殺人を無罪にする方法 How to Get Away With Murder シーズン2 第12話 脅迫メールの罠 It’s a Trap

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第12話 脅迫メールの罠 It’s a Trap

監督/Mike Listo 脚本/Joe Fazzio
Tanya Saracho

【これまでのあらすじ】

キャサリンはアナを撃ちましたとしフィリップにクスリを嗅が
されたと語る。ケイレブは警察は教えてくれないがフィリップ
の居所が知りたいとしてアナに探して欲しいとするが、彼女は
助ける義務はないと一蹴する。コナーにメールが届く。
ある夜の動画ファイルだとし、撮影してきたのはフィリップだ
ろうと。ローレルはフランクにこんな関係は続けられないとして
嘘ばかりついていることに言及する。するとフランクはライラを
殺したと告白。10年前、ローズの元にアナは近づくとあなたも
息子さんも傷つけないとして近づく。ローレルはウェスが
精神病棟に強制入院させられたとしてボロボロになっているので
許してあげてという。アナはウェスの元にマホーニー裁判事件
の頃の資料を持っていく。

【ストーリー】

ウェスはアナがアパートのドアに置いていった資料に目を通す。
新聞記事が入っていて、タイトルには
「FBI情報提供者遺体で発見」
「(チャーリー)マホーニー氏の婚約者(ヴィッキー)撲殺される」
「息子は無実だ。(ウォレスとシルヴィア)」
「マホーニー氏殺人罪で裁判へ(2005.9.30)」
と書かれていた。

●10年前
喫茶店でアナはローズに座ってくれという。私が弁護士と知った
ら避けると思ったのだという。知っていることを正直に話して
欲しいという。しかしローズは面倒は困るとし巻き込まないでと
語る。

アナは拘置所のチャーリーの元に行くと”あの夜”のことを話して
と語る。また話すのかと言うと、法廷では完璧な供述が必要だ
という。ボクは一番に出社して最後に退社するという。
24時頃眠くなったので帰ることにした。荷物をまとめていたら
清掃員が部屋に入ったという。彼女とは天気の話をしたとし、
確か雨のことを言っていたと。
路面が滑りやすくて慎重に車で帰宅すると家の前にパトカーが
停まっていたこと。交通事故かと思ったがボクの家だと気がついた
という。急いで戻ると中でヴィッキーが血だらけになっていた
という。

アナは同時にローズにも”あの夜”のことを聞いていた。
私は夜勤で働いていた。時間は午後20時から午前3時まで。
11階へは?24時頃行ったという。エレベーターで誰か見たか?と
問うと誰もいなかったが役員室に人がいた。マホーニーさん
だとし息子の方・チャールズだという。社長は早くに帰るから・・
天気/雨のことを話したという。
アナはローズに対してそう言えと指示されたのか?

アナはローズとチャールズの意見を聞いた後に、彼にローズの
意見と一致しているし証言してくれるというのでアリバイは
成立だと語る。

●現在
ヤツのアドレス名は”アルゴス”。ギリシャ神話に登場する人物で
100の目を持ち何でもみて居る巨人の名・・つまりフィリップは
全てを見ていたのだろうというコナー。アドレス名で脅すなんて
オシャレねとアナ。何をしろというのかという。
私はその動画に写っていないとすると、コナーは根に持たないで
下さいという。ダメだとし酷い言葉で傷つけた癖に・・という。
撃ったのはローレル、あんたは逃げたのだという。そして
あんたはここに写っていないとし不思議ねとコナーに告げる。
俺が自分で送ったというのか?というコナーに対してあなたたち
なら十分あり得るというアナ。俺はあの夜狼狽えて録画する余裕は
なかったし、あの後家の中に戻り出血の処置をして血を止めてい
たから先生は助かったのだという。俺たちには先生の助けが必要
です。助けて下さいというと、アナはやっと礼儀を思い出した
ようねと語る。みんなには知らせない方が良いとしアッシャーは
取り乱すかもというコナー。元はアッシャーのせいなのよという
アナはウェス以外は全員呼ぶのだという。

ローレルとフランク。
ローレルはみんなで一生懸命レベッカを弁護したしあなたも裁判
を普通に見ていたでしょと。私たちがサムを殺したことを構わな
いと思えたりねライラを殺したのがサムだからでしょ?あなたでは
ないというローレル。しかしフランクは俺が殺したんだよという。
何でなのか?答えられないのは嘘だからだという彼女。
理由を言ってという彼女。仕方が無かったのだというフランク。
そんな中アナから電話だとすると、ローレルは電話には出ないで
と語る。アナがライラの妊娠を知ったので殺せと言われたのか
と問うがちゃんと話すから待ってろという。
電話はボニーからであの夜の動画ファイルがあるのだとして事務所
に来てという。ローレルを呼ぼうとするが既に居なくなっていた。

