[N] Major Crimes ~重大犯罪課 シーズン3 第1話 消えた天使たち Flight Risk

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第1話 消えた天使たち Flight Risk

脚本/Michael Alaimo
監督/David McWhirter

【ストーリー】

プロペンザは自宅を調べる。サンチェスは失踪した夫・ベン・ローガン
の携帯には妻・シンシアから何度かボイスメールが登録されているとし、
夫のことを心配しているという。失踪の連絡をしたのはシンシアの母の
ドリスからだという。父が突然二人の子(オーウェンとエリー)をつれて
出て行ったのではないかということ。プロペンザはこれは重大犯罪課
のかと問う。サンチェスは車はガレージに置きっぱなしになっている
のだと語り、これが家出ではなく誘拐の可能性を示唆していることを
語る。バズは重大失踪事件かも知れないとするが、父が子供と一緒とは
限らないという。
サイクスが呼び出されてやってくる。着飾っている姿にプロペンザは
気がつく。
母親はサンタバーバラの金融セミナーの講師らしいというバズ。
たまたま母親の出張中に全員が消えるなんて偶然が有るのかと語る。
母親はどうしたのかと問うとフリンが付き添って本部に連れて行った
という。母方の親戚も全員本部に集まってもらったと。
三人でディズニーランドに行っただけかも知れないというと、犯罪の
証拠を探すのだというプロペンザ。
タオは室内に塩素の臭いがすると語る。部屋は漂白剤で拭き取られて
いること。サンチェスはこの柄と同じ色のローブも消えているし、旅行
鞄の類もないという。タオがライトを照らすと、部屋の壁には血痕が
飛び散っていることが判明する。しかしこれがベンの血痕なのかは
すぐには分からなかった。サンチェスに対してプロペンザは重大失踪
事件として手配するよう告げ、サイクスには警部にも来させるよう
告げる。今回は失踪だけでは済まないかも知れないと。

シャロンはシンシアから話を聞く。
夫が子供たちと三人で出かけることはまずないという。エリーはメガネ
がないと見えないし、オーウェンは6歳だという。今日はキャンプに
預けることにしていたとし、電話したら来ていないと言われたこと。
旅行ケースは今持っているものと同じ物が二つあるという。家を出たのは
昨日の午後でセミナーは今朝8時から。10時からは退職者を対象とした
講義を挟み、今夜戻るつもりだったこと。家族が不明になった時間を
特定したいので質問したことを語るフリン。母が見に行った時には
朝食が並んでいて湯が沸かしっぱなしだったとしていること。朝7時に
電話した時には居なかったという。ご主人の体調はと尋ねると、夫は健康
そりものだという。バーバンクの民間チャーター機のパイロット、プリ
ファード・スカイ・エアラインで働いていること。

シンシアの母・ドリスとティムは念のためにキャンプ場も探しにいって
きたという。妹のバネッサも署に来ていた。
通常失踪は72時間たたないと捜査は始めないとし、会議室で待っていて
欲しいと語る。
そんな中シャロンに娘の部屋から血の跡が見つかった事を語る。
母親は子供に何かあると自分が悪いと責めるものだというシャロン。
父親の携帯データの閲覧許可は出ているし、銀行口座、デビッドカードの
記録も調べることが出来ると語る。
記録によると妻から心配の電話が最初になったのは午後5:52。母が
失踪の通報をしたのはその時は知らないようだという。バズにシンシア
が滞在していたホテルの映像を回収してと語る。アリバイ作りの出張
だというのか。自分の子を誘拐する父もそれ以上に多いと語るシャロン。

ベンは今朝11時6分にアリー・グロスマンという弁護士と面会の確認の
電話をしているという。離婚弁護士だと。夫と上手くいっているという
妻の発言は大嘘だという。

テイラーはサンチェスに対して特殊作戦部のパトカー15台と犯罪防止班
を引き連れて捜査させて指令センターまで設置する事件なのかと問う。
サイクスは5人で民間機を捜索していること。事件かも分からない案件
なんだとすると、大量の血痕が見つかって居るという。父は無断欠席
しているというと、ロス市警の予算は法を破った人間のみに使われる
ものだという。

そこにラスティがやつてくるとラスティ宛てだとして花を持ってくる。
エレベーターで配達人の人から預かったのだという。カードには
「デートは残念だった」と書かれていた。
ラスティは進学適正試験を受け直して大学に行こうと思っていること
を告げるとプロペンザに対して大事な話があると語る。私生活に関わる
話だとして相談に乗って欲しいというと、プロペンザは事件が立て込んで
いるので解決したら必ず相談に乗ると語る。
銀行がローガン家の信用報告書をFAXするとして来ているとしフリンに
受け取ってくれと語る。
バズはVTRを見る限り夫人はサンタバーバラに行っていると語る。
夜6時17分にチェックインし、翌朝7時56分に会議室へ直行。そこから
出たのは午後4時25分。シャロンは緑のスーツケースが気になるとし
二つも家から消えていると語る。
ベンは先週までサンディエゴにアパートを借りていたと、夫婦は5ヶ月前
にロサンゼルスに新居を構えたという。79万3千ドルで半額は現金払い
だという。ローガン家の年収は夫婦合わせて10万ドルだというフリン。
ベン親子はスカイ・エアラインには行っていないこと。ベンはこの2年
で3度飛行計画書を出さず罰金を払っているというサイクス。
提出漏れは重大な違反だというシャロン。会社は罰せず罰金も会社払い
だという。航空会社の目的地は?というサイクスに対してタオは国境の南
かと語る。メキシコやボリビア、時々ケイマン諸島に立ち寄っていると
いうと麻薬の運び屋なのかという。航空局に無断飛行を三度バレている
が、この調子だとばれていない無断飛行も多いだろうと。夫婦もウソを
付いていたこと。

