サイバー諜報員 ~インテリジェンス~ Intelligence 第13話 人間の証し Being Human

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March 17, 2014
第13話 人間の証し Being Human

脚本/Barry Schindel、Michael Seitzman 監督/Stephen Williams
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ハッチャーとバーナードがホテルの一室で殺害されて発見され
る。防犯カメラ映像から割り出した結果、現場に居たのは
ガブリエルでありCIA長官のテタズーはガブリエルによる計画的
犯行だろうという。またはチップがハッキングされて彼が遠隔
操作されていたのかどうか。
リリアンの上司のウェザリーはリリアンの指揮権を剥奪し、
テタズーにそれを任せる中、リリアンは犯人はメイ・チェンで
ある事を語る。
リリアンたちは密かにガブリエルと連絡を取り合い、公園で
遭おうとしていたが、何者かによってガブリエルは狙撃され
る。ライリーは車でガブリエルとメイ・チェンを乗せる中、
ガブリエルはそのまま西に向かってくれと告げる。

三人はある一軒家に到着すると、その家に住んでいたのは
ガブリエルの母・メアリーだった。
ガブリエルは母に頼み事が有るとして、銃で撃たれたが病院に
はいけないことを語る。メアリーは銃弾による怪我を扱うのは
30年ぶりだと告げ、しかも自分で取り除くのは初めてだと
語る。私は従軍看護師だったのだという。メイ・チェンは
メアリーの手が震えていることを指摘すると、ガブリエルは
母に酒を飲ませてやってくれと語る。麻酔無しで手術するなんて
無茶苦茶だと語る。

メイ・チェンが手術する間にレンダリングによってガブリエル
の世界に入り混んでくる。痛みを避ける為に中に入っている
のだとして感謝してとライリーに語る。
メイはガブリエルに対して私たちには共通点が多いことを語り
互いに父と兄弟を失っていること。知っておいて欲しいとして
貴方が仕えている政府の真実を教えるというものだった。
キャメロン州知事は次期大統領候補者だが、気の毒なことに
彼女は死ぬのだという。暗殺者は私だけではないのだという。
そしてガブリエルに対してあなたは間違った側に付いている
のだとし、貴方が仕える政府の人間が貴方を陥れる為に私を
雇ったのだという。そんな人物が貴方と私を消そうとしたの
だとし、次はキャメロン州知事だというものだった。雇い主
は誰なのかと問うと、メイは分かっていたら殺しているところ
だという。いずれ真実かどうかは分かることだという。
それを告げるとメイは居なくなってしまう。ガブリエルはライリー
に対してメイを探せと語る。

一方リリアンとウェザリーとテタズーは公園での銃撃事件に
ついて話合う。テタズーは撃ったのは私のチームではないと語る
が、リリアンはあなたたちが邪魔しなければ彼らを確保出来た
のだという。ホテルでハッチャーとバーナードを殺したのはメイ
である事を語る。
テタズーは部下たちにガブリエルは負傷しているので病院など
の医療機関を探す様指示する中、生死を問わず武力で確保しろ
と命じる。しかしリリアンはテタズーに対して、あなたが
狙撃命令を出していないのであれば、他に狙撃しようとしていた
ものが居るということになるのだとし、つまりガブリエルは
犯人ではないということになるという。武力命令は撤回する様
求める。ガブリエルは戦闘機ではないのだとするが、ウェザリー
は例えそうでもメイが操作をしているのであれば、戦闘機と
同じようなものだという。チップが外部からの攻撃の影響を
受けやすいという報告が出ているのだという。

ガブリエルはライリーに対して、メイがサイバーレンダリング
の中でキャメロン州知事が暗殺の件を話していた事を告げ、
俺たちを狙っているのは政府の人間だと言っていた事を語る。
テタズーによるものなのか。ガブリエルは俺はいわば高額の
兵器のようなものだが、殺さなくても良いはずであり、あの
場所で狙撃命令を出すことはないのではないかという。
メイの話は満更ウソではないと語る。これからどうするのか。
キャメロンが地元の議事堂に戻っている事を知る。
ライリーに対してキャメロンが殺される前に警告にいくべき
事を告げ、政府にコネが有るのだろうと告げる。

メリーランド州・議事堂。
ライリーは元同僚であるグリフィンに対して、同僚のよしみで
キャメロン州知事と5分だけ話をさせて欲しいと頼む。

一方リリアンは、ジェームズや博士たちに、イラン諜報機関に
よる「フラット作戦」が有ったことを語り、それが一連の事件
に関わっているのではないかとすることを口にする。その作戦
とは、80年代からの極秘作戦でイランがアメリカ政府内部に
工作員を潜入させるもの。旧ソ連の計画と違うのは、アメリカ人
を寝返らせていることだという。ハッチャーは政府内の工作員
を見つけてバーナードに報告した為に二人は殺害されたのだという。
犯人を突き止めないと二人が危険である事を語る。
博士はガブリエルは父は戦死しているが母が看護師をしている
と言っていたことを思い出し、そこにいるのではないかと告げる。
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ガデリエルは殺人の容疑者とされる中、自分の事を犯人に
仕立て挙げたメイから自分を雇ったのはアメリカ政府内の
人間であり、今度はその人物にメイ自身も狙われたことで
ガブリエルは彼女の声にも耳を貸していく。
アメリカ政府内にいる人物が関与していることを知って、
事件にはイラン諜報部が80年代に計画していたとする
「フラット計画」の一員が政府内にいて、殺害を企てたので
はないかとする疑いを持っていく。

