[E] エージェント・オブ・シールド Agents of S.H.I.E.L.D. シーズン3 第22話 上昇 Ascension

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第22話 上昇 Ascension

脚本/Jed Whedon
監督/Kevin Tancharoen

【これまでのあらすじ】

マックはハイヴを捕まえたというと、デイジーは破壊しなければ
ダメだという。フィッツはどんな人間でも変えられる・・ハイヴ
に支配されたインヒューマンズになるという。シモンズは空高く
から菌をばらまければ・・と。かなりの人類の数をインヒューマ
ンズに感染させられるという。デイジーはハイヴに何もかも
話してしまったという。ゼファーワンの機能も全てだと。マックは
何処まで高く上昇でねかってこともかと。ハイヴがパラサイト
をばらまけるという。ハイヴを見つけたという。コールソンは
復讐する為か?とするがデイジーは復讐の為じゃないという。
ハイヴの前に出たデイジー。彼は苦しいのだろうと語る。

【ストーリー】

デイジーはハイヴに私を戻らせてと語る。ハイヴは彼女のことを
正確に覚えていなかったが、確か名前は綺麗な・・スカイ・・いや
花の名前だ・・デイジーだろうと。デイジーに触れるハイヴだが
ダメだという。シールドに何をされたのか。シールドではなく
あの化け物がお前から奪ったのだという。お前の中には入れない
というと悪いなと。デイジーは能力を使ってハイヴを吹き飛ばす。

マックは格納庫のドアが開いたらモンスター軍団が基地に流れ
込むという。コールソンはD区画の全員とオブライエンとマーシャ
ルの計28人がインヒューマンズに変えられたという。

シモンズはデイジーが危ないという。フィッツはデイジーの
モジュールは誤作動が有ったとし映像は地震の後は真っ暗だと
いう。プリミティブズに浚われたのかというラドクリフ博士。
コールソンは見て来てくれと告げる。プリミティブズの能力は?
と問うと吐かせは生まれたての化け物だから・・分からないと
いう。作らなければ食われていたんだぞとして仕方が無かった
ことだという博士。好き好んで作ったわけではないという。
コールソンは反省会は後にしようとし今は戦う為の情報が欲しい
という。腕力は人間がアドレナリンを放出した状態くらい。
しかしプリミティブズは目が悪いのだという。デイジーと
同じようにハイヴと繋がっているが自分の意思を示すことがない
のだという。シモンズは記憶は?と問うと前から得意分野とか
武器についての知識はそのまま持っているという。
この基地を知り尽くすエージェントが28人も居るんだというマック。
ドアが開くのにどのくらいかかるか?数時間だろうという博士。
しかし彼らはエアダクトを通っているのでドアを開ける必要が
無いのも知れないという。コールソンは武器庫を守ってくれと
いう。
シモンズはラボの安全を確保したら私の部屋に来てくれとし、
リンカーンと私で中枢を守ろうというコールソン。
博士は自分は待機か?として取り残される。

フィッツとメイはモジュールで乗り込んだんだという。ハイヴ
を止めにデイジーは行ったが勝ち目はあるのか?駄目な場合を
覚悟しないととメイ。

デイジーはハイヴと格闘する。俺を殺しても苦しみは消えないぞ
というハイヴ。殺したいんじゃなく苦しめたいのだというデイジ
ー。苦しんでいるのはお前だろうとし繋がりが消えて残念だと
いう。パズルのピースが欠けたというハイヴ。だがお前抜きで
続けると。ハイヴの骨をデイジーは能力で砕くが、私は骨に支え
られている訳では無いとし全ての部分で支え合っているのだという。
デイジーが優勢だったが頭上にヘリがやってきた隙に形勢は逆転
してデイジーは捕まる。

ヘリに乗って来たのはジェームズとギエラだった。
ジェームズはシールドから座標が送られてきた事を告げる。
ギエラはアブソリューション用の弾頭を設置することを語る。
あの女(デイジー)も戻ったのかと問うと、ハイヴは彼女が居れば
撃墜されることもなく必要な高度まではいけるという。元シールド
は?というと2、3人以外は置いてきたという。シールドにトドメを
指すというハイヴ。

