CSI:科学捜査班 シーズン15 第14話 殺人鬼人気No.1 Merchants of Menace

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第14話 殺人鬼人気No.1 Merchants of Menace

脚本/Tom Mularz
監督/Claudia Yarmy

【ストーリー】

女性は殺人鬼によって拉致監禁され縛られて怯える姿をスケッチ
で描かれる。
これはブルーペイントキラーで知られるキース・グリアが実際に
描いたもので自殺する前に買い取ったのだという。それがたった
の1000ドルだと興味を持つ人物に宣伝するアレックス。
ここは「殺人鬼グッズ展示会」。
殺人鬼、ネイト・ハスケル殺人ツアーTシャツを着たものが見に
着ていたりして人の趣味もそれぞれだった。ストリップ通りの
絞殺魔の直筆のものだとして売ろうとする。現場写真をつけてく
れたら買うとして商談・交渉する。

そんな中アレックスは会場に居るコレクターたちに対して目玉
商品だとし、シンシティの殺人鬼のルーガス・リームのグッズ
のオークションだという。最初の価格は5万ドルからだとし、
この30年間ルーカスほどラスベガスをを震撼させた殺人鬼はいな
いと語る。そのリームが乗っていた車で、1995年リームが一夏
の間10の魂を奪い去った殺戮の相棒だとして、車にかけられていた
シートを取り去る。すると助手席にはデーモン・ハーローの遺体
が乗っていた。コレクターたちは最初は演出かと思ったが本当
の死体だということは知ることになる。アレックスは誰か通報して
くれと叫ぶ。

モーガンとラッセルは現場の展示場へ。
ガイシャはデーモン・ハーロー。そこの男と二人でこの展示会
でラスベガスの殺人鬼グッズを売っていたとし、コレクターも
大喜び。有名な殺人犯が描いた絵や直筆の文章、遺品を集めている
人がいること。それらグッズは警察が開催するオークションや
獄中の犯人から提供してもらうケースで、囚人が直接利益を得る
ものでなければグッズを売るのは合法だという。
デーモンの遺体付きの車。リームの事件当時私は12歳だったという
モーガンは親はまだ離婚していなくてラスベガスに住んでいた事。
何週間か事件が起きて少女が犠牲になり母親は戸締まりを何度も
していたという。ラッセルはシアトルでも話題だった事件だという。
10人全員の殺害を認めていたのに長いこと死刑にされずにいたもの
だというと、20年間刑務所に居て、数ヶ月前に執行されたという
モーガン。今やリームはコレクターたちには伝説だとし、殺人に
執着する人の集まりだということを考えると執着の度を超えて殺人
犯になったのではないかと。

デビッドは肝臓の温度から見て死亡推定時刻は10時間前。
詰まり午前24時だという。見た所刺し傷は10カ所以上。
モーガンは飛沫血痕が有るのでこの車の中で殺害されたものだと
いう。しかし車には不自然な血痕の形状が付着して居た。
まるでブラシで擦ったような痕みたいだという。しかしみんなが
監察していることに驚く。新しい死体が出て車の価値がどれだけ
上がるのかを考えているのよと。

ミルウォーキー当局はジェフリー・ダーマーの所持品の全てを廃棄
したそうだとし正しい判断だというラッセル。問題が起きたことは
ないというアレックス。デーマンとは昨日話したとし、車の準備は
任せてくれと言っていたこと。しかし今朝来なかったのだという。
デーモンは酒と鬱病を患っていたこと。数日引きこもっていたこと
も有るのだという。デーモンを恨んでいた人は居るのかと問う
ラッセル。アイツは短気で客や業者と揉めていたが暴力的なヤツで
はないという。良い人だったと言うとラッセルはモラルのない君
に言われても信じられないという。

