[E] クリミナル・マインド FBI行動分析課 Criminal Minds シーズン7 第24話 仮面強盗 -後編- Run

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第24話 仮面強盗 -後編- Run

脚本/Erica Messer
監督/Glenn Kershaw

【ストーリー】

ワシントンD.Cのコロンビアリバティ銀行に銀行強盗に入ったのは
「絵札強盗」と呼ばれる3人組。クイーンとジャックとキング。
しかし通報を受けてウィルとジョディが銀行に急行したところ、
ジョディは頭を撃ち抜かれて死亡。ウィルはオリヴァーを射殺する。
ホッチたちはメディアが「絵札強盗」と呼んでいる人物たちによる
犯行だとし、彼らは7ヶ月に7件目に強盗で毎回1人を殺していると
いう。ガルシアは今朝7時に監視映像へのハッキングが有ったことを
告げる。ロッシは誰かが見守っているのだろうとし、もう一人ホントの
パートナーが居ることをホッチは語る。クリスは弟のオリヴァーを
撃った警察を寄越さないと人質を60秒に1人殺すという。
JJは止めようとするがウィルは防弾チョッキを着て入っていく。
モーガンもどうすることも出来ないとしてJJを止める中、ウィルが
撃たれたことを受けてSWATにホッチは突入を命じる。しかしリードは
今すぐに銀行から離れるようみんなに告げると次の瞬間、銀行は爆発
して窓硝子は吹き飛ぶ。

【ストーリー】

爆発に吹き飛ばされた捜査官や人質たち。
JJは耳がキーンとなっていた。近くに居たモーガンは大丈夫かと問う
とJJはウィルは何処なのかとして探す。プレンティスも居ないという
モーガン。
銀行内に入っていくとJJとモーガンはそれぞれウィルとプレンティス
を探していく。所々に遺体が有った。

テレビではD.Cのコロニアルリバティ銀行が爆発したと報道される。
ケヴィンはリードに対して衛星電話も繋がらないとして、リードは
直接行ってみようと語る。24人の人質と複数の捜査関係者が巻き込ま
れたものだった。ストラウスはどういうことなのかとしてやってくる。
自爆は予測していなかったという。ロッシは自爆するような連中では
ないことを語り脱出計画を実行したんだと語る。
ホッチは爆弾の特徴を知りたいのでどんな細かいパーツでも拾い集める
よう告げる。銀行周辺のあらゆるアングルからの監視映像と犯人と
海外の繋がりも顔写真から見つけてくれという。ホッチは人手が欲しい
事を告げると、安全保障省はどうしたのかと問う。今来たという。
ガルシアはプレンティスがまだ見つかって居ないと言った傍から
プレンティスを見つける。老夫婦の夫・レイが命が危うかった。妻の
シャーリーは夫のソバに居させて欲しいとし、66年間愛してきた人で
人生そのものだと語る。
JJはウィルをみて居ないかと語る。

JJとプレンティスは地下室へと向かう。
ホッチはベスに対してジャックの自転車の練習を頼みたいとして仕事
が出来てしまったことを語る。ロッシに対してホッチはマスコミ対応
を頼む。ロッシはホッチに耳を診てもらうんだと語る。

地下室に行くJJとモーガン。
地下鉄と平行していたら何処かで枝分かれするかも知れないこと。
罠だったらどうするのかというJJにその時はその時だと語るモーガン。

リポーターはロッシとストラウス、ガルシアたちに質問する。
テロリストによる犯行なのかと問われると、これはテロの関与は一切
ないとし組織に属さないアナーキストで、殺人傾向を持った銀行強盗
だと語る。シリアルキラーなのかと問われると、それは疑う余地が無い
という。ストラウスはホッチの言った通り彼らはもてはやされたいの
だとし、カメラを切らないのは自分たちの犯行を見せびらかしたかった
からだという。爆発前、数分間に犯人がどう動いたのか調べてと語る。
ストラウスは質問項目はホッチがまとめたのでガルシアがみんなの
携帯に送ったことをマスコミに語る。
ケヴィンはガルシアに対して無事で良かったと語る。
しかしガルシアは大統領と副大統領はこういう時は別行動するものだ
として、ケヴィンにはクアンティコに戻る様語る。しかしここに居る
というとそれなら映像分析を手伝ってくれというガルシア。
逃走ルートを造る爆弾だとホッチとリードは語る。地下金庫から地下道
へ。古い銀行は花崗岩や石灰岩の壁が多いというリード。彼女はプラス
チック爆弾を作るノウハウが有ったのだろうと。地下道の出口は沢山
有るのでまだ地下に居るのかも知れないというリード。銀行から離れる
のもギリギリのタイミングで騒ぎをみて居るはずだというホッチ。
出口で最も近いブロックは2ブロック先だということ。

JJはこういう時はパン屑を落とす約束をしているとすると、彼のサイフ
が落ちているのを見つける。手がかりを残しているのであれば意識が
ある証拠だというモーガン。撃たれた上、どうして連れて行かれたのか。
血が落ちていないことも生きている証拠だろうと。連れて行かれた居場
所も理由も分からず安心出来ないというJJ。

