エージェント・オブ・シールド Agents of S.H.I.E.L.D. シーズン2 第18話 敵か味方か Frenemy of My Enemy

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第18話 敵か味方か Frenemy of My Enemy

脚本/Monica Breen
Paul Zbyszewski
監督/Karen Gaviola

【前回までのあらすじ】

リストはフォン・ストラッカーからスニル・バクシが適任と考えている
様だがそのバクシは何故居ないのかと問われる。ウォードはバクシを
洗脳し「服従は報われる」と語る。ジャーインはあなたの父は善人だ
ったとスカイに語るが、彼女は父は怪物だという。食事を一回だけして
と母に頼まれる。イーサンはここを出ることになる。その後、バック
パック旅行をするという。
メイはコールソンのしていることに不信感を覚えて、ボビーやマック
らと行動を共にするようになる。そしてシモンズの元にいくと私も
ツールボックスを見たいと語る。私の知識を遙かに超えているとして
コールソンがいないとガラクタ同然だとしてボックスが開けられない
事を語る。ウィーヴァーはフィッツの方はその後問題はないかとする
と、メイは尾行しているのかと驚く。フィッツも尾行されていることを
知りハンターに電話して尾行の巻き方を教えてと語る。

【ストーリー】

カリフォルニア州サンフランシスコ。
スーツを着たフィッツは尾行されていることを知りつつ、有るとき突然
交差点を走って逃げる。相手が車の往来によってタイムロスしている間、
フィッツは建物を屋上に向かって登っていく。二人のシールドの捜査官
も後を追って追いかけてくるが・・フィッツは、ステルスモード搭載の
クインジェットに既に乗り込んでいた。その中にはハンター、マイク
そしてコールソンの姿が有った。フィッツはマイクとの久しぶりの再会
に驚く。尾行の巻き方は役だった事を語る。ツールボックスはと問われ
フィッツはコールソンに渡す。一人で現場は久しぶりだったという
フィッツ。スカイが浚われたこと。浚ったのはレイナとカルを連れ去っ
た能力者(ゴードン)だという。手がかりはヒドラが知っているハズ
で新しい指導者はストラッカーとリストだという。2人はホワイトホール
以上に能力者の研究に熱心だったとし、ヒドラに乗り込んで情報を
探るんだというハンター。その為にウォードと取引をするという
コールソン。

その頃ヒドラではイーサン・ジョンストン(26歳)、能力者候補。
実験開始から37時間目に心臓性ショックで死亡。リストは量子的な
特徴はと尋ねるとないという。またハズレスとし、この遺体をラボに
運んで他の標本と比べるんだと語る。ハイルヒドラと。

カルは家族を元通りにすると言っただろうとジャーインに語ると
夕べは最高だったという。思った通りだったが、一つ違うのはあの子
が私を恐れていたことだというカル。それは誰のせいなのかと問うと、
カルはあの子が結婚当時の私を知ってくれたら・・という。彼女が
連れ去られて頭が混乱せず穏やかだったという。ジャーインは昔の私た
ちとは違うとし嘆くのは時間の無駄だという。あの子がいれば十分
だというカル。私がいることで君が肩身の狭いのは分かるという。
あなたは私たちと違うとし、ここにいるのがみんな不思議なんだと
語る。カルはここに閉じこもって静かにしていることを約束する。ファ
ミリーディナーだけを楽しみに・・と。取りあえず一度ゴードンと
荷物を取りに行ったらどうかというジャーイン。

リンカーンはスカイとゲームするが、彼女は心ここに非ずだと指摘する。
親とメシを食べるのに疲れただろうというと、スカイはそれが実は
疲れなかったという。最初は同じ部屋に居るのも嫌だと思っていたが、
でも嫌なことにはならずに楽しかったという。カルを何処か遠くに移す
とかジャーインに聞いていないかと問うと、彼はここに居るべき人じゃ
ないという。移さない方が良いと思うのかと問うと、心配だというスカイ
は怒って他人にケガをさせるという。それなら母に相談したらどうか
という。

