コード・ブラック 生と死の間で Code Black 第5話 父の想い Doctors with Borders

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第5話 父の想い Doctors with Borders

脚本/Molly Newman
監督/David Von Ancken

【ストーリー】

ニックは両親がイギリスからシンポジウムの為にやってくる
為にマラヤからこの辺でのお勧めの料理店を尋ねる。私の両親
が来る時にはいつもセディーズ・カレーハウスに連れて行く
という。タンドリーチキンが好きならローシャン・カザーナね
というと、うちの親はインド料理が嫌いなんだという。母は
2歳でインドを出てイギリスに行ったので国には全く愛着が
なく骨の髄まで誇り高きイギリス人。電話の着信音はイギリス
国歌だという。イタリアンにするか・・とニック。


そんな中、ローレンスは誰か手を貸してくれと病院で叫ぶ。
突然妻・スーザンが呼吸困難なんったという。
午後から調子が悪く私は風邪くらいにしか思わなかったが
会食後に急に咳が出始めて今に至るという。30分前のことだと。
ニールとマラヤとリサが対応する。


一方リアンはアンガスに一緒に来てと語る。
ER部長のマークは”ケバブ”が運ばれてくる。患者は53歳の建設
作業員で屋根から後ろ向きで転落し突き出ていた鉄筋の上に尻
から落ちてぐさりだという。アンガスはケバブって?と尋ねると
ジェシーはシシカバブ・・・つまり串焼きってことだと。
救命士はニック・ゲーブル(53歳)・男性。6,転落、右鼠経部
に鉄筋が刺さっているという。バイタル、心拍数は安定していて
出血もなく刺さっているだけの状態だという。油圧カッターがイカ
れたので救急隊は糸鋸でなんとかここまで鉄筋を切断したが
まだ長いままの鉄筋が刺さっていた。
リアンはニックに対して事故のことを覚えているかと尋ねると
気がついたら救急車だったという。最後に覚えていることはと
尋ねると今朝娘のテレサと喧嘩したという。リアンは命の危険は
ないと思うが検査してみないと分からないとのこと。しかし
軽い脳しんとうだけならこれ程の健忘は起こらないというと頭部
CTもするという。でもその前に鉄筋を切らねばならないという。
ジェシーは手配したという。気道に異常はなく、呼吸音も左右差
なし。末梢の脈拍も正常。アンガスにエコーをしてという。足の
脈拍は?というと左右正常で血胸は見られないという。リアンは
プローブを持って来てというと大腿動脈を調べたいという。
痛がった為にモルヒネを投与させる。

マラヤに対して挿管するの薬剤は?と問うと、エトミデート30mg、
スキサ120だという。ニールは挿管してくれとマラヤに言うと声帯
は見えるかと問う。視認したら必ず俺に伝えろというニール。
リサは脈拍がないとすると、ニールは換気さろとしエピと
カルシウム、重炭酸も投与だと。心マをする。肺が広がりにくい
とすると、マラヤは連れてきた旦那のローレンスに奥さんは
喘息か喫煙をするかと問う。妻は医師なんだという夫。

リアンは詳しい検査が必要だとし全身CTの準備をアンガスにさせ
る。カッターが届き次第行うと。マリオは内耳も確認しろと
アンガスに告げる。出血があるかも知れないと。これからやるが
自分の順番で調べるという。マリオは上から下に確認すれば
ミスしないだろうというが、この前言う通りにしたら酷い目に
有ったから一緒に処置することが有っても二度と君の指図は受け
ないというアンガス。
リアンは弓のこではダメだとし振動で組織が傷つくからだという。
カッターを持って来てという。ニックは早く抜いてくれというが
CTで動脈や臓器に損傷がないか確認しないと出来ないこと。
手術はそれからで麻酔をしてから抜く事を告げる。

