメイ。君の母ソックリになるの?というとあそこまで
教育ママにはならないという。
そんな中コールソンがやってくる。鍵をしていないことに驚くと
ガーナーはウチのセキュリティは世界一だからという。今回の任務は
と尋ねると、メイは作戦内容をリークしたらダメだと語る。ガーナーは
コールソンに対して彼女を守ってくれと語ると僕が守ってもらうという
コールソン。メイに気をつけてと語ると、帰ったら大仕事が有るしね
と語る。

メイはオブライエンに音楽プレイヤーをありがとうと返す。
操縦は退屈だろうと。今回はどんな能力者なのかと問うと、これが最後
になりそうだという。シールドはトリスケリオンに全予算をつぎ込んで
いるというメイだが、実は全予算ではないというコールソン。フューリ
ーは密かに新しい構想を練っているという。最強の能力者を集めて
チームを作ること。地球を守るヒーロー軍団をと。それを私に手伝えと
いうのかと問うが、私は仕事を辞める気は無いというメイ。今後もよろ
しくとコールソン。

エージェント・ハートは、今回の能力者はエヴァ・ベリヤコフ(35歳)。
インデックス候補でロシアの諜報機関も追いかけているという。
メイとコールソンが確保のやり方をアドバイスするという。彼女は
怪力の持ち主だとして、ロシア諜報員がやられた形跡を見せる。
威嚇せずに友好的に近づいて同行を求める。公共の場で接触するという。
協力しなかったら?騎兵隊でも呼ぶさという。

— 現在 —
ボビーはゴンザレスが上海基地を制圧したと語る。2時間で出られる
という。ウィーヴァーはフューリーの方はと問うとメイは落ちている
のかと問う。一応ねとし、不安を減らして起きたいという。
メイからも聞きたいことがあるとして能力者のデスロック計画について
尋ねる。コールソンはいつからマイクを動かしているのかと問うと、
現在接触は殆どないハズだという。マイクは活動していなかったと。
「シータ・プロトコル」に関わっているのではない?と問うと、一つ
一つの作戦の詳細までは聞いていないというメイ。コールソンが世界中
のあちこちで不穏な動きをしている証拠は挙がっているという。その
動きについて分かっているのはシータ・プロトコルという暗号名だけだ
という。シールドの長官なので秘密はつきものだというと、シールドの
全予算をつぎ込むほどの大きな作戦だというウィーヴァー。フューリー
のツールボックスを開けたいのはこの為だというボビー。
メイは基地の指揮を執らせてと語るとコールソンにも協力させるという。
コールソンの動きについて分かっているのはこれだけだというヴィー
バー。あなたの意見を聞かせてと語ると彼はシールドの敵じゃないという。

ジャーインはスカイに対して今まで居た所には友達は居たかと尋ねる。
シールドは家族みたいだったこと。みんなが変化したことを知って
捕まえようとしたみたいねと尋ねると、気がつくと誰かの胸に木の枝
を突き刺していたという。それは相手が銃を向けてきたので責任はない
というが、コントロールを失ったという。自分の力を何だと思うかと
問うと、周りのものを振動させるのかというスカイ。全てのものは
揺れているとし自然の周波数でだという。あなたは周りの周波数を感じ
て共鳴する力があるのだという。選んだものと共鳴できること。
どうやって周波数を感じるのかと問うと、それは分からないとし、力を
持っているのはあなただというジャーイン。
ジャーインはスカイに石を持たせると声が聞こえるかと問う。
すると石じゃなく山の声が聞こえるという。周波数を増幅してみてと
語ると、山は傷つかないので怖がらないでと語る。すると雪崩が起きる。
山を動かしたとして感動する中、その感覚を忘れずにとして怖がるもの
じゃないと語る。

— 7年前・バーレーン —
ファイサル・アフメドと遭うシールドたち。彼はバーレーンの国家安全
局員だとしてコールソンやメイは紹介される。エヴァは市場のカフェに
いること。治安の悪いエリアにいて闇商人や盗賊が多く、観光地ではな
いという。誰かと落ち合うのだろうとし、交渉が失敗なら軍が仕留める
という。インデックス候補が他国に渡ればフューリーが許さないと
いうコールソン。そのコールソンがエヴァに接触することになる。

