ダウントン・アビー ~貴族とメイドと相続人~ Downton Abby シー ズン5 第5話 夜の訪問者 Episode #5.5

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第5話 夜の訪問者 Episode #5.5

監督/Minkie Spiro 脚本/Julian Fellowes

【これまでのストーリー】

ギリンガム卿との旅行を終えたメアリーは決断の時を迎えていた。
マシューの母・イザベルはマートン卿からついにプロポーズを
受ける。そんな中ヴァイオレットは昔の恋人のクラーギン公爵の
元を訪れ行方不明の公爵夫人・イリーナを探そうとする。
ふさぎ込むイーディス。一方ウィリス刑事はグリーンの殺人事件
でアンナのことを疑う。デイジーの家庭教師として屋敷に通うよう
になったサラだったが・・

【ストーリー】

ダウントンにロザムンドがやってくる。
コーラやカーソンは彼女が来るのを入口で出迎える。
ローズはみんなが集う中で凄いと叫ぶ。メアリーは何なのかと
問うとエセックスにヌーディストのコロニーが出来たのだという。
ムーネラ・グループのことねと。ヴァイオレットはエセックスが
植民地にでもなったのかと問うとロバートはそのコロニーではなく
ハダカで暮らす人々の共同体が出来たということだという。
あそこは湿っぽいところよと言うヴァイオレットは馬鹿げている
というがイザベルはあなたに見せる気は無いわと語る。
ロザムンドはイーディスに対して最近小作人の子に肩入れしてい
るのかと問う。後で詳しく聞かせてと。ロザムンドに対して何日
いるのかと問うと一週間の予定だという。ロバートは金曜日に
パーティーを開く準備を手伝って欲しいという。私は州統監の
用事で木曜の夜に出かけるという。ヨークシャー軍の指揮官が
集まる夕食会の主賓だと語る。会場はシンフィールドなので
遅くなるので泊まる予定だが、コーラ、イーディス、トム、ローズ
も居るからとロザムンドに語る。
ヴァイオレットはイザベルに対して求婚者とはどうかと問うと、
イザベルはあれから連絡はないという。返事は決めたのかと問われ
るとイザベルはあなたより先に彼に伝えるのが筋ではないかと語る。
もったいぶって女優は顔負けだわとヴァイオレット。

パットナムはカーソンとヒューズの元へ。
良い知らせがあるとし、叔母が亡くなったことを語る。亡くなった
こと自体は良いことではないが大往生だったとし、それで私に遺産
を残してくれたのだという。何百ポンドの退勤だと。叔母はパン屋
の主人と結婚したが子供に恵まれず、ウチの父と仲が良かったの
でそうしてくれたのだろうと。遺産をどうしたいのかの相談なのか
というカーソン。トムやクラークソン医師に聞いたらどうかという
ヒューズだが、カーソンは彼女は私に聞いているのだという。
でも私たちは世情に疎いでしょというヒューズ。カーソンは考えて
おくよとパットナムに語る。

ロザムンドはイーディスに対して小作人の娘のことを聞かせてと
いう。メアリーは何と言っているのかと問うと詳しくは何も話し
ていないという。娘を側に置きたいというイーディス。シュロー
ダー夫婦がお気の毒ねというと手紙を書いたとし彼らは別の
養子を迎えたという。あなたの問題は?と問うと、ロザムンドは
その子に会わせてと語る。会いたいという彼女は無事に生まれる
ように10ヶ月も見守ったのよと語る。問題は育てているドリュー
夫人だとし迷惑がられているのだという。会いに来て欲しくない
と言われているという。あなたにはとんでもない危険を冒して
いながらそれに見合うだけの喜びは得られていないのかと
告げる。

トムはロバートの元へ。
サラはまだ下でデイジーに勉強を教えているのかと問われる。
トムは教えているがもうディナーには呼ばない事を告げる。
しかし君が呼びたがっていたら許可してやれとコーラは言うはず
なのでロバートは別に構わないとするが、あなたには不本意で
しょうと問い返すトム。君は今でも自分をよそ者と感じているん
だろうと言うロバート。自分の家に居ながら僕はあなたやこの家の
みんなに感謝しているがこの国に対する見方はあなた方とは違う
という。サラとは同じなのかというロバートに対して僕は左派で
改革を支持していますという。彼女と居ると同志を得た気分で
心強いのだと。ロバートはこれだけは言っておくと君はここで
暮らし、我々の主義も理解してくれたこと。かつての敵も友とした
訳だとし誇るべきことだと。5年前母・ヴァイオレットと友人と
なれると想像出来たか?と問うロバートに5分前でもなれた気はして
いないというトム・ロバートはここでの日々を無駄にはするな
と語る。そこにメアリーがやってくると食事前にもう飲んでいる
のかと語る。