ボニーはフランクに対して遅いわとしローレルはどうしたのか
と問う。知らないという中フランクは動画を見せてくれと頼む。
ミカエラは返信でもする気か?と。またオリバーに逆探知させよう
というアッシャー。今回は危険だというアナはフランクの知り合い
に頼んで送信元を調べさせてと。相手はハッカーだとし、IPアド
レスからじゃ探れやしないというコナー。
アナはこれは罠だという。動画を警察に渡せば私だけじゃなく
彼自身も現場にいたことがバレるのだという。
「いつも通りママに任せれば良い」というアナ。

ローレルはウェスの元にいく。
大量の資料が部屋に広げられていた。ローレルはチャールズ・
マホーニーって誰なのか?とするが関係無いというウェス。
一体どうしたのかというが、君こそどうしたのかと言われる。
チャールズのことを話してくれたら私も話すという。何で彼の
裁判資料を持っているのか?アナが持って来たのだとし玄関前
に置いて遭ったのだという。ボクのことを悩ますためだろうと。
母のことをアナは知っていたんだと。

■感想

コナーの元に届いた脅迫動画は、ハプストール家から逃げ去る
生徒たちのものだった。コナーはアナリーズに相談に行くも、
アナは私が写っていないので助ける義理もないとして一蹴する。
特に刺されたアナに対して生徒たちは酷い言葉をかけて辞めて
いったのである。しかも動画にコナーの姿がない為に、これも
あんたたちの引っかけではないかとするが、コナーはアナを
助けに戻って蘇生措置/止血をしていたからこそ助かったことを
告げ、アナの存在が必要だとしてお願いする。
アナはそんな彼らが一応礼儀を守ったことで”ママがまた助けて
あげる”と語る。

ドラマとしてはローレルとウェス組の流れとアナたちの流れが
別々の流れになった。

ドラマとしての中心は脅迫動画というよりも、10年前にアナリーズ
が妊娠していた時にクライアントとして雇われたチャールズ・
マホーニー事件を扱うものだった。

ローズ殺害に関してウェスたちが別の流れで調べることになるが
最後に衝撃の展開が有る。ウェスが実の母を刺したのではないか
ということ。映像としても描かれていたがただナイフを持って
いただけの光景かも知れない。
それともアナがネイトを一度犯人に仕立てたように、過去の件
でも色々と自分に都合良く進める為に操作して、ウェスならば
そんなに罪に問われることはないだろうという計算の元で
犯人に仕立てようとしていたのではないのかという疑いも有る。

■今回の裁判

・合衆国対チャールズ・マホーニー

被告:チャールズ・マホーニー
原告:合衆国・検事シューラー
被告側弁護士:アナリーズ
被告のアリバイ証人:ローズ
判事:エドウィン・コーグリン
捜査官:FBIケイン

裁判の流れは10年前のマホーニーの殺害事件嫌疑を晴らす為の
もの。マホーニー家もまた金持ち一家で両親もまた金儲けの
為にちょっとしたきな臭いことをしている。
新聞には裁判になったのは2005年9月30日付けの新聞に書かれてい
た。

この件はどうも複雑な流れが有りそうだ。
ある意味では現在進行しているハプストールの件とも精通して
いるところが有って、それらを紐解くと色々と共通している
ところが有って解明するのに役立ちそうだ。

この一家は「マホーニー投信」を経営していて、不正経理や詐欺
の件で長年FBIなど政府機関の監視下にある。経営者はチャール
ズの父・ウォレス。

しかし今回起訴されているのはチャールズの婚約者のヴィッキー・
モランが殺害されたこと。
検察は会社の不正を知らせた為に殺されたのではないかと
疑っている。

チャールズのアリバイが重要になり、彼は仕事を終えて自宅に
戻った際に妻のヴィッキーが殺害されたとしている。
そこで問題になるのはアリバイだ。

取りあえずその職場で働いていたローズがチャーリーのアリバイ
を証言出来るということで、アナリーズはオハイオ州クリーブ
ランドへ向かい、そこでローズとチャールズのアリバイ証言を
付き合わせることになる。

・証言するというローズ

ヴィッキーが亡くなった時に、チャーリーが会社に居るのを見て
いたとするがローズだった。役員室にいて、その時天候の話/雨
のことを話していたとされる。ローズは夜8時から朝の3時までの
仕事をしていた。そこで見たという。

