ナンバーズ 天才数学者の事件ファイル Numb3rs シーズン6 第8話 エジャートン逮捕 Ultimatum

リンク広告 テスト




第8話 エジャートン逮捕 Ultimatum

脚本/Robert David Port
監督/Dennis Smith

【ストーリー】

「50万ドル、囚人6000人、脱獄者1人、捜索時間60分」

チャーリーとドンはFBIの中で逃亡についての講義をしていた。
「追跡回避」に於いての説明。重要なことは追跡するものは逃亡
するものよりも有利に立つこと。その目的の為に変数を加えれば
良いという。警察犬とかヘリでの捜索など。しかしそれも使えない
としたならばどうすれば良いのか。チャーリーは危険を察知した魚
を例に挙げると身を守るために反射的に動くのだという。そして
それを狙う蛇は先回りをするのだと。
“敵を知れ”、犯罪歴は有るか、負傷者か、追いつめられたら逆上
するタイプかとドン。
ニッキーは蛇は先回りして待つだけなのかと問うと、エサの事
だけを考えていると自分が天敵のエジキになるのだという。

その頃FBI捜査官のエジャートンは逃走するビンセント・コステロ
に対して、捕まえると手にしていることは何だとドラッグの袋
を指す。ダチから預かったのだとするとフェリペ・ガルシアから
かと問う。彼が2年の刑期を喰らったのは聞いているとすると、
前日に彼に電話しているだろうと。アイツをチクったら殺される
とし俺が探るので2時間くれというコステロ。

2時間後コステロの車に接触すると、彼は運転席でノドを切られて
亡くなっていた。エジャートンは窓に何か書いて有ると見て
息を吹きかけてメッセージを見ると”B17″と書かれていた。
そんな所にトンプソンら連邦保安官のものたちが囲んでエジャー
トンに投降を持ちかける。エジャートンは自分はFBIであり君らと
同じ連邦政府の捜査官だとするが、コステロ殺しで逮捕するとして
トンプソンは全く耳を貸さずミランダ警告を告げる。

エジャートンはいきなり刑務所とはどういう事なのかとして激怒。
トンプソンは拘置所が満員だったという。ドンもそこには居た。
この写真の男は知り合いなのかと問う。ザビエル・サラザール、
2000年からFBIが広域手配をしていた大物で俺がコロンビアで逮捕
したものだという。現在この刑務所に終身刑だろうと。しかし彼は
獄中からヘロインの密輸団を仕切っていること。手下をわざと
見逃したのだろうというトンプソン。お前のオフショア口座に
50万ドル振り込みが有り、振り込んだのはサラザールのダミー会社
だというトンプソン。ハメられたというエジャートン。
コステロに買収された件をバラされそうになり殺したのではない
かという。ドンは遺体近くの排水溝でこの血のついたナイフが見
つかったという。それは俺の家から盗んだものだという。密輸団
を潰す為の鍵は倉庫番のフェリペだというエジャートン。
先日ここから脱走し、コステロは彼の居場所を探っていたので
それで殺されたのだという。手がかりは彼が残したB17。
房の場所でB棟17号房のことだという。つまり脱走せずここに居る
のだという。
しかしトンプソンはここでは受刑者全員にIDが取り付けられている
こと。毎日スキャンをしていることを語りガルシアは居ないと
語る。
ドンに対して俺の勘が外れたことがあるのか?と問うエジャートン。
しかし房に入れられることになるとエジャートンは隙をついて
逃亡を図る。

ドンやデビッドたちは刑務所から帰ろうとしていた所だった。
エジャートンは優秀な捜査官だが人付き合いはさっぱりだった
というデビッド。ドンは自分のナイフで殺してすぐ近くに捨てる
か?と問う。そんな中、刑務所では脱獄を知らせる警報音が鳴り響
く。トンプソンはエジャートンは屋上に逃げたとしてドンたちは
追いかけて行くが、何処にも居なかった。
コルビーはここから逃げるのは不可能だと語る。