マラヤに心マを変わってくれというニール。
2回目のエピとバソプレッシン50プロ糖と重炭酸も追加するという
ニール。

ニックは娘と話をするまで麻酔はしないで欲しいという。飛行機
でニューヨークに向かっているので付くのは夜中だとし、俺には
娘だけだという。

ニールは3回目のエピを投与。エコーを貸してというが、看護師の
エイミーは心臓が動いていないという。それを聞いたニールは
手を止めるとみんなに異論はあるかと尋ね、午後5時42分死亡宣告
をする。残念だというと、マラヤはローレンスに対して誰かを
呼びましょうかと問う。私たちは余所から来てホテルに泊まって
いたのだというとニールはお悔やみを告げる。


そんな中突然病院の出入り口が騒がしくなる。
看護師はトリアージをしてという。救命士はマークに対して呼吸
困難の患者が2名、酸素飽和度は共に80%台。
一方は同様に50歳男性重傷だという。共に同じホテルにいたこと。
それを聞いてニールは感染症ならばすぐに隔離して原因を調べな
いといけないと語る。呼吸困難の患者はこっちへ運べと指示する。
傷病者の多い事故と同様にまずはトリアージだという。原因が
分からないので早期コントロールで被害を食い止めたいという。
ニールは運ばれて来た患者の名札がついているのを目にする。
脳外科フォーラムIsaac Damrosh・・それを見て同じ会場に両親
が来ていたとマラヤに告げると早速両親に電話する。すると
近くでイギリス国歌の着信音が聞こえる。なんとそこには
既に運ばれて来た母・アスラ・ハドソンの姿が有った。

■感想

今回は人数の多さというよりも原因不明の病気によっててんてこ
舞いさせられるというエピでしたね。

前回責任逃れしたマリオがアンガスからの信用を失っている中
で訪れた同一患者への対応。

ニールは同じルーツを持つインド系のマラヤに両親が来るので
レストランを教えて欲しいと頼む。
ニールが両親と上手い関係を築けていないことは比較的初期の
段階から臭わせていた。

ニールの家族構成が凄く、
・母親はインド出身・・・でもインドではなく2歳からイギリスに
居るので心はイギリス人。
・父親はイギリス人の医師で如何にもプライドが高い。しかも
性格だけでなく職業も脳外科医なので、より医療の件では高飛車
にならざるを得ないところが有る。
・そしてニール自身はインド人でもイギリス人でもなくボクは
アメリカ人だとする流れが有り、これぞジ・アメリカンって
感じでルーツが混ざり合っているところが凄い。

しかし最後にニックが娘と電話でしか会話しないのがちょっと
切ない。やっぱり顔を合わせて色々と話して欲しかった。
色んな葛藤が有り今回はその蟠りが払拭されていくだけに
どうもこの親子の問題だけは電話で片付けられたので本当に
関係修復したのか分からなかった。

■患者

・スーザン・エヴァンス

シンポジウムに参加していた脳外科医の権威。

一番最初に呼吸困難だとして夫のローレンスが連れてきた。
午後から調子が悪くて会食後に急に咳き込み始めたので風邪か
と思ったという。

彼を担当したのはニールとマラヤ、補助にリサとエイミーが
担当。

運ばれて来た時から呼吸困難だった。マラヤが挿管することに。
薬はエトミデート、スキサ。
声帯が視認出来たら必ず伝えろとニールは指示。
しかしリサによると脈がない。
換気、エピ、カルシウム、重炭酸、心マと、このドラマを見て
いる人ならば規定的な処置。

2回、3回とエピ投与、パソプレッシンなんかも投与していたけど
結局午後5時42分に死亡確認。

・ニック・ゲーブル

53歳の建設作業員。屋根から後ろ向きに転落して付きだした
鉄筋の上に尻から落ちて刺さった患者。右の鼠経部に鉄筋が
刺さっているが救命士もまた器具が壊れて・・って感じで
完全に鉄筋が切れてない。

