ボディ・オブ・プルーフ/死体の証言 Body of Proof シーズン3 第10話(11) 諸刃の真相 Committed

リンク広告 テスト




第10話(11) 諸刃の真相 Committed

脚本/Allen MacDonald
監督/Eric Laneuville

【ストーリー】

少女専門精神科
看護師は東棟の10時の消灯確認にいくと連絡を入れる。
サマンサにはベッドに入ってと告げ、同じ部屋のコリンに対して
レネーは何処なのかと問うと居ないという。すぐに看護師は
警備に無線でコードグリーンだと告げ、レネーが行方不明だと
告げる。看護師はシャワー室から湯気が出ているのを知り
覗いてみるとそこでレネーは倒れて死んでいた。

被害者はレネー・コールドウェル(15歳)。
夕食で姿を見せたきり消灯時間になっても部屋に戻らなかった
という。看護師が10時の点呼の時に遺体を発見したとダン巡査
はトミーとミーガンに報告する。トミーは有り難うと告げる中、
ミーガンは二人のただならぬ雰囲気に気がつく。あなたたち何か
有る訳?と問うと、否定するトミーにそうは見えないという。
トミーは本命の為に操は守るという。

ミーガンは遺体を見る。
完全硬直しているので死後12時間は経っているという。しかし
トミーは室内は蒸気が充満していたからそれ以上ではないかと
いう。シャワーが全部出ていたのだという。蒸気のせいで硬直
が進んだのかもなというと、ミーガンはよく知っているわねと
感心する。犯人は利口な人物だとし、犯行現場で証拠が全て洗い
流されることを計算しているという。頭部に3度連打した形跡が
有るという。詳しくは遺体をキレイにしないといけないと。

所長のDr.マルコムに話を聞く。
レネーは妄想型統合失調症(paranoid schizophrenic)で若い子
には稀なものだったという。
部外者が入った可能性を尋ねると、それはないとし警備員が
一時間ごとにドアを点検しているという。それなら犯人は患者
が職員ということになるという。患者から話を聞かせてもらうと
いうと、マルコムは自分の立ち会いが必要だとし、患者を守る
義務がある事を告げる。立ち会いは断るというマルコムに対して
ミーガンは捜査妨害するのかと問う。嫌ならば令状を持ってきて
とするが・・
結局立ち会いの元で話を聞く。

コリンに話を聞く。
レネーとはルームメイトだろうとして仲は良かったかと問うと、
嘘をつかれるまではという。いつも一緒にいると約束したのに
死んでしまい独りぼっちになったという。
セレステに話を聞く。
レネーを傷つけそうな人を知っていると訪ねると私だという。
シャワー室に連れて行って頭を殴ったという。前回と違ってと。
前は誰を殺したのか訪ねるとジョン・F・ケネディだという。

ミーガンはこれでケネディ事件は解決ねと皮肉る。
トミーはジミー・ホッファも彼女が殺したのかもという。
目撃者も証拠もないとしてお手上げだなというトミー。
そんな中ミーガンにぶつかった少女は彼女にメモを渡す。
「5分後、食堂の裏で・・ダービー」
と書かれていた。

ダービーに会って話を聞くと私はおかしくないのにここにいる
のは間違っているという。何故メモを私に?と問うと犯人を知っ
ているからだというダービー。夕べ私の部屋のすぐ外の暖房の
吹き出し口から男が降りて来たこと。暗くて顔は見えなかった
がヤツは私を殺しに来た・・口封じの為にと。入院させたのは
真実を言わせない為だという。それなら何故レネーを殺したのか
と問うと間違えたのだろうと。部屋は向かい合っているからと。
知っている事実とは?と尋ねた所で職員に見つかり聞き出すことは
出来なかった。信じて・・私はおかしくないと。

ミーガンはダービーは他の子とは違っているという。彼女は
そんなにおかしく見えなかったと。トミーは分からないぞとしな
がらも鑑識に彼女の供述通りのところを調べさせるという。

