殺人を無罪にする方法 How to Get Away With Murder シーズン2 第13話 ローズの真実 Something Bad Happened

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第13話 ローズの真実 Something Bad Happened

監督/Zetna Fuentes 脚本/Michael Foley
Warren Hsu Leonard

【これまでのあらすじ】

コナーはオリバーにスタンフォードに転入願書を出したことを
告げ俺と来て欲しいと告げる。ローレルはフランクからライラ
殺しのことを聴いたことに信じられず、アナが彼女の妊娠を
知ったので殺せと言われたのかと問う。ケイレブは何を信じて
良いのか分からなくなっていた。ミカエラは信じたいものを
信じてとして彼に近づく。コナーはまた”アキレス”からメール
が来たという。ウェスはローレルに対してアナは母の事を知って
いたのだという。(10年前)ローズにあの夜のことを話してアナ
は尋ねると役員室に行ったら人が居たとしチャールズだという。
アナは検事に対して彼女は匿名での証言を望んでいる事を告げる。
しかし彼女は証言に来ることは無かった。ウォレスは仲間の評判
を汚すなとアナに圧力をかける。アナはローズの元にいくと
彼は自分を裏切ったものに対して何をするのか分からないわよと
語るとローズはあなたも同じだという。クリストフは家に帰っても
いつも一人、あの日は血の海が広がっていたとする証言書のメモ
を見る。ローレルはこの文章に書かれているのは本当なのかとして
アナを問い詰める。ウェスがお母さんを刺したのか?と。

【ストーリー】

ウェスはセラピストのダルトン医師の元を訪ねる。アナが当時
母親が亡くなった当時に関係する案件の弁護士を務めていたこと。
母は重要証人だったという。オハイオに行って当時の公判記録
を調べたら母は証言はしていなかったのだという。きっと重要
証人だったから殺されたのだというウェス。

アナの元にはローレルが詰めかけていた。
ウェスが母親を刺したのか?ウェスもその記録を見たのかと問う
とそれを否定するローレル。書かれているのは本当なのかと
問うとアナはそれを否定する。何処かのマヌケが現場を見て5分
で書いた戯言だという。なら何故動揺しているのかとローレルは
アナに問い詰める。ウェスがこれを見ていたら大変だとすると、
阻止して正解ねとアナ。何故彼にこんなことをするのかという
ローレルだがアナはあなたが煽ったのでしょと。先生が資料を
渡すからだという。母を殺されたと知らせる為なのか?と。

ウェスはダルトンにボクは病んでいるでしょと。こんな事は他の
人には話せないという。死んだのは出廷を拒否した二日後だと
するとダルトンは私は警察官ではないという。ウェスは事実を
思い出させて欲しいのだという。あなたしか頼れないのだと。

アナはローレルに対してあれは自殺だと語る。警察が事実をねじ
曲げたのだと訴えるローレル。それを否定するアナ。それならば
ウェスには話しても良いハズだとしダメな理由を教えてくれという
ローレル。あなたは部外者だというと、ローレルは今は違うと
いう。今やウェスの恋人なのかとしフランクを利用尽くしたから
彼に乗り換えたのか?とアナ。私は力になろうとしているだけな
のにそんなに怒るなんて何かを隠している証拠だというローレル。
隠して当然だとし、あなたではなくウェス本人が聞きに来れば
ちゃんと話すという。ウェスはあなたに嫌われていると思っている
のだというと、それなら勇気を持つことねとアナ。

ダルトンはまずは記憶を確認しゆうという。お母さんが巻き込ま
れた裁判について彼女が誰かと話していた記憶は無いかという。

■10年前
クリストフは母に対してトランプ手品を見せようとして話しかける
が母は呆然としていた。
そんな誰かか訪ねてくるとローズは出てはダメだというのに
クリストフは勝手にドアを開けてしまう。すると底にいたのは
ICE(移民関税執行局)のホーだった。ローズは不法滞在者だった。
移民局に留置されるローズに対して担当弁護士のイヴ・ロスロが
やってくる。ローズは私はこの国に長くいるが悪い事はしていない
とし、ただの清掃員だという。イヴは嘘はダメですよとして入国
の話から聞かせてとし、あなたの入国記録がないと語る。

■現在
ローレルはウェスに電話するが留守録になっていた。
アナを避けている場合じゃないとしフィリップに関することで
話が有ると語る。
そこにフランクがやってくるとローレルは話す事は無いと言うが
知りたいと言ったのは君だとし、君が言わせたのだという。
まさかあなたがライラを殺したなんて思っても見なかったからだ
と。あのせいでサムが死んでレベッカには何かが起きたのだとい
う。彼女もあなたが殺したのかと皮肉るローレル。事実を忘れ
させる為に嘘をついているんでしょと。秘密は守るので安心か?
という。フランクは本当にゴメンと語るとローレルは何も信じら
れないという。