ボビーとマックは格闘の訓練をしていた。ボビーの方が格闘に於いては
流石に上手。マックはパワーこそあるが戦闘術ではまだまだだった。
シモンズは箱を開けられそうかと問うと、マックはわざとノロノロとして
時間を稼いでいる感じだという。色んなことが気になるというボビー。
コールソンとツールボックスのことに重点を置きすぎではないかという
こと、フィッツは尾行していることも・・ヒドラはまだ居るんだという。
コールソンも問題だが敵ではないという。ハンターみたいなことを言うな
よというマックに対して彼が正しいのかもと。マックはオレもそう
思い始めているがまずはツールボックスで真実を解き明かさないといけ
ないとし、解き明かす鍵が空母から戻って来たというマック。

シモンズは最先端の次世代ファイバーレーザーを使ってツールボックス
を開けるとメイに語る。それならヴィブラニウムも切れるのかと問うと
もしかしたらねと。やっとハッキリするわねという彼女に実はそう単純な
ことではないというシモンズ。実は箱のコピーを作って本物のツールボ
ックスとすり替えてしまったという。開けようとしていたのは芝居だ
といメイに告白する。本物はフィッツが持っていること。今、信用できる
のはメイだけなんだと。

メキシコ・ティファナ。
エージェント33/キャラは、写真をありがとうと語る。
ママに電話が有ったのかと問うと何時なのかと問い、今度かかってきた
に何も言わないでという彼女。そんな中コールソンがキャラの元にやって
くる。キャラの携帯でウォードに電話すると
「ようベイビー」「ハイ、ダーリン」とコールソンがウォードに返信
する。つもる話があるのでこっちに来いというコールソン。

マイクはキャラに対して君の付けているマスクが一つ余っていないかと
問うがないというと、僕は人柄で勝負だと語る。
ウォードがやってくるとキャラは心配するが、オレを殺す気ならとっく
にやられているだろうと。マイクはやるべきことは分かるなとしてウォ
ードの身体をスキャンして手にしている全ての武器をテーブルに置かせる
とコールソンに遭わせる。
オレと逢うのにロボットかとウォード。コールソンは今回は君を捕まえに
来たのではないとし狙いはもっとでかいとし、ストラッカーとリストだ
という。ウォードはもうヒドラじゃないというと、元ヒドラだろうと。
あの頃だって噂だけで二人には遭ったことはないという。柄にもなく
謙遜かというコールソン。君は人脈が豊富でコネの一つも有るだろうと。
前にオレが役に立ちたいと言った時は裏切り者呼ばわりして断っただろう
というと、状況は変わったのだとし取引しようという。手伝ったら罪は
帳消しにするという。美味しい話は大抵はウソだというウォード。君を
罰しても効果がないので今度は褒美を用意したのだという。ヒドラに
潜入したいこと。上手い行ったら君をタヒチマシーンにかけて無罪放免に
するという。記憶を消して?それはご褒美というよりも脅しだという。
オレは今の自分が好きだというと、人殺しの裏切り者か?と。
断るなら出せないとすると、こっちもリスクは承知だというコールソン。
君だって逃げられたのは彼女の為だろうとし危険を冒してたのは凄い事
だという。人の心がまだ残っているということ。ギャレットに家族や全て
を壊された訳じゃなかったとし、タヒチで悪を消し去ってなりたい自分
になれば良いと。生まれ変われというコールソン。シールドの長官と
して保障すると。すると心当たりは一人だと語る。

