Major Crimes ~重大犯罪課 シーズン3 第3話 迷探偵 再び Frozen Assets

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第3話 迷探偵 再び Frozen Assets

脚本/Adam Belanoff
監督/Paul McCrane

【ストーリー】

ラスティはフリンとプロペンザに母さんを朝食に連れて行ってくれた
ことにお礼をいう。また母さんがアルコールに手を出したら断酒会から
閉め出されるのかと問うが、そんなコトしたら誰もいなくなるだろう
とし、お前の母さんはマジメに取り組んでいるので信じてやれという
フリン。オレの人生哲学は「常に前向き」だというプロペンザ。
ラスティは自分も前向きにアルバイトを始めるという。
プロペンザは仕事は人を作るとしてオレの最初の仕事は・・と語ると
フリンはメイフラワー号の給仕だろうと茶化す。シックスティーズが
青春だったとし60年代は良い時代だったという。
そんなプロペンザに西ロサンゼルスのディック・ベアード警部から
電話が入っているという。高級住宅街で殺しだとし、サウスメイプル
トン1050番だとしてルイに見に行ってくれるかと言われる。
ラスティはプロペンザのファーストネームがルイというのかとして
知らなかったと告げると、上官と元妻以外はその名前で呼ぶことは
許さないと語る。

豪邸に到着するとそこは庭に趣味の悪い造形物で溢れていた。
しかも警備員として現れたのはイカレ・ディック・トレイシーだと
フリン。警察に成りすますのが趣味のアホだという。その彼は現在
ブルースター邸の警備隊長をしていた。13歳男・現場は相当悲惨だ
という。今の名前はジョナサン・ベアード隊長だとし、本名を受け入
れるまでにセラピーにかかったという。ラスティには車の中で待って
いろと指示すると、プロペンザとフリンで現場を確認にいく。
この犬(ファルコン)の死骸が遺体なのか?と問うと、ここは2000万ドル
の犬小屋だという。イカレたばぁさんが相続させていることを知る。
海運王一族のバァさんで名前を尋ねると、マーセラ・ブルースター
だという。マーセラとファルコンの死因は同じだというクライナー。
ベアードは死亡告知をしないと・・と語る。花壇で不審な最期を迎えた
という。隣人のクライナーはマーセラの旅行中は私が犬の世話して
いたという。マーセラの親族は生きているのかと問うと甥と姪が
生きているという。ファルコンは災難続きでネット上では殺害予告
と脅迫状が多数届いていたとし、ボディガードなのに守れなかったと
悔やむベアード。マーセラは重度の病でタマゴとクラブケーキだけ
しか食べられず、冷凍庫に何十個も入れていたという。夕べファルコン
に解凍のクラブケーキを与えたら半分たべた後に死んだという。本当の
犯人はケーキに毒を盛ったヤツだという。

ベアードを連行するとシャロンに対して逮捕理由を尋ねる。
警察のなりすましと動物虐待だという。テイラーは力尽くでそこの警備を
マーセラ邸から連れ出してきたのかとすると、ペットの死体を茂みに
置き去りにしたという。犬はお持ち帰り用の袋に入れて持ち帰った
という。犬が食べたケーキと冷凍庫のケーキ、嘔吐物も回収したという。
マーセラはロス市警の記念基金に毎年数百万ドル寄付してくれている
人だという。寄付金を弁護士が打ち切ると言っているとし、この警備に
暴行したからだという。サンチェスとタオはこの男は数年前、殺人課
刑事の名前を語って捜査妨害をしたのだという。フリンとプロペンザ
とポープに成りすましたのだという。テイラーは報告書は読んだが
ベアードは事件解決に尽力と有ったと語る。まさか報告署を鵜呑みにする
のかというと、テイラーは過去を蒸し返すよりベアードに礼を言おう
という。テイラーは非礼をお詫びするというと、捜査は慎重にするんだ
とし、ロス市警は年数百万ドルの寄付を失えないと語る。