■感想

シーズン3がいよいよDlifeで登場。
FOXでもシーズン3全話無料で放送していたけど、やはり身体はDlife
スケジュールで慣れているし、最早吹き替え版以外では見られない。

初回だけ有って少しずつ展開が引き締まるような流れになっていたし、
喜怒哀楽が乱れ飛ぶ中盤から終盤にかけての展開と、それに伴いそれ
ぞれの心情が痛いくらいに伝わってくる内容だった。

何よりもこのドラマの特徴でもある、取調室に於いて自供を引き出す
流れを演出する為に、捜査官たちが飛び回る。
テイラーは相変わらず予算を気にしてチクチク語るし、プロペンザは
より年取った感じがするけど、よりバランサーとしての役割を担って
いるような役柄だった。ただみんな週末だったということも有って、
捜査の為とはいえ呼び出されたことにはちょっと不満そうに

やはりドラマとして上手いと感じたのは、冷静沈着に関係者に事件の
報告をするタイミングを見計らっているところ。事件の容疑者だと
してしまえば弁護士が介在するので話が聞けなくなるし、こういう誘拐
事件の可能性が有るときには、よりスピード感が求められるので
シャロンの行動は正しかったのではないかな。

こちらが優位に立つまでは決して情報を公開しないし、それがすぐに
知らせるべきことだと分かっていたとしても、公開することで捜査が
難しくなることが分かることで口をつぐんでいたところはシャロンに
とっても辛いところではないか。

■ミスリード

ドラマとして見ると怪しい流れはいくつか有った。
夫人の証言がどれだけ信用出来るものかどうか。
夫婦仲は良いとしていたけど、離婚弁護士と連絡していたという話が
出て来たり、またこのシンシアという女性は少々精神的に情緒不安定
な一面が有ったりしたので、感情的になって夫を殺してしまったのでは
ないかと思わせるところも有った。

またドラマでは麻薬の臭いとか、金回りの良さからして悪い事に手を
染めていることも考えられた。

そして何よりも証言からして夫は浮気していたような話が有ったり、
妻側にも浮気していたような形跡が見つかる。
16歳の時に従兄弟と関係を持った一晩の過ちだとしていたけど、4歳の
子供が居るという事実から勘案すれば、継続した関係が維持されていた
ことが分かる。

■監視カメラ、時系列、口座情報

子供たちの遺体が発見したこと。
その付近の交通監視カメラ映像から陸橋の下を通った赤いシボレー・
マリブ車が容疑者の車として浮上する。

またカメラはアリバイを証明するものとして妻の潔白さを証明するもの
になったりもするし・・

そして口座情報、カード情報を見ると、誰が何を購入したのかが分かる。
何よりも赤いシボレーを購入したのがシンシアであり、それをティムに
貸していたことが発覚する。

■その他

・モラレスの気遣い、サンチェスの怒り

モラレスは一酸化炭素中毒で苦しまずに死んだことを語っていた。
ガレージの中でエンジンをかけたのであれば身内の犯行で間違いない。
ティムが殺したと分かった時にはサンチェスが凄い勢いで取調室に
乗り込んでしまった。

・それぞれ何処まで知っていたのか?

ベンの遺体はバネッサの家の庭に埋めたと語る。
司法取引で検事のホッブスが遺体の在処を語るのと引き替えに告白させ
た。

また長女のエリーはティムとの子供だったけど、ティム本人は知らなか
ったとしているが、妻のシンシアは周知していたのだろうか?

・サイクス

恋人がいるようで綺麗にドレスアップしている姿が有った。
そして恋人から花が届いた際にカードが有ったので名前が書かれている
か期待したが誰だか分からなかった。

・ラスティ

そろそろラスティ切りも始まるのかな。
それとも結局ラスティを利用する依存症の母がまたやってきては
同じことを繰り返すのか。
ラスティが恩義を感じているシャロンに実の母と遭っている事実を
いつ話すことが出来るのかも気になる。
そのタイミングによってはプロペンザがシャロンからの信用を失う
可能性だってあるからね。

「オレは殺人課の刑事だ。察しは付いている。思い切って言ってみろ」

とプロペンザは言っていたけど、話の内容はゲイ告知ではなかった(笑)

「察しが付いている方はまだ口に出す勇気がない」

と語っていた。

■使用された曲

■出演者

シャロン・レイダー (Mary McDonnell) FIDから重犯課へ
ルイス・プロペンザ (G.W. Bailey) ベテラン
アンディ・フリン (Tony Denison) プロペンザの相棒
マイク・タオ (Michael Paul Chan) 分析力
フリオ・サンチェス (Raymond Cruz) ギャング捜査に強い
バズ・ワトソン (Phillip P. Keene) カメラ
エイミー・サイクス (Kearran Giovanni) 特捜班から異動
ラスティ・ベック (Graham Patrick Martin) 母親が失踪中
モラレス (Jonathan Del Arco) 鑑識
ラッセル・テイラー (Robert Gossett) 新本部長

アンドレア・ホッブス (Kathe Mazur) 検事補

シンシア・ローガン (Emily Baldoni) 妻、
ティム (Mark Famiglietti) シンシアの従兄弟
ドリス (Linda Purl) シリシアの母
バネッサ (Rebecca McFarland) シンシアの妹
— (Ronald Capra) The Bomb Tech
ベン・ローガン () 夫、パイロット/プリファード・スカイ・エアライン
オーウェン・ローガン () 6歳、長男
エリー・ローガン () 4歳、長女、シンシアとティムの浮気の子
アリー・グロスマン () 法律事務所経営者
リサ () アリーグロスマン事務所スタッフ

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