グレッグはモーガンにこの車が5万ドルもするのかと問う。埃ぐ
らい拭けばいいのに・・というとモーガンはリームが手放した
時のままの方が好まれるのだという。しかしダッシュボードに
ついている指紋は最近のものだという。デビッドかメモリカードが
一杯になったのでカメラを交換するという。そんな中客の二人
が突然規制線の中に入り写真を取ろうとする。それをミッチが
止める。死体の所で撮りたかったという二人のIDを回収して
調べる。もっと別の趣味を持ったらどうかというグレッグ。
ルーカス・リーム・・ネイト・ハスケル・・殺されたのが君らの
大切な人ならばどう感じるのか?もっとまともな趣味を見つけろ
とし何かがあるという。君が住むデッドオウルクリークに
だってとカイル・ジェサップに語るグレッグ。逮捕は今回は見逃
しチャンスを与える事を告げる。

モーガンに呼ばれグレッグ。
ダッシュボードの指紋がカジノのメディテレニアンホテルの従業
員のノラ・ジョーンズのものだったという。彼女の姉のレイチェル
は1995んにルーカス・リームの被害者(8人目)だという。

■感想

ここまで来るとマニアというよりもフリークって感じの人たち
だな。

殺人鬼を信仰する人が居るっていうのも凄いけど、特異な人なら
死んだからこそ殺人鬼を崇めるという人が居るのかも知れない
けど、現実に殺人鬼がそこらを彷徨いていると知ったら怖い
だろう。
ただアメリカって、収監された重罪犯とか囚人相手に文通したり
愛情を持って婚姻関係に至る人が居たりするからね。

もう名前が意図的で・・
殺されたのがデーモン。スペルは悪魔を意味するDemonではなく、
Damonで、語源からするとギリシャ神話では何とかって人を助けた
良い人っぽいけど響きはデーモンなんだよな。

そしてグッズの展示会に来てIDを提示されていた人物が住んでいる
場所はデッドオウルクリーク。なんか凄い場所だ。

被害者の体内から発見されたのが死刑執行されたハズのルーカ
ス・リームの骨から出来た欠片。
リームの骨を削ってグッズ/ナイフとして売っているものが居る。
大抵削って凶器に利用するというと私は刑務所を経験した人物
ってイメージが有るんだけどね。
ニックはハンターが鹿の骨でナイフを作ることがあるとしていた
けど、ヘンリーが人の骨だということを割り出した。

■事件

殺人鬼グッズ展示会を開いていた2人の内、1人が殺害される
という事件。しかも展示会で目玉にしようとして300人以上を
殺害したというリームの乗った車の中で男性が殺されて発見さ
れる。

リームが死刑執行されたのは僅か数ヶ月前のこと。

遺体はミルウォーキー当局によると殺人鬼の所持品は全て廃棄
されているはず。

明らかに何処かで横流しがあるものとされる。

■事件当時のそれぞれ

遺体が発見された車にはカジノホテルの従業員ノラ・ウォーダス
の指紋が車のダッシュボードから検出される。

・ノラは7歳の時に姉のレイチェルが目の前でリームによって殺害
されている人物。そんな彼のグッズを売っていたものを憎んで
いたのかどうか。

・モーガンは12歳の時に起きた事件でまだ親が離婚しておらず
ラスベガスにいたことを語る。

・ラッセルはベガス署ではなくシアトル署の刑事だったけど
この事件については耳にしていたことを語っていた。

■意外な関係

デーモンとノラは互いに憎しみ合う関係かと思っていたが、
実はノラはデーモンと付き合っていた。デーモンは殺人鬼に
関して調べていて、その為の研究の資金集めの為に展示会を
開いていた事を語る。そんな二人の出会いとか気になるよね。
最初はノラが憤怒してメールで恥を知れと送ったことから
始まった関係だった。

■関係者

・ノラの父・ブルース

ブルースはノラの心が脆いということを知って、常に人生の
選択を誤っている事を語る。ただデーモンのことに関しては
ブルースは完全に彼の事を見誤っている。

・葬儀社・ナーヴィック

明らかにリームの遺体が何処かで盗まれているのは明らか。
彼は火葬にしたとしていたが、実際には台の上にのせていた際
に電話がなり少し目を離した隙に盗まれたことを語る。
裏口で酒瓶が有り証拠として取ってあった。

・トッド・スパナ / 1963年7月32日生まれ

この人を見ていると、マスコミに騒がれることで金儲けして
いる「ハリーズ・ロー 裏通り法律事務所」のトミー・ジェファ
ーソンを思い出す。彼はリームの家の近くに住んでいて、
当時血を洗う姿を見つけた際に通報したことで一躍スターになっ
た。その彼から色々と話を聞くシーンが多かった。