防犯カメラ映像を確認する。
彼は追跡のプロであり逃げるのはお手の物だろうと。
しかしそこに必ず見つけるとして逃亡犯捕獲チームのジャネット
カルビンがやってくる。彼女はエジャートンは典型的な重罪犯
タイプだという。単独行動で一カ所に留まらないこと。そういう
人物は簡単にダークサイドに転落するのだという。デビッドは
そうなのかとして半信半疑。金持ちの悪党を見ているとそう
なりたい願望を抑えられなくなるのだという。しかしデビッドは
アイツは悪党を追いかけるのが趣味の男だという。近くにいる
と正体が見えなくなるというジャネット。ここは連邦保安官の
管轄だとし指揮権は私が執るというトンプソン。
コルビーはガルシアがB-17に入っていたことはなかったと報告
する。

マスコミはエジャートンが逃亡したことを報道する。
それを見たチャーリーはニッキーに対して兄さんの口癖の意味
が分かったという。「幸せだったのは昨日まで」と。
エジャートンが人を殺して脱獄なんて僕が知っている彼ではない
というチャーリー。ニッキーもまたイーストLAの女は悪い奴を
知ってて付き合うもので、自分のプロムの相手は盗んだコサージュ
を持って来たが、彼はそんな人物ではないという。
アインシュタイン曰く
「理想や願望ではなくありのままの事実を見るべきだ」と語る。

■感想

ドラマはそれなりに面白かったけど、正直エジャートンを疑う
人たちの意味が分からないところが有った。勿論彼を知らない
人ならばともかく、何故今まで仕事をしたドンやデビッドは
そこまで迷っているのかって感じ。

冒頭から不自然なことだらけですよ。
エジャートンが遺体を発見したと同時に連邦捜査官が取り囲む姿。
ミランダ警告こそしたものの、拘置所ではなくいきなり刑務所
に直行するという理不尽さ。そしてドンも語っていたけれど、
エジャートンほどの人が自分のナイフを使ってしかもその凶器を
近くの排水溝に捨てていくというのがあり得ない。

連邦捜査官/刑務所を管轄しているトンプソン捜査官を演じていた
のが「Harry’s Law」のトミー・ジェファーソン役でおなじみの
Christopher McDonald。この人のFilmographyを見ると長いな。

かなりきな臭い役だったので明らかに犯人かなと思って見て居た
けどね。

籠城しているのは問題だけど、正直刑務所内で籠城しているのだ
からそんなに急ぐ必要も無い。しかも人質になっているのが
コルビーですよ。切迫感とかないにも関わらず、急いで制圧
しようとしているところが実にきな臭かった。

■犯人

エジャートンの冤罪を晴らすべく捜査することになる。
ただし全員が信じている訳では無い。デビッドは半信半疑、
コルビーは相当血気盛んで、銃が有れば殺しているとまで言って
いた。ドンはどうなんだろうな。本当に信用していたら
もう少し積極的な介入が有ったようにも思えるが、あんまり今回
強くいうところが無かったんだよね。
勿論エジャートンを殺せるところは有ったのだけど、それをやら
なかったことが少しは信頼している証拠にもなるのかなって
感じだけど・・・

逃走しているガルシアにしても、エジャートンにしても刑務所に
いるところが一番の安全だと思ったのか。ただエジャートンの
場合ガチで刑務所に入れば捜査官故に命は危うい。

今回の犯人は取りあえず逃走しているガルシアを見つけることで
判明していくという流れ。
ガルシアがIDを変えて刑務所内をフラフラしている。
そんな芸当が出来るのか。

チャーリーの理論で色々としぼり込んで、6000人居る犯人の中
から探していく。

・ガルシアは特定監房に居たり接触出来た1000人に絞る。
・縦断的社会化プロセスを使い53人に絞る。
・更に7人にしぼり込んだ。

最後の人がそれに該当しているけど、直接ガルシアに繋がらず。

追跡回避の論理で、ランク付けして変更したID noが、
223527885から223527996だとしていた。電話口でデビッドはチャ
ーリーからその番号を聞いたけど、そんな番号を聞いて咄嗟に
覚えられるか?

