CSI:科学捜査班 シーズン15 第18話 別れの夜 The End Game

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第18話 別れの夜 The End Game

脚本/Christopher Barbour
監督/Alec Smight

【これまでのあらすじ】

ギガ・ハーバー・キラーのジャレット・ブリスコは双子だった。
釈放を祝う贈り物があるとしてマヤがおとり捜査で引き渡され
そうになる。指紋が出たとしてショーはウィンスロップの共犯
だという。ガイシャはみんな売春のバイトをしていたがやっと
元締めが分かったというフィン。娘のエイミーは何処だとして
ショーはマヤと引き替えに渡してもらう。その現場でショー
はブリスコを射殺。ウィンスロップは竿カギで相当怪我して
いたが逃亡犯となる。追いつめられた野獣は牙をむくという
ラッセル。

【ストーリー】

タトゥーの彫り師の二人はウィンスロップに対して体に絵を
入れる。
「ジャレッドはここを出て行くつもりはない。計画が違うだ
ろうとし犠牲を払えば代わりに永遠のの命が手に入ると言った
だろう。」
としていた。ポールは亡くなったジャレッドに対してこの目は
お前の物、この心臓はお前のものだと語る。

ニックはラッセルのオフィスに行くとヒゲ面をしているラッセル
に驚く。君の方はスッキリしたなという彼。サンディエゴの
鑑識課から正式な打診があったとし後任として君をラボに率いて
欲しいとのこと。これは飛躍のチャンスだぞというラッセルに
追い出そうとしています?と問う。辞めて欲しくはないがチャレン
ジは応援するという。
フィンはホッジスにサンプルを渡したので今日は上がるという。
帰宅するとフィラデルフィアの母・カレン・フィンレイから
荷物が届いていた。今度は一体何なのか。箱を開けてみると
カストルとポルックスの双子座の像。そして瓶の中には指のサン
プルが入っていた。非通知でフィンの元に電話がなる。ポール
からの電話で届いたかなと。脅かしたかったのなら成功よと。
これは始まりに過ぎない、終わりの始まりだという。

フィンはラボにその箱を持っていく。
差出人は私の母の名になっていたのですぐにフィラデルフィア警察
に警護を要請したという。
「神話ではカストルが殺された後、ポルックスはゼウスの元に行
き永遠の命を亡き兄弟と分かち合いたいと懇願する。願いは聞き
入れられ二人は天空へ・・それが双子座だと語るラッセル。
切断された指はヤツがブリスコと一つになったというメッセージ
なのかとフィン。一層パワーを増したと言いたいようだと。
エクリーは地上に話を戻せとし、ブリスコが刑務所にいる間に
ポールには別の相棒がいたのだという。現場の録音から足音が聞こえ

たのだろう?ショーのヤツなのではないかという。エイミーの
誘拐とはデッチ挙げかもというエクリーだがフィンはそれはない
という。。それなら何故ショーは情報をネタに司法取引を要求して
いるのかという。初耳だとするフィンとラッセル。ショーと話す
というフィン。

サラは小包の問い合わせ番号もバーコードもデタラメだったとニ
ックに伝える。ニックの方は何か分かったかと問うと、同じみ
のパターンだという。箱のヒモが人の組織で出来ていたこと。
ヘンリーにDNAを調べてもらうという。サラにニックはサンディエゴ

の件で話が有るという。鑑識のノーラン主任が職を退くので後任
に指名されたという。ここのみんなと離れるし責任も重いという。
でもビーチがあるし車で4時間半の所なので私はしょっちゅう遊び
に行くというサラ。しかしニックは今日までやって気がついた
ことがあるとし大事なのは出世ではないと。
サラはグリッソムが居ればこういうハズよとし
「最善を尽くせる場所へ行け!」と。

ショーの元に行くフィン。
するとちょうど弁護士を追い出すところだった。
フィンはある情報をネタに司法取引するのかと問う。ショーは
君にならば話しても良いという。俺はポールの相棒だと疑われて
いるが事実ではないという。今の状況だと説明は難しいと。
本物の共犯者が見つかれば別だという。娘が浚われる前に俺は
突き止めたこと。ヤツに女子大生を斡旋していたのが誰か。
デートクラブで死んだレベッカ・ローウェルが元締めでしょ?と
いうフィン。それもそうだが、でも裏である男と繋がりが有り
その男に金が流れていること。ポールの会社から大金が流れて
いるという。それは誰なのか?俺じゃないと話さないという。
仮出所48時間で落とせるとし教会で説教をしているポン引きだ
という。以前一悶着有っただろうとし、君も知っているブラザー
ラーソンだという。