■概要

・ヒドラが未だに居るにもかかわらず、シールドが分裂状態に有り、
流石のボビーたちも何を優先すべき事かを迷っていた。
・コールソンはフィッツと合流し、スカイを取り戻す為にもヒドラ
からの情報は欠かせないと考えて、シールドとヒドラの情報を持つ
ウォードに接触する。
・ウォードはエージェント33ことキャラと一緒にいる事を知り、
コールソンはマイクたちと共にウォードと取引に行く。
そこはメキシコのティファナだった。エージェント33はすっかり整形
が完了して元の顔取り戻していた。
・その頃アフターライフに居るジャーインはカルが能力者ではない為
に、この土地から追い出すことを考えていた。スカイはカルと食事を
した結果、かつて求めていた家族の形が有り、それはカルにも同様の
ものが有る。いきなり追い出すと地上でカルが暴れる為に、スカイは
同行して、いつでも戻ってくることを説明して、捨てるのではない
と言おうとするが・・

■感想

今回も幾つかの流れが有った。

・アフターライフを含めた能力者の流れ。
・チームコールソンのシールドの流れ
・チームゴンザレスのシールドの流れ
・ヒドラの流れ

やはり今の状況では誰が誰を信用していいのか分からない流れが有り、
ホント滅茶苦茶な状況に有る。そもそも能力者であるスカイ自身も
自分自身を信用して良いのか分かっていないみたいだし、チーム
ゴンザレスに居るものたちも何処まで、コールソンのチームではない
シールドのことを信用して良いのかもよく分かっていない。

そして何よりもウォードを巡り、「信用」という意味では激しい葛藤
が有った。元ヒドラとしてシールドはウォードにあれだけ裏切られた訳で、
そんな彼と命にかかわる任務を共にしなければならないとしたら、
どれもが不信感を抱いて任務に支障が出るのか分からない。

リストと面会している際に、ちょっとしたことで、コールソンたちと
ウォードたちが互いに銃口を向けあう姿が有り、やっぱり互いに信用し
ていないなと思いつつ、取りあえずは大事には至らなかった。

一番気に入ったのは異種格闘技のようになっていたところかな。
ボビーとマックが訓練している姿は、メイとスカイのそれと同じで
なんか良いな。

マイクとリンカーンの対決も凄かった。
リンカーンの能力って何かなと思っていたけど、電力ビリビリみたい。
マイクは凄い帯電気を持っていてスカイを守っているようだと語るが、
結局、二人してヒドラの装置で捕まってしまった。

■ハイルヒドラ~

久しぶりに聞いたこのフレーズ。
ヒドラの勢力が何気に強くなってますね。
何よりも能力者を見つける為の技術が随分と開発されているようだし
能力者を捕まえる能力にも長けている。
あのクルクルっと回る機械って何なのだろう。

リストはECHIDNAキャピタルマネジメントというところのCEOなのか。
名前の通りDNAの研究をしていそうだ。

その後リストは説明していた。
「量子エンタングルメント」。ヒドラはこの数ヶ月で凄い事情を見つ
けたとし、光子強度がとてもつなく強いが故に遠く離れた2つの場所
に同じ粒子が同時に存在するという現象があること。
フィッツもそんな会話をマイクの義眼カメラから聞き取りテレポーター
を追いかけているのかも知れないとして語る姿が有った。

■父と娘の休日

スカイとカルの二人がカルの故郷であるウィスコンシン州・ミルウォー
キーに向かう。カルは置いて行かれることも知らずにスカイと楽しい
生活が待っていると思っていたようだ。
おばあちゃんのやっているベーカリーの店があるとしていたけど、
既に外貨両替店に変わっている。

「仕事への道すがら前を通りかかってもバターの香りが漂って来ない店
って何か分かるか?」

カルはスカイが融解されていなければこの町でこの学校で暮らして、
色々と夢見て居た暮らしのことを語っていた。そんなことを耳にした
スカイとしてもカルが悪い人だったという過去は忘れていたかも。

スカイはカルの隙を突いて、自分の居場所をメイ(シモンズ)に伝え、
逆探知させて助けに来てもらおうとしていたみたいだけど、
その土地には、コールソンたちとヒドラのメンバーと三つ巴のような
状況になる。