いよいよ最終話。
どの時点でこのドラマでの打ち切りが決まったのかは分からないけど
それでも可能性を残して終わるという辺りが、またアメリカのドラマ
らしいところ。

最終話を前にして、ドラマを盛り上げる為とはいえ主人公である
ガブリエルに銃弾を喰らわせて重傷を負わせるという展開を
描いてしまうと最終話に於ける展開が苦しくなったりするんだよな。
まぁ結論から言えば犯人が年寄りもウェザリーだったので、
彼を追いかけるガブリエルが負傷していないと、体力的にも
釣り合わないところが出てくるのでその辺の整合性を図る為なのか
とも思えるけど、彼の居場所を調べる為に衛星にアクセスして
熱感知をする辺り、寧ろもの凄く時間がかかっているような気がする
瞬間だった(笑)

「フラット計画」そのものが80年代の代物で、その計画の一味だと
される人物が写された写真が1989年のものであるということを
考慮すると、ある程度年齢的には限定されるものがあるよなぁ。
写真の裏にはベンガル、スマトラ、ジャワ、カスピ、バリ、
シベリアと書かれていたのですぐに虎か島だなということが
分かるけど、リーランドから100人以上の工作員の中から
も特に英雄視されたとする6人の人物を称して「6匹のトラ」と
言われていた(噂が有った)ことが分かる。

80年代当時の写真のモザイクにはボックスブラーと呼ばれる
ぼかし技術が採用されていたとして、基準値が分かれば
復元が可能だということでガブリエルが自分を襲ってきた
人物・トーマス・オリヴィエを解析し、犯罪者を突き止めていく。
その中の一人は案の上、上述したウェザリーだった。

2人のチップを持つものがいてもその犯人にたどり着けない辺り、
相当慎重な組織だなと思うけど、ネットにのった情報はほぼ
秘密には出来ないくらいの設定だったのに、都合の良いところだけ
見られないというのはちょっと考えづらいな。

最後に「クロックワーク計画」についても捕らわれているウェザリー
から語られるところが有った。

君の父(リーランド)は「決断こそその人間の真価が出る」とのことだが、
「私は人の決断で動かされている」こと。
19世紀の小説のタイトル「世界一有能な男」というものが引き合いに
出され、「素朴な心を持つ男が逝かれたDr.によって、クロックワーク
・・つまりゼンマイ仕掛けの脳をもらう話」だという。

「それは人間の脳より遥かに優れていて、悲劇的なのは彼が人間では
無くなったと気づく所にあること。結果機械となったその男は
常に社会から見下され、爪弾きにされ仲間に入れてもらえなくなる
こと。男は生きている限り孤独なる。」

ということでガブリエルのことを指してそのように称しているの
だろうけど、ガブリエルの母は、「ウェザリーは洗脳されていた
のでしょ?」と問い、「マイクロチップが無くても人間は操られる
ってことよ」と告げ、戦争での悲劇を間近で感じて居た従軍看護師を
していた母親らしい言葉のかけ方だったのかなという感じ。

このドラマのベース的には、キューブリック監督が映画化した
アンソニー・バージェスの「時計じかけのオレンジ」なんかを
意識してのドラマなのだろうけど、半導体のチップを入れるだけ
で人がコントロール出来るというのは正直ちょっと考えづらい
設定だったな。例え現代医学でも脳が解明されていないという
ことを考慮しても、脳の力が100%発揮出来るだけのチップが
開発されても、人間の肉体そのものには物理的限界があると思うしね。

リリアンの父・リーランドがメイ・チェンに依頼している人物だった。
メイ・チェンは金の為ならば・・・って役所だけど、この人の能力
が有れば、簡単に金など作れそうな気がするぞ。

ガブリエル・ヴォーン (Josh Holloway) サイバー諜報員
ライリー・ニール (Meghan Ory) 元シークレットサービス
Dr.シェナンドア・キャシディ (John Billingsley) 博士、チップ開発
ネルソン・キャシディ (P.J. Byrne) ジェナンドアの息子
クリス・ジェームソン (Michael Rady) サイバー軍
リリアン・ストランド (Marg Helgenberger) サイバー軍の司令官
アダム・ウェザリー (Tomas Arana) 国家情報長官 (DNI)

ジェフリー・テタズー (Lance Reddick) CIA長官 (DCI)
メイ・チェン (Faye Kingslee) チップを埋められた人
ジョセフ・バーナード (Mark D. Espinoza) FBI副長官
メアリー・ヴォーン (Debra Mooney) ガブリエルの母
クリスティ・キャメロン (Bonita Friedericy) メリーランド州知事
パービス・シラジ (Tony Amendola) フラッド計画の一人
リーランド・ストランド (Peter Coyote) リリアンの父
トミー (Jeff Corbett) キャメロンの補佐官
ハンター (J. Downing)
— (Kent Shocknek) Reporter
— (Angel Izard) Reporter
— (Gary Dunkel) CDOC Tech Agent

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