ミーガンは自宅に母・ジョーンを呼ぶ。
何か有ったのかという母に対して父の遺書について話したくない
だろうけど指紋の一部が付着していたこと。父の指紋ではないの
だという。あなたは殺した犯人のものだと思っているってことね
という母。指紋がついていても犯人のものじゃない可能性は
幾らでも有るというと、ミーガンは遺体を調べたいという。
区切りをつけたいのでサインをして欲しいと頼む。しかし遺体で
はなく父親なのよと告げる。遺体を調べて何も出なければもう
捜査はしないというミーガン。あなたは人の気持ち、人の人生の
ことを考えた事が有るのかとすると母は呆れつつサインはしない
として出て行く。

ミーガンの元にチャーリーがやってくる。
遺体発掘命令を取りたいことをチャーリーに告げる。12歳の時に
亡くなり私は父が自殺だと言われてきたが、最近遺書を渡された
こと。分析で指紋の一部が出たが、父は殺されたと思っていると
いうとチャーリーは何とかしてみると語る。君の直感を信じてい
るんだと。

検視を行う。
レネーの死因は頭部頭頂部に急性硬膜下血腫。鈍器を頭部を殴打
したという。凶器は何ですかねというイーサン。カーティスは
3カ所あるがハンマーにしては小さいなとし、ボールピンハンマー
ならそのくらいだという。しかし精神科病院が何故そんなもの
があるのかと問うと侵入者の犯行かもと。イーサンは左肩に
付着して居る物質があるという。無臭で粘り気・・ワセリンみたい
な物質ねと。
そんなミーガンの元にトミーから電話。ダービーの妹・ベスが
2年前に殺されていること。これから担当刑事のモーから話を
聞くというと、ミーガンも行くという。

■感想

うーん、今回は精神科病棟で起きた事件故に、なかなか判別する
のも難しい案件でした。

どうしても今回の案件は、異常者扱いされて誰からも話を聞いて
くれないと訴える女性を見て、ミーガンが自分の境遇と思わず
比べて感情移入してしまう。

ミーガンの言う事の方が正しいのだろうなと思っていたところで
結局ミーガンの語ることは間違っていた。

またしてもミーガンが事件捜査に関与した為に、娘の命を危険
にサラしたし今回は自分の命も危なかった。

流石のミーガンでも隣にサイコな女性が乗っていると分かれば
嘘はつけないというのが本当のところなんだろうね。

今回の事件は娘を守る為についた母親の嘘がクローズアップされ
たが、果たしてハント家でも同様のことが起きているんでしょうか
ね。

一人、JFKを殺したという患者・セレステ。
この子ディズニーのシットコム「Sonny with a Chance」
「So Random!」のゾーラ役のAllisyn Ashley Arm。
この時は滅茶苦茶可愛い子だったけど大人になって顔つきが
かなり変わってしまったな。「Sonny with a Chance」なんて
もう8年も前のドラマだしね。

アダムが今回出演せず・・

■事件

少女専門精神科施設でレネー・コールドウェル(15歳)がシャワー
室で頭を鈍器で3度殴られ死亡する。殺害現場が警備の厳しい
施設であることや、更に遺体が発見されたのがシャワー室だった
ことも有り、遺体に付着して居る証拠は全て洗い流されてしまっ
たかに思われた。
外部からの侵入は難しいということで職員や患者から事情を聞いて
いくことになる。

■捜査/結論

どう考えても患者を守るという名目で捜査妨害しているのでは
ないかという感じのマルコム医師が怪しく写ったし、
守秘義務の壁が今回は捜査をやたらと遠回りにさせてしまった。

マルコムの行おうとしている治療も「HOMELAND」のクレア・デイ
ンズが演じたキャリーが施したロボトミー手術みたいなことを
ことをしようとしていたので余計怪しく感じる流れ。

犯人の少女は社会性病質者だったけど、これって病気なのか
なんなのか。薬を飲めばこういう人の行動って抑制出来たり
するのか?

