エージェント・オブ・シールド Agents of S.H.I.E.L.D. シーズン3 第15話 ロビン Spacetime

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第15話 ロビン Spacetime

脚本/Maurissa Tancharoen
Jed Whedon
監督/Kevin Tancharoen

【これまでのあらすじ】

シモンズはメイに対してアンドリューを追いかけているのかと
問う。メイはシールドのサーバーを使って探していることを
告げる。シモンズは手伝うと語る。
ジョーイは誰だ?とする中、マックはヒドラだとして連れて行かれ
てしまう。マリックは色々と動いてインヒューマンズが早く揃う
ように手配したことを語る。コールソンは何故こんなマネをする
のかと問うと軍隊を作る為だというマリック。ヒドラが最後の
首かと思っていたがマリックは誰かの為に動いているようだと
語る。メイはマリック以上に力のある誰かなのか?と問うとコー
ルソンは人間とは限らないと語る。

【ストーリー】

小鳥の木彫りを掘るホームレス(チャールズ)。店主のエドウィン
は彼が火を使っているのを見て火事でも起こす気かとするが、
チャールズは決して迷惑をかける気は無いとして色をつける為に
火であぶっていることを語る。ここで寝るのは辞めてくれとし
商売の邪魔になるのだというエドウィン。何か手伝いをさせて
くれないかというが9丁目にシェルターがあるのでそこに行って
くれとし、あんたは悪い人には見えないがこっちも商売があるのだ
という。少ないけどこれを取っておいてくれとエドウィンは
金を渡そうとする。するとチャールズに触れた瞬間エドウィンは
突然「デイジーに俺を助けてくれと語る。時間切れだ・・ここで
俺は死ぬ」と語る。

シールドでは緊急通報を盗聴していた。エドウィンの通報がそこに
入ってくる。殺し屋がやってくるヒドラだ。デイジー・ジョンソン
を呼べというもの。リンカーンはシールドは緊急通報をモニター
しているのかと問うと世界中24時間監視していることを語る。今の
通報者は?エドウィン・アボットだという。ニューヨークでコンビニ
を経営していること。しかし彼にはシールド他いかなる諜報組織
との関連性もない人物だった。デイジーも見た事も聞いたことも
ない人だという。コールソンはクインジェットを用意するよう告げ
君を呼んでいるしヒドラのことにも言及しているのだという。
しかしメイは罠かも知れないというと、コールソンが同行すると
いう。デイジーは来るのかと問うとマック代わりが欲しかったこと
を語る。

■ニューヨーク州ダイカーハイツ。
エドウィンは警察官に対して俺は正気だと語る。
そこにATCUのデイジーだとしあなたがエドウィンなのかと問う。
何で私の名前を知っているのか?と問うと「今言った言葉を聞いた
からだ」とし「この瞬間を見たのだ」という。チャールズという
ホームレスに呪いを掛けられて魅せられたのだとし、このシーン
を見たこと。俺はここで殺されるんだと。彼女がそう叫ぶんだ
としアレが空から来た時に・・と語る。するとメイはその直後
ヒドラの飛行機だと告げる。その飛行機は地上にいるものたちに
向かって発砲してくる。エドウィンは時間切れだとして俺はここで
死ぬと言った瞬間撃たれて死亡する。インヒューマンズだとし、
彼が言っていたホームレスはインヒューマンズであり追われている
のだろうと。デイジーはチャールズが連れ去られる際に止めよう
とすると、突然デイジーの中には「未来の映像」が入ってくる。
まだ起こっていないことだとデイジーは語る。

一方マリックはハイヴを見て見事に変貌したなと語る。
ハイヴは今やカリスマ性を感じるとしこの奇跡の原因は何かと
問うと、君の忍耐力だという。礼を言ってなかったなとし地球に
戻れたことをと。マリックは金や人材はかなり使ったが大した
苦労ではないと語る。ハイヴはマリックに対して理由が知りたい
という。君の目的は何なのか。私は我が一族が先祖代々あなた
を連れ戻せると信じて来たこと。と力は報われると。あなたと
世界をしたいのだという。支配とは何かというハイヴは君の資産
は92億ドルあるとし財力で何でも手に入るだろうと語る。未だ
に手に入れていないものは何なのかと問うと、「大いなる力」に
人生を尽くしてきたのだという。君が求めるのは富でも名声でも
肩書きでもなく力に憧れているのかと問う。そろそろ本物の力を
魅せるとして外に行こうと語る。