そしていよいよガルシアが隠れている場所に殺し屋的囚人と
女捜査官のカルビンが関与していることが判明していく。

■捜査に於ける数学の先生たち

・追跡回避 / ゲーム理論

冒頭での追跡回避の理論と後半に出てくる論理は多少内容は
変わっていた。冒頭では待ち伏せしているものを先読みする
的追跡と回避の問題が語られ、その論理をエジャートン捜索に
当てはめようとするが、それは出来なかった。
後半は隠れている囚人の中での可能性の高い順位をランク付け
していくもので、ガルシアを探す為のもの。

エジャートン捜索の時に追跡回避の論理が使えなかったのは、
この論理は一方が不当な扱いを受けたと感じている場合は上手く
行かない為のものだとされた。

・最終通牒ゲーム

チャーリーがニッキーに対して100ドルを渡して説明していた。
2人で金を向ける際に30ドルと70ドルに分配された際に、30ドル
のものは受け取りを拒否出来るというものだった。その場合
二人とも金銭的授受は0ドルになる。人間には復讐の欲求が有る
為に不利益な取引をしようとしたものには、自分の利益以上に
相手の不利益を求める心理が存在する。

エジャートンの目的は逃亡ではなく誰かを罰する為ではないか
としていた。

・総合微分幾何学

エジャートンがチャーリーを呼ぶ。事情を知ったチャーリーは
総合微分幾何学よりも難しそうだと語っていた。

・縦断的社会化プロセス

ようするに最も利得の多いパターンや関係を浮かび上がらせる
為に使用した理論。受刑者が6000人も居たので、その中から
一連の件で利得の多いものを探す為に利用していく。

・ストックホルム症候群

コルビーが今回人質になった。その際にエジャートンはコルビー
に話しかける。
コルビーが過去スパイを捜すために逆にみんなからスパイだと
されたことを理由にエジャートンが語りかけていた。

しかしエジャートンも50万ドルに関してはその魅力があることを
語りちょっぴり怪しい表情を見せていたのも確かだった。

■その他

・オッペンハンマー

今回ドンは本来教科書通りの対応ならエジャートンを撃つべき
所を撃たなかった。その件で、チャーリーはオッペンハイマー
のことを引き合いに出す。
広島に落とした核の惨状を目にして核兵器廃絶に生涯を捧げた
こと。その活動のせいで仕事も名誉も失うことになるが、命を
益々重んじるようになったこと。ドンが彼を撃てないのもそんな
論理が働いたのではないかとされた。

・2007の平方根は?

44.7995535。
ガルシア探しをしている際にドンがチャーリーに質問したもの
だった。一瞬で出てくる所は流石だ。

・人を見るドンの能力

資料の中から容疑者特定しようとしていたが、その際にドンは
資料の中から犯人ではない根拠を一瞬で見極めていた。チャーリー
はそのことに感心していた様だ。

プレッシャーが大きいほど判断力が高まるという。
「俺が人質ならお前もフル回転するだろう」

■使用された曲

・Hours by TV on the Radio

■出演者

ドン・エップス (Rob Morrow) FBI捜査官
チャーリー・エプッス (David Krumholtz) 数学者
アラン・エップス (Judd Hirsch) 父
デビッド・シンクレア (Alimi Ballard) FBI捜査官
アミタ・ラマヌジャン (Navi Rawat) 学生
コルビー・グレンジャー (Dylan Bruno) FBI捜査官
ニッキー・ベタンコート (Sophina Brown) FBI捜査官

イアン・エジャートン (Lou Diamond Phillips) FBI捜査官

ジャネット・カルビン (Missi Pyle) 連邦保安官/逃亡者捕獲チーム
ビンセト・コステロ (Andrew Hawkes) ガルシアの仲間
フランク・トンプソン (Christopher McDonald) 連邦保安官・刑務所勤務
ジョーンズ (Marcus Chong) マシュー・ナンと入れ替わっていた
フェリペ・ガルシア (Donald Roman Lopez) 証言者、刑務所脱獄
ザル・ファイゲンバウム (Pablo Schreiber) “フィスト”、詐欺組織
ガイ・ベイカー (Eric Shackelford) 囚人、ロンゲで子持ち
ホルヘ・ラモス () 囚人、妻の父が大物組織
オーランド・カシンド () 囚人、もうすぐ出所
ピート・ハゴ () 囚人
ショーン・ピニエロ () 囚人
ハキーム・ワトキンス () 囚人
テレル・ポスト () 囚人
ロバート・オーティス () 囚人
ランディ・シャノン () 囚人
マシュー・ナン () 囚人、ジョーンズとID交換していた

スポンサーリンク
レンタグル大336

シェアする

フォローする

スポンサーリンク
レンタグル大336