シャロンとサイクスはベアードを聴取する。
フルースター邸にはいつから勤務しているのか。社のボスと秘密保持
契約をしているという。ブルースターが亡くなってからの雇い主はと
問い、誰が屋敷に置いてくれているのか、ブルースターで他に何をした
のか、給与形体はどうなっているのかと問う。
サンチェスは検査結果が出たとし、ベアードがエサとしてあげたパン
ケーキの中にヒ素が混入していたという。40年代の映画みたいだなと
語り今時誰が殺しにヒ素なんて使うのかという。マーセラは死後に
すぐに火葬になっているのも不自然だった。金はあの世に持っていけ
ないので取り戻すとしていたこと。火葬されているのにどうやってヒ素
による毒殺と証明出来るのか。

ラスティは今の施設から更生保護施設に移ると金が必要だという。
どうせおれも就職するのだから今のウチにバイトしたいという。
シャロンはフリンの意見も参考に聞いてと語る。お前の母は自分の人生
に責任を持つことを学び自立しなければならないこと。ラスティは
母に力を貸したいのだという。シャロンはバイト申請書をダウンロード
して週末だけバイトしたらという。何が自分に向いているか考えたら
どうかと。

サイクスはマーセラについて調べる。
1924年生まれ、死亡は2014年5月11日。マルチーズのファルコンを
飼っていたとし、去年の時点でマーセラの総資産は推定3億ドルだと
いう。人間で相続したのはカーター・ブラッドフォードとデヴィン・
ブルースター・ダンカン。1000ドルずつだという。カーターとデヴィンは
訴訟を起こして係争中とのこと。資産の殆どを管理するのはEMホールデ
ィングインターナショナルだという。ベアードの雇い主でもあるとの
こと。インターポールのデータベースで会社のことを調べてくれと語る。
サンチェスはケーキは何処で買っていたのかと問うとプロスペクトベイ
クラブの特集で、ボルティモアで冷凍で取り寄せているという。
毒を盛ったのはキッチンに近づける人なのか。タオはマーセラは
急性前骨髄球性白血病で、この病気の治療法の一つが亜ヒ酸の投与
だという。犯人が知っていたら食事にヒ素を盛ってもばれないと踏んだ
のかも知れないという。掛かり付け医はエンリケ・カブレラだと。

■感想

「クローザー」S5-6に登場したディック・トレイシー(偽)刑事が
再度登場。ドラマとして継続した格好とはいえ、同じキャラクター
を掘り出してくるところは凄いな。

http://itawind.web.fc2.com/kaigai/c/closer/thecloser506.htm

頭部だけを冷凍保存して未来の医療革新後に再生を果たすっていう
ネタ、以前にも何度か刑事ドラマで見た気がする。

ドラマとしては遺産を取り合う金を巡る醜い争いだったりするんだけど、
ある意味ではテイラー率いるロス市警がそれを獲得する為
に動いているところを見ると、世の中何処を見ても金の世界。
金といえばラスティが母親の面倒を見るために働きたいとしていた為に、
何処か関連性も感じるし、犬の為に遺産を残したこの人物のエピソード
を見ると、愛するものには誰もが盲目的にならざるを得ないところが
ありそうだ。

■金持ち殺害の容疑者は沢山居る

そもそも遺体は火葬されたという時点で怪しいな。
アメリカでは土葬がまだまだ多いだろうし、だからこそゾンビが
ドラマとして成立するお国柄でもあるし。
ただ火葬する理由として頭をちょん切って保存している会社が
いると見れば納得するところ。頭だけ保存して頭のない体だけを
残して置くわけにもいかない。

ドラマは怪しい人物ばかりなので難しいことになりそうな気配だった。
証言の信憑性には疑問だらけのベアード絡みの話だし、何よりも冷凍
保存と称して毎年多額の金を奪っているエターナルメドーズなども存在
している。

遺産をもらえるはずのカーターとデヴィンは穀潰しのロクデナシの
甥っ子姪っ子なので1000ドルだけを渡して、飼い犬(マルチーズの
ファルコン)には2000万ドルを相続させている。