ラドクリフはリーダーについていくとしてコールソンの後に来て
いた。

マックは武器庫はこの先だとすると目の前からはプリミティブズ
が現れて発砲する。マックが撃たれたかと思えば、エレナが
代わりに銃弾を受けていた。

ゼファーの操縦はどうするのかと問うジェームズたちにハイヴは
俺が操縦するという。ウィル・ダニエルズとグラント・ウォードが
何とかしてくれるだろうと。

ひとまず工作室へコールソンたちが逃げる。
マックは武器庫は占拠されていたという。エレナが俺を守ろうと
して撃たれてしまったという。他のみんなはどうかとリンカーン。
シモンズは一人で隠れていた。

ゼファーワンは急上昇する。垂直飛行をしているのだ。
高度10万フィートまでというハイヴ。最適高度に到達した時に
弾頭は爆発する。成層圏から拡散狩れば夜明けまでに欧州全土に
降り注ぐというギエラ。弾頭はここで爆発したら俺たちもこっぱ
みじんではないかとしてどうやって新しい兄弟と繋がるのかと
いうジェームズ。ハイヴは爆発前にモジュールで地上に降りる
と計画を語る。

エレナの容体がかなり危ないという。マックは何とか出来ないか
という。リンカーンは血の出方が早いなとし代謝が高まっている
んだという。ラボからアセブトロールを取ってくれば何とかなる
が・・とリンカーン。しかしろくでなしがエージェントをゾンビ
に変えてしまったのだから・・と。それを聞いたラドクリフは
やらないと殺されていたんだと語る。

■感想

ついにシーズン3の最終話。

「シールドのメンバーが一人死ぬ」的人物が誰に該当するのか
気が気でならない訳だけど、誰が死んでもおかしくはなかった。
純粋に今回の展開を見ると一番命が危なかったのはエレナだけ
ど、エレナってそもそもシールドか?って感じもしていたので
違うかと思って見たり、マックやフィッツ辺りはやばいなと思っ
ていた。

デイジーはまぁ死ぬハズはないけど、ハイヴと戦いを挑むという
シーンはなかなか興味深かったかな。前回ハイヴを壊したのか
なと思っていたけど今回は既に回復していた感じもするし、
なんだかよく分からない。

既にシールドのシーズン4がある程度情報として流れてきて
いる中で(wowowでは8月19日よりシーズン4の放送開始)、彼らが
死んだという情報も無く、稀に目にしてしまうネットのキャプ
チャー画像の中にはシーズン4の中にしっかりと写っているメンツ
が多いので、ああっ彼らじゃないのかということはもう結構前
から分かって居た。なるべくシナリオなどは先のことは見ない
ようにしているんだけどキャスト云々の件だけはどうしても耳に
飛び込んできてしまうんだよなぁ。

そもそもデイジーは思わせぶりなことを言っていたけど、あの
未来の死の映像を見せられた人って誰が死ぬことになるのかは
目にしていて知っていたのではないか。

■インヒューマンズの役割

ハイヴはシールドのゼファーワンの性能をデイジーから聞かされ
ていた為に成層圏まで跳んでそこで菌をばらまいて自分たち
も脱出しようとする試み/計画だったようだ。

デイジーはハイヴの元に行き彼に接近した。
あの時デイジーはまたハイヴと繋がりを持とうとする。
ハイヴが彼女の中に気を吹き込もうとしていたけど排除された。
アンドリューがそのようにしたのかも知れないけどそうする事は
意図的に出来たのか。それならもう少し早くそれをしても良かった
のではないかと。アンドリューがインヒューマンズを殺して回って
いたのは不要なインヒューマンズ(というよりも長い歳月で増え
すぎたのか)を排除していたのかも知れないけど、大変な作業だ
ったな。

インヒューマンズには役割があるとしていたので、インヒュー
マンズというのはそもそも運命とか定めみたいなものは持ち合わ
せているのかな。

・デイジーの罪悪感

この罪悪感が前回のエピソードからデイジーの心を蝕んでいる
感じもする。

「アイツに脳を掻き出された感じ。殺せると思ったけど歯が立た
ない。私のパワーは通用しない」(Daisy)
「パワーなんて宛にしていない。あなたをエージェントにした
のはパワーじゃない。私よ」(May)
「あなたは悪いことをした。それと同じくらい良い事をしてバラ
ンスを取って。箱に閉じこもるのは自由でもその傷みが消える
ことはないと保障する」(May)