母親は娘のことを守ったのかも知れないけど、他の人が危険
だとは考えなかったのかな。

ドラマとして興味深かったのは、次女が死んだ時の話を母親側
と長女側にさせて二人共最後の最後の部分だけが変わって語られ
たこと。どちらを信じるのかという段階に於いてようやく
検視局の出番ですよって感じだけど、今回それを証明したのが
ミーガンではなくイーサンなどの影の立役者だった。

当時のことを犯人であるダービーに思い出させる。
グレーズボン、グレーのセーター、スリッパを履いていた。
真珠のネックレスをしていた。結婚10周年でパパがママにあげた
ものだという。

そんな真珠の中に浸潤していた血液。
真珠を真っ二つにしてフェノールフタレンをつけて人の血である
ことを見つけ出す。

幾つかの疑問としては、夫が亡くなり金銭的にもかなり苦しい
状態だったとしている割りには結構な暮らしをしていたり、
金の流れを調べるとストーン家から施設には多額の寄付金が渡っ
ている。
次女がコンテストなどで優勝していた為にその金で生計を立てて
いたのか。正直次女がコンテストで優勝していることに妬んで
殺したのかと思ったけど、社会病質者ならそんなの意味なし。

そもそもポリマー素材のイブプロフェン軟膏を塗っていたのは
良いとしても凶器に使ったハンマーは何処から手に入れたんです
かね。

■その他

・ダン巡査

第7話(8) 切り刻まれた過去 Skin and Bones 脚本/Alexi Hawley 監督/Michael Grossman...

過去にも何度か登場していてトミーがダンに最初に近づいた。
ただいずれにしても元々はミーガンを誘おうとして失敗したので
ダンを誘ったという流れがあるからね。

ダンは横取りしたくないので・・ということで改めて二人の関係
を聞きに来たりしていた。
ミーガンはどうするつもりなんでしょうかね。

■使用された曲

・Body of Proof End Credits Theme
Composed by Daniel Licht

■出演者

ミーガン・ハント (Dana Delany) 検視官
ケイト・マーフィー (Jeri Ryan) フィラデルフィア医療センター・局長
トミー・サリヴァン (Mark Valley) フィラデルフィア市警
イーサン・グロス (Geoffrey Arend) 医療センター・医者
カーティス・ブラムフィールド (Windell Middlebrooks) 医療センター・副局長

アダム・ルーカス (Elyes Gabel) フィラデルフィア市警
レイシー・フレミング (Mary Mouser) ミーガンの娘
ジョーン・ハント (Joanna Cassidy) ミーガンの母

チャーリー・スタッフォード (Luke Perry) 元CDC、衛生局の長官
Dr.ブリック・マルコム (Craig Bierko) 少女専門精神科医
ライリー・ダン (Marisa Ramirez) 巡査、トミーに気が有る
モー・チルドス (Jude Ciccolella) ベス事件の当時の捜査官
ハウリー (Chase Kim) 捜査官、刺される
ダービー・ストーン (Hannah Leigh) 長女、正常だと訴える患者
ジュリア・ストーン (Sharon Lawrence) 母親
— (Betsy Zajko) 女性看護師
コリン (Pamela Chan) Pixie Girl / 患者、レネーと同じ部屋
セレステ (Allisyn Ashley Arm) 患者、自分が殺したとするが・・
— (Karthik Srinivasan) CSU Tech / 精神科病棟を鑑識
— (Patrick Quinlan) Orderly One
ベス・ストーン () 次女、5歳、2年前に殺害
サマンサ () 患者、人形を持った子
レネー・コールドウェル () 患者。被害者

スポンサーリンク
レンタグル大336

シェアする

フォローする

スポンサーリンク
レンタグル大336