翌朝、アンナの元にカーソンがやってくると、ウィリス巡査部長
から私に伝言が来たという。今日の11時にここに会いにくると
いうこと。アンナはメアリーに話を聞きたいと言っているという
ので伝えてくれとのことだった。

クラークソン医師の元に行くヴァイオレット。
ヴァイオレットはマートン卿は医学に興味が有る振りをしている
がそれはイザベルの気を引くためだという。あなたしか頼れる
人が居ないとし彼女は変わってしまったのだというヴァイオレッ
ト。こうなったのも私たち家族のせいで、我が家の流儀に染まって
イザベルは知的な中流階級の女性からつかみ所のない人になった
という。庶民の彼女が好きだったというのかというクラークソン。
今の彼女の望みはさっぱり分からないのだという。貴族との
結婚を望むのは不自然ではないという彼は、ぶしつけな質問だが
あなたはイザベルが貴族になることがお気に召さないのではない
かという。ヴァイオレットは何のことはさっぱりだわというと
あなたは彼女に生き甲斐のないまやかしの人生を送ってもらい
たいのかと問う。夢から覚めたとき彼女に何が残るというのか。
広くて空っぽな屋敷と死ぬほど退屈な夫・・・暗い未来だと。
それを阻止したいというヴァイオレット。

ドリュー夫人の元にいくイーディスとロザムンド。マリゴールド
に会わせてくれるかと。ドリューもやってくると友達のレディ・
ロザムンドだと紹介する。

ドリュー夫人は夫に対してこの子はあの人にとってオモチャだ
とし屋敷に来る人に見せびらかしたいだけだという。全てはあなた
のせいだと激怒する。

■感想

シーズン5も半分を過ぎた今回のエピソード。

結構時間とか曜日が細かくスケジュールとしてセリフの中に
組み込まれていた印象があり、イギリス人の生活の中にも
そういった生活サイクルが生まれていた時代であることが見て
取れる。

みんながみんな別れの季節って感じの流れが有ったので、
逆にその進退が決まっておらず、別れそうで別れない人たちのこと
が気になる作りだった。でもここまで別れると逆に最終話に
そういうシナリオを用意しても良かったのではないかという感じ
がするな。

一番の収穫はサラが居なくなったこと(笑)
またコーラには悪いけどどう考えても不純な動機で近づいている
ブリッカーの本性が明らかになったことで、彼が追い出される
辺りが良かった。ロバートにとって血圧をあげる二大要素が
排除されたけど、やはり深夜に誤解とはいえ彼と寝室に居たコーラ
のことを許せるのか否かって感じか。
ロバートの正装姿がまた凛としていたけれど、真っ赤な軍服で
かなり強烈だったな。ロバートにとっては気分の良い夕食会での
主賓としての招待を受けた後のことだっただけに、怒りもある
のだろうけど、ロバートは投資の件ではかつて失敗しているし、
まぁ夫婦には色々とあるよね。
ローズの両親みたいにならなければ良いけど・・

■それぞれのキャラクター

・イーディス

ロザムンドがダウントンにやってきてイーディスのことを気に
かけていた。二人でイーディスの娘のマリゴールドに会いに行く
けど逆にドリュー夫妻からは貴族のお遊びだと取られて憤怒させ
てしまうという。
ヴァイオレットは何処までイーディスの娘のことを知っている
んだっけか。出産したことは知っていてスイスに送ったという
ところまでは知っていたのかな。でも勘の鋭いヴァイオレット
のことだからイーディスが小作人の子を気にかけていると知った
らすぐにピンと来ているだろうからね。
ヴァイオレットはロザムンドに対して話すまでは帰さないとして
いた。
結局どうすべき事が良いことなのか分からないけど、シングル
マザーを許す風潮・時代が先に来るのか、イーディスが子供を
手放してしまうのが先なのか。フランスの寄宿学校に送るような
ことを提案していたけど、「ゴシップガール」のセリーナも
冒頭の登場のシーンでは寄宿学校に送られていたみたいな設定が
有ったよな。上流階級にいるものたちにとってのスキャンダル
っていうのは今の時代もそう変わらないのか。