■プリミティブズ

シールドの中でも28人がそれに感染してしまい、エージェント
の中でもサブキャラとして活動していたオブライエンとマーシ
ャルは変身させられてしまった。

ジェームズは人間の心が強いらしく、プリミティブズに変身した
人間の計画を知って女性もこんな顔のままで変身してしまう
ことに懸念を表していた。

そのプリミティブズの弱点は容姿・・・ではなく視力。
彼らは目を損傷しているのに見えているのは熱感知によるもの。
シモンズがプリミティブズの一人に顔を近くに押し当てられても
気づかれずに済んだのは近くにアナログ的暖炉が有った為だった。
こう言うときにまた都合が良いな。

■騙しダマされ・・・

やはり何と言ってもこのドラマの面白さは駆け引きだろう。
一見やられたと思ってもその裏の裏を読んで行動している。

ハイヴのことを殺そうとして戦いを挑んだデイジー。
能力を使って全身の骨を砕いたように見えたけど肉体は滅びても
彼自身が死ぬことは無いみたいだった。結構凄い音はしていた
んだけどね。

何よりも今回はコールソンがハイヴを騙すために使った手口
はシャレが利いていて良かった。
ハイヴのことだからまた誰かの身体に乗っ取るであろうことは
想像に難くはなかったけど、実態がなければ乗っ取りようもない。
しかしあのハイヴの人間の皮を脱ぎ捨てて出て来た顔がまた
センスのない気持ち悪い顔した宇宙人だったな。

コールソンがクインジェットを使ってゼファーワンに乗り込み
そしてハイヴの前に現れたけど、普通に闘って彼が勝てるとは
思えない。かつて使われたホログラム映像によって上手いこと
時間稼ぎをするだけの役割を見せていた。

「死ぬ覚悟が出来ているとは言ったが死にたい訳では無い。
この作戦は道を誤ったブレイクがヒントだ。1000年間話し相手の
居なかった自惚れ屋には効くと思った。」
「それに一度これをやりたかった。「助けてオビ=ワン・ケノ
ービ。あなただけが・・」」

Dlifeで見ている人ならば何度も早い段階からCMでこのシーンが
流れていたのでこのシーンが出てくるのはどのシーンなのか
気になってたことだろう。CM用の為だけに作られたのかも知れない
と思う程砕けたシーン。

コールソンも満足顔の中でその裏では着々と奪還作戦を行う。

そんなシーンがある前にゼファーに乗り込む計画を立てる中、
実体化している状況の中でコールソンはシモンズを助けに
いくとシモンズから攻撃を受けた。
「外れて良かった・・」

■騙す手

色々と今回は正攻法というよりも騙すために手段・騙す手が
有った。
その名の通り、フィッツはギエラに襲われた際に降参する振りを
してなんと手に隠し持っていたのはステルス化した拳銃。
突然発砲したので驚いた。
サイレンサー(消音器)というのは有るけど、銃そのものまで隠れ
て見えないっていうのは凄い。

そして何よりも上述したようにコールソンは自らの存在がホログ
ラムだった。そして手を使ってコールソンは助けを求める為に
クインジェットを呼び寄せることになる。

手品につかえるなと思っていたけど、デイジーは自分が死ぬ気で
ゼファーに乗り込んでハイヴを宇宙に跳んでいく。
デイジーは能力者の予知夢によって見せられたロザリオを見て
それを持つ者が死ぬと知っていた訳だけど、その役目をいつの間
にかリンカーンがデイジーの首から手品の如くロザリオを奪い取り
ゼファーに乗り込んでいた。

■その他

・切ない最後の言葉

このドラマが地上波ならばもしかすると延期になっていたのだろう
か。デイジーとリンカーンは最後の最後まで無線を使って会話
していたけど成層圏を越えた辺りから無線の連絡を通じなくなって
しまった。デイジーはそれまでの間に色々と話したかったとして
名残惜しい言葉をかけていた。

