NCIS ~ネイビー犯罪捜査班 シーズン6 第20話 大捕り物 Dead Reckoning

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第20話 大捕り物 Dead Reckoning
「aka.指名手配犯」

脚本/David J. North
監督/Terrence O’Hara

【ストーリー】

解体された現場で銃撃戦が行われる。男はその場にいた二人を
殺害すると倒れている男に銃を握らせる。その男はCIA捜査官の
コルトだった。彼はギブスに電話するといつかの借りを返して
くれという。
ギブスはすぐに現場にやってくる。コルトに対してギブスはトラ
ブルを避けてデスクワークだったハズだろうという。二人倒れて
いるのを見てコルトは相打ちだったようだなというと、ギブスは
信じると思うのかと。この男(エリック・キリアン)のことは知ら
ないがアッチで死んでいるのはアンドレ・ヴォーゲルだという。
大物だなととしジョナサン・シラヴォの組織のものかと。
誘拐、密輸、海賊行為など最重要指名手配犯。ギブスは毎日その
男の写真を見ている事を告げる。また君に貸しのようだという
コルトはシラヴァがアメリカに来ているとマルタの情報源から連絡
が有ったのだという。今日ここで誰かに会うハズ。残念だがCIA
には国内犯罪に関する管轄権がないと。君なら堂々とヤツを追える
だろうという。下見をしようと早めに来たのかというギブス。
こいつらもそうだろうと。殺し合ってくれて良かったなと。45口径
かとすると、コルトが好きな銃だろうというギブス。近頃は9mm
にしているという。シラヴォはまだ来ると思うのか?と問うギブス。

マクギーはNCISにやってくると、トニーは彼にようやくご出勤です
かとチクリ。ギブスは?尋ねると上役のサインが必要だという。
トニーは書類を貸せというと俺はお前よりあらゆる意味で上だ
という。ジヴァはマクギーに一緒ではなかったのかと問う。
ボクは射撃のテストを受けていたという。ギブスはまだ来ていない
としその証拠にゴミ箱にはまだコーヒーカップがないという。
トニーはギブスのカレンダーを見ろという。マクギーは覗き見した
瞬間ボスが来ますよと語る。ジヴァは仕方が無いとして自分が見る
とし、トニーにはエレベーターを、マクギーには階段を見ていて
と語る。パソコンのスケジュールを見ると真っ白だった。
使い方を知らないのか・・。マクギーは自宅で倒れているのかもと
し、家族が居ないからと。トニーはふざけて報道アナウンサー口調
で語る。「趣味にのめり込んだことで突然の悲劇。NCIS捜査官が
自宅地下室で死亡。手製のボートと巨大な酒瓶に押しつぶされた
と見られます。ディノッゾでした」と。
電話しろというトニー。しかしみんな嫌がる。せめて携帯が
onになっているか調べろというとマクギーはonだという。何処に
いるか調べてというとアナコスティアの2ブロック圏内だという。

そんな中トニーの元にギブスから電話が鳴ると出動だというギブス。
イーストローズウッド625の工事現場に静かに来いという。
シラヴォが来るのだと。

現場に到着するとコルトが居た為に情報源は彼なのか?という
トニー。シラヴォの情報が入って来たら死体が有ったというコル
ト。相打ちだというと、トニーは嘘だろうとして信用していない
事を告げる。しかしギブスは今はシラヴォが優先だという。
守備につけというギブス。
ジヴァはトニーに対してコルトが嫌いなのは分かるが・・と語る
がトニーは殺されかけたんだぞという。理由が有ったのよという
ジヴァ。

