クイーン・メアリー ~愛と陰謀の王宮~ Reign 第10話 赤ちゃんの秘密 Sacrifice

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第10話 赤ちゃんの秘密 Sacrifice
(aka.ペイガンの娘)

脚本/P.K. Simonds
Daniel Sinclair
監督/Rachel Talalay

【これまでのストーリー】

我々と縁もゆかりもない振りをするなとバッシュはペイガンの男に
言われる。お前の母の血は我々の血だと。しかしバッシュはオレは
父と同じカトリックだとし母親もそうだと語る。ノストラダムスは
カトリーヌに対してメアリーがここに居るとあなたは最初の子を失う
という。メアリーは国王に対してイングランドの王位を要求しご子息
と結婚するが、ただし相手はバッシュだと語る。第一継承者と認め
次期国王にと語るメアリー。カトリーヌはメアリーに対してお前が
王妃になり3つの国を支配下に置き私は全てを失うというのかと。
国王はカトリーヌを閉じ込めるよう命じる。バッシュは弟の王座を
奪う気は無いという。メアリーは彼の為にも受け入れてとバッシュ
を説得。フランソワは迷信のために全てを捨てるなんてくだらない
と語る。フランス、スコットランド、イングランドの未来の国王と
王妃に乾杯だというアンリ。

【ストーリー】

宮廷内でバッシュはアレックと戦う。アレックは彼の母が寄越した
護衛の衛兵。アレックはバッシュに対して見えない刃を常に警戒
することだという。この教訓を生かす前にあの世行きになってしまう
と。そんな二人の元にメアリーがやってくると王座に居るべきだと
語る。城には村人たち/陳情者が来るのだから臨時の摂政として
取り仕切らないといけないと語る。枢密顧問官のユーゴー卿が居れば
十分だろうというバッシュだが、陛下はあなたが公務をこなせるか
を見極める為に摂政に任命したのだという。陛下がバチカンから許可
を得たらあなたはフランス次期国王だというメアリー。それまで
伏せるハズなのにあの部屋の誰もがオレの失敗を待っているとし
貴族はオレの能力と関係無しにオレの存在そのものに脅威に感じて
いるのだという。庶子に権力が認められれば正当な後継者の権威が
半減する為のもの。君主が貴族の抵抗に遭うのは珍しいことじゃない
とメアリーは語る。イングランドを手に入れる為にオレが標的になる
のかとし、母がアレックを寄越したのだという。新しい護衛かと。
メアリーはバッシュを巻き込んで悪いと思っているというと、全て
分かって決めたことだとバッシュは彼女を気遣う。

陳情者から王座の間で話を聞く。

1)村人二人はヤギとニワトリの交換をしたが、ヤギは乳を出さないと
して2羽では足りず4羽と交換すべきだとしてその価値は無いので
返却したいという。するとバッシュはお前が事前にヤギの乳を搾って
居れば問題は起きなかったとしてヤギでも喰って憂さ晴らしせよと
語る。

メアリーはバッシュにマジメにやってとし、国民と触れ合う貴重な機会
だと語る。

2)女性は盗みを働いたとし、家に押し入り金目の物を盗まれたと申し立
てる。女の家を調べれば母の形見のスズのカップや立派なグラスが
見つかるハズだという。女性は全部デッチ挙げだとして語る。

ローラはメアリーに対してあの女性はバッシュの知り合いかと問う。
何か知っている様な表情をしていること。衛兵に家を調べさせるのか
と問われると、バッシュは家を調べる間に女を城に留めておけと語る。

3) 王は留守を男前の庶子にお任せしたのですねという女性はお祈り
をさせて欲しいという。そんな彼女はナイフで襲ってこようとした所
をアレックが彼女が手にしているナイフを掴んで止める。
すると庶子を抹殺しなければならないと女は叫ぶ。

これってユーゴーも関わっているのかというローラ。黒幕は王妃だろう
というが証拠が欲しいというバッシュ。

王妃が幽閉されている部屋にいくが、この部屋には本来限定されたもの
だけが出入り出来るハズなのに、衣装係、従者、料理人、内装係、
枢密顧問も来ていた。衛兵に対して王妃が怖いんでしょというメアリー。
陛下はもっと怖いわよと語る。いじめないでという王妃はちゃんと監禁
されているという。誰かがバッシュの暗殺を謀ったというと、私が関与
していると話すとでもいうのかと問う。あなたより嫌なバッシュの死
を望むものは居ないというメアリーに対して、そんなの沢山いるという
王妃は貴族やフランスに正当な王を望む愛国者はみんな敵意を持って
いるという。陛下が言っていたでしょというとバッシュに何か遭ったら
あなたを処刑すると。それには裁判に掛けないといけないとし、それ
には証拠が必要だという。バッシュは反対するのは分かっていたハズだと

し、あなたも我が子の権利を奪われたら同じことをするというカトリ
ーヌ。

■感想

このドラマ、人気が有るのかな。2017年にはシーズン4の放送が決まっ
ているのでそれなりに人気が高いのだろうけど、個人的には右肩下がり
でドラマに面白みを感じなくなってきている。

