エージェント・オブ・シールド Agents of S.H.I.E.L.D. シーズン3 第16話 儀式 Paradise Lost

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第16話 儀式 Paradise Lost

脚本/George Kitson
Sharla Oliver
監督/Wendey Stanzler

【これまでのあらすじ】

マリックは誰かの為に動いている気がするとコールソン。リン
カーンは今の映像に映ったのはウォードかと。フィッツは別物だ
と思うというが・・。マリックは我が一族は先祖代々あなた
を連れ戻せると信じて来たとし、努力は必ず報われるという。
ヒントン夫人は主人に触れた人はみんながそうなるという。
チャールズとその人に誰かの死を見ると。チャールズに触れた
マリックは飛行機に乗る中でギエラに対して君は常に私のソバに
居るべきだろうと。ギエラは私は今自分のいるべき所にいるとい
う。ハイヴはヤツハ大丈夫なのかとすると怯えているようだと。

【ストーリー】

●1970年
会葬者はギデオンに対して父上を失ったのは大きな痛手だという。
ナサニエルとボクで父の仕事を受け継ぐというギデオン。
兄弟に期待すると。ギデオンに対して時間だとするが、ボクは
行くのを断ったという。しかし弟のナサニエルはダニエル・ホワ
イトホールを無視するのか?刑務所に入っている爺さんだろう
というギデオン。ナサニエルはそれでもまだ大きな力を持っている
とし逢いたいと言っているのだという。こっちには何の用もない
こと。父はホワイトホールのやり方を信じていないとし、今日は
家に居ようというが、そうもいかないみたいだというナサニエル。

●現在
マリックは自宅に帰宅すると娘のステファニーが父の帰りを
待っていた。何も教えてくれないのねとしあんな男前でハンサム
なんて聞いていないという。誰の話をしているのかというギデオ
ンに対して例の客だという。ここに来ているのかとすると、さっ
き幹部を集めるように言われたとしみんながこっちに向かって
いるという。ハイヴに対してギデオンは来られて良かったという。
我が家に起こしいただけるとは光栄だと。しかし何の用なのか
と問うと、時が来たのだという。ホントの俺を見せる時だという
ハイヴ。

コールソンはウォードの画像を見て怒る中、メイがやってくる。
彼女はコールソンに殺したのではなかったのかと問うと、殺し方
が甘かったようねと。現在ラボが調べている所だと。アンドリュー
のことは残念だとすると、その話はしたくないというメイは
この話以上に・・と。あなたはあんな殺し方になれていないから
後味が悪いのでしょと。私も同じ殺したというメイ。
むなしいこと。自分たちの尻ぬぐいばかりしているという。
しかしメイはお陰で私も彼を殺せるかも知れないと語る。

デイジーの元にマックがやってくるとそれはウォードなのかと
問う。他の星で殺してもまた退治出来ないとなるとな・・と。
マックに元気そうねというとデイジーはダメなのかと問う。
あいつはウォードではないという。シモンズはウォードの体は
何かに乗っ取られたみたいだという。何かの化け物。フィッツは
余所の星で起きたことでどうなっているのか見当も付かないこと
を語る。向こうでヤツはウィルのことを全部離していたのだと
いうと、ウォードの時の記憶も持っているようだと。なのに私
たちを襲わないのかとすると、僕らのことに興味はないのだろう
と。アイツは向こうで文明一つを壊したというシモンズは地球では
何をするのか・・デイジーは未来を見たのだろうというマック。
そんな中アンドーソンが伝言を伝えに来る。コールソンが全員に
オフィスに集まって欲しいとのこと。

トランジア社でのマリックの手口は酷いとし、狙いを知りたい
というコールソン。それが何か分かればウォードを見つかるハズ
だという。しかしフィッツはウォードは死んだんだとしこの目で
見たと語る。トランジア社関係のビジネスで唯一マリックが手を
出していないのは農薬関係分野だという。”GT農薬”という会社は
どんな内容を開発しているのかというデイジー。遺伝子組み替え
と殺虫剤で生態系を壊しているというシモンズ。乗っ取り直後に
ヒドラのチームは機材を運び出しているという。ゼフォーワンは
20分後に離陸、クインジェットは上空から飛び立つというメイ。
リンカーンとデイジーの別の仕事をしてくれというコールソン。
アフターライフに居たインヒューマンズの所に行けばウォードの
状態を理解しているかもというリンカーン。今分かっているのは
この化け物が何も恐れずに暴れていることだと。何処につけ込む
のかというコールソンに対して傲慢だというマック。