見張っていたマクギーはセダンが来たとし運転手一人だという。
車から降りて一人の男性がやってくるとシルヴォとは別人だった。
ギブスは何者だ?と問う。

マクギーは調べるとペリー・スターリング(49歳)。
メリーランド州の公認会計士、現在バージニアに在住。犯罪歴は
無しでプリンストン卒業だという。シラヴォとの繋がりは無さそ
うだと。シラヴォは元々はまじめな保険セールスマンで6年前
バイク事故で頭部を負傷。手術後に病院から姿を消したこと。
翌年、犯罪王となって現れたというマクギー。
怪我して人が変わったのか?というトニー。NSAとインターポール
によると主にメキシコで麻薬の密輸、ボリビアでは誘拐、ウクラ
イナではパイプラインにも手を伸ばしているというジヴァ。手広
いなとするがしかし金の流れは一切不明だというマクギー。海賊
行為もあるとしソマリアの海賊を雇い海で船を襲わせていること。
最近襲われたのは貨物船ボレアリス号。パナマ船籍で今朝アデン湾
で消息を絶ったというジヴァ。

■感想

限りなくコルトが怪しいなと思わせるつくりで、それに巻き込ま
れてしまうギブスは大丈夫なのかって感じのエピソード。
明らかに冒頭から不審な行動が見て取れるコルトの言動。
NCISの面々も誰もコルトは信用していない。

ヴァンスとコルトのどっちが信用出来るのかって感じで秤に
かけられるところも有ったけど、コルトを守る程にギブスの立場
が怪しくなるようで怖かったですね。

幾らギブスとはいえ、アビーとかダッキーなんかの調査に対して
調査するなとは言えないだろうし、それをやれば信用を失う。

ただギブスもコルトが悪者を殺していたことはすぐに分かって
いて捜査としての優先順位を強調しては捜査を行わせていた。
コルトは45口径を使っていること。最近は9mmだとしているけど、
そんな言い訳を・・って感じしか見えない。

今回は海軍とは全く関係が無い。
ただそれでもNCISの壁には重要指名手配犯の写真が貼ってあって
一応そういう人物については優先的に一捜査機関として捕まえる
義務があるのね。

■事件

コルトに呼び出されたギブス。かつて貸した借り(S6-13)を
返して欲しいと言われて現場に行くと、2人の男が死んでいた。
コルトは相打ちだとし、一人はアンドレ・ヴォーゲルという
ジョナサン・シラヴォの組織の部下だとするが、問題はシラヴォ
がアメリカに来ているということを耳にする。
二人の死はともかくシラヴォ逮捕は最優先事項。
ギブスは部下達に招集して、シラヴォ逮捕に内密に捜査させる。

第13話 癒えない傷 Broken Bird 「aka.死を招く者」 脚本/Jesse Stern 監督/James Whitm...

■経過

ギブスが居ない時のみんなの行動が楽しかったといえば楽しかっ
た。
冒頭ではマクギーがギブスが来ていないかと尋ね、何処に居るの
かと疑う際にギブスのパソコンをのぞき見して、スケジュールを
見たり携帯のON/OFFを調べたりする。

ジヴァはコーヒーカップがゴミ箱にはないとしながらも、いつ
来るのか分からない為に、見張りをさせてパソコンを覗き見。
昔はギブスって殆どパソコンをいじったことが無かった気がする
けど、最近たまにパソコンのキーボードを打ちこんでいる姿が
有ったりするんだよな。昔のギブスは携帯さえ触れるのを嫌がって
いた気がするぞ(笑)

驚いたのは先日のトニーがボスになった時にはギブスがパソコン
を使った捜査をしていたことも有った。

一応コルトは捜査の手順を守ったのか、CIAには国内の捜査権が
ない為に、NCISに任せたけど、そもそもNCISにも捜査権はあるの
か。

調べていくウチに現場にはシラヴォが来ることになっているという
ことで見張りをしていると来たのはペリー・スターリングという
男だった。

調べていくとクツや死者の手からは農場か牧場で見られる微量の
物質が検出。通話記録から特定していくとシラヴォはこれまで
バイク事故以降に活動しておらず、ただ生かされているだけの状態
だった。

・ペリー

シラヴォの会計士で資金洗浄をしていたという。口座を教えろと
するもなかなか口にしないのは自分が首謀者だったから。
ただこういっては何だけど、ペリーって金勘定は得意だと思う
のだけど、銃とか格闘には全くの不向きなところがあるからね。