■概要

・コールソンが主導するシールドとゴンザレスが主導するシールドは
完全に意見を違えて話し合う機会もなく互いにつばぜり合いを行って
いた。情勢としては完全にゴンザレス側のシールドが優位性を保ち、
ボビーとウィーヴァーはシモンズだけでなくメイの取り込みにかかる。
・コールソンが秘密主義にしていることが問題であること。
コールソンは「デスロック計画」を作動していたり、「シータ・プロト
コル」に関わっているという。メイはその事をコールソンから全く
聞かされていなかったことで衝撃を受けるが、コールソンが悪事に
手を染めるとは一切考えては居なかった。
・その頃スカイは、ゴードンに連れて行かれた「ライシー(Lai Shi/
來世)」/アフターライフと呼ばれる場所で自分の過去や能力と
向き合う。そこで衝撃の事実を知る。

■感想

過去のネタが多かったですね。
メイの7年前のバーレーン任務のこと。そしてスカイはジャーインとの
関係に言及していき、ついには親子の再会ということになった。

何で今頃バーレーンのことが取り上げられるのかなと思ったけど、
その流れは一応ジャーインたちの流れに繋がっていて、能力者たちの
ことを開発と称して実質俗社会とは隔離した場所に追いやっている
流れにも連動していた。

7年前のネタが含まれていることから、今ではあまり言葉として出て
こなくなったインデックスとかタヒチとかトリスケリオンなど。

■ドラマのテーマ

今回のドラマのテーマ的には「人は変わるのか」というものが念頭に
置かれていた。
スカイの父・カルもかつては善人だったが娘のスカイが誘拐された事
で変わってしまった。
メイは7年前のバーレーン任務によって、それまで夫婦関係を保っていた
人物が変わってしまったことが描かれているし、コールソン自身も、
タヒチ計画によって生き返ったことで、かつての姿とは違う人物像として
存在しているのかは議論の的になっている。

そして何よりもミストを浴びたものたちが実際に変わっている事実。
どんな変化を遂げるのかというのはまだまだ分からない。
それが良い方向に進むか悪い方向に進むかは分からないけど、

人の死生観がどれも関わっている感じで、大事な人を失えばそれなりに
変わるし変わらざるを得ない部分も有る。変わらないものとして
かつての仲間時代に培った絆が有るけど、それも何処まで信用にたる
ものなのか。その辺はハンターとボビーやマックの関係の中でも
描かれている感じはするね。

正直ボビーたちは悪い人じゃないけど色々とメイを味方に付ける為に
洗脳しようとしている感じにも思える。
コールソンに対する不信感を植え付けて、メイを味方にしようとする。
コールソンに関する情報の中には本物の情報をすり込み彼が如何にも
悪事をしているのではないかということを思わせている感じ。

■バーレーン作戦の全貌

今回はいよいよメイが騎兵隊と呼ばれることになったバーレーン任務
のことが描かれた。30人近い相手をメイが一人で倒したとされる伝説
的なこと。
しかし彼女はその伝説とは裏腹に、彼女の心を失ってしまった感じで、
ラストでは異動届を出して、マリア・ヒルからそれを受理され書類仕事
に明け暮れる日々になっていた。その後再びシーズン1の最初の頃に
コールソンがメイを前線に引っ張り出してきて、メイにまた一緒に
やろうとして精気を取り戻していくことになるんだけどね。

かつてのメイはおしゃべりなところが有った。
先日のエピソードの中でメイが無線で会話しているところを皮肉って
「彼女が一年分くらい話している」と誰かが言っていたけど、
メイにも家庭が有り普通に笑顔溢れる仕事をしていたんだね。