クリスとクイーンとウィルき車で移動していた。
クイーンが現場の録画映像を見てニヤついていた。クリスはオレの
知らない計画だらけだとすると、弟を殺したことも・・という。しかし
クイーンは殺したのはウィルだと告げる。何でこんなことになったのか。
FBIが言っていたとし誰か他にも計画に関わっているものがいること。
誰なのかというクリスに対して復讐よりも今は逃げるのが先よという
クイーン。あなたを助けられるのは私だけだという。ウィルはもう要ら
ないだろうとするが、クイーンはまだ使い道がある事を語る。

リードは犯人は封鎖線の北西の裏道に出たという。ガルシアはこの
カメラに写っている二人が恐らく犯人ではないかという。後部座席に
ウィルが乗っているのか。ナンバープレートを見せてというリード。
ズームしてみるとなんと政府公用車だと分かる。この人たちは一体
何者なのかというガルシア。ダレス空港への書くルートは検問を敷いた
というストラウス。ケヴィンはサイレン付きの黒いSUVで逃げている
ってことなのかと問うとかなり目立つと語る。
JJは彼のサイフを見つけたとし、モーガンは隠れ家があるハズだという。
そこで共犯者と落ち合うのだろうというプレンティス。ロッシは理由も
なくパニックを起こしたいのだろうという。リードは犯行場所を選んだ
のに意味があること。兄弟はアメリカ人だとすると、もう一人もアメリカ
人なのかも知れないという。安保省からリストが来たというストラウス。
しかしホッチは載っていないだろうとし、14件の強盗の共通点を見つける
のだと語る。

■感想

いよいよシーズン7の最終話。

コロニアルリバティ銀行での強盗事件に於ける解決と共に、クイーン
と協力している第三の人物は誰なのか。

シリアルキラーのカップルの流れを通して見ると、シリアルキラーでも
思い出の場所、恋愛的駆け引きを行っているのに、FBI BAUの面々は
寂しい私生活が続いている。

ウィルもまたこのエピソードで終わりかと思ったけど、かなりしぶと
かった。あれだけ撃たれていたのに生きていられるなんてあり得るのか。
まぁ途中のシーンに於いては人相が悪くなるほどに厳つい表情をして
いたので体調は悪かったんだろうね。ただ流れからして仕方が無い
けど、殆ど休み暇もなく、捜査に加わり私生活でもJJと2度目?の結婚式
を行った。アメリカ人って何度結婚するんだって感じだけど、日本でも
セリブナイズドされた人たちはそれに習ってのことなのか結婚ばかり
している芸能人が居るよな(笑)それをみて居るとちょっと恥ずかしく感じ
るのは気のせいか。

■結局犯人は何者?

わざわざカメラに写るのは見つからない自信が有ったとしていたけど、
寧ろ死を意識していたということはないのかな。
銀行内にクイーンの相手は居た訳だし・・

犯人の共犯を捜している時には災害性愛を満たす為の犯行だと語って
いた。

後々にプロファイル分析によるとリードは、
「絶体絶命の設定を作り助かることで究極のエクスタシーを得る」
ケヴィンは「アドレナリン ジャンキーなのか」と告げていた。

マシュー自体は軍人だったことも有り経歴はある程度はっきりしている。
クインこと「レディX」に関しては、2004年にロンドンで欧州品の
セダンが盗まれていて、その監視カメラに女が写っていた。
二日後にある国の大使が腹部を打たれたとし、暗殺で腹を狙うのは珍し
いという。サディストであることは確かだった。

調べていくとチャドで爆破事件が何度も起きていること。
チャドで訓練を受けていたことが分かり8年前にはレディXはロンドン
警視庁で上述したセダンを盗んでいた。

マシュー・ダウンズは2004年に海兵隊をクビ。
逃走を要求した際に、クイーンは行き先をスイスからチャドに変えて
いたこと。飛行機を要求したがパイロットは要らないとしていたこと。

2008年に二人はチャドで知り合い、今年2012年は大統領選挙の年。
モーガンは政治的メッセージかとするが、プレンティスはもっと個人的
で彼らの物語だという。犯行のディテールの全てが彼らの人生で、
二人は出会う前から破壊的だったこと。

BAUはチャド周辺に絞ってリビアとの武器のやりとりを調べれば接点が
見つかるのではないかとしていた。2008年の最大の事件は列車事故だ
ということで、ユニオン駅を狙っていることを掴んでいく。

■プレンティス最後の活躍

犯人が駅を爆破すると知り、プレンティスが真っ先に向かうと、そこで
縛られているウィルを発見すると同時に爆弾が体に巻かれていた。

それは二段式のもので、一つ目はパスワードで解くタイプ。
二つ目は銅線を切るタイプのものだった。

二つのロックを解除するのは神がかり過ぎていたけどね。
まぁプレンティスの最後だし仕方が無い。

爆弾は元々の捜査の流れでセムテックスとC4を使い、起爆装置には
古い携帯が使われていた。
爆弾処理班を呼ぶ暇はないし、作ったのは素人だとしていたので、
そこまで手が混んだことはしない思っていたのだけど・・