ニコールはラーソンの元に来ると逃げてきたことを語る。
触られたくないとし足を洗いたくてアンタの教会にたどり着いた
のだという。こういう事は辞めたいのだとすると、神は汝に
贈り物を授けたのだという。美貌だと。無駄にするのは罪であり
罰当たりだという。今夜は帰って眠ると良いとし封筒を渡された
だろうとして神父は受け取る。

ラーソンの元にショーがやってくる。
ラーソンは新聞を見たとし偉い目に有ったようだが何故ここに
いるのかと問う。ポールと共犯に思われているのだという。違う
と知っているだろうとし金の流れを掴んだのだという。ずっと
売春稼業を見逃してきたのだから貸しを返せというショー。
警察に情報を売るぞという。ラーソンは隠しマイクをつけている
のか、そうでなければ誰か連れがいるのだろうというと、フィンが
現れる。ポールの犯行に手を貸したのか?と問うとノーだと語る。
女性を高額で斡旋した証拠があるとしヤツの居場所を言えば死刑
は免れるかも知れないわよと語る。確かに紹介して手数料を儲けた
が俺は女性に危害は川得ないという。協力はするとし金はポール
の父親のコリン・ウィンスロップから出ていたと語る。事件が起
きた時あの金を疑ったが事の顛末から家族ぐるみだったらしいな
と。父親が共犯なのか・・この親にしてこの子有りってヤツだと。
コリンは何処に居るのかと塔とラーソンはとっくに縁は切れている
と語る。献金だけ続いていると。

ヘンリーの元にモーガン。
瓶詰めの指の件で何か分かったかと問うモーガンに対して液体は
生理食塩水で血液ではなく別物。サンプルはホッジスに渡した
という。指はポールのものだという。置物にも血が付いている
がポールのものなのか?。双子の事件なので一応区別が付くように
抗体検査もして見たという。ボールのではなく別人で女性の血が
2人分だったこと。しかも双子だと。血液量は辛うじて検査出来る
程度。これはただのメッセージではなくヤツは凶器を送ってくれた
のだという。

グレッグはホッジスの元に行くとタトゥーをしているホッジスの
姿を見て”冗談でしょ”と語る。これはブリスコのタトゥーで
単純に貼り付けたフェイクだった。ポールのビンの水に混じって
いたのはインクでクライヤーズ社の朱色だという。彫り師は
それぞれに拘りを持っていること。クライヤーズの2番はとても
珍しいので使う彫り師は限られているという。彫り師はシアトル
在住。別れた妻が昨年ベガスに来ていたので双子の妹と住んでいる
のだという。置物で検出した二人分の血は女性のもので双子の
もの。その彫り師はアメリア・ヴァンス。マーゴがそこに引っ越
して来たとのこと。

■感想

いよいよ最終話。
とわ言ってもこの後、90分の枠でTV MOVIE化として放送される
CSI「終わらない街ラスベガス / CSI: Immortality」を前後半
に分けて放送するみたいなのでそれが最後になるようだ。
クレジットを見ると懐かしい面々が出ているようなのでどういう
形式で描かれるのかな。

いよいよギガ・ハーバーキラーの件が終了。
正直お腹いっぱいの事件で引っ張りすぎた感じもするけど、
それだけ殺していればまぁ狡猾でそう簡単には捕まるハズもない。
そもそも元々一連の事件を起こしていたのはこの双子共に
関わっていた事件なのかな。
ブリスコが行っていたのはマヤのストーカー行為だし、
ポールはその時には既にブリスコよりも更に凶悪な犯罪に
関わっていたのだろうか。そもそも内臓から糸を作るという行動
にはどんな意味があったんだろうか?