ただ毒殺されたとなると、脳には既に酸素が回っていないので
細胞が壊死するだけじゃないのかな。

■共通した発言

3つの遺言書のVTRがある

色々とその都度遺書を書き換えていたみたいな感じだけど・・・

パターンは3つ有り、カーターに有利なもの、デヴィンに有利なもの
エターナルメドーズに有利なものが有った。一般的には最後に発言した
遺言が有効だと思うけど・・

ただその中で「寄付金と屋敷と2千万ドルはファルコンのもの」という
“共通した発言”が存在していた。

カーターとデヴィンに話を聞くと共に相手を非難していた。

そして二人の会話の中では”共通した発言”としてベアードが邪魔だった
ということ。

■ベアードの弁明

マーセラを殺す動機、チャンスが有った人物は全員ベアードと接触して
いるということで、思わず目を付けられてしまった。
「クローザー」の時の仕返しみたいな格好になってしまったけど、

ベアードによると、
「通報者はボクで毒殺を疑ったのはボク」「暗証番号を教えた」
「守秘義務を無視して協力して職を失った」「ノーペソ」
「ボクは宝を失った心の友ファルコン」

何よりもマーセラを殺せば働く仕事を失うというところは説得力が
有ったのではないか。

■目撃者証言

ラスティ。
もう目撃証言者になることにはこりごりなのに彼から誰が捜査中に
入って来たのかを尋ねるシーンが有った。一番最初に入ったのは
一番年の取った男の人ということでクライナーが疑われる。

ベアード。
彼も証言出来る人物だったけど、ロス市警としては彼は信用出来ない
用で、陪審員はアホが嫌いだから(サンチェス談)という。
この前はヒーロー、今は蔑まされているとしてベアードは怒りを覚えて
いた。

■家を買いたいクライナー

何故家を買いたいのか。土地の価値が下がっているからなのか。
それとも家の中に何か有るのか。
シャロンが不動産業者になり済まして、翌朝にはロス市警が家宅捜索
をするということを口にして、クライナー自身に毒の入ったパンを
冷蔵庫から取り出したことで発覚。ベアードが何処かで失言したりしない
かヒヤヒヤするシーンも有りましたがなかなか面白かったかな。

■その他

・面白いけど地味?

久しぶりにフリン&プロペンザのエピかと思ったんだけどね。
流石に失敗することはなかったか。
まぁ証拠品の犬を袋に詰めて持ち帰るところは彼ららしい。
プロペンザはラスティの為に推薦状を書いて名前を書き添えるだけで
務められるとしていたけど、
ベアードが先に盗んでいった。まぁラスティも大きなデパートで
務められる気がしないとしていたし、高校卒業してからでも良いという
シャロンの言葉が正しいでしょうね。

カーターがヴィーガンタコスの店をチェーン展開して失敗したという
時のサンチェスの鼻で笑うシーンがちょっと印象的だったかな。

■使用された曲

■出演者

シャロン・レイダー (Mary McDonnell) FIDから重犯課へ
ルイス・プロペンザ (G.W. Bailey) ベテラン
アンディ・フリン (Tony Denison) プロペンザの相棒
マイク・タオ (Michael Paul Chan) 分析力
フリオ・サンチェス (Raymond Cruz) ギャング捜査に強い
バズ・ワトソン (Phillip P. Keene) カメラ
エイミー・サイクス (Kearran Giovanni) 特捜班から異動
ラスティ・ベック (Graham Patrick Martin) 母親が失踪中
モラレス (Jonathan Del Arco) 鑑識
ラッセル・テイラー (Robert Gossett) 新本部長

アンドレア・ホッブス (Kathe Mazur) 検事補
ケンダル (Ransford Doherty) 検視官

ジョナサン・ベアード / ディック・トレイシー (Andrew Daly) 警備
Mr.クライナー (Harry Groener) マーセラの隣人
マーセラ・ブルースター (Carole Cook) 海運王一族、毒殺
カーター・ブラッドフォード (Aaron Hendry) 相続の権利
デヴィン・ブルースター・ダンカン (Rachel Cannon) 相続の権利
Dr.エンリケ・カブレラ (Kamar de los Reyes) かかりつけ医者
アンジェラ・ソアメス (Azita Ghanizada) エターナルメドーズ社
エレノア・ミラー (Heather Olt) 面接官、ベアードが推薦状を盗んで・・

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