バーレーン作戦ではエヴァ・ベリヤコフというロシア人能力者の捕獲
が任務だった。彼女は人に触れることで感情を奪うことが出来る。
エヴァは「テリジェン・クリスタル」を盗んで逃げたこと。
そのクリスタルはエヴァ自身の為ではなく娘のカーチャの為のもので、
娘は心に闇を抱えていたのでミストにくぐらせるべきではないとして
止めたが強引に娘に変化を与えていたこと。それを止めるのはジャー
インらの役割だったとしていたけど、もうその頃から活動していたん
だね。

メイは倉庫の中に入ったエージェントたちが感情を奪われたことを
知らずに助けに行く。バーレーン軍は既に戦車で破壊しようとして
いる事情も有り、シールドからの救援を待つ時間もなかった。
敵を階段で倒す描写は、ジャッキーチェンの映画の「プロジェクトA」
みたいなシーンだったな。バク宙しながら階段から落ちるという描写。
なんか痛そう・・みたいな。

メイが次々と倒す中で、エヴァは凄い怪力を持っていた。
まるでカルの能力と似ている。流石のメイさんも二度、三度と凄い吹っ
飛び方をしていてダメかと思った。

足跡の武器を使ってエヴァを刺し殺していたし、エヴァのことも銃で
撃ち殺すことになる。手をさしのべてきたエヴァたちは人の苦しみを
糧にして自ら強くなるという能力のようで「苦しみが欲しい」として
「The Walking Dead」のように迫ってくる。

■スカイとジャーイン

ジャーインが特別にスカイのガイドになる。
リンカーンにジャーインのことを聞くと、彼女はここの責任者で
自分が来てから初めてガイドをするのを見たとのこと。
ここではみんな来た時点では自らの可能性に関してはまだまだ認識
していないところが多く、寧ろ負の可能性ばかりに目を向けている
ところが有るね。

ジャーインはスカイの能力のトレーニングをする。
スカイは万物に存在しているそれぞれの周波数に同期する能力が有り
破壊出来たり動かしたり出来るみたいだ。

山でなだれを起こしたり、グラスで演奏することで、自分の力をコント
ロール出来る楽しさを学んでいった。しかしグラスを割ったことで
過去のことを思い出す。

「調子に乗っていると最後は痛い目に遭う」
「あなたはずっとここにいて良いのよ」
「どうかな私は家庭に恵まれない力も人一倍あるから」

「やっと落ち着いたと思うと悪い事が起きる」

里親の家を転々としてきた過去。
彼女は自らの誕生日を知らないけど誕生日を設定していたことに
落ち込んでいた。

そんなスカイに対して、ジャーインは7月2日が誕生日だと語る。
「あなたが生まれたのは7月2日。あの夜はとても暑かったわ。私は
寝ていた父さんを起こす前に家中の掃除をした。そこで産気づいて
カルがお隣の家の車を借りに走ったが、あの人は中国語を殆ど話すこと
が出来ず大騒ぎになった」
と。

ここには厳しい掟があるので、スカイを特別扱いすると他の人が
ルールを守らなくなるので秘密にして欲しいことを語る。

・カルとも面会

最後にカルも含めて、生まれた時の会話をするというのは良いシーン
だったね。メイもこういう家庭を目指していたのかも知れない。
誰もがこういう家庭の姿を夢に描いているところは有るのかも。

■レイナの能力

ゴードンはレイナのことを説得していた。
生きる意味を失ったレイナは喪失感で溢れていたが、外見の変化以外
に彼女が身につけた能力が何かがゴードンにも分かっていない。
リンカーンがいち早くそのことに気がついていた。
レイナが見る悪夢は全て正夢になるという事実。

バラの棘のようなものが顔中にあるけど、そのウチレイナさんって
綺麗な花を咲かせたりするのではなかろうか。

■その他

・イーサンがここを出る

プラハまでゴードンに連れて行ってもらいバックパック旅行をする
としていたイーサン。本当にここから出る事なんて出来るんですかね。

・ツールボックス

フィッツが持ち出して何とかトイレでツールボックスを開封した。
ハンターに連絡する。メキシコリーグのサッカーが流れていたので
メキシコに行くと言っていたのは本当のことだったのね。
オブライエンがフィッツを尾行しているとし、コールソンの元に
案内させるつもりだろうとしていた。どうやって尾行をまけばいいの
かとした際に、ハンドドライヤーが有れば楽勝だとハンターは語る。
どうやったのかは不明。寧ろ工学的なことならフィッツの方が頭が
切れるので道具を武器に使えそうだけどね。