ちょうどニールたちがスーザンの対応をしている際に、
リアンがジェシー、アンガス、マリオ、マークを引き連れて
くる。

なんと足には鉄筋が突き刺さっている。
「シカゴ・ファイア」辺りでも同様に刺さった患者を救出する
になんてシーンが有ったな。

ニック役のWade Williamsは「Prison Break」のブラッド・ベリ
ック看守だしそう簡単には死なないだろうって感じ。
ニックは娘と喧嘩しているようで妻は再婚している。
娘は芸術家のようで才能があると思っているようだった。

つれて来られたときには大した症状はないような感じ。
勿論突き刺さった鉄筋のインパクトはあるけど。ただ健忘の兆候
がありそれがどういう意味を持っているのか。
大腿動脈の状態を調べる為に検査が必要だがトリアージ的には
体は元気なので優先度は低そう。

検査はなかなか出来ない中で、マリオはアンガスに検査法を
告げるが前回のことで懲りているのでマリオのことは聞かない。
それを知ったリアンは過去は過去だとして忘れるように宥める
シーンも有ったりしてね。

何とか鉄筋を抜こうとするが振動で組織が壊れるのでカッター
以外はダメだという。ニックは痛みがあるのか早く抜いてくれ
とし娘に会いたいとしていた。


カッターを地下室から見つけてきたマリオ。アンガスの力では
切断できず。
「ジムでも言ったらどうか」
「君がセラピーを受けたらね」
なんとかリアンが来てその場を留める。

検査に待つ間に会話していた。
娘のテレサは芸術家で才能がある。初めてデカイ個展を開くの
で行きたかったが別れた妻が再婚相手の男を連れて来るとの
ことなので喧嘩になったようだ。
「パパなんて大嫌い」と言われたままで別れて来た娘と仲直り
したいが、もしも助からなかったら代わりに言っておいてくれ
と変なフラッグを立てた。


検査していたニックが突然心停止・・容体が急変。
なんと吐いていることが分かり危険な状態。
しんし何故吐いたのか。鉄筋が刺さって心停止などあるのか。
除細動の用意をしていたところ、熱傷があることが見つかり、
患者は電子技師をしていたので感電したことが分かる。それで
心停止も不整脈も健忘の説明も付くとマリオは語る。
しかも鉄筋が動脈の傍にあり向きを変えた時に動いてしまって
鉄筋が外れたら大出血。運が悪いことに目を覚まし始めてしまう。


リアンが助けにくる。感電、心停止、動脈の損傷は危険だという。
アンガスがCTの検査中。血管チームに知らせ、動脈損傷に
備えて輸血の用意。リアンが言う前に全てアンガスは用意して
いて優秀さを見せた。「NCIS」のギブスとチームメンバーの構図
になりつつあるな(笑)

マリオからスキャンが終わったら出血が始まったと大騒動に。
やはり動脈を貫いていたこと。出血は時間の問題だった。
娘は1時間半で到着するので励ます。マリオに圧迫止血をする
様告げ、センターステージにニックを連れて行く。

血管チームは5分後。それでは間に合わない。
こんな時でもリアンは質問する。選択肢は2つある。
1) 鉄筋を抜く。マリオ案
2)鉄筋を抜かずに表面だけを処置する。アンガス案
リアンはどっちも良くないとするが、今は血圧が下がり過ぎない
限りは鉄筋は抜かないと語る。

血圧がいよいよ低下。(60-40)。
血管チームはまだ来ない。リアンは我々で抜くしかないとしアン
ガスに吸引させ、マリオには左鎖骨下静脈からMTPの準備をして
欲しいという。
アナログ方式で行こうとし、マリオに大きい血圧計のカフを
用意させる。膨らませること圧迫止血。足を強く締め上げる際
に鉄拳をテコにして足を巻くのに血圧計のコードを利用した。
そうしている間に血管チームが到着して引き継ぎを行った。