クレジットを見るとアメリカの俳優を起用せず、キャラクターの
殆どがカナダ、オーストラリア、イギリスの俳優陣で構成されている
カナダのドラマなのか。

今回は不快なアンリ王が不在で、フランソワも出て行ってしまった
ということも有り、その点では良かったのかも。
王妃であるカトリーヌがこうも簡単に幽閉されているという現実も
不自然だけど、駆け引きの楽しさがちょっとストレート過ぎて、
ややあっさりとしすぎている。

メアリーはバッシュをこの政治的流れに巻き込んでしまったとして
罪悪感を抱えるけれど、バッシュとしてはメアリーを好きな気持ちが
有ったので結婚する事には異議もないのだろうね。

■3人の女官

毎回思うことだけど、それぞれの女官たちはどれだけエゴを捨てて
国の為、メアリーの為に尽くせるのか。

今回の流れを見ると何処かでカトリーヌに女官たちが抱き込まれて
しまうのではないかと思わせたけれど、心理的には多少揺さぶられた
ものの、取引するという所にまでは至らず・・

それぞれにウィークポイントが存在していて、特にローラに至っては
家族の件で貴族と結びつく必要性があるのでそんな弱みにつけ込んで
カトリーヌが取引してくるのかなと思っていた。

しかし結局ドラマでは手紙と印章を偽造し、グリアが筆跡を真似て書
いたようだ。

手紙の件ではかつてカトリーヌがメアリーの手紙をケイリーを使って
盗み見していたことが有ったけどね。

■ペイガンの血

血統はやはりこのドラマでは重要な役割を果たしていきそうだ。
そもそも王位を継承しようとしているバッシュは庶子の子だし、
そのバッシュはペイガンの血を引き継いでいるとされている。
ペイガンとは個人の意味ではなく思想的なものだけど、血統と共に
宗教論争の激しいこの世界観の中では、「魔術師マーリン」での
魔法使い同様にまさに排他的な存在としてので、その辺
に少しでも関わりがあることを見せれば弱みとして主導権を握られる
だけでなく、処刑されるという怖さがある。

今回はなんとバッシュと繋がりのある妊婦のイザベルが登場し、
カトリーヌの画策によってイザベルが処分されそうになる。
ストリーヌはバッシュがペイガンと少しでも関わりがあるとは感じて
いないのかな。
逆にメアリーとバッシュは彼女を助ける為に画策して彼女を苦そうと
した。
誰もが近寄りたがらないブラッドウッドの森へと踏み込んでいった。

そこでバッシュがペイガンのような行動を取ったのでメアリーと
しても不信感を募らせた。
外から来たバッシュたちを狙うペイガンに対して、
「ビルクメン・ウーメイ・アーリエイ・モンダーナ!!」
と唱えたことで、取りあえずは襲われずに済んだ。

ペイガン自身が恐ろしいのではなく、おぞましいのはブラックカルト
のものたちだとしていたけれど、それを他の神を信仰しているものが
いちいち選り分けて考えるとも思えない。

イザベルが亡くなる前にバッシュは家族を大切にする為にこの結婚は
不向きだと語っていた。

「王の座は望んでいないが宿命ならば受け入れる。王様らしくなる」
「オレが守るべきものは国でも領土でも王冠でもない家族だ」
「君と結婚したら君がオレの家族。オレは君の事を第一に考える。
国王との指名を果たせなくても・・」

ナイフで手を切ったのはメアリー、バッシュ、アレック共にみんな
痛そうだったな。

赤ちゃんに関してはその内何か利用されていくのかなぁ。

■使用された曲

・Promise by Ben Howard
・Can You Help Me by The Magnetic North
・But That Can Wait by Jonathan Allen Guerra
・Howl by Florence + the Machine
・Can you help me by Hannah Peel
・But That Can WAit by Jaguerra

■出演者

メアリー・スチュアート (Adelaide Kane) スコットランド女王
キャサリーン・デ・メディチ (Megan Follows) カトリーヌ王妃、イタリア


セバスチャン・デ・ポワティエ (Torrance Coombs) “バッシュ” フランソ

ワの異母兄。アンリ2世と愛人との子
フランソワ (Toby Regbo) フランス王太子。次期国王
グリア・ノーウッド (Jenessa Grant) スコットランド人。メアリーの幼なじみで女官
ケナ (Caitlin Stasey) スコットランド人。メアリーの幼なじみで女官
ローラ (Anna Popplewell) スコットランド人。メアリーの幼なじみで女官
アンリ2世 (Alan Van Sprang) フランス国王、スコットランドとの同盟
ノストラダムス (Rossif Sutherland) 医師で占星術師、カトリーヌの息がかかる

ユーゴー (Ted Atherton) 枢機卿
アレック (Daniel Fathers) バッシュの護衛
イザベル・デュラン (Amy Forsyth) 妊婦、バッシュの義妹
— (Michael Dyson) Farmer
— (Brian Frank) Complaining Man
— (Deborah Tennant) Smiling Villager
— (Eli Ham) Tower Door Guard
— (Jeanie Calleja) Wet Nurse
ジェローム (James Stratton)
ジョナタン・デョラン

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