流れを見ればやはり自分たちを生んで捨てた母親に対する
憤りが殺害に於ける犯行動機にも繋がっている。
15歳の時に妊娠した母のマヤは双子を育てることが出来ずに
捨てたとし、そしてそのマヤを妊娠させたのがラーソン牧師に
よると父親のコリンだということで近親相姦説を打ち出してくる。

双子に加えて近親相姦なんていうと面倒な事件になりそうだと
思わせたけど近親相姦説はラーソンの嘘。聖職者なのにこの男
ホントに嘘と罪ばかり繰り返している。「ここはベガスだ」と
言われると例によって何も言えないけどね。

ただかつては双子というとDNA捜査が難しかったけど、その後
上手いこと見極めるようなことがDNAレベルでは出来る様になって
いるのかな。

■事件

再びギグハーバーキラーが始動を始める。
ターゲットはフィンに対するもので、今回はやたらと星座に
関係したメッセージが含まれていたけど、元々ブリスコが生きて
居た時にも双子座のことでメッセージは送り続けていたっけか。

フィンの元には母親の名前の元で小包を送ってくるが、中に
入っていたのは女性を殺害した凶器と自らの指だった。

個人的なことだけど同じ日に「LAW & ORDER : クリミナル・
インテント」
のS7の最終話を見ているのだけど、長らく謎と
されていたゴーレンの父の件に触れたり、また愛するものたち
が殺されているという面で何処か共通するところが有った。
それ以外でも細かく見ていると似ている要素が多かったな。

■捜査

キーマンとなったのはブラザー・ラーソンだった。
この人、S13-22とS14-1に登場してモーガンが誘拐された際に
登場している。

S13-22

第22話 地獄の9つの円 Skin in the Game 脚本/Christopher Barbour 監督/Alec Smigh...
S14-1
https://dramatimez.sakura.ne.jp/blog/?p=3763

また今回は娘のエイミーを誘拐されたショーがポールたちに
よって操られていたことも発覚した後の流れが有り、そのショー
がブリスコが収監されている間の共犯者ではないかとする
疑いの目をもたれた。しかしショーは金の流れから、別の誰かが
ラーソンに金を送っている流れが有り、そこからラーソンに
全てを聞くことになる。

ポールを助けたのはコリンではないかということ。

■捜査官たち

フィンの元に瓶詰めの指が送られてきた。
フィンの母は現在フィラデルフィアに住んでいる様で・・
5年前までフィンはラッセルと共にシアトルに住んでいるので
東から西に移動してきたのか。

現場には指、糸、繊維、レコーダー、血痕などが落ちていた。

・ヘンリー&ホッジス

今回はフィンに送られてきた指や置物を調べていた。
指はポールのもので間違い無い。

ホッジスは今回瓶詰めされた水分を調べそれがタトゥーのインク
だと突き止める。そしてそのインクを使っているのがヴァンス
姉妹だということで住所も突き止める。

・グレッグ

「ハイパースペクトル イメージング技術」といものを披露。

この技術、血の色素、ヘモグロビンがカギで時間が経つと血液は
酸素と反応して化学変化を起こすこと。血の色は赤から茶色へ
変化するが、このカメラを使うと可視反射スペクトルのパターン
を表示してくれるとし基準となる血と比較してスペクトルの
違いから血液の鮮度を調べられるというものだった。
殺害は12時間前だと判明する。

・モーガン

今回はコリンの家でラーソンと会話している防犯カメラ映像が
有った。何を会話しているのか分からない為に、モーガンは
最新ソフトを利用して会話している際に周りにある全ての物体
の細かい振動を記録して生み出した音源から会話の内容を
再現するという凄いテクを使った。モーガンはこのシーズン、
随分と新しい鑑識技術を披露している。
これも女性たちで鑑識フェスティバルのようなものに行ったこと
が上手く仕事に還元されたのか。

・ニック

サンディエゴ郡にブライヤー・クラークという自然保護団体が
有り、その施設にコリンが居て息子を匿っているのではないか
とされた。そこで一緒に見つけに行く。
ニックはサンディエゴ郡の鑑識課の主任としていくことがほぼ
決まっている様なので、エリス捜査官は早速ニックにご挨拶
というところなのか。