・スカイのショック

25歳だと考えていたが、カルは1988年7月2日生まれと言われ、自分が
26歳だということが判明していた。
カルからデージーの花のブーケをプレゼントされて、ジャーインが
語ったのと同じ生まれた時の話を聞かされていた。
だからスカイの名前はデイジーと付けられたのかな。
マーベルコミックの原作ではスカイの本名はデイジー・スカイ・
ジョンソンとなっているので、

・食肉細菌

バーレーン任務の際にコールソンが軍隊を近づけない為に、食肉細菌
というエゲツない生物兵器が使われ人の身体を溶かすタイプだと語って
いた。

・スーパーバッテリーパック

これはデスロックではなくハイブリッドコンデンサーよ。
コールソンがしたことを否定する為にメイが語ったこと。

・聖アグネス

スカイが居た施設。

・発電機は黙ってろ!

ゴードンがリンカーンに対して語った言葉。
レイナが落ち込んでいる時にリンカーンが優しく声を掛けている。

・戦略国土調停補強配備局

シールドの総称。
コールソンがバーレーンの軍隊に語っていた言葉。
映画「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」の中でもそう
言っていた気がする。

キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー Captain America: The Winter Soldier 脚本/Joe ...

■使用された曲

・Agents of S.H.I.E.L.D. Theme Song
Written by Bear McCreary

■出演者

フィル・コールソン (Clark Gregg) S.H.I.E.L.D.の捜査官
メリンダ・メイ (Ming-Na Wen) 捜査官、エースパイロットで兵器の専門家
グラント・ウォード (Brett Dalton) S.H.I.E.L.D.のブラックオプスの専門家
スカイ (Chloe Bennet) 元「ライジング・タイド」、デイジー?
レオ・フィッツ (Iain De Caestecker) 捜査官、兵器技術を専門
ジェマ・シモンズ (Elizabeth Henstridge) 捜査官、生命科学に精通

ランス・ハンター (Nick Blood) シールドの傭兵
アルフォンソ・マッケンジー (Henry Simmons) “マック”、メカニック
ボビー・モース (Adrianne Palicki) エージェント、ハンター元妻バーバラ

カルヴィン・ザボ (Kyle MacLachlan) “カル”、医者、スカイの父
ジャーイン (Dichen Lachman) スカイの母、顔に傷
ゴードン (Jamie Harris) 能力者
リンカーン・キャンベル (Luke Mitchell) トランジショナー
レイナ (Ruth Negga) 能力を開花
ウィーバー (Christine Adams) シールドエージェント
オブライエン (Derek Phillips) シールドエージェント
ハート (Terrell Tilford) エージェント
エヴァ・ベリヤコフ (Winter Ave Zoli) ロシア人、能力者、怪力
カーチャ・ベリヤコフ (Ava Acres) エヴァの娘
イーサン (Kris Lemche) 能力者
アンドリュー・ガーナー (Blair Underwood) 元メイの夫
— (Houshang Touzie) 大佐、バーレーン軍
— (Ben Wise) Blue Jacket
— (Omid Zader) Burly Gangster
— (Antonio Leon) Bahranian Soldier
— (Brendan Wayne) Jiaying’s Assistant
ファイサル・アフメド (Hani Al Naimi) バーレーン国家安全局長
— (Branden R. Morgan) TAC Agent
— (Alex Paez) TAC Agent
— (Alexei Berdovski) Gangster
— (Max Daniels) Gangster
— (Scott Andrew Lieberman) Bahraini Gangster
— (Abraham Luna) S.H.I.E.L.D. Tactical Agent
— (Kai Valerius) S.H.I.E.L.D. Agent

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