・メアリー

メアリーの存在・立場も微妙だな。
ギリンガム卿を辞めて今度はチャールズ・ブレイクと関係を初め
ようとする。互いの相手を交換しましょうみたいな提案(笑)
体の良いスワッピング状態。冒頭ではヌーディストのコロニーの
ことに言及されていたけれど、かなり開放的な時代になってきた
のかな。メイベルはメアリーの身勝手で彼のギリンガム卿を
略奪したのに、私にあなたのお古を戻すのかとしていた。
本人の意思では有るけれど、やはり解せない感じ。この辺は
メイベルに同情出来る。というかギリンガム卿はメアリーと別れる
ことは認めないとしていたけれど、その後どういう行動に出て
くるのかな。関係が上手く行っていたときには毎週のようにダウ
ントンに来ていたのに・・

トムに対して助言した後、彼からは
「君はみんなが思うよりも良い人だ」(Tom)
「いつもでは無いわ」(Mary)
<--自覚している(笑)

・ブランソン

今回はサラを通してトムの中に残っている貴族に対する嫌悪感
など社会主義的思考がどの程度残されているのかを図るような
エピソードだった。
サラと一緒に行くのが良いことなのか。

トムの件に関してロバートもメアリーも一言言及しつつも決断
に関しては彼に任せるとして寛容で容認していた。
その辺がある意味ではトムの中でもここに留まる価値があると
思わせたのかも知れない。今のトムはダウントンでやるべきこと
だってあるわけだし、無理して離れる必要は無いよね。
何よりもシングルファーザーは大変だし。

サラが居なくなってもデイジーが彼女の意思を受け継いで、
色々と助言してくる姿が有った。

結局トムはサラを見送りに行って彼女から愛の告白をされたけれ
ど残念ながら返信することは出来ずに居た。

■その他の問題・気になること

・パットナムの幸運

遺産を何百ポンドも受け取れることになった彼女はカーソンに
相談する。ただヒューズによるとカーソンも私も世評には弱い
ということで別の人に相談した方が良いとしていたが、カーソン
は何としてでも力になりたいらしい。

この流れ、かつて従者たちが勢揃いしてロンドンに行く際に
自由時間をカーソンが決めて、場違いなことを言っていた流れ
に類似している。

カーソンは知ったかぶりしてロバートが語った建設会社への
投資の件をそのまま右から左へと流して建築関係の株に投資を
進めていた。

しかしパットナムは自分には部相応だとしてヨークの北にある
コテージを300ポンドで購入し、後々は宿屋にする計画。
カーソンの自尊心を傷つけないように上手くヒューズと共に
語る姿が有った。

・ロシア移民

イリーナの消息がシュリンピーによってもたらされ、香港の
ワンチャイで看護師をしているみたい。ただクラーギン公爵は
今の自分が元妻と会ってもどうしようもないとして語っていた。
流石に移民の身で会いたくないだろうな。

・ローズの前にアティカスという男性

お菓子屋さんの前で雨降る中、傘を差そうとしていたローズの
前にアティカスが現れた。ローズはこれからセント・メアリー・
マグダレン教会に行って毎週火曜と木曜にロシア難民の方に
配ることを説明する。

アティカスはローズに自分もロシア系であることを語るが、
いざ教会でニコライ・ロストフと会った際には思わず憤怒されて
いた。

1859年イギリスに居た。
1871年にイギリスに渡った。
オデッサでユダヤ人への迫害が有った。1859年と1871年に。

ローズはユダヤ系でも全く気にしない様子。
そもそもローズってイギリス人ではなくスコットランドの人
なんだっけ?

