クイーン・メアリー ~愛と陰謀の王宮~ Reign 第15話 迫る闇 The Darkness

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第15話 迫る闇 The Darkness
(aka.ダークネス)

脚本/Charles Grant Craig
監督/Steve DiMarco

【これまでのストーリー】

ノストラダムスは森に住むケダモノか何かを崇めているそうだ
と報告。オリビアが発見される。生き血を捧げて血を飲まれた
んだというカリック。選ばれた人間は生き残れないハズなのに
とバッシュに語る。メアリーはローラに対して妊娠のことを
彼(フランソワ)は知っているのか?と尋ねると隠さないといけ
ない事で二人とも共通した意見を持つ。大公の来訪を歓迎する
がアンリはその妹と情事の最中に窓から落として殺してしまう。
カトリーヌと共に遺体を処分する。ケナはそんなアンリと関係
を持つ中、王の中では何かが変わっていることをまだその時
は知る由もなかった。

【ストーリー】

ケナは王様の元へ。
夕べは待っていたのに来なかったなというと、痛い思いをした
からだという。アンリはケナの手足を縛って自由を奪いSMプレイ
のようなことをしていた。このゲームは私にとっても新たな冒険
だというアンリだが、私は手足を使えた方が楽しいと語る。
今日はファーストライトの準備なので関係は持てないというケナ
だが取引は忘れてないなと言われる。今夜にでも理想的な結婚
相手を紹介するかも知れないとし実際金持ちの独身男性を何人も
知っているという。その代わりに楽しませることだという。
そんなケナにアナという高級娼婦を紹介する。瞳の億で激しい
欲望が燃えているとしてアンリはアナに語る。幸いアナの相手は
ケナだ゛とし、アナは私よりも優しくしてくれるという。決し
てお前に損なことはさせないというアンリ。アナはケナにアル
コールを渡して飲ませる中、二人が絡むのをアンリは眺めてい
た。

メアリーはローラに対してファーストライトには行かないといけ
ない事を告げるが、ローラはつわりで食べ物を見るだけで吐き気
がするのでいけないという。しかしファーストライトの目的は
結婚相手を探すこと。男性が好きな女性にキャンドルを渡して
告白し、女性はokなら窓際にキャンドルを置いて合図するのだ
という。ローラは妊娠がばれる前に結婚しなきゃしけないことは
分かっているという。たった一度の過ちで未来の王様のものに
なりたくないという。これは大きな過ちだと。問題解決には
チャンスだとしそれを利用して一刻も早く結婚してというメア
リー。メアリーにはローラに紹介したい人が居るという。
フランソワと旅行している時に知り合ったフィリップ・ナディ
ーン伯爵だという。その人はどんな方なのかというローラに
メアリーは結婚適齢期で魅力的で教養があって凄く優しいこと。
しかし愛情が芽生えるまでには少し時間がかかるでしょうとい
う。まず結婚して好きになってくれたら幸運と思わないとね
というローラ。

レイスはグリアとの関係を続けていたが、朝早くから出て行こう
とする。ファーストライトの準備があるとしプレゼント用の
ケーキの注文が山ほど来ていること。最近はレディの気を引くた
めにはキャンドルだけではダメなのだという。グリア目当ての
人も来ているとし大金持ちで称号もある人。カッスルロイ卿だ
というと、胡椒の人か?という。君は僕に”胡椒の貿易にしか
興味のない紳士って呼びなさい”というが、彼は君に興味を
持っているという。私は興味がないとしハッキリ言ったという。
でも他には居ないだろうとするとあなたが居るという。
俺は告白したか?というレイス。それって傷つくというグレア。
一緒になれない仲なんだから・・絶対に一生にと。
それでもこんな気分になれるなら俺は平気だという。いつに
なったら未来の無いキスに飽きてくれるのか?というと君は
いつになったに期待するのを辞めるのかというレイス。
そんなレイスはスコットランドから手紙が届いているとして
グリアに渡す。両親からの手紙だった。それを見たグリアは
神妙な面持ちをする。