ギデオンの屋敷。
ステファニーは父にどうしたのかと問うと、自分は見てしまった
のだという。あるインヒューマンズに触れてそいつの未来の出来
事を見せられたのだという。何を見たのかと問うと私の死だと
いう。苦しかったとし何か内から引き裂かれていくだという。
助けてもらおうというステファニー。無理だとし体中の細胞が
壊されたという。殺すのは彼なんだというギデオン。

●1970年
マリック兄弟は何故僕達を呼んだのかとホワイトホールに告げる。
石の儀式前に話をしておいた方が良いという。君たちも大人だと
してヒドラへの道を歩み始める年頃だという。父亡き今私が導く
という。ギデオンは何をしたのかという。私は信仰よりも科学
を重んじるとし、君たちの家に伝わる儀式は無意味だという。
大の大人が石の入ったくじ引きをして白い石を引いたものが犠牲に
なり岩に飲み込まれるんだろうと。ナサニエルは”旅人”に選ばれる
のは栄誉だという。大昔の生け贄と同じだというホワイトホール。
君の儀式は愚かなだが父上は愚かではないというホワイトホール。
今までどうやって儀式を乗り越えたと思っているのか?
手品が得意・・運命は自分で決めても良いのだという。書斎には
一冊の本があるとし、John MiltonのParadice Lost(失楽園)を
見てみれば発見が有るハズだと。

■感想

何だか分かったような分からないような話だった。
シーズン2の事を引き合いに出されすぎるとちょっと混乱する。

やたらと事情通のジェームズって誰なのか。
アフターライフに居た人物のその後って結局どうなったのだろう。
アフターライフで早い内に能力を開発した人物っていうのは
フィッシュオイル以前に何処かでテリジェンに触れていたって
ことなのかな。

能力者との対決となると、やはり一人は能力者が居ないと不安
過ぎる。前回にも書いたけど人間と能力者の間には力の強さが
違いすぎる。でも能力者と言っても千差万別で、別に戦闘能力
を持っている人たちばかりじゃない。でも今回対戦することに
なるギエラは元軍人・特殊部隊ということも有るし、殺し屋でも
有る。

ギエラの能力は物を動かすことにある。ただ人間そのものは動か
せない。
人間以外のものを動かして戦って来たけど、その能力に頼らなく
ても十分に戦闘能力がある。
今回は何も無い部屋でギエラの能力を防ぐ場所でメイと一対一の
対決をさせる。

■何だか難しい異星人絡みのネタ

遙か昔クリーという異星人が地球に来て、その惑星を破壊したり
してきたけれど、それに対する反乱軍に挑む為のリーダーが必要
になり作ったのがインヒューマンズ。そのリーダーはアルヴェラ
スという。ラテン語では”最初のインヒューマンズ”という意味。
元々はクリーがインヒューマンズを作ったものの、アルヴェラス
率いる最初のインヒューマンズの暴走には、インヒューマンズ
の中にも恐れるものが居て人間と手を組んで追放したこと。

ジャーインはオリジナル・ブレンドのインヒューマンズ。
そしてアフターライフにはそのオリジナル・ブレンドでインヒュ
ーマンズになった祖先が暮らしていたこと。そんな歴史をジャー
インは隠したとしていた。誰かがアルヴェラスを連れ戻すと
言ったら大変なことになる。力を持つべきじゃない物も居ると
ジャーインは言っていたけど、まさにデイジーはそれに賛同して
いた。

そんな情報を知っていたのはジェームズ。
そしてジェームズはジャーインたちの元から色んなガラクタを
盗んでいるが一つ大昔に拾っただろうクリー星の天体儀のような
ものを持っていた。ジェームズはテリジェンクリスタルを欲しが
っててたた物々交換しようと持ちかける。

■マリック家の伝統

昔からマリック家は体の良い形でアルヴェウスを生き延びさせる
為に用意された生け贄の種族なのではないのか。
毎年彼らは石の儀式をして、生け贄をモノリスを使って追放
された異星に人間を送っていたという過去が有る。
それはもうギデオンの父の時代にはとっくり始まっていて、
ギデオン父は自分が選ばれないような汚い工作をしていた。
反発しているギデオンだけど、実際には自分もエゴ丸出しにして
生き延びる為に石のトリックを使っていた。

ギデオンが見た死とは自分自身のことかと思っていたけど、
実際には娘のステファニーだった。

ステファニーは、ボビー&ハンターが引退の時にも登場した。

■マリックの組織は何をしてるのか?