ユダヤとロシアの関係は近年でもウクライナに於ける意見の
相違から見るに複雑なものが残っているな。

ユダヤの虐待が始まったと思えば、1881年にはロシアのアレクサ
ンドル2世がユダヤ人女性革命家のゲルフマンから暗殺されたと
されている。ロシア革命がユダヤ人によって主導され実質的に
当時のロシアも政権を握り、古くからいたロシアの富豪達も
追いやられなければならなかったのだろう。

・別れた人たち

・サラとトム
(嘘か本当か私立中学に赴任)
・コリンズとスプラット
(バイオレットの侍女。実家の母が年老いたので帰郷)
・ブリッカーとコーラ
(夜這いしようとして失敗)

・微妙な立場

・マリゴールドとイーディス
(ドリュー夫妻は正当な理由無しに手放すのか?)

・メアリーとブレイク
(ギリンガム卿とメイベルはこのまま黙って居るのか)

・アンナとベイツ
「君の身に悪い事はもう起こらない。暖炉の傍で子供たちに囲ま
れて暮らそう。君の事は守るよ」
「さっき子供たちに囲まれてって言っていたが何人おのぞみか
しら?ベイツさん」

・ロバートとコーラ
(夜這いされそうになるところを見られた。でも誤解。かつてトム
もサラとの関係で誤解されていたな。)

・モールズリーとバクスター
(でも彼にも全てを話していたので良い方向に向かうか)

・良い感じ

・イザベルとマートン卿
(流石のヴァイオレットも諦めたか)

・カクテルパーティー招待客

・レディ・ボーモントとハワード卿/伯爵
・ウールトン伯爵夫妻
・レディ・イングルビー
・サー・ヘンリーとレディ・ローソン
・Mrs.レジナルド・クローリーとマートン卿

■使用された曲

・Downton Abbey – The Suite by The Chamber Orchestra of London

■出演者

ロバート・クローリー (Hugh Bonneville) グランサム伯爵
イーディス・クローリー (Laura Carmichael) 次女
メアリー・クローリー (Michelle Dockery) 長女
コーラ・クローリー (Elizabeth McGovern) 伯爵夫人
バイオレット・クローリー (Maggie Smith) ロバートの母
イザベル・クローリー (Penelope Wilton) マシューの母

チャールズ・カーソン (Jim Carter) 執事
ジョン・ベイツ (Brendan Coyle) 従者
アンナ・スミス・ベイツ (Joanne Froggatt) メイド長
デイジー・メイソン (Sophie McShera) 料理人
トーマス・バロウ (Rob James-Collier) 副執事
Mrs.ヒューズ (Phyllis Logan) メイド長
Mrs.パットモア (Lesley Nicol) 料理長
ジョセフ・モールズリー (Kevin Doyle) 無職->下僕
トム・ブランソン (Allen Leech) シビルの元夫
バクスター (Raquel Cassidy) コーラの侍女
ジョージ・クロウリー (Oliver Zac Barker) メアリーの息子
シービー・ブランソン (Fifi Hart) トムの娘

アンソニー・ギリンガム卿 (Tom Cullen) “トニー”、メアリーの幼馴染
LADYローズ・マクレア (Lily James) 18歳、スーザンの娘
LADYロザムンド・ペインズウィック (Samantha Bond)
Mrs.マギー・ドリュー (Emma Lowndes) ティムの妻、浮気を疑う?
ティム・ドリュー (Andrew Scarborough) 代々伯爵家の土地を借地
サラ・バンティング (Daisy Lewis) 学校の教師
マートン卿 (Douglas Reith) イザベルに好意
Dr.クラークソン (David Robb) 町医者
チャールズ・ブレイク (Julian Ovenden) 役所
ウィリス (Howard Ward) 巡査部長
ヴァイナー (Louis Hilyer) Inspector Vyner
スプラット (Jeremy Swift) バイオレットの執事
アティカス・オルドリッジ (Matt Barber) ユダヤ人、ロンドンの銀行
— (Alex McNally) タクシー運転手
サイモン・ブリッカー (Richard E. Grant) 美術史家
ロストフ伯爵 (Christopher Rozycki) ロシアからの難民
クラーギン公爵 (Rade Serbedzija) ロシアからの難民
メイベル・レーン・フォックス (Catherine Steadman) チャールズの元婚約者
ベラ・デーヴィス (Lauren Beacham)
— (Georgina Bennett) ボランティア
— (Julie Eagleton) 母

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