■感想

なんかアンリ王が期待通り下半身モンスターを通り越して、
殺人鬼としての一面が現れた。ストレスから来るものなのか、
それとも際限ない刺激を求める欲望を反映しているのか
分からない。アンリ王は頭痛を訴えているところも有るので
何か病気なのか?って感じだけど、本人は

「王は病気にならない」
と主張しているし、その背景には、国の王が弱いことが
分かると近隣諸国につけいられるとしているけど、イングランド
なんて相当ヤバイ状況なのにつけいられていない。
そもそも君主国は、王の弱さが国の弱さに見えるので、それを
見せないために色々と虚勢を張るものだけど、この王の場合
なんかヤバイ(笑)

気になるのはドラマでは「秘密」が至るところで存在し始めて
いること。
それと今回はやたらと「薬」が飲み物の中に入れられている為に
容易に口に出来ないところが有って仲間内でもまさに疑心暗鬼
の中でのシナリオだった。下手に飲み物が出てくると手に
出来ないよな。

また宗教的な流れも加味されて、自分たちとは相容れない
宗教の存在はともかく、同じペイガンでも邪心のようなもの
たちがいるのではないかということで、なにやら不気味な状況が
訪れている。イスラム教徒とISの関係みたいなものなのか。

そんな中、今回はフランスでは昔から存在するイベントなのか
ファーストライトなる婚活パーティーのようなものが開かれて
相手探しに奔走することになる。

それにしてもやっぱり気になるのは、時代に合わない音楽が
宮廷内で流れているんだよな(笑)

そして「窓」というキーワードがやたら多く出て来た。

■3人の女官

今回は女官たちの行動が目立ったね。

メアリーは女王なのに、なんだかみんな友達の立場だということ
を主張して、彼女が女王だということを忘れてないか?(笑)

それに最初は愛よりも家の事とか国の事とか優先するみたいな
ことを言っていたのに、気がつくと「愛のある結婚を・・」
ということで、優先するものは自分の気持ちというところで
帰着している感じ。完全に良い感じの結婚話も断っている
事情が有って当初の流れ・主張からはかなり外れてきたな。

・ケナとアンリ王

愛人関係を結んだけれど、ケナはアンリが徐々に激しい性癖
を見せ始めて、手足を縛って痛みつけるような行動を見せ始め
たことに不気味さを感じている様子。

前回公爵の妹を殺したけど、いよいよ彼の中の究極の性欲が
殺しとなったか。

ケナのことを誰かに紹介するという約束も完全に無視して自分
のもののようにしている感じがするけど、どうなんでしょう。
ケナが女性と絡みを持った後、飲み物の中に入れられたもので
眠らされた。その間に高級娼婦のアナは青白くなって首を絞めら
れて殺された。

この策略がアンリによるものなのか、それとも別人のものなの
か。

アンリは人の死など何とも思っていないようで、家事はカトリ
ーヌの役割だろうみたいな感じで、完全に狂ってしまっている。

・ローラとメアリー

ローラがフランソワの子を妊娠していることに関して、その
事実が発覚しないウチに誰かと結婚させようとしている。
メアリーは彼女をフィリップ・ナディーン卿とくっつけようと
している。

フランソワはナディーンが相手だと聞いて違和感を覚える。
彼は同性愛者だという噂が有る。
そのことは言わずパリでのことが理由で結婚を急ぐのは辞めて
欲しいということを言われていた。