ペリーの元々の動機も凄いもので、大学時代にはもてなかったこと。
ジヴァはそんな風には見えないとしていたけど、ペリーは女性と
付き合う為には金を持つことだと考えたようで、その結果、金を
儲ける為のロジックを立てたのだろう。

凄いのは今の犯罪は正体を隠せる訳だけど、シラヴォという人物
が犯罪を犯しているという証拠をペリーが会計士の身で有りなが
らも契約だけでそう見せていたところではないのか。

それだけネット社会や電話など顔を合わせず取引出来る便利な
一面も有るし、金だけで人が動く世の中でもあるんだろうね。

■結論

内通者がいてペリーを隠れ家に襲いかかってくるものがいた。
まさかコルトか・・・まさかヴァンスか・・・この二択しか無か
ったけど、結果からするとアビーがMMORPGでメッセージを送って
いたのは伝える意味を間違えたものだった。

アビーは自分が人を殺してしまったかも知れないと怯えていたけど
ね。

久しぶりにオタクぶりのマクギーの姿が有ったので、アビーは
マクギーのことをエルフロードと呼ぶ姿が有った。

行く先々で人が死んで逝く。それらはシラヴォの部下たちで、
人員の整理をしているようだった。3億ドルの金を儲けたので
引退しようとしているであろうこと。

その流れを知ってコルトは金だけを盗んでその金をCIAの資金源に
して返り咲きを狙っていたようだ。

■その他

今回あんまり面白いシーンが無かった。

・ジヴァが二丁拳銃

そんな面倒なことをしなくても倒せる気がしたけど、ジヴァさん
はやっぱり頼りになる。誰かモサドで訓練を受けているイスラエル
の女性スパイを紹介してください(笑)
冒頭でマクギーは銃の訓練を受けていたとしていたけど、マクギー
の銃の腕はどうなんでしょうかね。

・ジミーとダッキーとペリーの学生時代

ペリーがジヴァの前で大学時代の女性との付き合いについて語って
いるシーンが有った。
ジミーもまたダッキーに対して男性カルテットのことを語り合っ
ていた。
ジミーは大学時代にはテノール。グループ名はPB & J’s。
第5の音がユニークにさせているのは誰もしていないハズの音が
響いて聞こえる倍音の為。4人が声を揃えたときだけ聞こえると
いう。

・セーフハウス

ペリーはホテルに泊まりたいとしていたけど映画「ブリット」を
見ていないのかとして、ボーイもメイドも信用出来ないと語る。
確かに今回の状況に似ているところは有ったか。

・コルトの興味

神と祖国。

■使用された曲

・Razorback Warning by Dominic Kelly
・Moral Hazard by Dominic Kelly

■出演者

リロイ・ジェスロ・ギブス (Mark Harmon) 主任
アンソニー・ディノッゾ (Michael Weatherly) “トニー”
ジヴァ・ダヴィード (Cote de Pablo) モサド
アビゲイル・シュート (Pauley Perrette) “アビー”コンピュータ
ドナルド・マラード (David McCallum) “ダッキー” 検視
ティモシー・マクギー (Sean Murray) コンピュータ
ジミー・パーマー (Brian Dietzen) ダッキーの新しい助手、検視
レオン・ヴァンス (Rocky Carroll) NCIS局長

ペリー・スターリング (Christian Clemenson) 公認会計士
トレント・コルト (David Dayan Fisher) CIA捜査官
— (James Ellis Lane) 州保安官
— (Liisa Cohen) 看護師
エリック・キリアン (Thom Williams) コルトが工事現場で殺害
アンドレ・ヴォーゲル () キリアンと共に工事現場で死
ジョナサン・シラヴォ () 組織のボスだとされるが・・
ヴィクター・フローレス () ロッククリーク公園で射殺
ルーサー・レイク () ロッククリーク公園で射殺

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