■患者PART2

少しずつ忙しくなっていく中で、同じホテルにいた脳外科の
フォーラムで呼吸困難の患者が多数運ばれてくる状況に陥る。
ニールとしては、先ほど手の施しようがなかったスーザンと
後に運ばれて来た母親のアスラのことが頭を過ぎり、治療に
於いては多少冷静さを失うことも考えられる。
しかし一度にこれだけの患者が運ばれたとなると感染症の
可能性があるということで、閉鎖病棟を造る。
そして患者と2m以内に近づいたものには隔離室に閉じ込められる
ことになり、更に人が運ばれてくる為に医師不足。マークは
希望者を募るとその原因不明の病気の隔離病棟の中には
クリスタが入っていくことになる。
そんなクリスタに対してマークは病院の入口の言葉を引用し
「苦しむ者、皆に手をさしのべる」。それを実行しているとして
立派だと褒められた。

ニールはマスクもガウンもせずに入る。医者も病原菌予防すべき
だとするがどうせ気休めであり、本当に感染症ならもう菌が
体内に入っている事を告げる。

一方クリスタもマスクなどをして入るが、患者が暴れた為に
それを止めようとするとマスクを取られた。ロラゼパムという
ベンゾジアゼピン系の抗不安薬なんだけど、パニック障害の人
は一度は耳にしたことがある薬。

・アスラ・ハドソン

ニールの母親。インド系だがイギリスの脳外科医のピーターと
結婚している。

父親のピーターが同行してきた。父親は脳外科医なのでフォー
ラムに出席。ピーターは心電図検査をいつするのかと憤怒。

ニールはアルブテロールとアトロベントロを併用して3回吸入
させる様告げる。

母はアメリカに来たらずっと一緒に居るでしょと約束したことを
告げるがそれが病院の隔離室とは皮肉だ。

ピーターはニールがこんな乱雑な所で仕事をしていることを
まるでロンドンのウォータールー駅で処置しているようなもの
と語る。医者としての手腕や正確さは二の次のような場所
ピーターはビバリーヒルズに学生時代の呼吸器科医がいるとして
連絡を取っている。

ピーターはニールに対してお前には精密な技術を教えたのに
ここではまるで肉体労働だと語る。脳外科医ほど優雅では
ないがここにいる方が多くの命を救えるとニールは反論。
ピーターはかけ離れた分野の仕事についたのは良いとしても
アメリカにまで来た理由が分からないとしていたけど、ニール
はピーターの影に隠れるのが嫌だったのか挑戦したかったことや
一流の環境で学びたかったことを語る。

そんな中母親が頻脈と不整脈が発生する。
心電図を求める父親に対してニールはスタッフに父のことは無視
してくれという。モニタで十分。その原因は、頻脈性心房細動、
低酸素によるものだという。ニールがこんな時にも部下に対して
教育しながら処置しているのを父親は憤怒していた。
父親はジルチアゼムを投与しろとするが、ニールはサラにアイス
パックを用意させ、

「何故冷やすか」ということをマラヤに質問。
「顔面を冷やすと迷走神経が刺激されて心拍数が下がるから」。

またエイモーから血圧低下(60-30)の中でクリスタに質問。
「ジルチアゼムの問題は?」
「血圧は急激に下がる恐れがあるので危険だ」

母親に出産時のように息んでくれとすると洞調律は回復。
ニールは父親に邪魔しないよう告げる。


しかしピーターは呼吸器科の友人な連絡してビバリーヒルズ
の病院に母を移したいと医師が言っているとするが、ニールは
移したいのは父さんだろうとして移動は無理だと語る。
しかしピーターはお前の母さんの治療だとして最高の治療を
受けさせたいことを語る。ニールは脳腫瘍なら父が全てを仕切れ
ば良いが今、母に必要な医者はボクだとし、役に立ちたいのであれ
ば母をいたわっていてくれと語る。