■授業
アナは生徒に対して私は毎日の様に依頼人に嘘をついていること。
汚いやり方だと思うかも知れないが賢い方法だという。
弁護士の仕事は依頼人を守ること。検事、判事、司法制度など
敵は様々だが実は「一番の敵は依頼人自身だ」と。
依頼人は実に愚かでこちらが情報を与えすぎると必ず困った行動
に出るのだという。

コナーは動画はネイトに報告した方が良いのではないかと言うが
アナは通報されるという。
ミカエラはケイレブには話さないのかとしあの家に一人で居るの
だという。ずっと騙してきたと告白出来るのか?というアナ。
ケイレブから金をもらったしフィリップが全員殺そうとしている
ので言うべきだというミカエラ。そこまで危険なのかというアナ。
アッシャーはハプストール夫妻を拷問して虐殺した異常者だという。
暴行を楽しむ反射会敵な人間だというローレル。しかしボニーは
生徒たちに黙りなさいと語る。

そんな中コナーはまたメールが来たと語る。
動画を見ると今朝のミカエラとケイレブが一緒にいる映像・動画
だった。心配で様子を見に行ったという彼女。敵は近くに置け
っていうでしょと。しかし見られていという。フランクは単なる
脅しだろというが、それなら成功ねというローレル。一緒に居れば
大丈夫よというボニー。
アナはコナーに対してパソコンを貸しなさいというと、命がかかっ
ているのだという。
アナはそのパソコンを持ってトッド・デンバー検事補のオフィスを
訪ねる。
アナは検事補に対して全面免責と引き替えにこのパソコンに入って
いる動画を見せたいという。

■感想

このドラマが親と子の問題が根底にあるのは分かるけど、
色々と親が殺害されたことに関係して、複数の事件で混迷して
いる流れが出て来てしまった。

自分の中の正義を貫くために辛い決断を見せたものが居れ
ば、人を恨みながら死んで逝ったものもいる。
どの人物も残されたものに関しては死に関して額面通りのもの
ではないと考えて捜査をしているので独立してしまう流れも
有って、なかなか一つにまとまっていかない。

何よりも現在親が不自然な死を遂げたという点では、
「ウェスの母のローズの問題」がメインとして描かれているが、
「アッシャーの父親の自殺の案件」とも被るところも有るし、
そして何よりもシーズン2のメインでも有る「ハプストール家の
両親の殺害事件」
についても何も解明されたものがない。

問題の風呂敷は広げられるばかりでシーズン1からの流れで
有るサムの死、ライラの死、レベッカの死の解明もまるで行われ
ず、依頼人を守る為なら弁護士は仕方が無いとでも言いたげな
感じで描かれている。

■2つのポイントとなる弁護士のテクニック

情報の扱い方や契約・法律問題に於いてはやはり弁護士は長けて
いるところが有る。

・過去
10年前の事件に於いては、アナはローズに対して依頼人のチャー
ルズに都合の良い証言をさせる為に、ICEに連絡して親子問題
を盾にして証言するよう求める。

・現在
現在の事件に於いては、検事補のデンバーと取引に行ったアナ
だがデンバーは免責を与える前にアナのシンクレア殺害に関する
証拠を押さえようとして事務所を捜索しようとして令状を取る。
令状が先かそれとも免責が先かということになるけど、
化かし合いの構図になり、令状は発行させる前に捜索させることで
証拠の有効性を無効化させた。この辺はアメリカの刑事ドラマ
でも相当気を使うところだけど、ある意味では相当面倒臭い(笑)

■嘘をつけないローズ、うるさいローレル

ローズはチャールズが当時あの現場に居なかったと知る人物なの
だろうけど、結局チャールズの婚約者のヴィッキーを殺したのは
本人で良いのだろうか?

ローズの嘘をつけない性格と他人に左右されない信念はウェス
にも引き継がれている。
ただ過去のクリストフの姿を見ると、この子がもう年齢からする
と仕方が無いとは言え、リスクを知らずに母親の言う事も
聴かずに、色んな勝手な行動を取っているところもまた問題に
なっているな。

そしてローレルはもの凄い勢いでアナリーズに食いかかっていた
けど、何故そこまでウェスの為に必死になるのか。
ローレルはアナリーズを問い詰める前にはフランクにも食いついて
いたし、真実を知りたがり屋さんで相当うざったい行動を見せて
いる。

■ローズの真相・・・というよりもイヴの真相

勿論ローズの死の真相は興味深く描かれている。
ただ数話前からイヴがこの一件に関わっているのかということが
提示されていたので、その意味が何なのかというところにも
繋がっている。