シモンズは本当に未来なのかと問う。
デイジーはリンカーンの顔が血まみれで、フィッツはコールソン
に撃たれるのかと。デイジーはそうだというとコールソンは
あり得ることなのかと問う。シモンズはヘルマン・ミンコフスキー
ならは・・と説明しようとするが、デイジーはエドウィンの言った
ことは全て現実になったでしょと。あり得ることだとしてどうする
のかというコールソン。「未来を変える」というデイジー。アレが
起きる場所さえ分かれば先回りして止められるというデイジー。
しかしフィッツは四次元的に考えるとそれは無理だという。未来
を見たならそれが未来なんだという。デイジーは信じたくないと
いう。嫌な未来だったとしすぐソバに居たのに助けられないこと。
そんなのは嫌だというデイジー。エドウィンに呼ばれたのは未来を
変える運命からではないのかというリンカーン。チャールズという
ホームレスの顔も分かっているとし見た場所を詳しく思い出せれ
ばその時間まで先回りして・・というコールソン。しかしフィッツ
は「時間なんてない」のだという。デイジーは「第4次元を見た
だけで時間とは幻だ」
という。シモンズは数学的には時空の話だ
と補足する。フィッツはたとえ話として、僕達が居るのが2次元の
世界に住んでいたとしてペチャンコ族はこの立体をどう認識する
かというと沢山の別々の平面として捉える。すると時間が経つに
つれてこの線上の一点が時間と空間の中を動いていく。だけど
実際には立体も線も動いていないのだという。「そこにあるだけ」
未来も過去もない・・「ただそこに存在するだけ」。だから誰が
何をしても変えられないのだという。

■感想

うーん、益々人間の存在がちっぽく感じさせるような話で、メイが
幾ら戦闘に手慣れていたとしてもある意味限界があるんじゃないか
って思わせるな。

デイジーなどと言い争いになるけど、彼女が居なくなったら
ホントお終いって気がするような組織になっている。

リンカーンとかアンドリューの話の中に期待するものは含まれて
いるけど、その能力者同士のバランス的配置とやらは人間視点の
話というよりも能力者同士の論理として存在しているので、何処
まで人間という存在がこのシナリオの中で存在感を発揮出来るのか。
益々映画版に近づいているとしか言えない。

マリックって何でそんなに必死になってハイヴを助けようとする
のか全く理由が分からなったけど、結局は運命としか言えず、また
家訓とか伝統というだけでの使命感なのかな。自分が本当に
ハイヴなんかの仲間になれると思ったのかな。ホントこいつは
92億ドルぽっちで帝国学の王道を学びすぎて感覚が鈍っているん
だよな。

ただ人間にも出来ることはある。
ロバート・ダウニーJrが演じた「アイアンマン」が装備するような
ハイテクマシーンに乗れば良い。
今回の人間工学の補助的装置は、その可能性の一端を感じさせる
もので、マリックvsデイジーに於いては、デイジーがフルボッコ
にさせられるくらいだから、まだまだ人間が能力者と戦うべき
素地は残されているということなのか。

神経インターフェースは「アイアンマン」の世界では今回のエピ
なんかよりもよっぽど進んでいるような気がするんだけどね。

・今回のエピソードはどんな意味が?

今回チャーリーという能力者が出て来た。
未来が見える人物だけど、未来は変えられるものではない。
フィッツシモンズが必至になってその辺のことを説明していた。
未来は存在する・・ただ存在する。何をしても結局はそこに行き
着き結末は変えられない。少し気の効いたドラマならば未来を知る
ことで何か変わってくれそうだけど、過去を知って変えるもの
とはまた別物。未来っていうのは未来だ。

コールソンとリンカーンのやりとりが面白かったね。

「ターミネーター」を例にあげて、

「ジョン・コナーは自分が生まれてくるよう仲間に過去に送る
が、未来で生きてるならその必要がないだろう」
「最初のターミネーターは見た事が無い」
「お前は首だ」

世の中全てのことに理由があるとされる事も有るけど、リンカーン
は、このタイプを唱える人間で「計画されたもの」として語って
いた。

・未来を変える為の努力する

予め未来が分かっているのであれば変えることは出来るのでは
ないか。そう考えたコールソンはデイジーを今回の任務には就か
せず、コールソンも銃は撃たないとしていた。
また予め分かる部分に於いて2、3秒の足りない時間を埋める為に
練習を重ねて自分たちに都合がよくなるように行動を起こすよう
努力する。