パスワードは3度までミス出来るものだったけど、
出会ったのが「2008年」、チャドは「2423」、彼女への愛情だから
4文字で「LOVE LIFE SOUL」、彼女の名前は「IZZY」だということで、
結果彼女の名前がパスワードになっていたようだ。

そして二つ目の爆弾解除は、赤・黄・青のコードが付いていて、アメリ
カ国旗にない色が黄だと知ってそのコードを切って爆弾を止めた。

■結婚式・・ダンス・・別れ

ロッシは金持ちらしくそんなJJとウィル、二人の式をサポートしていた。
驚くべきはJJの母親・サンディが登場したこと。JJの母がまだ存命
だとは思わなかった。母親から花嫁衣装のプレゼントをされて
式を挙げていた。

結婚式ではみんなで踊りをしてコミュニケーションを図っていた。
特にプレンティスを中心にして、色々とお世話になった人と踊る姿が
有ったけど、まさかこれが別れとなると感じていた人はどれだけいた
のかな。

一人一人と踊っていた。女子会のようにJJとかガルシアなんかとも
仲良さそうだった。
ただガルシアはモーガンとプレンティスが会話している際に、敏感に
なって彼女に何かあるのかを察していたみたい。

ガルシアの発言は、イマイチよく分からなかったけど・・

「もし善悪のバランスを取ろうとしてこんな善意に満ちた夜に悪い
ことを言おうとしているんだったら辞めてよ。そういうのは信じない。」
「ただしそれって人生の真実ではあるのよね。高見とアマもが宇宙と
いうスープの中でまざり合うからこそ・・」

ガルシアも努力はしていたみたいだね。

「家を買おうとしたのは根っこを降ろす為。モヤモヤした気持ちが落ち
着いて自分の求めてたものが手に入るかと思ったが違ってそうならな
かった。」

■その他

・プレンティスのクセ

ホッチに話をする際に、癖が出たと語っていた。
プレンティスのクセは話す前に息をすっと大きく吸ってから話すという
もので、ホッチは初めて逢った時から気がついていたという。
プレンティスも悔し紛れなのか、ホッチもクセがあることを指摘。
言ったら辞めるから教えないとして語っていた。

・ストラウスはモーガンにお礼を言う

彼女がアルコール依存であることを指摘していたシーンが過去にある。

ストラウスが最後に出演したのはS7-9のこと。

第9話 死の行軍 Self Fulfilling Prophecy 脚本/Erica Messer 監督/Charles Haid ...

ただそんなに彼女の価値観を揺るがすようなことを話したっけ?

・JJの戦闘能力

JJが今回クイーンことイジーと戦うシーンが有った。
その際JJは相手に先に銃を取られたけど、凄い勢いでマガジンを銃身
からハズしていたよな。そして勿論一発だけ装填されている銃身の
中からもちゃんとハズしていた。

■使用された曲

・Ring Around the Rosie by Tricia Helfer
・As It Seems by Lily Kershaw

■出演者

デビッド・ロッシ (Joe Mantegna) BAU創設に携わったベテラン
アーロン・ホッチナー (Thomas Gibson) リーダー
デレク・モーガン (Shemar Moore) 爆弾処理が得意
スペンサー・リード (Matthew Gray Gubler) ドクター
ペネロープ・ガルシア (Kirsten Vangsness) 解析
ジェニファー・ジャロウ (A.J. Cook) 国防総省
エミリー・プレンティス (Paget Brewster) BAU

エリン・ストラウス (Jayne Atkinson) BAU局長
ベス・クレモンス (Bellamy Young) ホッチナーの恋人
ジャック・ホッチナー (Cade Owens)ホッチナーの息子
ケヴィン・リンチ (Nicholas Brendon) FBI・テック、ガルシアの恋人

イジー・ロジャース (Tricia Helfer) クイーン??
ウィリアム・ラモンテーンJr. (Josh Stewart) D.C市警、JJの夫
ヘンリー・ラモンテーン (Mekhai Andersen) JJとウィルの息子
マシュー・ダウンズ (Josh Randall) 元海兵隊?
クリス・ストラットン (Evan Jones) 兄・強盗
クライド・イースター (Sebastian Roche) プレンティスの元上司、インターポール
サンディ・ジャロー (Candy Clark) JJの母親
— (Matthew Jones) 警察署員
ケイト・ブリッグマン (Tara Kirkland) ヘンリーの面倒を見ていたシッター
レイ・ハミルトン (Augie Riddell) 銀行・老夫婦
シャーリー・ハミルトン (Brady Rubin) 銀行・老夫婦
— (D. Elliot Woods) 救命
アンダーソン (Brian Appel) 捜査官、プレンティスに電話だと
ジーナ・シャーブ (Gina Garcia) 科学捜査課技師、ケヴィンとイベント
アニー・ヤング (Marsha Henry)
— (Neko Kelly) FBI捜査官
ジョディ・ケタルソン (Elena Varela) D.C市警・ウィルの相棒
— (Marmee Cosico) Commuter
— (Gray Ellis) News Reporter
— (Claude Miles) SWAT Team Member

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