・ローズにとって不利な点

何と言っても彼女は不法入国で働いていた事実が有る。
そして時給は7ドルで働いていたので金目的に見られる所も
出てしまう。

またこの裁判に関わったことで亡くなっているものも居る事から
匿名でリスクを犯さない方法での証言を求める。

・ローズの出廷拒否、そしてアナリーズの解雇

ローズは出廷しなかった。実際にはローズはチャールズをオフィス
で見ていないのではないかということ。宣誓証言すれば罪に
問われるのはローズだからね。

そしてアナリーズも雇われたのは単純に陪審員受けする為に
ウォレスが顧問弁護士にアドバイスされたとしていた。
マイノリティでしかも妊婦。
アナ自身妊婦だということを利用してローズに近づいた訳だしね。

■ローレルとウェス

ローレルはフランクがライラを殺害したことを知り混乱する。
アナに頼まれたからではないのか。そもそも本当にフランクが
殺したのかどうか。

今回はローレルはチーム・アナリーズに参加せずウェスと共に
ローズ・エドモンドやチャールズ・マホーニー裁判の件で調べる
為にオハイオ州・クリーブランドに行く事になる。

「裁判の公判記録」とか「検視所見」

ウェスの名前のギビンズとは里親がつけたもの。

・記録から見られる名前

サマンサ・ドラムフォード (検死官)
ヘクター・モラン (証人)
グレッグ・ディアブ捜査官
匿名(目撃者)G-34番 –> ローズ
Janee Manditsky (陪審員)
Tarah Dorlander (陪審員)
Ethan Turgenian / 2015.10.8 検死官
Mathan Jenlone / 2015.10.9 検死官

検視所見を見た所では、頸部切創による急性失血。傷の角度から
も自分で刺した傷だと思われるとされていた。

しかしローレルは一枚の書類を見て、刺した人物の第一容疑者に
被害者の12歳の息子と書かれている事を知る。

ウェスは今までアナが自分のことを優遇するかのようにして
守ってくれていた理由がそこに有ったことに気がついた様だ。

■現在の流れ

ママに任せれば良いとするアナリーズ。
しかし肝心のアナ自身はあまり子供のことが好きじゃないみたい
ね。

・脅迫の動画

フィリップの犯行だとしているが、本当にそうなのか。
コナーの元に送って来たということは、実はオリバーが監視して
いたりしないのかな。

脅迫の動画は2度来た。
1度目は100万ドルを口座に振り込めというもの。
2度目はアナとネイトが一緒にいるのを撮影されたもの。

ネイトに相談すると無視するのが一番だとされた。
アナ自身も一度取引すればただ要求を重ねて求められるだけだ
としてこの件は無視するという駆け引きを取ることに。
因みに相手は100万ドルを要求してきた。
アナはサムの死亡保険金で多少金はあるとは言っていたね。

ただ別にアナとネイトの動画が有っても何の意味も無い。
近くにいるということを示唆して怖がらせる為のものだったのか。

■その他

ローレルは父親は善人じゃないと語っていた。
自分は父親のようにはなりたくないとしていたけど結局は父み
たいな男と付き合い、そして楽しんでいる自分が居るという。
そんなローレルとウェスはキスする姿が有った。
誰だか分からないが撮影しているものがいるなら、このシーン
を撮影した方が、チーム・アナリーズは分裂すると思うぞ。

アッシャーは自首を考えていた。
ボニーはそうさせないとしていた反面、あなたとはもう無関係
だとして突き放す一面も有った。

■使用された曲

・Heaven by Majical Cloudz

■出演者

アナリーズ・キーティング (Viola Davis) 弁護士
ネイト・レイヒ (Billy Brown) 刑事、アナリーズの浮気相手
ウェスリー・ギビンズ (Alfred Enoch) 学生
コナー・ウォルシュ (Jack Falahee) 学生、ゲイ
ミカエラ・プラット (Aja Naomi King) 学生
アッシャー・ミルストーン (Matt McGorry) 学生
ローレル・カスティロ (Karla Souza) 学生
フランク・デルフィーノ (Charlie Weber) アソシエイト
ボニー・ウィンターボトム (Liza Weil) アソシエイト

オリバー・ハンプトン (Conrad Ricamora) IT部門、ゲイ
サム・キーティング (Tom Verica) セラピスト、アナの夫

シルヴィア・マホーニー (Roxanne Hart) チャールズの母
ケイレブ・ハプストール (Kendrick Sampson) 長男
キャサリン・ハプストール (Amy Okuda) 長女・妹
ローズ・エドモンド (Kelsey Scott) 清掃係、クリストフの母
ケイン (Julie Dretzin) FBI Agent
チャールズ・マホーニー (Wilson Bethel) 息子、殺人罪
アンリ・シューラー (Andy Umberger) AUSA
— (Jill Basey) 司書
ウォレス・マホーニー (Adam Arkin) チャーリーの父、
アーウィン・コウリン (Albert Malafronte) 判事
— (Yorke Fryer) Clerk / 検視報告書など
クリストフ・エドモンド (Issac Ryan Brown) 息子、12歳

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