「私の為に死ぬなんて間違っている。」
「愛して居る女の子の為に死ねるなら正解だろう」
「私耐えられない辞めてよ」
「ボクには無理かと思ったけど出来た」
「こんな別れ方はいや。このままさよならなんて・・話したい事
が一杯有った」
「言えなかった事は言えたよ。初めて「愛して居る」って・・」

麻央さんが最後に海老蔵さんに「愛して居る」って語ったみたいな
話を聞いたけど、よりそんな事実を耳にして涙するところが有った
な。

・リンカーンとハイヴの最後

デイジーは自分の身代わりになったとしていたけど、コールソンは
それを否定して我々みんなの身代わりであることを語る。

リンカーンとハイヴが二人して地球が見える宇宙で語り合う。
美しい思ったより小さいな。よりよくしたかった。繋がりたか
った。

・ミッションコンプレート PART3

取りあえずシーズン3は一段落した。
クリー人の能力者に関しては今なお残っているか分からないけど
少なくとも悪巧みをしている人は少なそう。
クリー人とハイヴを退治したことで一定の解決を見せた。

そしてこれまでフィッツはシモンズとロマンスをゆめにみていた
けど実現できたのかな。

・シーズン4への布石

ドラマとしては半年後の世界というところから始まりそうだ。
マスコミでは「地震(クェイク)は人だった」「クェイクが銀行
を襲う」「ヒーローか悪党か」

デイジーが人助けの為に金持ちから金を盗んで分け与えている
感じ。ヒントン夫人に大金、邸宅などを与えて助けていた。
ロビン・ヒントンという少女がいて、あなたの父が作ったという
木彫りの鳥を渡していた。
ロビンはシールドのサブタイトルにもなっているが、s3-15の
エピソードだ。

https://dramatimez.sakura.ne.jp/blog/?p=5723
ホームレスだったチャールズが小鳥の木彫りを作っていた。

そのデイジーのことをマックとコールソンが監視していた。
追いつめたかと思ったけど、彼女逃げる際に能力を使って空中
に跳んで逃げることが出来る様だ。

また狂信的な科学者が事件を起こしていくっていうところが
このドラマなんだろうね。
シーズン4ではラドクリフの野望は人間をよくするために人工
の手足を作り最終的には人間を作っていきそう。コールソンの手
を見て魅了されていたしね。コールソンはフィッツとかシモンズ
辺りの能力を買っていたので仲間に引き込もうとするのかな。
エイダという人工知能を彼は人間の様にアンドロイドを作った
感じだった。

シーズン4ではシールドという組織そのものは存在しているの
だろうか?

■使用された曲

・Agents of S.H.I.E.L.D. Theme Song
Written by Bear McCreary
・Nocturne for Piano in C Sharp Minor, KK Anh. Ia, No. 6 by
Joshua Bell, Michael Stern, & The Academy of St. Martin-in-
the-Fields

■出演者

フィル・コールソン (Clark Gregg) S.H.I.E.L.D.の捜査官
メリンダ・メイ (Ming-Na Wen) エースパイロットで兵器の専門家
Hive(ハイヴ) (Brett Dalton) 元ウォード
デイジー・ジョンソン / スカイ (Chloe Bennet) S.H.I.E.L.D.、能力者
レオ・フィッツ (Iain De Caestecker) 兵器技術を専門
ジェマ・シモンズ (Elizabeth Henstridge) 生命科学に精通
アルフォンソ・マッケンジー (Henry Simmons) “マック”、メカニック
リンカーン・キャンベル (Luke Mitchell) 能力者、電撃

ホールデン・ラドクリフ (John Hannah) GT農薬、寄生生物関係の研究
J.T.ジェームズ (Axle Whitehead) 能力者、ハイヴの仲間
エレナ・ロドリゲス (Natalia Cordova-Buckley) ヨーヨー
ギエラ (Mark Dacascos) 能力者
ポリー・ヒントン (Lola Glaudini) デイジーが助ける
エイダ (Amanda Rea) 声のみ
ロビン・ヒントン () 娘

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