ローズはチャールズやウォレスの悪党っぷりを目にしていて、
許せないところがあるのだろう。そんな人物を無罪にする証言
をするくらいならば自分は死を選ぶと考えたのだろうか?
ただ過去の映像では、あくまで夢だったけど、撃たれて回復した
アナリーズの元にローズに赤ちゃんを預けに来る光景が有ったよ
ね。鎮静剤で相当ハイな状態な時の事だったけど、今回のウェス
がセラピーに於いて過去を引き出していくように、アナも
鎮静剤で気がゆるんだ時に、当時の事を思い出したのかとも思っ
た。

■イヴとアナ

この二人は数年に一度しか会わないのに関係がよく続いている
な(笑)、10年前の事件の時にも3年ぶりって語っていた。

ただアナは寂しさを紛らわす為にイヴとの関係を続けていたと
しているし、自分は同性愛者ではないとしていた。
実際の所はどうなのかは分からない。黒人でゲイというとある
意味ではマイノリティの中でも相当特殊な感じにも思える。

■フランクがライラ殺害

これって何の理由が有ったんだっけ?
殺したシーンはシーズン1の最後に明かされたのはハッキリ
覚えているのだけど、理由って何だったっけ?

サムとアナの出会いはアナが流産した件と関係が有るのか。
でも流産しているということはそれ以前からサムとは付き合って
いるってことだよな。

■ピンチ・アナリーズ再び

最後にアナはウェスの元を訪ねた。
その際にウェスは真相を聞こうとして逆にアナの事務所に合流
している中で、アナはウェスの部屋にフィリップがいることを
悟ったようだ。またしても刺されてしまったりするのだろうか?

アナの10年前の子供も撃たれて死んだっぽい気がするし、ウェス
にも撃たれたばかりだし、また襲われるとなると相当ヤバイ(笑)

■その他

・ダルトン医師役のAlexandra Metz

ウェスのセラピストをしている彼女。
「シカゴ・ファイア」では新人君のピーターのお姉さんの
エリース・ミルズ役として出演。母の経営するレストランの
手伝いをしていてセブライドが目をつけている(笑)

今回はそんな彼女から「虚偽記憶」として埋め込まれた記憶だ
としてウェスに話していた。

・アッシャーのイタズラ

ローレルのことを撮影している映像が有った。
結局アッシャーのサプライズだった訳だけど、こんな状態の時に
ジョークを見せられるのはアメリカンな感じか。

・ミカエラとコナー

この二人っていつも下半身の件でケンカしている。
「魔法の杖はおあずけだな」
「彼のは立派な魔法の杖よ」

人肌についてはネイトとアナリーズの間でもやりとりが有った。

コナーがスタンフォードに転入しようとしていることを知って
ミカエラは行かないでと語る姿。

成績を言い合っていたけど、96位(コナー) vs 93位(ミカエラ)

「勝ったわ」by ミカエラ
。でも人生に負けてるぞ(笑)

■使用された曲

・Mask Makers by Liars
・Battles by Emika
・Criss Cross by Shy Child
・Circles Out of Salt by Snow Ghosts

■出演者

アナリーズ・キーティング (Viola Davis) 弁護士
ネイト・レイヒ (Billy Brown) 刑事、アナリーズの浮気相手
ウェスリー・ギビンズ (Alfred Enoch) 学生、”クリストフ”
コナー・ウォルシュ (Jack Falahee) 学生、ゲイ
ミカエラ・プラット (Aja Naomi King) 学生
アッシャー・ミルストーン (Matt McGorry) 学生、”鉄面皮”
ローレル・カスティロ (Karla Souza) 学生
フランク・デルフィーノ (Charlie Weber) アソシエイト
ボニー・ウィンターボトム (Liza Weil) アソシエイト

オリバー・ハンプトン (Conrad Ricamora) IT部門、ゲイ
サム・キーティング (Tom Verica) セラピスト、アナの夫

トッド・デンバー (Benito Martinez) 地方検事補
ケイレブ・ハプストール (Kendrick Sampson) 長男
フィリップ・ジェサップ (Jefferson White)
ローズ・エドモンド (Kelsey Scott) 清掃係、クリストフの母
クリストフ・エドモンド (Issac Ryan Brown) 息子、12歳
Dr.メラニー・ダルトン (Alexandra Metz) セラピスト
ウォレス・マホーニー (Adam Arkin) チャーリーの父
イヴ・ロスロ (Famke Janssen) 弁護士
モーリス (Cloie Wyatt Taylor) Lead Police Officer
ホー (Jim Carlson) ICE Agent / 移民関税執行局
— (Dani Haberman) Law Student

ハミルトン判事 () 令状執行
トロイ・ウィリアムズ () ハミルトン判事の事務官
スミス () モーリスと一緒に来る警察官
サンダゴ () モーリスと一緒に来る女警察官

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