彼はブラックマーケットの裏事情もよく知っていて、そこで
ニックが潜入していくことになる。

■証拠

・デーモンの腹部の骨の欠片

何と言っても今回はデーモンの腹部にある骨の欠片がキーアイ
テムとなった。更にデーモンの傷を調べると彼も幼少期には
虐待を受けていたであろう事を知る。

・ブラックマーケット

ネット上で開催場所が示されて、非合法の殺人鬼グッズが売られ
る場所が有る。ニックが模型殺人犯ナタリーの模型を持って
その場にいくことに。

・銀色の痕跡、黒のスエードのヒモ

皮のジャケットについているフリンジ。
リームが着ていたジャケッドであることが写真に掲載されていた。
ニックがブラックマーケットで手にしたジャケと骨のナイフは
偽物だった。
偽物の骨はジェラルド・パーマーのもの。クリーブランドの
葬儀屋が15年前にオハイオでの死刑の後に引き取っていた。
ロイ・ナーヴィック。

ナーヴィックから客のリストを受け取っていく。
そして冒頭でIDの提示をされたカイルが犯人だということを掴ん
でいく。

■人の趣味はそれぞれ

アルは人間は誰もが多少なりともおぞましい好奇心を持っている
ことを語り、自分もボニーとクライドの車を家族で見に行った
事を語っていた。その時には車の前ではしゃいでいたという
ことを考えれば今回の件でも若者たちを非難出来ないのかも。
そもそもアルの趣味/設定としては、「有名人の遺体をスクラッ
プにして取ってある」
というものがあるくらいだからね。

エドゲインというノーモン・ベイツのモデルになったものの言葉
として「誰でも趣味を持つべきだ」としていたシーンも有った。

■使用された曲

・Who Are You by The Who
・Am I Evil? by Metallica

■出演者

D.B.ラッセル (Ted Danson) CSI主任・S12より
ジュリー・フィンレイ (Elisabeth Shue) CSI・S12 #14より
ニック・ストークス (George Eads) CSI ・ S12・昆虫学
サラ・サイドル (Jorja Fox) s10で復帰
グレッグ・サンダース (Eric Szmanda) CSI研究員
アル・ロビンス (Robert David Hall) CSI検死官
デビッド・ホッジス (Wallace Langham) CSI
デビッド・フィリップス (David Berman) CSI (眼鏡の方) 検死
モーガン・ブロディ (Elisabeth Harnois) L.A市警、SID、エクリー 娘
ヘンリー・アンドリュース (Jon Wellner) DNA

コンラッド・エクリー (Marc Vann) CSI
ミッチェル (Larry Mitchell) 捜査官

トッド・スパナ (Rob Estes) リームを通報して逮捕させた男
ロイ・ナーヴィック (Dominic Hoffman) 葬儀社
ブルース・ウォーターズ (Greg Evigan) 父親
カイル・ジェサップ (Richard Harmon) デッドオウルクリーク在住
ノラ・ウォーターズ (Mekenna Melvin) メディテレレニアンホテル
レイチェル・ウォーターズ (Haley Hauser) ノラの姉
アレックス・フリエル (Skyler Stone) デーモンと共同経営
デーモン・ハーロウ (Bobby Campo) 被害者、殺人鬼グッズ展示会
ジェイコブ・ウォーレン (Rodney Eastman) ブラックマーケット
— (Joseph Buttler) Random Collector
— (Nate Shelkey) Random Collector
— (JR Sellers) Random Collector
— (Aldo Vipp) Collector
— (Marco Virgilio) Collector
若い頃のノラ・ウォーターズ (Sloane Coombs) 7歳の頃
— (Patrick Cox) Burly Guy
— (C.J. Hoff) Pasty Guy
ルーカス・リーム (George Jonson) Sin City Slasher/殺人鬼
ガナー (Chris Kerson) ブラックマーケット
— (Spencer Andrews) Menace Groupie
ケイトリン・ラキッシュ (April Bowlby)
— (Eric Shackelford) Unabomber Wannabe

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