それを知らずローラはナディーンと話をすると、結構良い感じ
の感触。ただ遺産の件で父親からは相続の問題で突きつけられて
いるものがあるようで・・

メアリーは、妊娠の件でフランシスに嘘をついてしまったと
いうことで、ローラを激しく言い立てていた。信用を失い
たくないメアリー。今でも友達なのかどうか。

「ウソ付きとバレて信用を失ったらあなたを許さない」

としていたけど、メアリーはどんなことをしてもフランソワ
よりも優位な立場に立てるのではないのかな。

メアリーは妊娠出来ずに居ることと、ローラが妊娠してしまっ
たことでの焦りも有るみたいだけど、基本的にメアリーの座は
揺るがないと思う。

アンリとカトリーヌの関係に例えてそうなるのではないかと
心配していたけど、それは杞憂だと思うぞ。

・グリア

久しぶりにグリアの遊び友達の厨房のレイスが出て来た。
恋心は有っても身分の違いで決して結ばれない関係。
グリアはレイスの仲介で”コショウの人”、カッスルロイ卿と
結ばれる機会が有る。
ただグリアが愛しているのはレイスであり、カッスルロイ卿
もまた火の付いた服を消す際のグリアの心配する様子を
見て、愛している人が誰なのかが分かった様子。
グリアはレイスのことをカッスルロイ卿に頼んでスペインの
料理人見習いのようなものにすることを頼む。
自らは実家の父親から婚約者が現れたということで呼び戻され
そうだ。その為にレイスをカッスルロイ卿に託してスペイン
に行かせたのかな。

■城の外の流れ

・バッシュ

ロワンの家でお世話になっていた彼はこれからフランスを
出て行くようなことを口にする。ロワンはバッシュが好きなの
か行かせたくないような感じだった。
明日の晩は満月だから狩り日和だという。
ロワンの家の外には血の跡が有り、自分たちの中で誰かが
捧げものにならないと殺されてしまうということで、それが
誰になるのか。
バッシュは誰も見た事がないのにモンスターなど居る訳がない
とし、一部の狂信的なものたちの仕業だろうとしていた。
バッシュはモンスターと戦おうとしていたけど、ロワンは
それを望んで折らずバッシュを巻き込みたくはないということで
睡眠薬を飲ませて手足を縛っていた。
正直あの状態で居る方が一番危ない。ざっくり殺されるかと
思ったぞ(笑)
ロワンは顔を見てしまったけど、なんだかそれが誰だか分かって
いるような感じだな。アンリ王だったりするのかな。

・オリビア

前回選ばれし人間として生き血を吸われた。それがモンスター
だとされるダークネスの仕業なのかどうか。
しかしノストラダムスの献身的な介抱のお陰で見事回復。
そして清めることで新たに生まれ変わったようなことを口にす
る。オリビアはノストラダムスと一緒に居ることを望んでいる
様だったね。

■使用された曲

・Bitter and Sick by One Two
・Love Like This by Kodaline
・Done Is Done by Twin Forks
・Love Like This (Acoustic) by Kodaline
・Fly Away by Distant Cousins

■出演者

メアリー・スチュアート (Adelaide Kane) スコットランド女王
キャサリーン・デ・メディチ (Megan Follows) カトリーヌ王妃、イタリア系
セバスチャン・デ・ポワティエ (Torrance Coombs) “バッシュ” フランソワの異母兄。庶子
フランソワ (Toby Regbo) フランス王太子。次期国王
グリア・ノーウッド (Jenessa Grant) スコットランド人。メアリ女官
ケナ (Caitlin Stasey) スコットランド人。メアリー女官、王愛人
ローラ (Anna Popplewell) スコットランド人。メアリー女官
アンリ2世 (Alan Van Sprang) フランス国王
ノストラダムス (Rossif Sutherland) 医師で占星術師

アロイシウス・カッスルロイ卿 (Michael Therriault) コショウ商人
ロワン (Hannah Emily Anderson) 狩人
カリック (Kristian Hodko) 狩人、ロワンの兄
オリヴィア・ダーマンクール (Yael Grobglas) 精神異常。貴族の娘
レイス・ベイヤード (Jonathan Keltz) 料理人・厨房、スペインへ
フィリップ・ナーディン (Thor Knai) 伯爵、ゲイ、ローラと・・
— (Charles Seminerio) King’s Servant
アナ (Anastasia Marinina) 高級娼婦、殺される
— (Brittany Johnson) Serving Girl
エイダ (Severn Thompson) ロワンの家族
ガストン (Jaiden Cannatelli) ロワンの家族

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