カルは自分のオフィスを見せたいとして自社ビルへと連れて行った。
そこで手術道具を見せられたり、またタヒチの人形のような首振り人形
のような腰フリ人形がテーブルに有った。これってスカイも持って
いなかったっけか。

カルとしてはすっかり町並みが変わってしまったこと。
全てはインターネットのせいだとしていたけど、そんなネットを駆使し
て今までスカイも活動していたからね。

■コールソンもお手上げ

取りあえず二つもシールドが分裂していると分かりづらい。
出来れば一つに融合して欲しいところ。
戦力が足りないということで、コールソンは自らボビーとマックが
来るのを待って捕まることになる。

どうも粒子ネタと言い能力と言い、
「THE FLASH / フラッシュ」を見て居る様だ。
先日のエピソードでハートリーがわざとスターラボに捕まったシーン
を思い出すな。

■その他

・ジョークも忘れずに・・

コールソンとウォードのやりとりが面白かったね。
コールソンは感情を露わにしないけどやっぱりウォードには相当怒って
いる。
「ようベイビー、ハイダーリン」
まるで、クリマイのモーガンとガルシアのやりとり(笑)
男同士で気持ち悪いっていうかウォードがのろけた感じだったのに
ショックだったのかも。

・ジョークも忘れずに・・2

フィッツとハンターの会話。
「目的の為なら極悪人とも手を組む。それが俺たちの仕事だ」
「じゃあボビーと組める?」
「いやそりゃ無理だ。一本取られたな」

・コールソンの怒り

・その1
コールソンとウォードの会話。
「バクシだけじゃストラッカーにたどり着けない。デスロックなら
自分で守れる。信じてくれ」
「お前が信じてくれなんていうと撃ちたくなるよ」

・その2
コールソンがウォードに語った言葉。
「今度2人にふざけたマネをしたら6000mの高さから突き落とすぞ」

一応フィッツがやられたことの仕返しってところか。

・その3
「スカイってあなたは3発撃ったスカイ?」
「4発だ」

■使用された曲

・Agents of S.H.I.E.L.D. Theme Song
Written by Bear McCreary

■出演者

フィル・コールソン (Clark Gregg) S.H.I.E.L.D.の捜査官
メリンダ・メイ (Ming-Na Wen) 捜査官、エースパイロットで兵器の専門家
グラント・ウォード (Brett Dalton) S.H.I.E.L.D.のブラックオプスの専門家
デイジー・ジョンソン / スカイ (Chloe Bennet) 元「ライジング・タイド」
レオ・フィッツ (Iain De Caestecker) 捜査官、兵器技術を専門
ジェマ・シモンズ (Elizabeth Henstridge) 捜査官、生命科学に精通

ランス・ハンター (Nick Blood) シールドの傭兵
アルフォンソ・マッケンジー (Henry Simmons) “マック”、メカニック
ボビー・モース (Adrianne Palicki) エージェント、ハンター元妻バーバラ

カルヴィン・ザボ (Kyle MacLachlan) “カル”、医者、スカイの父
ジャーイン (Dichen Lachman) スカイの母、顔に傷
ゴードン (Jamie Harris) 能力者
リンカーン・キャンベル (Luke Mitchell) トランジショナー
レイナ (Ruth Negga) 能力を開花
スニル・バクシ (Simon Kassianides) 元ヒドラ幹部
キャラ・リン・パラマス (Maya Stojan) エージェント33
Dr.リスト (Henry Goodman) ヒドラ幹部
イーサン・ジョンストン (Kris Lemche) 26歳、能力者、殺される
ポーラ (Staci Roberts Steele) ECHIDNAキャピタルマネジメント・リスト秘書
— (Trenton Rostedt) Hoodie Guy
フォン・ストラッカー

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