実は意味のないことをしているのか、それとも何か意図が有って
更にる遺伝子組み合え技術やそれに対する抗体を製作している
ところを買収して何かを作ろうとしているようだった。

シモンズは調べていると、ハイブに殺害された人間は「細菌」に
よって短期間で人が食い荒らされていること。焼き殺されたと
していたが実際には食用になっている。

異星に行ったものの中にはあの惑星には骨ばかりが残っている
ことを目にしている。エサにされていたのがマリック家の人物
だった。

・マリックが買収したトランジア社参加のGT農薬。

元々はミシガン州アッパー半島に存在しているGT農薬。

データを追跡するとオランダのスコーネベークに送られていること
が判明。そこはドイツとの国境にある町。
ヒドラとラチスが同じ組織では無いだろうが、やはりドイツに
近いところに何かが有る。

ホシムクドリ・・ヨーロッパ原産の鳥でアメリカでは最も危険な
外来種の一つ。100万羽も小鳥が集まれば目玉を疲れる所を想像
してと。彼らはあらゆる外来生物を研究し、それに対抗する為の
遺伝子実験をしていた。
「鳥」というとヒッチコックの映画を思い出すな。
「鳥」は映画の1と2の感想を書いてあるので時間が有る時に
アップします。

■リンカーンの過去

何が有ったのか・・彼女を死なせていたことがある。
リンカーンに対してデイジーは何が有ったのかを尋ねると、昔
リンカーンは依存症で暴力的傾向に有ったという。
酒によってコントロールできなくなっていく自分と、そんな彼を
人間に変えられると思っていた彼女。彼女が同乗している車に
置いて電柱にぶつかりそこにゴードンが来てアフターライフに
連れて行かれたこと。

・デイジーが見た未来

相変わらず3度目の宇宙船の映像。
ゼファーワンがギエラに乗っ取られたという事を受けて、その光景
の延長に見えなくもない。デイジーはその光景の中でメンバー
の一人が死ぬということを予言する。誰かは発言していなかった
けどね。メイがデイジーに助けを求めるなんて凄い事だよな。

ギエラにとっては格納モジュールは利用出来たけど、出入り口だけ
は力で開けられるようになっていてギエラは出て来てしまった。

■その他

・コールソンの苦悩?

殺し方が完全に感情に流されていたことにコールソンは反省して
いた。どうも心の所人の命の重さを遵守するシールドの存在が
多い。ただこんな状況だしね。

・地雷を踏んだデイジー

処理の仕方がまた凄い。
地面を動かせることを利用してそこらに有る土の地雷を爆発させ
ていた。リンカーンは電撃攻撃だっちゃ(c)ラムちゃん。

・ハイヴ / ウォード / タコ

ハイヴは生け贄になった人間の記憶も覚えているようで、ギデオン
が如何に汚いことをして弟を犠牲にしたことを覚えている。
最後にハイヴは俺の姿を見せるとしていたけど、見せたのは
タコのように返信した姿だった。
フラワーレイナさんのようにあまり格好良くはないけど、昔から
宇宙人の相場はタコと決まっている?

■使用された曲

・Agents of S.H.I.E.L.D. Theme Song
Written by Bear McCreary

■出演者

フィル・コールソン (Clark Gregg) S.H.I.E.L.D.の捜査官
メリンダ・メイ (Ming-Na Wen) エースパイロットで兵器の専門家
グラント・ウォード (Brett Dalton) Hive(ハイヴ)
デイジー・ジョンソン / スカイ (Chloe Bennet) S.H.I.E.L.D.、能力者
レオ・フィッツ (Iain De Caestecker) 兵器技術を専門
ジェマ・シモンズ (Elizabeth Henstridge) 生命科学に精通
アルフォンソ・マッケンジー (Henry Simmons) “マック”、メカニック

リンカーン・キャンベル (Luke Mitchell) 能力者
ギデオン・マリック (Powers Boothe) 富豪、ヒドラ
ステファニー・マリック (Bethany Joy Lenz) ギデオンの娘
ダニエル・ホワイトホール (Reed Diamond) 1970年
R.ギエラ (Mark Dacascos) 1972年6月9日、元海兵隊?能力者
若い頃のギデオン・マリック (Cameron Palatas) 裏切り者
ナサニエル・マリック (Joel Courtney) ギデオンの弟
J.T.ジェームズ (Axle Whitehead) サウスダコタに住む似非能力者
カーク・ヴォーゲル (Mark Atteberry) ヒドラの幹部
アンダーソン (Alexander Wraith) エージェント
— (Henry LeBlanc) 会葬者
— (Andrew Constantini) Hydra Agent

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