■最終的には・・

元々ポールとジャレットの双子は15歳の時にコリンの娘・メイ
が娘と関係を持ち妊娠して生んだが育てられないとして修道院に
逃げそれぞれ養子として出されたという。

しかしポールとジャレット。実はこの牧師のラーセンの息子。
メイはシスターアリスとして今でもシアトルの修道院にいること。

いち早く現場にいったフィンはポールによって殺されていて
そこに行ったラッセルも人質とされた。サラたちは連絡が付かない
ということですぐにポールたちの元にいく。

ミッチがポールを撃ってしまったが、ラッセルはフィンは瀕死の
重傷の状況で何処に居るか分からないという。ポールは砂漠に
埋めたとしているが、そんなに時間が経過している訳では無い。
どうやってフィンの遺体を車のトランクまで運んだのか謎だし
何でまた部屋に戻ったのかも謎だけど・・

フィンは病院に運ばれているが意識は戻らない。
今回やたらとシナリオの中に植物のネタが語られてて、
コリンのことを「息子ま病的性癖を育てただけでなく本人も重傷」
と語っただけ有って、フィンが植物人間のようになってしまった。

ニックはグレッグとサラに見送られてやはりサンディエゴの
CSIの主任として異動するようだ。
最後にマッカーシーの店に行こうと誘っていた。

このシーズンは最後のシーンはいつもロッカールームで締めくく
られるところが殆どだったけど、ニックのロッカールームの中には
昔の写真が有ってグレッソムとかウォリック、キャサリンも
一緒に写っていた。

■その他

・シラヌーシュ・サヤド氏への追悼メッセージ

Siranoosh Sayad (1937年~2015年)

ラストでメッセージが出て来ました。
wowowのライターのLumiさんのところを見ると衣装スタッフの方
と書いて有るので亡くなってしまったのかな。

・アポシナム・カンナビュウム/バシクルモン

外来種で雑草。何処にでも有る。縄に付着して居た。

・アルテミス / サボテン

花粉も縄に付着して居た。アルテミスとは「狩りの女神」のこと。
ゼウスの娘でアポロと双子だとサラとホッジスが話有っていた。
この花粉は希少価値が高く値段も高額。温室で丹念に世話が出来る
リッチな愛好家のみしか出来ないということで、ガーデニング
趣味のコリンが疑われる。

・回想シーンでテイラー・スウィフト

CSIでこんな人も出ていました的エピか。

http://itawind.web.fc2.com/kaigai/csi/csi_k916.htm

■使用された曲

・Who Are You by The Who
・I Lived by One Republic
・Deep Six by Marilyn Manson

■出演者

D.B.ラッセル (Ted Danson) CSI主任・S12より
ジュリー・フィンレイ (Elisabeth Shue) CSI・S12 #14より
ニック・ストークス (George Eads) CSI ・ S12・昆虫学
サラ・サイドル (Jorja Fox) s10で復帰
グレッグ・サンダース (Eric Szmanda) CSI研究員
アル・ロビンス (Robert David Hall) CSI検死官
デビッド・ホッジス (Wallace Langham) CSI
デビッド・フィリップス (David Berman) CSI (眼鏡の方) 検死
モーガン・ブロディ (Elisabeth Harnois) L.A市警、SID、エクリー娘
ヘンリー・アンドリュース (Jon Wellner) DNA

コンラッド・エクリー (Marc Vann) CSI
ミッチェル (Larry Mitchell) 捜査官

ダニエル・ラーセン (Eric Roberts) 神父、ポン引き
コリン・ウィンスロップ (Barry Bostwick) ポールの父
ポール・ウィンスロップ (Mark-Paul Gosselaar) 双子
ダニエル・ショー (Mark Valley) 元フィンの同僚
カイル・エリス (Brandon P Bell) サンディエゴ郡保安官
ニコール (Kathryn McCormick) ラーセンに仕事が嫌だと訴える。
アメリー・ヴァンス (Shannon Baker) 双子
マーゴ・ヴァンス (Shauna Baker) 双子
— (David Kearse) Man

— 回想シーン —
ウォリック・ブラウン (Gary Dourdan) 元CSI
シスター・アリス (Colleen Flynn) “メイ”、修道院、双子の母
キャサリン・ウィローズ (Marg Helgenberger) 元CSI
本人出演 (John Mayer) 元被害者
マヤ・ラッセル (Brooke Nevin) 主任の娘
ギル・グリッソム (William Petersen) 元CSI
ヘイリー・ジョーンズ (Taylor Swift) 元被害者

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