いよいよ母の呼吸状態が悪くなる。
人工呼吸器をつければ楽になるという。
エトミデートとスキサメトニウムを頼み、呼吸器をつけるなら
動脈血ガス分析をしてからにしろと父。しかし選択の余地はない
とし疲れている事を語る。分析結果が出れば二酸化炭素分圧
で疲れているか分かるだろうとするが、結果を待つ内に低酸素症
でますます悪化の可能性が高いという。分析しなくても母の状態
は分かるというニールに、ピーターは勘だけで診断するなと
語る。母を一生機械に縛り付けるつもりなのかと問われ辛いが
最良の選択だとする。
母に治療の説明をする。一時的に体を麻痺させてチューブを肺に
入れて人工呼吸器を繋ぐ。そのチューブは一生外せないかも
知れない。原因が分からないから、そのまま目が覚めないかも
知れないというニール。「あなたを信じている」という母の言葉。

・エマ

脳外科フォーラムのシンポジウムで配膳係をしていたホテルの
スタッフ。
この人は客とは接触していない。マラヤは色々とホテルでの
状況を尋ねると食事はプールサイドのテントの中で行われたとの
こと。


ピーターとニールが母の移送の件で話有っている頃にエマが
肺水腫になる。挿管しエトミデートとスキサメトニウムを投与。
エイミーに吸引してもらいつつ、挿管用ブシーを使う。声帯の
震えを感じるまで入れること。視認出来ない時はこれに限ると
いうニール。そのまま声門まで通せと告げ、クリスタには換気
を求める。しかしエイミー脈が触れないこと。PEAになり心マ
をしてエピを投与。


感染が毒素で肺が硬化している。急性呼吸促進症候群と
一致するというニール。エイミーはパルスチェックに脈拍診断を
するが脈は戻らない。ニールは患者のエマに母親の姿を見る。
もしも感染症なら次は母が同様のことになってもおかしくない
為に心マを止めるタイミングが失われていた。それをクリスタ
が止めて午後10時23分に死亡宣告をする。
アスラの泣き声・・そしてピーターの冷めた視線が何とも言えな
いね。

・ローレンス・エヴァンス

スーザンの夫。
感染症が疑われる妻のソバに居たので隔離室に入れられた。

クリスタは椅子に座って苦しそうにしているローレンスの様子
を見に行く。妻が息を引き取ってから胸の辺りが痛むという。
胸の音を聞く。奥様が脳外科医だと聞き、受賞の予定だった
こと。臨床共感の生涯功労賞を得る所だったが悪い冗談かと
していた。
名前はスーザン・エヴァンスだと聞いたクリスタはもしかしたら
マサチューセッツ総合病院の医師かと問い、奥さんの研究論文
を何度も調べたことを告げ素晴らしい先生だったとしてローレンス
を元気づけた。


ローレンスの痛みは心臓発作ではなかった。痛みはストレスが
原因。一時的なもので出来るだけ安静に・・という。
心突部が動いていない。
たこつぼ型心筋症。ストレスで左心室が拡張したまま。
ブロークンハート症候群とも呼ばれる。
対処療法しかない。

ピーターに対してクリスタはローレンスの妻がスーザン・エヴァ
ンスである事を告げ、案内したいと語る。
ピーターはローレンスに対してスーザンが如何に脳外科医として
素晴らしかったのかを説く。昔オックスフォードの研究員だった
奥さんと仕事を一緒にしたというピーター。我々医師にとっては
大きな損失。彼女は一流の科学者でも有り、経錐体骨アプローチ
で新境地を広げたことに賞賛していた。

■その他

・隔離病棟の外では・・

リアンとマークは衛生局がレジオネラの検査をする事を告げる。
閉鎖なんて85年以来でありこのER史上初の閉鎖だと嘆く。
何故私が部長の時に・・とマークは言うけどなんだかこの人頼り
ない。
リアンはレジオナラは空気感染するハズでニールの父にも症状
が出るハズなのに出ていないこと。細菌性肺炎を考えるもこう
一気に広がることはない。
ニールからは血液と痰のサンプルを渡されると、リアンは彼の
精神状態を気にする。

現場に韓国人の一団が居たのでMERSの疑いもあるとし、疾病予防
管理センターから電話がある。

マークはロサンゼルスに恐ろしい感染症が大発生する恐れがある
ことを嘆く。検査したのは細菌性肺炎とMERS、抗酸菌、
エンテロウイルス。結果が出るのは一週間後。

・病気の原因は?