その際の演技がまた滑稽というか・・
メイが「バンバン」言っているところが可愛いというか角度を
変えるとマヌケっぽく写るところも有り・・みんながその
メリンダ劇場に参加して演技するところが微笑ましい。

常にバッドエンドの1日が繰り返される一部では名作として
取り上げられる映画「恋はデジャブ」のビル・マーレーを彷彿
とさせる。

しかしデイジーが見た映像・・早すぎて何が起きているのか
まるで分からなかったよ。

・アンドリューの最後

かつてウォードの最後というのが有って今のハイヴが居るのだけど
アンドリュー自身も次に変身したら自分の意識・人格を失うと
された。

大映ドラマ「ヤヌスの鏡」じゃないですけど、「私が私で無くな
っていく・・」って感じで、本当の自分が別の人格に乗っ取られ
てしまう。
「ドラえもん」の中でも影を切り貼り出来て二つの分身が活動
する際に、影の方が実像以上に存在感を発揮して乗っ取られそう
になるという姿が有ったな。

■未来映像

それぞれに見た未来映像は何だったのか。
過去にレイナやジャーインが未来が見えた話が有ってそのお陰で
未来を変えることは出来ている訳で・・・

今回は今まで感じたことのない感情ということでマリックが偉大
なる力に震えたつところも有れば逆に自分が殺害される光景を
目にしたのか今度は震えあがるというところにも繋がっている感
じ。ホントこのバカのせいで地球が危ない。

シモンズはデイジーは本当は自分の死を見たのではないかとして
いたけどどうなんでしょうか。

■その他

・その他

再びコックピットから見える地球の光景が有り、S3-11の映像と
ほぼ似た様なものだった。
https://dramatimez.sakura.ne.jp/blog/?p=5604

地球に帰還する為に迫ってくるのか、打ち上げられたロケットが
そのまま地球の周りを周回しているのか・・

・義手を捨てたコールソン

ハイヴがこの件でコールソンの心情を語っていた。
あの時コールソンがウォードを殺した時に彼の目を見たら自分の
力に怯えていた。だから義手も捨てた。

・ヒーローになろうとするなスカイ、必ず帰れ

「デイジーだけど・・」(Daisy談)

・ウォードが生きて居ることを知ったシールド隊員たち

今回初めてウォードの存在を改めて認識した。
ただコールソンはウォードが能力者としての力を備えていて
しかも人間たちを焼き殺したような状態になっていたので
一堂に対して無線で退却するよう告げた。

・ラッシュにワクチンは効かなかったのか?

アンドリューは完全に「ハルク / ブルース・バナー博士」
していくことになるのかな。
メイが宥めれば大人しくなるとか。

■使用された曲

・Agents of S.H.I.E.L.D. Theme Song
Written by Bear McCreary

■出演者

フィル・コールソン (Clark Gregg) S.H.I.E.L.D.の捜査官
メリンダ・メイ (Ming-Na Wen) エースパイロットで兵器の専門家
グラント・ウォード (Brett Dalton) Hive(ハイヴ)
デイジー・ジョンソン / スカイ (Chloe Bennet) S.H.I.E.L.D.、能力者
レオ・フィッツ (Iain De Caestecker) 兵器技術を専門
ジェマ・シモンズ (Elizabeth Henstridge) 生命科学に精通
アルフォンソ・マッケンジー (Henry Simmons) “マック”、メカニック

リンカーン・キャンベル (Luke Mitchell) 能力者
ギデオン・マリック (Powers Boothe) 富豪、ヒドラ
ラッシュ (Matthew Willig) 能力者
アンドリュー・ガーナー (Blair Underwood) 精神科医
R.ギエラ (Mark Dacascos) 1972年6月9日、元海兵隊?能力者
チャールズ・ヒントン (Bjorn Johnson) 能力者、触れると未来が
エドウィン・アボット (Wolfgang Bodison) チャールズに触れ助けを
ポリー・ヒントン (Lola Glaudini) チャールズの妻
ローワン・ハミルトン (Markus Flanagan) トランジア社
— (Andrew Thacher) ローワンの弁護士
アンダーソン (Alexander Wraith) エージェント
ダグ (Matt Ferrucci) S.H.I.E.L.D. Agent
ボイエ (Scott Broderick) 捜査官

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