これは感染症ではないかも知れないと疑う。
何よりも当初の患者だけしか病気は悪化していないし他には誰も
発症していない。
マークはICUは開けているがまだ隔離解除は無理だと語る。
現在人工呼吸器をしているのが5人。ニールの母はまだそこまで
は悪化していなかった。
マークはニールに
「君の母は君を世に送り出した人。必要なら何でも
用意するし病院が総力をあげて君をサポートする」
と語る。
言いたい事は分かるけど、患者を特別視しちゃマズイだろうと。

・考えろ、考えるんだマクガイバー

まるで戦場だなと血管外科医が語っていたけど、まさにここは
物資が不足しているのであるもので処置しているよね。
ニールはみんなが同じ症状で肺に空気が入っていない。
何をしても効果がない。

配膳係の女性のカルテを見る。若くて健康なのに亡くなっている
こと。
父に母のことを尋ねると日課となっている水泳を行ったという。
塩素が問題なのではないかと疑い、会食がプールサイドで
厨房のタンクから塩素ガスが漏れてテントの中に充満したのだ
という。気管支ファイバーを使い声門の奥の気管を見る。
粘膜が脱落している熱傷が確認。高濃度の塩素ガスを吸うと
気道粘膜が腐食される。肺から呼気が得られなくなる。
酸素が取り込めずに窒息する。5秒間胸部を圧迫すれば呼気の
音が聞こえるハズ。加温酸素とステロイドを用意して治療する
ことに成功する。

・アンガス&マリオ

前に開胸術でしくじった時に何でボクを裏切ったのかと問う
アンガスに対して病院を追い出されると思ったからだという
マリオ。
お前やマラヤはどの専門分野でもやれるが俺は違うとし、
ERがダメなら他に行く所がないというマリオ。
居場所がなくなることが怖かったとして謝罪したマリオ。
アンガスは自分もいつだって怖い事を告げ、仲直りすることに。

・父から認められたニール

お前は一流の環境で学び一流になったとして気づかなかったこと
を謝罪される。自慢の息子であること。イギリス人は感情表現
が苦手だとすると、ニールはボクはアメリカ人だからと語る。

■使用された曲

■出演者

Dr.リアン・ロリッシュ (Marcia Gay Harden) 主任指導医
ジェシー・サランダー (Luis Guzman) 看護師長
Dr.ニール・ハドソン (Raza Jaffrey) 指導医
マリオ・サヴェッティ (Benjamin Hollingsworth) 研修医、NY大
クリスタ・ロレンソン (Bonnie Somerville) 研修生、ブロンド

マラヤ・ピネダ (Melanie Chandra) 研修医、優秀
アンガス・レイトン (Harry Ford) 研修医、マイクの弟
Dr.マーク・テイラー (Kevin Dunn) ER部長
リサ・パーク (Angela Relucio) 看護師
エイミー・ウォロウィッツ (Gabrielle Carteris) 看護師

ピーター・ハドソン (Daniel Gerroll) 脳外科医、イギリス人
アスラ・ハドソン (Roma Chugani) ニールの母、インド系英国人
ニック・ゲーブル (Wade Williams) テレサの父
ローレンス・エヴァンス (H. Richard Greene) スーザンの夫
エマ (Audrey Moore) 配膳係
— (A.J. Tannen) Vascular Doctor
スーザン・エヴァンス () 脳外科

Medic
(Theo Breaux)(Drea Garcia)(Joshua Keller Katz)

— (Lourdes Nadres) Trauma Nurse
— (Mick Kennedy) Trauma Nurse
— (Lisa Pevc) Trauma Nurse
— (Jaime Alvarez) Orderly
— (David Ausem) Medical Student
— (Christina Cannarella) ER看護師
— (Jorga Caye) Patient
— (Shani Drake) Patient
— (Annunziata Gianzero) Dialogue Coach
ジェームズ・マディソン (Bobby T) 看護師

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